子どもの集中力
2022年08月22日 月曜日
子どもたちの集中力はどれくらいあるのでしょうか。小学校の授業は45分程度です。中学校でも50分程です。
先日、ある幼児クラスの一日を見ると朝の会を行ったのが11時と知ってどうしたのかなぁと思いました。その理由は、子どもたちがじっくり遊びこんでいたからその時間を大事にしてあげていたとのことでした。遊びは絵本、ぬり絵、カードゲーム、ビー玉を使ってのピタゴラスイッチの制作などをしていました。ああするといいよ、こうすれば面白いよと話し合いながら遊びこんでいたのでした。1時間と30分も同じことを続けられる集中力、持続力には感心しました。本当はもっと続けたかったというのでまたまた驚きました。
ある説では子どもはそもそも集中力が長く続かないため10分から20分続けば十分であり、幼児に至っては年齢に1分を足した時間といいます。原因の一つとして楽しくない、興味を持てないことをしているからだと説明していました。子どもの集中力が続かない原因はそれがすべてでないかと思います。
幼児期の子どもにはすでに大人と同じように集中する力を持っていることが分かりました。このクラスで子どもたちが1時間30分も続けられたのも、保育者が子どもの主体性を大事にして保育をしていたからでした。
子どもたちのいろんな可能性が日々の保育で引き出されていることを嬉しく思います。
園長
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