お楽しみ会
2022年07月08日 金曜日
毎年7月第3週の金曜日から1泊2日、年長児のお泊り保育をしていました。私が入職したころは、ほぼ形が決まっており、毎年子どもたちが変わってもスケジュール的にはあまり変わらないものでした。何年も続いていたお泊り保育ですが、見守る保育を導入したころから、少しづつ形が変わり、内容も変化していきました。それは、子どもたちが主体になって取り組むようになったからです。
以前までは大人が計画し、子どもたちは大人が決めた行程に沿って楽しむもので、お泊り保育のねらいでもある『自主性、協調性などの社会的態度を養う』も当日だけのものだった気がしますが、今では、当日を迎えるまでの期間も子どもたちは『自主性、協調性などの社会的態度を養う』経験を積み重ねています。
1昨年前と昨年は、コロナ禍のため、お泊り保育を断念し日帰りのお楽しみ会に変更しました。この2年間は、お泊り保育を楽しみにしていた子どもたちに何とか喜んでもらいたいという思いで、どちらかと言えば、大人が企画する部分が多くありました。しかし、そこで保育者たちは様々な振り返りをし、お泊り保育よりも充実した『子ども主体・子ども中心』のお楽しみ会ができることに気が付きました。
今年度は実際にお泊り保育をすることで感じていたデメリットを解決し、また自立心や協同性、道徳・規範意識など様々な学びの中、同じ目標に向かって子どもたち自身が参画していくお楽しみ会になります。今、何度も何度も子どもたちと保育者の打ち合わせ会議が開かれ、私もどんなお楽しみ会になるのかわくわくが止まりません。
保育主任
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