◆9月14日(火)の子どもたち
2022年09月14日 水曜日
◆のんびりday (つぼみ)
9月に入ってからの残暑は体にまとわりつく湿気でぐったりです。
暑さでじっとしていた蚊もここぞとばかりに頑張りだしたからもうたまりません。
今日は外に出るのはやめました。
気付くと園庭はカランとしていて、他の学年も出てきませんでした。
お部屋での遊びに保育者たちは目が釘付けになったり笑い転げたり思わず拍手したりと成長を感じて嬉しさいっぱいです。
じっくりゆっくり遊ぶ時間も大切です。
朝のおやつ、牛乳が飲めるようになった子が増えて本当においしそうに食べてくれる様子をじっと見てしまいます。
いつもの赤ちゃんせんべいも、みんなと食べるとおいしいものです。
いつの間にか両手でコップを持って上手に飲む姿にもうっとりしてしまいます。
そんな姿は遊びの中でも見られるようになって、ごっこ遊びの始まりの姿が見られるようになってきました。
まだ〈見たて遊び〉まではいきませんが、○○の真似 のような姿が見られます。
食べる真似、飲む真似 などなど・・いろいろ真似っこが出てきました。
内線電話のベルの音が聞こえると思わず手を耳にあてて「もしもしー・・」
とても可愛い姿です。
けんかもしました。
言葉が出ない分 体当たりな感じですがそれぞれの言い分があって、その返事があって、やじうまもあり冷静な視線もありそれぞれに気持ちをぶつけています。
一瞬ぶつかってしまうもののすぐにケロっと遊びだす様子もとても可愛いです。
保育者たちはそれぞれの 「好き」 も分かるようになってきました。
得意なことが増えるといいな・・と思います。
しばらく遊んだら次は廊下でコンビカー、早速気に入った車種にまたがる子、乗らずに押しながら進む子、ハンドルにあるクラクションをぴゅるぴゅる鳴らして進んでいく子、やっぱりそれぞれの姿でした。
給食の途中で見学者さんが廊下から様子を覗いていることに気付きました。
きっとみんなの姿をうっとり見ていたと思います。
今日はのんびりdayです。(N・S)
◆一緒に(ふじ)
子どもたちの遊びの中で、“お友だちと一緒に”という姿をよく見かけるようになってきました。
お友だちがやっていることをじっと見つめていたり、一緒にやってみたり、何となくそばに居て自然と遊びの輪が広がってきているのを感じます。その輪の中でもまだまだ個の遊びですが、「どうぞー」「はい!」「ん!」など言葉でのやり取りも見られます。近づいてみたりまた離れてみたりそんな距離感を感じます。
固定車の運転していたきらきらの○君。
そこにふわふわの⭐︎ちゃん、◻︎君が集まり後ろの席にちょこんと座ります。⭐︎ちゃんが座ったり立ったりを繰り返して楽しそうにしているのをみていた◻︎君。◻︎君も立ったり座ったりを真似して⭐︎ちゃんと顔を合わせてニコニコの笑顔。
砂場では、小屋のところで「どうぞー」と呼びかけをしていたわくわくの※ちゃん。隣では◇ちゃんがシャベルで砂を上手に集めて手の上に乗せて、「どうぞー」と保育士に差し出してくれました。
「ありがとう。食べていい?あむあむあむ」と食べる真似をすると「どうぞー」と保育士の手におかわりを乗せてくれます。「まだあるよ。はい!」とどんどんおかわりを乗せてくれます。そんな保育士とのやり取りを見て、さらにお友だちが集まってきました。「あーい」とふわふわの△君。お友だちの真似っこです。
“何やってるんだろう”“楽しそう”“面白そう”そんな遊びのきっかけづくり、仲間を意識しあえるきっかけづくりは保育者である私たちの役割であるなと改めて感じると共に居心地の良さを共有する大切さを感じる時間となりました。(O.Y)
◆最後かもしれない(きく・たんぽぽ)
今日の天気は晴れ。じわりと汗が滲む気温です。
『よし、今日はプールに入ろう〜』と子ども達に声を掛けました。
プールが好きな子ども達はもちろん『やったー!』と喜んでくれました。喜ぶ姿は何度見てもほっこりする瞬間で、その笑顔を見たいからこそ『プールに入りまーす!』とこの夏言って来た気がしています。
