◆9月7日(水)の子どもたち
2022年09月07日 水曜日
◆シール貼り (つぼみ)
朝のおやつ後お部屋で遊んでいると、お隣の部屋の棚の上に置いてあった、プリンのカップを●ちゃんが見つけました。早速手に取りうれしそうにカップを触っていると、そのカップにはシールがたくさんついていて、そのシールが気になる◎ちゃんは、シールをはがしたり付けたりしてそのカップで遊んでいました。その様子が気になった子どもたちが●ちゃんの回りに集まってきました。そのカップが欲しくて手を出す子もいれば、じっと見つめる子もいて。カップやシールの取り合いになりそうなので、用意していたぶどうのシール貼りをすることにしました。
高月齢の子達になりますが、机の方に誘いました。いつもと違う様子に素直に椅子に座る子どもたち。ちょうどミッキー体操が流れてきて、座りながらも腕を上げたりノリノリでした。ぶどう型の紙とシールを渡しました。シール貼りは、慣れている子は、自分からどんどんシールをはがしてぶどう型の紙に貼っていました。慣れていない子も、シールを渡して上げると、指をくねくねしながらも、紙の上に貼ることが出来たり、それぞれにシール貼りを楽しんでいました。その後は、園庭へ出て遊びました。
今日は蒸し暑く、ミストの下へ行き、手を広げミストを感じて濡れている子もいました。また園庭でもそれぞれに楽しんで遊んでいました。(T.Y)
◆準備もわくわく・・☆(ふじ)
今日も蒸し暑い気温になりました。
園庭では、色水の泡遊びをしました。
保育者が用意をしようとしている段階で、何かが始まると気付いてゾロゾロ集まってきた子どもたち。
タライに水を入れていると、手に持っている砂やスコップなど玩具をすぐに入れたくなってしまうのはもちろんのこと。
砂は入れないでほしいという保育者の願いも虚しく水が一瞬で砂まみれ・・・なんてこともよくあることでしたが、今日の準備している時のみんなはひと味違いました。
「準備してるから待っててね」と声を掛けると「やったー!」と喜び、じーっと見つめながらその場で待っています。
するとそこへ楽しそう〜とやってきたわくわくの○くんとふわふわの△ちゃん。
○くんは砂がたっぷり入った新幹線を持っていました。
○くんは早速ニヤっとしながらタライの上に手を伸ばします。
そのままザバーっと砂を全部タライの中に入れそうな勢いだったので、声を掛けると一瞬ピタッと止まります。でもまだ表情はニヤニヤ・・どうしようか迷っている様子です。
するとそのやりとりを見ていたわくわくの☆ちゃんがすかさず
「まーだーよー!」
「だーめーよー!」
「じゅんびちゅうでーす!」
「いれないよー!」
と優しく声を掛けてくれました。
お友だちからの言葉がまっすぐ届いたようで、その場から下がり新幹線の砂を地面にザーっと全てあけたのです。
そしてふわふわの△ちゃん、水を見ながらしゃがんで地面の土をひとつかみ。そのままタライに入れそうだったのですが、○くんたちのやりとりを見ていたようで、○くんが砂をザーっとあけた近くの所にえいっと投げて嬉しそうにしています。
お友だちの顔を見て笑いながら、パッパッ!土を払うように拍手しながら楽しんでいました。
水もたまり、「準備おっけー!」の保育者の声を合図に、蛇口をとめようとしてくれたり、タライを持ち上げようとしてくれたり、タライに手を添えて支えてくれたり。
バランスが崩れて半分ほど水がこぼれてしまうハプニングもありましたが、それも楽しいハプニングです。
たくさん手伝ってくれようとする姿、とても頼もしかったです。
そのあとは全身で浴びるほど色水遊びをダイナミックに楽しみ、途中から泡を作ると、もこもこ泡のジュース作りだけでなく、ゴシゴシ真剣に手洗いをする子もいたりと、今日もたくさん楽しみました。
I.S
◆かき氷づくり (きく・たんぽぽ)
先日の洗濯ごっこをはじめ、色々な泡遊びを楽しんできたきく・たんぽぽぐみ。これまでは、出来たものをジュースなどに見立てて遊んできましたが、今日は泡でかき氷を作ろうと先にイメージを立ててから泡遊びをすることにしました。
朝の集まりで、かき氷のペープサートを子どもたちに見てもらいました。裏表別々にカップと氷のイラストが描かれており、棒をくるくる回すと、かき氷が見えてきます。
「魔法を使うと、かき氷が見えてくるよ」という保育士の言葉を聞いて、みんなで「チチンプイプイのプイッ!」と声を揃えて言います。すると、薄っすらかき氷が見えてきました。「わぁ〜!」と嬉しそうな声とともに、
「あかいろ!」
「(黄色のシロップを見て)レモン味かな?」
「あお味!!」
…など、かき氷にかかっているシロップの色をみて、思い思いに言葉にして伝えてくれました。まだはっきり言葉が出ない児も指差しをして、伝えてくれようとしてくれました。
今日は泡でかき氷を作ることを伝えると、「やったー!」と子どもたちの気持ちはかき氷一色に。泡で作るため、食べられないことを伝えると、
「お顔と頭にも付けないんだよね」
「耳にも入れないんだよね」
と泡遊びでの約束を次々に答えてくれました。何度か遊んではいるものの保育士からの声掛けをしっかり覚えていたのだなぁと嬉しく思いました。
