熱い視線
2022年08月12日 金曜日
子どもたちは、どこにどんな虫が隠れているのかを知っており、それを探す年上の子どもたちをお手本に2歳児の〇君も、重い側溝の蓋を持ち上げ夢中になって探していました。同じく2歳児の◇君は、蜘蛛の出現に大慌てで逃げていきましたが、怖いもの見たさにまた近づいてきました。
育子園の園庭は自然に恵まれ、植物や生き物など好奇心をくすぐる学びの宝庫です。小さな草花から、大きな木々、雨や雪、太陽の光・・・四季折々の自然事象に、子どもたちはまるで科学者のように学びを深めています。
水分補給や外遊びの時間短縮、水や氷を使った遊びなど熱中症対策を講じながら、子どもたちの学びの場を確保していく保育者たちの取り組みがありますが、大人が提供した大人の知識の中だけでの遊びに留まらず、自発的に環境に働きかけ、たくさんの不思議を発見し、より一層興味を広げていく子どもたちをとても頼もしく思います。
そして、そんな子どもたちの姿を見守る保育者の視線は、夏の太陽に負けないくらい熱いものを感じます。
保育主任
Posted in 三感ブログ