粘土遊び
2022年08月05日 金曜日
2歳児クラスに入った時、〇君にねだられ、粘土でダンゴムシを作りました。ただ楕円形の形に粘土ベラで縞々の痕をつけただけなのですが、〇君は満足してくれたようです。「今度は大きいの作って」と先ほどよりもたくさんの粘土を手渡されました。同じように楕円形に丸め始めると、途中でそれを私の手から取り、自分で縞々模様をつけ始めました。それに加えて「お口もあるよ」口まで追加していました。ただ「作って」と言っただけでなく、次は自分で作れるようにしっかり観察していたことに気付きました。
子どもたちは「やって」とおねだりすることがたくさんあります。そんな時「どこまでやってあげようか」と迷うこともありますが、本当は子どもたちは自分でできるようになりたいのだと思います。やってもらって心が満たされると自分から行動に移し始めることを〇君が証明してくれました。煩悩をかけすぎて、「やって」の要求以上のものまで先回りして与えてしまわないよう、こどもたちの「やって」に上手に対応していきたいと思います。
保育主任
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