今日はきく・たんぽぽぐみ一緒にリボンのチーム毎のプール遊び。赤・青・黄のプラステン(穴通しの玩具)を見せ、1番最初に入るのは青チーム、2番目は黄チーム・最後は赤チームという順番を目で見えるように伝えました。入る順番に並べられているプラステンを見ながら子ども達も順番を確認。いつもなら『早く入りたいー!』と涙を浮かべる児も順番を理解し、あとで自分も入れるんだと分かっているからこその余裕が見られ、自分の番が来るまで室内遊びを楽しんでいました。
プールを目の前に子ども達の心は躍り始めます。早く入りたいとうずうずする気持ちもありますが入るまでの準備も必要です。「待っててね〜」の声にもしっかり待てるようになりました。シャワーを浴びて準備ができた子ども達は『いい?』と確認。保育士からOKが出るとお気に入りの玩具や好きなプールを選んで一目散で向かいます。
赤チームの◯くんはプールが始まった当初から今も変わらず小さな亀のプールがお気に入りです。1番乗りで大きな青いプールに入れる環境でも目指すは亀のプール。嬉しそうに笑顔を浮かべながら入っていく◯くんの姿を見ると、つい大きなプールをオススメしてしまうのは大人のエゴだなぁと感じました。
黄チームの△ちゃんは大きな青いプールが好きですが中央はちょっぴり怖さもあるようで、いつも決まって青いプールの四つ角に備え付けられている椅子に座っています。椅子に座る事で水位は低くなり、端っこという環境も安心できるようです。『先生見て〜』とたっぷり水を入れて赤いじょうろから水を出してくれました。
青チームは以前行った【せんたくかあちゃん】のせんたく遊びの際に登場したカミナリがプールに遊びに来てくれると皆で力を合わせてカミナリの顔を洗ってあげようと(いや、やっつけようと?)一気に水を掛けていました。『おりゃー!』『よーし!』と元気な声が響き渡り、四方八方から水が飛んできました。
青チームに限らず、プールを思い切り楽しむ子ども達。
ダイナミックに楽しむ児はもちろんの事、のんびり楽しむ児も『気持ちいいねぇ』と声を掛け合っていたりとそれぞれお気に入りの玩具や場所で好きな遊び方を楽しんでいた子ども達でした。
久しぶりのプール遊びは良い笑顔がたくさん見られ、もしかしたら今日で最後かもしれないプール遊びを思いっきり堪能しようとしていたのではと感じました。
今日はどのチームの児からも聞こえて来た言葉がありました。
『たのしかったー!』の一言。
この言葉を聞けただけでも楽しい夏を過ごせたかなと嬉しく思います。
もしかしたら今日で最後。でもプール納めまでに奇跡が起こってもう一度入れたらそれはそれで嬉しいなぁとも思っています。
でも、まだきく・たんぽぽぐみの夏は終わっておりません。
実は、明日は夏の大イベントが待っています。何があるのかは明日のお楽しみです。
プールに続き、明日も夏を思いっきり満喫したいと思います。
K・E
◆絶好の水遊び日和(うみグループ)
絶好の、水遊び日和でした。
「今日のお天気は、晴れです。楽しいことが出来そうだね」
との保育士の言葉にザワザワし始める子どもたち。
「もしかして。プール入れるの?」という声も聞こえてきました。
「今日は、気温の高い一日になりそう。せっかく水着もあるし、水遊びしちゃおうか?」と聞いた途端歓声が上がりました。
楽しみがあると、待つこともできます。
楽しみな水遊びの前に、まずは今月の身体測定を行いました。
夏を終え、グンと大きくなりました。衣服を脱いでたたむ事、裏返す事も上手になってきました。この先の成長も楽しみです。
待ちに待った水あそびでは、水鉄砲、泡遊び、色水あそび、この夏楽しんできた遊びをそれぞれ楽しんでいます。
緑、黄色、赤の食紅を使った色水あそびでは、混ぜたら何色になるのか、この色水は何ジュースになるのか考えながら楽しむ姿も見られます。
「イチゴ味にしたいから、赤にする」
