◆8月2日(火)の子どもたち
2022年08月02日 火曜日
◆遊動車に乗って/どのタライにしようかな (つぼみ)
今日は40℃近くの暑さになるということで、外へ出ると朝からモアっとした陽気でした。今日は廊下で遊んでから水遊びをしました。
廊下では遊動車とトンネルを出して遊びました。遊動車にもみんな興味を持ってきたころで、高月齢の子は車をまたいで、ゆっくりと走ることも出来たり、遊動車を押して進んだり、友だちが乗っている遊動車も押したりと、それぞれに楽しんでいました。低月齢の子も、遊動車の車輪が気になり、それを触ったり、車だけでなく、辺りをハイハイして気になるものへ向かって移動したり、元気に遊んでいました。
順番に水遊びをしました。低月齢の○ちゃん。廊下では後半飽きてしまってか泣きべそをかいていましたが、水の中に入るとさっきまでが嘘のように生き生きして水遊びを楽しみ、つかまり立ちが出来るようになった●くんは、座ってなんていられないと、タライのふちにつかまって危なっかしくフラフラしていて、座らせてももすぐに立っていました。高月齢の子達、今日は好きなタライまたはプールどれにしようかなあと。小さいタライを選んだ△くん。足を折り曲げぴったりサイズのタライに入って、ボールや船のおもちゃで遊んでいました。いろいろなタライに入ったり出たり、好みのタライを選び水遊びを楽しんでいました。(T.Y)
◆今日は 全身遊び (ふじ)
今日も良いお天気!
子どもたちの大好きな園庭遊びやプール遊びを楽しみたいと思いましたが、この暑さなので、お部屋でのんびり過ごすことにしました。
おひさま広場には、思いきり全身を使うことが出来るように、巧技台やマットを設置。
子どもたちの馴染みのある肋木の斜面台や壁に沿って長い巧技台の平均台。
マットの山にでこぼこ階段などが整う様子を見ている子どもたち。
わくわくしているのが伝わってきます!
室内でもたっぷり身体を使い楽しみます。
馴染みの肋木を、斜面の方から四つん這いで登っていくのは、ふわふわの〇ちゃん。
この斜面を登る時には、不安定になった時にはすぐに支えられるように、いつも近くで見守っていました。
そして登っている時には〇ちゃんともよく目が合います。
それは、困った時には、泣いて教えてくれるので、その時には少しお手伝いをしています。
今日も同じように斜面を登る姿を見守っていました。ふと、登る姿、身体の動かし方や姿勢に踏ん張る姿、、、あれ?しっかりとして、力強さや安定感を感じました。
むしろ登る姿に自信も感じるほどです。以前は、登る途中でズリズリと力尽きてしまい、その度に登りたいのに~と泣いていることもありました。
今日は、保育者に助けを求めることなく、登りきってはシュルル~と腹ばいで滑り降りて、また登り、、、
様々な身体の動きをコントロールしながら遊ぶ事をくり返し楽しんでいました。
その姿は、〇ちゃんだけではありませんでした。
お友だちの姿をジーと見つめていた後に、やってみたい、やってみようとチャレンジする姿もありました。 その気持ちが素敵です。
それぞれの子どもが自分の発達に必要なことを自然に感じ取り、力を伸ばそうと経験していました。 改めて、遊びの中にある学びや育ちに繋がることの大切さを感じた時間でした。
(O.A)
◆順番を守って(きく・たんぽぽ)
今日はきく組がプールに入る順番だったので、たんぽぽ組はホールへ行き、広いスペースで身体を動かしたり、楽器に触れたりして遊びました。
(きく組のプールの様子は、3枚目の写真を見て下さい)
前々からコンビカーに乗りたいとリクエストがあったので、数台のコンビカーとボールとバスケットゴールを用意して遊びがスタート。
人気はやっぱりコンビカーで、取り合いにはならないものの、乗れなかった子はがっかりした表情を見せていました。
少しでも気分が晴れるようにと、BGMに好きな曲を流すと、身振り手振りを付けて歌いだしたり、その曲が何の曲なのかなどを話だし、気分はあがっているようでした。
少しすると、ボールも注目を集め始め、ゴールに向かってボールを投げますが、上手くゴールの方には行かず、自分の頭に命中してしまったりすることが楽しくなり、大笑いしながらやっている中、コントロールのいい○くんは何度もゴールを決め、「すごいね!!」と言われるたびに「もうお兄さんだから!」と誇らしげに話していました。
せっかくのホールなので、楽器も少し出しました。
馴染みのある鈴に加え、和太鼓と木琴も用意すると、和太鼓はバチを持ってすぐに叩き始めるものの、木琴はほとんどの子が初めて見るようで「どうやるの?」「音、鳴んないよ?」と保育士に話してきたので、「太鼓みたいに棒で叩いてごらん」と話すと太鼓とは違う音に「出た!」とビックリしていました。
また、「棒でなでても音が出るよ」とやってみせると、「おぉ!!」とまたまたびっくりしている様子でした。
