◆8月24日(水)の子どもたち
2022年08月24日 水曜日
◆できるよ(つぼみ)
今日も天気の良い日になり、ミッキー体操をしてから園庭に出ました。
園庭ではミストが出ていて、保育士と一緒にミストのところに行き顔にかかるとキョトンとした表情を浮かべる○くんでしたが、それから何度もミストのところに行き楽しくなってきたようで嬉しそうな表情に変化していました。
滑り台やベンチによじ登って座って遊び始める子どもたち。
友だちが遊んでいると近くに行って遊び始める児も増え、一緒に過ごすのが楽しくなってきたようです。
△くんは自分の足で動き回れることが嬉しくて、ハイハイで砂場に行ったり、滑り台の下の空間がくぐれることに気付いてくくっていたりと探索活動が盛んになってきました。
園庭にでる前の部屋で遊んでいる時にはチェーン落としに夢中の児達が多く、両手や片手を使って穴の中にチェーンを入れる遊びを黙々とやっているとそれぞれの手先のも器用さに驚きつつ、「入れられたね。上手だね。」と保育士が言うとニコニコとできるのがうれしくて何度も続けていました。
以前までは出来ないとすぐに違う玩具の方に行ってしまうことが多かったのですが何度もめげずに挑戦する姿に日々の遊びの積み重ねの成果がでていると感じました。
出来ることがどんどん増えていけるようにこれからも見守っていきたいと思います。
(I.H)
◆子ども達のやる気(ふじ)
今日は久しぶりにプールに入ることにしました。今回はわくわくグループです。(きらきら、ふわふわも日を改めて入る予定です)
まずは園庭遊びをしようと、朝の支度を始めました。帽子をかぶり、靴下、靴を履きます。自分でやってみようとする子が増えてきました。子ども達のやる気が嬉しく感じました。
園庭へ出てからも、砂場のシート外し、玩具運びなど保育士が行っていると、次々子供達の助っ人が現れて、「よいしょ、よいしょ」という掛け声と共にお手伝いをしてくれました。またまた子ども達のたくましい姿に嬉しくなりました。
砂場では早速お店屋さんが始まりました。「いらっしゃいませ~」の元気な声。行ってみると、いろんな店が並びます。大盛りや小盛り、おかわりを何度でも頼める…などお客様のニーズに応えるサービス精神旺盛な店屋ばかりでした。
園庭で遊んでいると、どんどん奥の方へ集まっていきます。一緒に移動してみると、トランポリンに大集合していました。皆で集まって跳んだりゴロンとくつろいだりしています。
保育士がやってくると「ジャンプして」とアピールする子ども達。大人がジャンプするとどうなるか…。軽くジャンプをしてみると、トランポリンに立っていた子ども達がゴロンゴロン転がって、お笑いのコケた状態になっています。それが子ども達には面白くて、何度も「もういっかい!」とリクエストしてはゴロンゴロンと転がってケラケラ笑い合う子ども達でした。
わくわくグループのプールでは、少人数でゆったりと入りました。
新しく金魚の玩具が仲間入りし、◯ちゃんは「きんきん!」(金魚のことです)と呼びながら、バケツいっぱいに集めて楽しんでいました。
ゆったり入れるプールなので、まるで我が家のようにどーんと座り込んで楽しむ△ちゃん。貝殻集めをしたり、ジョウロで水を流したり思いきり楽しんでいます。
「ジャーッ」という水の音が大好きな□君は、ジョウロで流すのでは物足りなく、ビニールプールの端を押さえると水が流れると共にジャーッという音が発生することを発見。何度もジャーッと言わせて満足そうな表情を浮かべていました。
それぞれの楽しみ方で、園庭遊び、プール遊びを楽しみ、最後はシャワーを浴びてスッキリしました。
8月もあと少し。子供達の体調を見ながら、夏の遊びをまだまだ楽しみたいと思います。
I.Y
◆楽しいがいっぱい(きく・たんぽぽ)
たんぽぽぐみは虫を探しにきくぐみにある虫取り網と虫かごを手に意気揚々と園庭に向かって行きました。
『虫いたよー!』
『虫いなかったー』
