◆8月1日(月)の子どもたち
2022年08月01日 月曜日
◆暑いね(つぼみ)
気温が更に高くなる前に園庭に出て過ごしました。
まだ誰もいない園庭に嬉しそうにテラスから向かう子どもたち。
保育士がミストを出すと嬉しそうにミストの下をくぐる〇ちゃん。振り返ってまたミストの下をくぐります。ミストの近くにマットを置き、□くんが座ると風向きが変わり□くんの方へミストがかかるようになると、ミストが手につき始め、ミストの方に手を伸ばして気持ちよさそうに浴びていました。
砂場ではバケツに水を入れて★ちゃんに渡すとシャベルを使って水をすくったり、砂を水の中に入れてみたりと楽しんでいました。
プールや水遊びを通して水が好きになってきたつぼみ組の子どもたちはどこで水が出るのかを知っているようで大門近くの水道のところに行って蛇口に手を伸ばして水が出てくるのを今か今かと待っていました。出てこないことが分かると蛇口を覗き込み不思議がっているようでした。
園庭で遊んだ後はシャワーをして廊下で涼みながら過ごしました。コンビカーを用意すると目をキラキラさせながら廊下に出てきた子どもたち。押し車のようにして歩いたり、コンビカーに乗り込んで足で蹴って進んだりと遊び方が上手になってきました。少し前まで〇ちゃんが進むのは前だけだったのが、足の使い方を学び、後ろに進むこともできるようになっていました。「バック上手だね」と保育士がいうと得意げになってバックばかりを披露してくれました。
日々の中でたくさんの事を学んでいく子どもたちの姿にいつも驚かされます。
楽しい日々が送れるようにこれからも見守っていきたいと思います。
(I.H)
◆楽しく夏を乗り切る (ふじ)
朝、ミッキー体操が始まると前は保育士の動きを見ているだけだった児も、積極的に真似て体操を一緒にやる姿が多く見られるようになりました。
まるで同じ動きが出きることに喜びを感じているようにも見えます。
園庭にはミストシャワーが設置されていて、自由に水の下をくぐり暑さをしのげるようになっています。今日は朝からとても気温が高く蒸し暑く、ミストの涼しさを求めて近づく児がチラホラ見られました。たまにミストに目を向けると虹が見える事もあります。
今日もセミの抜け殻探しや、思い思い好きな玩具を使い個々に遊び始めました。
始めは慎重に見ていた児も、段々と興味が出てき2歳児が石鹸の泡遊びをしている中に、2名ほど加わらせてもらいました。
手に泡を乗せて「すごいよ」と言っているように保育士に見せてくれ、とても楽しんでいました。
砂場では保育士を囲んで、バケツでプリンを作っていました。砂糖をパラパラと、上から振りかける姿も。家庭での姿でしょうか。
カップに砂を入れて遊び始めると、あっという間に子どもたちが集まります。カップに砂を入れたり、ひっくり返した型に手を乗せて崩れるのを楽しんだり、砂遊びには必ず子どもがいます。皆が大好きな遊びです。
水分補給をこまめに摂り、子どもたちと夏を乗り切りたいと思います。(S.A)
◆せっけんが固まってる!?(きく・たんぽぽ)
「ママが良かった」「パパがいいー」と離れがたい子がチラホラ見られる週明けの朝です。でも、それは、お休みの日にたくさんお父さんお母さんに甘えることが出来て、触れ合えたからですね。子ども達のノートにも「プールに行きました」「お祭りに行きました」「お買い物にいきました」「公園に行きました」・・・と、充実した休日を過ごしたことが書かれていました。
暑い日差しの今日は、水遊び日和。
水あそび、色水あそびとやってきたきく・たんぽぽ組・・・今日は泡あそびです。
石鹸と泡が出てくる絵本を読み、皆にも石鹸を見せてみると「せっけんだー」という子もいれば「これせっけん?」と不思議そうにする子もいました。
確かに園で子ども達が使う石鹸と言えば、液体のもの(手洗いのキレイキレイ)しかありません。園だけではなく、固形石鹸を置いていないご家庭も少なくないのではないでしょうか?なので、「石鹸=液体」が子ども達の中で自然になっているのだと感じ、同時に固まっている石鹸を見たことがない子もいるのかもしれないと気づきました。
時代の移り変わりを感じた一コマでした。
そんな石鹸の『におい嗅いでみる?』と一人ひとりに差し出すと、「いいにおいがする」「せっけんのにおい」と表現してくれました。中には、ジーっと眺めてみたり、ふぅーと息を吹きかけてみたり、「嗅ぐ」という行為が分かっていない子もいて新たな発見にもなりました。