園庭に出て、早速泡づくりからスタートです。タライに水や絵の具(青・黄・白)を入れたり、石鹸とネットを使って泡立てたりとみんなで協力して準備を行いました。
泡遊びが始まると、かき氷の他にもジュースやカレー、カップケーキなどそれぞれが好きなものをイメージして作っていたのが印象的でした。コップや容器をウッドデッキに並べてかき氷屋さんも開店されていました。
ふわふわな泡の感触や色の混ざり具合を存分に楽しんでいた子どもたち。最後は、泡まみれの容器をキレイに洗うのも手伝ってくれました。本物のかき氷もみんなで食べられたら良いなぁと計画中です。
(M・Y)
◆今年最後のプールをいっぱい楽しみました(うみグループ)
今日は、ひまわりぐみで大きなプールは最後の日。
少し風もあって寒かったのでいつもより短い時間で行いました。
朝の集まりで、「ひまわりぐみさんがプールに入ります」と話すとキラキラの笑顔を見せてくれる子どもたちです。プールの中に入ると、水が冷たくて男の子も女の子も笑いながら、「キャー」と叫んでいました。
水に潜ってクロールをしたりビート板を上手に使って泳いでる姿がありました。
○ちゃんが「先生、これやって」と、水鉄砲を持って来ました。水鉄砲で○ちゃんを水で当てると、「やめてー」と笑って逃げていました。最後まで、子どもたちが保育士も楽しませてくれました。
プールが終わると、「先生、楽しかった」、「ちょっと寒かった」と感想を子どもたちから話してくれます。
ひまわりぐみにとっては、保育園でのプールが最後。いっぱいお友だちと泳いで遊んで楽しいプール遊びになったと思います。保育士もプールで子どもたちを見守りながら楽しい姿が見れて楽しい思いでいっぱいです。(Y.H)
◆触れ合いを大事に、人形と楽しみました(にじグループ)
朝から宇宙人の話が子供たちから始まりました。「宇宙人どこにいるって言ってる」と聞かれたので、「宇宙人、にじグループに来てるって」といきなり来ている話をすると、「えー」と一気に盛り上がりました。保育士のポケットから宇宙人がのぞいていて、「いた」と言い出す子供たち「えー、どこにいるの」とみんなで探し、ポエットから小さな宇宙人がのぞいていて、出てくるとUFOに乗っていました。ハンカチについている宇宙人は、牛を3頭も連れて帰りました。「ハンカチだ。牛じゃなくて馬じゃないの」とハンカチの絵に夢中です。ハンカチ1枚で、宇宙人の世界に入っていきました。子供たちには、段々と宇宙人が近くにやってきています。
エプロンシアターを見つけた子供たちは、「ゴリラさん来てる」ともう見る気満々です。手遊びの『食いしん坊のゴリラ』に合わせて、ゴリラがバナナやレモンを食べ終わると、「もっと食べたい」と言い、「美味しいもの、見つけてきて」と伝えると、みんなでおいしいものを探しに行き持ってきました。おままごとの野菜や果物を持ってきていましたが、ラキューや積み木まで持ってきました。ゴリラが口に入るぐらいのものと言っていたので、口に入るぐらいの小さいものは探してきていましたが、食べ物でないものも持ってきたので、どうしようかと思いましたが、ゴリラさんは構わず食べてしまいました。ゴリラ大喜びして1人ずつとお礼のハグをしてくれました。子供たちは、ニコニコでテレまくる子もいました。4月5月頃に環境が変わって緊張をときほぐしたり、コミュニケーションもあって、ハグしたり握手したりしていましたが、今の時期でもハグされるのはうれしいようです。嬉しすぎて興奮して座っていられない子が出てきましたが、そのたびに声をかけて落ち着かせては、次のお話に入っていきました。
次の『人参大好きウサギ君』では、お話が終わった後で、みんなでニンジンを食べさせてあげました。「握手がいい」と言う子供たちの声から食べさせてあげると、握手したりタッチしたりしてうさぎと楽しみました。最後の『ピーマンマンと風邪ひき菌』では、バイ菌が子供たちにも風邪菌をばらまいていきました。「やだ」と言いながら、バイ菌めがけて銃を手で作り打つ真似をしたりパンチする真似をしてやっつけだしました。最後には、ピーマンマンがバイ菌をやっつけたレインボウ光線をみんなも浴びて元気になりました。
触れ合うことを楽しんで興奮していく子供たちを見て、時々は人形を通して触れ合うことも必要だと思いました。幼児組の子供たちでもハグしたり、握手やタッチすることは楽しいもののようでした。M・K
◆アイメッセージ(そらグループ)
「先生、昨日トラクターに乗ったんだよ?」
〜田舎のおじいちゃん思い出したよ。
「今日はね?ヨーグルト食べてきたよ。あとね、バナナも入れたの。サクッサクッサクって切ったバナナ。」
〜君との朝の会話がいつも好きです。
「パパがね教えてくれたことがあるんだよ、何か分かる?それはね〜、と・ん・ぼ・の・つ・か・ま・え・か・た」
〜パパ虫が好きなんだね。
「◯くんのボールと△くんのボールがぶつかって喧嘩したみたいだね」
〜今は隣で仲良しみたいに並んでるね。
「先生ってよくそんなに食べられるね」
〜その言葉で少し食欲のブレーキかかったよ。
「蝉の抜け殻が死んでる」
〜生きてる概念とは…考えさせられました。
「この洋服可愛いでしょ?スーパーみたいな所で買ったの」
〜それはもしかしてかの有名なコルモピア?