『これ(葉)いっぱい見つけたー』と様々な報告が聞こえてきます。虫探しがいつの間にか湿った葉(虫に見えたのでしょうか?)探しに夢中になる児もちらほらいて、シャワー時に体中のあちこちから葉が出てくる程に夢中になっていたことが窺えました。
プールでは保育士が一緒に入ろうとすると『え?先生も入るの?』と少しどよめきが…でも「お水掛けたりしてみんなと一緒に遊びたいんだぁ」と話すと『いいよ!』『こっち(小さいプール)入りなよ』と温かい声が聞こえ、一緒にプール遊びが出来る喜びへとすぐさま気持ちが変化していたようでした。
『見て見てー!』と潜る姿を披露する数人の子ども達。この光景はもうお決まりです。最初は一人二人だったのが今では人数も増え、水に顔をつける恐怖心も薄まっているように感じます。『〇はできないんだー』と言う〇くんも自分で水をすくって顔につけることは出来、みんなが潜っている隣で『(すくって)水つけたよー!』と得意げになっていました。
水がつけられたと言う○くんの姿を確認した所でペットボトルに水をたっぷり入れ、「ここ(飲み口)ちょっと見てごらん」と声を掛け、○くんが顔を近づけた拍子にペットボトルを握って水を押し出し、ピュッと掛けてみました。水が出てくるとは思っていなかった○くんは大笑いして『ちょっと貸してー』と保育士の手からペットボトルを受け取り、水を入れています。
もしや?と思っていると『せんせーちょっとここ見てごらん』と保育士と同じ言動を見せてきました。次に起こる事が分かりながらも「なになに?」と覗いてみるとピュッと見事保育士の顔に命中。笑の渦に巻き込まれて元気な声が響き渡っていました。
保育士に成功したので次のターゲットは友だち。失敗・成功を繰り返しながら楽しんでいました。
また、タライに入っている保育士の肩からバケツやペットボトルでたくさんのお水を掛けてくれる□ちゃんと☆くん。
『お水かけてあげるねー気持ちいい?』と□ちゃん。水が背筋をつたって来たので「ひゃっ!」と声をあげると☆くんが思わず「え?きもちくないの⁉︎』と驚きの声をあげていました。「気持ちいいよ〜ちょっとびっくりしただけ〜」というと『そっか!気持ちくてよかったー』と安堵の表情を見せてくれました。
きっとご家庭でお風呂等に入る際、お父さんやお母さんと「気持ちいいね〜」等といった温かいやり取りがあるのだろうなぁと感じました。
だんだんと周りをみることができるようになり、大人の姿を見て真似て遊びに取り入れることを楽しむ子供達のそんな姿をたくさん見た日となりました。
K・E
◆「やった つかまえた!」 (うみグループ)
今日は、朝から「園庭でセミ捕まえよう!」「虫探するんだー」と園庭遊びに期待を寄せる児が多くいました。
虫探しのきっかけとなったのは、一人の児が「お休みの時にセミ見つけたんだ!」「逃してあげたの」と朝の集まりで嬉しそうに友だちや保育士の前で発表してくれたことです。
なかには「あっ!あそこの木にいる!」「鳴き声が聞こえる!」と窓からセミを探す児もいました。
園庭に出ると真っ先に木の下に向かう子どもたち。
普段あまり虫探しをしない年少の〇〇くんも「〇〇もセミ見つけたい!」と目を輝かせ友だちの後を一生懸命追いかけています。
気づくと年少から年長まで、たくさんの児が協力し虫探しを行っていました。
園庭遊び中盤、保育士の援助もありようやくセミを捕まえた子どもたち。
「やったー捕まえた!」「△△くんすごい!ありがとう」「きゃー触れない」と健闘を称えるかのように喜びを共有し合っていました。
達成感に満ち溢れた子どもたちの笑顔は本当に素敵です。
共に楽しむことや協力すること、探究することなど、今回の虫探しは子どもたちにとって貴重な経験、学びの時間になったことと思います。
「また今度探そう!」「次は、もっと見つかるかもしれないね!」
次への期待、意欲も一層高まりました。
また、子どもたちがどのような姿を見せてくれるか楽しみです。
(T.N)
◆あと何回?今日がラスト? (にじ)