タライに水を少しため、石鹸をシャカシャカ~っとすると段々と泡が出てきました。
子ども達にも水をかき回すのを手伝ってもらい、泡になる過程も楽しみました。
『泡ってどんなかんじ?』と聞きますが、「・・・」の子ども達。どうやら質問の仕方が難しかったようです。『かたい?ふわふわする?トゲトゲする?』とわかりやすい質問に変えると「ふわふわする」「きもちい~」と言葉が出てきました。
今感じてる感触がどういう言葉に当てはまるのか・・こちらがワードをいくつか提示することによって、「感触」と「言葉」が繋がり「泡=ふわふわ」という関係が出来上がりました。保育士の言葉がけ・質問の中身を大事にしていきたいなと思いました。
保育士が『あわおばけだぞー』とやると、「あわおばけだぞー」とおばけがあちこちに大発生。どのおばけも手にたっぷりの泡が付いています。その手がお友だちの顔に当たり泡だらけになるプチハプニングもありましたが、泡おばけ遊びの波は止まりません。
後半に、容器を出すとアイスにケーキ、ラーメン、かき氷、綿あめ、ジュース・・沢山の食べ物を作り、ウッドデッキに並べています。そこから、「いらっしゃいませ~」とお店屋さんが始まり色々と形を変えながら遊びが発展していきました。
みんなが食べ物を作る中、〇くんに『なにつくったの?』と聞いてみると「これは電車だよ」の返答が返ってきました。電車大好き〇くんの世界観は泡遊びでも健在でした。
たくさん遊んだ後は給食の時間。
2歳では、スプーンの持ち方(下手持ち・スプーン持ち)を練習中。
上手持ちの子は、下手持ちに慣れてもらい、慣れたらえんぴつ持ちへと段階的に進めています。
日頃から『こうやって持つとお兄さん・お姉さんみたいにかっこよく食べられるよ』と声を掛け、やり方を伝えています。
今日の給食では「先生、(スプーンを見せて)こう?」と△ちゃんが尋ねると、他の子たちも次々に「あってる?」の確認をしています。スプーンの持ち方について子ども達の中に「意識」の芽生えを感じました。意欲もばっちりです。
是非、お家でも子ども達のスプーンの持ち方に目を向けてみてください。
どんどん出来る事も増え、出来ない事も頑張ろうとする姿に逞しさを感じ成長を実感します。(I・K)
◆ゴーヤは苦い(うみグループ)
今日は、先日大量に収穫したゴーヤと巨大キュウリの調理をしました。
ゴーヤが何個あるのか?みんなで数えてみる事にしました。
「い~ち、に~、さ~ん・・・。」数えても数えてもどんどん袋から出てきます。
全部で11個もありました。
10まで、それ以上の数も実物のものを見て比べながら数えることが出来る子どもたち、「まだあるの~?」とゴーヤが出てくるたび、嬉しそうです。
調理担当は、希望者です。
保育士が配膳の時に被るピンクの帽子を被り、石鹸でしっかりと手を洗い、準備万端です。
子どもたちの仕事は、
・保育士が半分に切ったゴーヤの中から、わたと種をスプーンで取り除くこと。
「ゴーヤのにおいがくさい」と△君。
「種っていっぱい入ってるんだね。」と☆君。
「ここはふわふわしてる(たねのまわり)」と○ちゃん。
「種とるのって、意外と難しいんだね。なんか、硬いんだよ」と◎君。
・キュウリと混ぜるための紫蘇をベランダから収穫し、綺麗に洗うこと。
「なんか、いいにおいがする」
「ちょっとざらざらしてる」
調理が始まると、「なんか、匂いがしてきた」と集まってきます。
実食は、給食の時。
「はやくたべたい」と楽しみに待っていたのですが、今回のゴーヤ、かなり苦みの強いものでした。
「おいしそうとおもったけど、にがい」
「やっぱりにがい」
「にがいから、カボチャと食べたらたべられた」
「キュウリはおいしい」
今日の感想は、ほぼ「ゴーヤがにがい」
調理ひとつにしても、五感をフルに使って色々と感じている子どもたち。
まだまだ、ゴーヤはたくさんできています。
次はどんな味にしようかな。どう調理したら苦くならないかな。子どもたちと考えていきたいと思います。(M.C)
◆会いたかった~ (にじグループ)