今日はどれも人数分はなく、順番を待ったり、交代で使わないといけない状況でしたが、取り合いのトラブルもなく、保育士の声掛けで交代してあげるなど子どもたちの成長も感じられ、ゆっくりと過ごすことが出来ました。(E.Y)
◆子どもたち同士の話合いは大切(うみグループ)
今日は、水あそびをしました。友だち同士で、水をかけあったり保育者にかけたりでとても楽しく遊んでいます。
水あそびの約束をしっかり理解していました。
お水が入ったコップをきれいに並べて「いらっしゃいませ」とお水屋さんをやっています。小プールに寝そべっている△くん。気持ちよさそうに水に浸かっていました。
○ちゃんに、□ちゃんが「これ使いたいから次貸して」と言い○ちゃんも「いいよ」とお話している姿が見えました。一つしかないものは順番に使うこと、お友だち同士で話合っていて成長しているなと感じます。
子どもたちがもめていると保育者がつい仲裁に入ってしまいたくなりますが、まずは子どもたちがどう話し合いするかどうなるか見守るという姿勢が大切だなと改めて思います。(Y.H)
◆夏真っ盛りの水遊び(にじグループ)
にじグループには保育士体験の〇くんお母さんが来てくださいました。〇くんは虹色のくわがたも一緒に持ってきてくれました。〇くんは、朝からニコニコです。
朝の集まりでは、お母さんのインタビュータイムを設けました。「どんなお仕事をしていますか」の質問では、いちごの研究をしていることを教えてくれました。聞いたことのない仕事に子どもたちも興味が湧きます。
「どんな色が好きですか」の質問には「緑」と答えてくれました。〇くんの好きな色も緑です。お母さんのことを少しばかり知ることで、仲良くなれた気がします。
天気予報では38度を予測している今日です。ベランダで水遊びをすることにしました。
このあいだの水遊びでは冷たかった水も、今日はなんだか温かいです。お湯を入れなくても温水プールです。
プールの中にいる児は、水中で水着に空気を入れ膨らませ「お腹が大きくなった」と笑いが止まりません。外で水鉄砲を構えている児は遠くから命中させる技を獲得し、保育士を狙います。
水遊びの脇で、蝉を見つけました。床にくっついて、子どもがちょっとだけ触ってみても飛ぶ気配はありません。子どもたちが集まって輪になり、蝉を観察しますが弱っているようです。なんとか飛ばせてあげようと壁につけたり、柵のあいだから飛ばそうとしたり試みますがうまくいきません。最後は、なぜだか水をかけてしまった児がおり、動かなくなってしまったようです。
弱ってはいましたが、命の大切さを改めて伝えていかなければ、と感じる出来事となりました。
プールの中で仰向けになっていた児が、隣のマンションの天井には貼りついた蝉を見つけ、みんなで上を見上げます。「あんなに遠い所にいるね」としばしのあいだ観察に夢中になり子どもたちの動きが止まるひとときがありました。
何回目かのベランダ水遊びですが、その時々で新しい発見や出逢いがあり、楽しさも新鮮なようです。
e.y
◆ママのスイカの食べ方(そらグループ)
「ママのスイカの食べ方はね、ガーッて食べてペーって種出すんだよ」
「私のママはフォークで食べる」
「先生はそうやって食べるんだね」
食事中、部屋の隅でスイカを頬張る保育者を遠くから見てこども達が言います。
少し食べて少し種を出し、少し食べて少し種を出す、見た目とは裏腹にハムスターの様な食べ方をしていた男性保育者に関心を示していました。
食事の時だからこそ聞ける話があります。
突拍子もなく始まるテーマもありますが、こども達との密な時間はとても大事で楽しくもあります。
ふとした瞬間にふと思い出した事を共有する事。
美味しいね。
固いね。
甘いね。
シャクシャクだね。
そんな会話ではなく、もっと大切な会話の様な気がする瞬間でした。
今日は「熱中症アラートが発令されました」とこども達に伝えると、
「それママが言っていた」
と言うこどもがおりました。
それを聞くととても嬉しく思います。
保育園と家庭との連携とは、何も同じ環境や同じ声かけでなくてはならないわけではありません。
たった一つ、何でも良い、と言うと語弊がありますが、そういった日常生活に必要な情報や手段などをこども達はしっかりとインプットしそれを日常生活に活かしていたりします。
「水飲まなきゃね」
「園庭で遊べないよ」
「熱中症になるんだよ」
「光化学スモッグでるよ」
皆まで言わなくとも、理解している姿を見ると声かけの質の良さや、視点はとても大切だと日々感じます。
午前中は水分補給や体温調節に気をつけながら、水遊びの時間の制限を行いました。
こども達は元気よく水遊びをしています。
水の中に入るこどもや、水を使って実験の様な遊びをするこどもなど様々です。
少しずつ、水遊びの変化も見られる様になったため、道具や廃材の入れ替えを考えています。
暑い日に入れないのがプールという事になりかねない熱中症アラート発令ですが、安全を一番に楽しめる活動を展開していきたいと思います。
k★y
Posted in 園のこだわり