「緑だからメロン味だよ」
「○○は3つの色を混ぜたい。何色になるのかわからないけど」
美味しいジュース屋さんで盛り上っていました。
少し短めにと考えてはいましたが、まだ遊びたいと長い児は30分以上の水遊びを楽しむことが出来ました。
今日も最高の笑顔を見せてくれた子どもたちです。(M.C)
◆たのしみかた(にじグループ)
秋になってきました。集まりでは、「秋といえば…」を子どもたちに聞いてみました。
「くり」「梨」「ぶどう」「オレンジの落ち葉」
一番身近なたべものだけではなく、葉っぱの移り変わりにも秋を感じている子どもたちです。
「ファミリースポーツデイ」「ハロウィン」と秋の行事もたのしみにしている様子でした。秋のどんぐり“どんぐりころころ”を手遊び付きで歌い、秋のハロウィン“おばけなんてないさ”も5番まである難しい歌詞をがんばってうたいました。
そして今日は、気温が高いのでベランダ小プールに入ることにしました。
プールの準備もこの夏でたくさん覚えました。でも、うっかりパンツをベランダに持ってくるのを忘れたり、うっかり帽子を被ってくることを忘れたり、ときどきあります。声をかけると、“そうだった!”と笑顔と思い出した顔をして部屋へ取りに戻ります。
ベランダプールの遊び方も数を重ねる毎にダインミックになり、友だちと一緒にたのしむ姿が印象的です。ただ友だちと水の掛け合いがたのしかった頃よりも、友だちと一緒に水鉄砲を空高く打ち上げたり、水に浸かるだけではなく玩具を沈めて互いに探しあったりしていました。
給食は大好きなミートソーススパゲッティー。ベランダで匂ったいい香りの正体がわかり、喜びの子どもたちでした。
e.y
◆保育士体験(そらグループ)
今日はひまわり組の○君のお母さんが保育士体験にきてくださいました。
もも組の□君はお母さんに甘えたい気持ちが溢れでてべったりで朝の集まりでお母さんの膝の上に座り嬉しそうです。子どもたちが楽しみにしているお母さんへの質問をコーナーでは「○君の好きなところは何ですか?」と言う質問で「優しいところです」とお母さんが答えてくれると○君は照れながら嬉しそうにニッコリ笑顔を見せてくれました。ママ先生が家から持ってきてくださった絵本に子どもたちは夢中で、本を見ながらも自分達が感じた事を話したり、会話のキャッチボールをして盛り上がりを見せていました。
その後3階ベランダでプールに入りました。
プールの中は温泉に入っているかのようにまったり、のんびり。水鉄炮を持っている子たちは打ち合ったり打ち上げ花火のように上に向けて発射して水の行方を見て楽しみベランダの端から端までを使って大興奮のプールでした。
▽君は自ら「もう上がる」と言いシャワーを浴びにきました。他の子供たちも「まだ入る」となかなか切り上げることができないということことがなくなってきており、自分達で切り上げることができるようになりこの夏でまた成長した姿を見ることができました。室内に戻るともも組の◇君と◎君がブロックで一緒に遊んでいました。ブロックを共有していたのでどちらが使っていたのかわからなくなってしまったことにより取り合いが始まりました。その様子を見ているとひまわり組のお兄さんたちが話かけ解決してくれようとそばに寄り添ってくれました。
本人たちの気持ちが落ち着かず保育士が介入し、お互いの気持ちを聞くと「僕が最初に使ってた」「貸してっていった」とすれ違い。どうしたらいいか、他のブロックの中から使いたいのを探すかと色々案を出し、納得した2人はまた一緒に同じ遊びを始めました。お互いの気持ちを伝え相手の気持ちを知ると言うことはまだ少し難しくトラブルになりやすいですが落ち着いて話をすることを経験することで自分の気持ちと相手の気持ちを聞き知ると言うことができるようになっていくと思います。その時は嫌な気持ちや悔しい気持ちになると思いますが毎日いい刺激や経験をしています。
(K☆H)
Posted in 園のこだわり