最近、ビー玉積み木にはまっているゆりぐみの◎くん。昨日の午後、2時間ほどかけてどんどん進化させていき、とても素敵なビー玉遊園地が出来上がりました。「ここからもいけるんだよ。」と自分でも出来上がりにとても満足した様子の◎くん。「お母さんに見せたい」のと「明日もやりたい」ということで、そのままとっておくことにしました。「こわさないでね。◎」と書いた紙を置いておくと、それを見た年長児が「◎くんが作ったビー玉、すごいよ!」「おー!すごい!」と絶賛しているのも、誇らしげに見ていた◎くんでした。
今朝、無事に残っていたのを見て、嬉しそうな◎くん。再び、進化させていきます。友達も次々に集まってきます。「一緒にやってもいい?」「いいよ!」
とても繊細な作りなので、ちょっとしたことで壊れてしまいます。友達が触れて、壊れてしまいました。「大丈夫。もう一回作ればいいよ。」と◎くん。気持ちに自信があふれると、周りにも自然と温かい気持ちで接することができるのかなと、◎くんの姿に成長を感じました。
そんなやりとりは、グループのあちこち、色んな場面で見られます。おままごとでのやりとり、病院ごっこでのやりとり・・・、今日も朝から様々な遊びを生き生きと楽しむ子どもたち。朝の集まりを知らせる鐘を鳴らすのをためらってしまうほど、よく遊びこんでいますが、今日は、久しぶりの大きなプールの日。「とっても楽しそうなところ申し訳ないのだけど、アレをやりたいからお片付けしてくれるかな?」と含みを持たせた言い方で子供たちに告げると、「えー!なに?」と言いながらも、片付けもとても上手にあっという間にしてくれました。
集まりでは、今日の日付の確認、8月がもう少しで終わること、夏も段々と終わり、秋になっていくこと・・・、話しました。そして、、、今日は大きなプールに入りますと発表すると、「イエーイ!!」と歓声があがりました。同時に、「もしかしたら、今日が大きいプールは最後になるかもしれません、でも、もしかしたら来週もう一回入れるかも。夏が終わってきてるから、どっちかわからないんだよね。」と話すと、「えー!お願い!もう一回入りたい!」という声も。もしかしたら最後になるかもしれない今日のプール、思いきり楽しもう!と準備に入りました。
天気予報は曇り、もしかしたら雨かもということでしたが、プールに入っている時間は、日も差し、思いきり水を楽しめました。来週はどうかな~また入れるかな~と、期待も持ちながら、さっぱり満足そうな表情の子どもたち。モリモリ、給食を食べて、栄養補給しています。
(T.M)
◆絵の具&水遊び(そらグループ)
3階ベランダで水遊び兼絵の具遊びをしました。この夏で色々経験した子供たち。
絵の具遊びでも遊び方が進化しています。壁にかいて楽しむのに加えスポンジを使って消す片付け作業も楽しみのひとつになったようです。◯君は自分で壁にかいた絵をスポンジでこすりスポンジについた絵の具でたらいの水に色をつけ色水遊びと段階に分けて遊び方をかえていました。
スポンジを使って遊ぶ楽しさを知った子供たちは色水をたくさん染み込ませコップにジャーと流し入れジュース作りをし、□君は筆をストローのようにしていました。ひまわり組の女の子たちは石鹸で泡作りに夢中で半分ほどあった石鹸がどんどん小さくなっていくのを楽しんでいました。「こんなに小さくなったよ」「みて、すごい泡」「手が石鹸だらけてぬるぬる」と感触をしっかり感じ取っていました。
もも組の▽ちゃん、普段から「これやって」「あれができない」「先生がやって」「手伝って」が多いのですが水遊びになると自分で準備をしてしまいます。普段は甘えたい気持ちが溢れ大人との関わりをそこで持っているのかなと感じます。
床や壁に絵の具で大作が描かれ終わったら自分で消していく。少し儚く切ないですが、これぞまさに芸術作品。子供たちの色彩や感性が育まれている2022年~夏~です。
(K☆H)
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