こども達との会話やつぶやきの一部です。
室内の入り口付近にも貼ってあります。
※ひっそりこっそりと増えています
何気ない日常の会話は面白いものです。
一人に話しかけたつもりが三人から答えが返ってきたり、この子に話したのにあの子から返事が返ってきたり…。
これまでのご家庭での何気ない会話がこども達の語彙に繋がっている事を改めて実感しています。
質問ばかりの会話ではなく、YES NOや二者択一で答えられる様な会話もこども達の語彙に繋がっています。
質問に答える力ばかりに目が行きがちですが、質問を聞き取る力も重要になっています。
改めて、保育者がこども達に対して、質問の工夫や対話の工夫を凝らしていく事の重要性や幅の広がりを持たせる会話作りを大切にしたいと感じます。
今日はひまわり組がプールに入りました。
朝の集まりを少し早めに行い、歌遊びや、準備体操ならぬ準備ダンスを数曲行いました。
もも組のこども達やゆり組のこども達が踊っている姿を見ると4月とは大違いだなと実感します。
定期的にダンスなど行っていたのもあり、馴染みのある音楽は年上の子どもたちが引っ張ってくれます(踊ってくれます)。
それを横目で見ているもも組のこども達。
先日のブログで、少し眠そうな…疲れのあるこども達の姿もある事を記載致しました。
水曜日の今日はまるで違いました。
ピアノに合わせて歌を歌うこども達の熱量は机に突っ伏してられない程のエネルギーでした。
これも続けてきたからこその事であり、あっこのメロディは…あっこのイントロは…とすぐにイントロに歌詞をつけて歌い出す姿(※本来歌わずに聞く)は思わず笑ってしまいます。
PS、恥ずかしがり屋のこどもも、そのこどもに寄り添って合わせてくれているこどもも今日は元気よく歌い、踊っておりました。
年長児のプール遊びは雨に降られず楽しく終えました。
その間、年少、年中児は室内と園庭遊びを楽しみます。
最近、虫眼鏡と図鑑を園庭に持ち出しては観察や捕獲、図鑑で調査をしている姿が多く見られます。
「この虫何なのかな?」
「先生、これって何の虫?」
と聞きます。
「何だろうね?」と答えればそれで会話や探究心が終わってしまう事がとても多いです。
質問に質問で返す事は内容やタイミングを間違えると、その時点で対話や疑問が解消する間も無く消えてしまいます。
「もしかしたら◯◯じゃないかな、先生は◯◯だと思うけど…どうだろう?」
とアイ(私は)メッセージで対応する様にしています。
すると、「あぁたしかに…でもあれ?ここが違うかも…あっ図鑑見てみる」と今度は調査が始まりました。
もも、ゆり組のこども達の中ではまだ仮定を立てて検証する姿は見られませんが、とりあえずこれは虫だ、とりあえずこの形は幼虫だ、とりあえずこれはカブトムシだ、よし捕まえようという感覚で昆虫採集を楽しんでいる様です。
あるこどもがヤスデをスコップに乗せて、
「先生、ミミズ捕まえた」「先生、これミミズ?」と言います。
「これはヤスデっていう名前なんだよ。優しくて噛んだりしないよ」
と伝えました。
すると、手のひらに乗せようとしているこどもがいました。
後少しでヤスデが手のひらに移動しようとした途端に手を引っ込めて「怖い〜」と顔を顰めます。
それでもそれを数回繰り返し、結局手に乗せる事はしませんでした。
今必要な探求はどんな事か、興味のベクトルはどこに向いているのか、本当のこどもの「今」に寄り添っていきたいと感じます。
k★y
Posted in 園のこだわり