今日から8月です。楽しいことがたくさんあった7月のカレンダーに「ばいばーい!」とお別れをしました。出てきた8月のカレンダーには、お誕生日のバッチが5個もついています。「わあー、お誕生日がいっぱいだ~。」と盛り上がる子どもたち。さっそく1日の今日お誕生日の〇くんと、4日の▽くん(明日からお休みに入ってしまうので、一足先に・・)の二人をお祝いします。前に出ると、やっぱりちょっと恥ずかしい二人。一緒だと少し勇気が出ます。手をつなぐと、さらに安心します。目を合わせて、照れ笑いしていました。
インタビュータイム。いつも、色の質問が多いので、たまには違う質問もしてみたらどうかなあ?と保育士が言うと、年長児はちょっと考えて、「好きな動物は?」「大きくなったら何になりたい?」などの質問をしていました。もも、ゆり児は、自分が指されると、それだけで緊張してしまって、やっぱり「好きな色はなんですか?」「好きな風船の色は?」と色系の質問を一生懸命していました。
最後は、ハッピーバースデイの歌のプレゼントをもらって、嬉し恥ずかしのお誕生会を終わりました。
さて、あげはの幼虫をずっと育てていて、現在、3匹目のサナギが蝶になるのを待っていたところですが、予定より少し早く土曜日に羽化しました。しかも今回出てきたのはなんとクロアゲハ。何度も羽化を見てきた保育士でも、クロアゲハは初めて。子どもたちと一緒に空に放つところを見届けたかったのですが、蝶のことを考えると、土日カゴに入れておくことはできず、土曜保育で登園していた子たちで見送ってもらうことにしました。
そして今日、どんな風に伝えたら、少しでも子どもたちが実感してくれるかなと考え、土曜に撮った動画をプロジェクターで写し出すことにしました。まずは、カゴの中で羽を広げた蝶の動画。「わー、おっきいねえ。」「黒いね!」「赤い点々がついてるね。」といろんな声が聞こえます。
そして、うみグループのベランダで、カゴのふたを開け、蝶を放つ様子も。とんだ瞬間は、思わず「わあーっ」と声が上がりました。大きな画面で見たからか、臨場感も感じられたようです。無事に子どもたちに報告出来てほっとしました。
そのあとは、おまけ動画として、なかなか見ることができない蝶の羽化の瞬間を収めたユーチューブの動画を見ました。あんなに小さなサナギから蝶が出てくるのは、いくら言葉で伝えても、なかなか実感がないもの。映像ではありますが、これも大きな画面で見て、少し実感を感じられたかなと思います。子どもたちも、「あっ、出てきた出てきた!」「目がある!」と真剣に見入っていました。チャンスがあれば、ぜひもう一度クロアゲハを育てることにチャレンジしたいと思います。
園庭に出ると、さっそくミカンの葉をチェックする数人。「卵があったよ!」と保育士に報告してくれました。
リレーをしたり、セミ捕りをしたり・・・。今週も子どもたちからパワーをもらいながら、元気に過ごしたいです。
(T.M)
◆おもいやり(そらグループ)
今日から8月。セミも鳴きだし、本格的に夏の暑さにもなってきたように感じます。
毎週休みが明けると休み中に行ったところや出来事の話をしてくれ、楽しい休日だったんだなと子どもたちの姿が目に浮かびます。
ご家庭でも楽しい夏を過ごせているんですね。
今日は休み中に誕生日を迎えた〇ちゃんの誕生会をしました。〇ちゃんは大勢で一斉に何かをやったり、人の前に立つことが苦手で、今日も前に出てくれるかな?と心配でしたが、「〇ちゃん前に出てくれるかな?」と言うと、少し恥ずかしそうに出てきてくれました。絶対に出てこないと思っていたのでまさかの〇ちゃんの姿に感動が止まりません。それだけ出なく、「何歳になりましたか?」の質問に指で答えてくれたり、他の子の質問も小さな声で答えてくれたのには驚きました。そんな〇ちゃんの姿にも感動したのですが、〇ちゃんがみんなの前で話すのが苦手ということを他の子たちに伝えると、「じゃあ優しくおーめでとーしてあげたらいいんじゃない?」「ピアノもこっちの(高音の方)で弾いたら優しくなるよね!」と〇ちゃんに合わせて嫌な気持ちにならないようにと言ってくれたのです。
他の子たちの優しさもあってか、それに応えるかのように〇ちゃんが精一杯答えていて心が温かくなりました。
1人のために何かをしてあげようとする姿、思いやりがとても嬉しかったのと、〇ちゃんにとって「嫌だった」ではない誕生会になってくれていたらいいなと思います。
(K.E)
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