◆7月29日(金)の子どもたち
2022年07月29日 金曜日
◆やりおるやりおる(つぼみ)
暑さに負けそうです・・・朝から発熱児が続き、小さい年齢のクラスは水分補給や室温調整に追われています。
感染対策、慣れてきたとはいえ毎日のニュースに気持ちは晴れません。
プールでザブーンと・・・・と思っていたのですが、今日はお部屋でのんびりすることにしました。
そんなゆっくりの日があってもいいでしょう。
お友達の存在がだんだん分かってきて、そうするともめごともそこそこ出てきます。
玩具を取り合うのです。
全然欲しくないくせにーと思ってしまう場面も多いです。 でも、「人も物は自分の物」的な今の時期、何でも欲しくなってしまうようです。
「終わったら貸してね。」そんな平和な成長につなげるために、今はしっかり取り合いを経験してみましょう。
今日のターゲットは引く車、色んな子に狙われます。
「今使ってるー。」とばかりに必死な表情、そんなに欲しくないけど必死な相手には必死になってしまうのです。
やっとのことで一件落着、と思ったら別の場所で小さいもめごとがもう一つ始まっていました。
取られたくない気持ち、欲しい気持ち、やだーって気持ち、悔しい気持ち、色々な心の感情を今経験しているのかと思うと声をかけるタイミングも注意が必要です。
一見仲介に入っているようで実は成長の妨げになってしまう という事のないように、成長の後押しになるように見守っていきたいです。
ゆっくりと時間が過ぎてもうすぐ給食の時間 という頃、廊下で車の玩具に乗ってみました。
最近サイレンの音に敏感な〇くん、早速パトカーにまたがります。ハンドルについているクラクションを押して、ひゅるーひゅるーとやや優しい音を響かせていました。
興味のあるものには突進・・・とばかりにハイハイの子達は向かって行きます。
のんびり過ごした日の おまけ でした。
けんかしたり、泣いたり、笑ったりしながら大きくなっていく一日でした。(N・S)
◆楽しい思い出ありがとう(ふじ)
7月いっぱいで育子園を退園する♡ちゃん。
最後の最後まで◯くんのことが大好きで、水着に着替えると先にプールに入っていた◯くんの方を見ながら「◯くんのとこ、いく!」と言っていました。
♡ちゃんがプールに入ると〇くんも笑顔に。
友達の存在が大きくなってきたわくわくグループだからこその姿だな、2人の姿を見ながら嬉しくなりました。
そこへ◇ちゃんも合流し、ゆっくり3人での水遊びが始まりました。
◇ちゃんは前回、水着を着ると「はやく部屋に入りたい」と渋っていたのですが、今日はなんだか乗り気で自らプールに入っていきました。
ゆったりした雰囲気がよかったのか、先に入っていた2人を見て楽しそうだな~と感じたのか、◇ちゃんが嬉しそうにプールに入っている姿を見てまたまた嬉しくなります。
ボールを集めたり、バケツで水をすくったり、友達がしていることをじーっとみたり、それぞれ水遊びを楽しみますが、ときどきいざこざも。
〇くんと◇ちゃんが静かにジョウロを引っ張り合っていました。
「ほしい」とも「ぎゃー」とも何も言わず無言で引っ張り合っています。
いつも遊んでいる友達だからか、なんだか2人とも遠慮ぎみで、「でも、渡さないぞ!」という強い目力は感じます。
少し、引っ張り合う姿を見守っていたのですが、ジョウロを離す様子がないので・・・
(引っ張っていたジョウロは水色でした)
「ピンクもあるし、きいろもあるよ~」と違う色のジョウロをプールの中に入れてみました。
ピンク色のジョウロを見せたときには反応を示さなかった〇くんですが、きいろのジョウロを見せた瞬間、「きいろにする!」と引っ張っていたジョウロを離してくれました。
「これがダメなら、これにしようかな」と折り合いをつけてまた遊び始める姿に成長を感じ、またまた嬉しくなりました。
ふじぐみのムードメーカーのような♡ちゃん。
友達のことも保育者のことも元気にしてくれました。
新しい場所でも♡ちゃんらしく周りの人を明るくしてほしいなと思います。
たくんさんの楽しい思い出をありがとう!
※今日は、体調の優れない児がちらほら見られました。
そんな子ども達は、園庭遊びやプール遊びはせず室内でゆっくり過ごしました。
夏はまだまだ続くので、またみんなで水遊びができたらいいなと思っています。
I.S
◆みんな嬉しくなったらいいな (きく・たんぽぽ)
今日は、プール日和です。おひさまもぴかぴか気持ちがいいほどいい天気です。
「プールしようよ」と子どもたちからリクエストもありました。
「そうだねーそうしよう!」とプールの支度が始ります。プールが大好きな〇くん。保育士の話を本当によく聞いてくれます。そんな姿が嬉しくて「〇くん、ありがとう、助かってるよ」と声を掛けていると○くんは、「ねー先生。△くんもやってるよ」と報告してくれました。△くんも褒めてあげてねという事なんでしょう。
自分が認めてもらい、他にも目が向けることができました。嬉しい気持ちが満たされると、周りも嬉しくなってほしくなる、○くんにそんなことを教えてもらいました。
プール遊びではみんなのはじける笑顔がいっぱいです。水着姿もまた可愛らしくて・・ついつい「かわいい~」と絶賛してしまいます。子どもたちもなんだか照れてるような・・嬉しそうな・・そんな夏ならではの姿も沢山体験していきたいなと思っています。
プールから出たくないと拒んでいた※くんは、なんとか保育室まではもどってきたもののまだ何とかプールに戻れるのでは、と思っているようできく組の皆がプール遊びしている姿を指を指して入りたいと訴えています。だから、ズボンははきたくないと着替えのズボンを蹴っています。きく組の皆がテラスからいなくなってプールもかたずけてとなると段々納得。寂しそうにテラスを見つめていましたが、ズボンを履いてくれました。みんなそれぞれに、色んな気持ちを持ちながら、見たり聞いたりしながら納得しているようです。気持ちの落としどころを見守っていけるように工夫していきたいと思いました。
UA
◆手形スタンプで綺麗な花火(うみグループ)
以前年長児のお楽しみ会で、うちわ作りに手形スタンプをしました。保育の時間に年長児が手形スタンプをやっていた姿を見て、ももぐみとゆりぐみの子どもたちもやりたい」と声があったのでみんなでを楽しめるよう、手形スタンプと絵の具を使って花火を制作しました。
「やりたーい」と手形スタンプを使う制作は、大人気です。
朝の集まりで、「席がいっぱいで座れない時は順番こだよね」と話すと、「今は座れないから後でやる」としっかり理解して守っています。普段使わない金と銀の絵の具も使い嬉しい様子でした。
手形スタンプをやりながら、ひまわりぐみの△くんが、「もう年長さんだから手が大きいんだよ」とお話してくれました。子どもたちが自分の成長を感じていることに感動です。
みんなそれぞれ綺麗な花火が完成しました。(Y.H)
◆盛沢山の楽しい日でした(にじグループ)
朝の会でクワガタを持ってきてくれたお友達から今日、1日みんなで見せてもらおうということで、紹介をしてもらいました。「山形のおじいちゃんのところで取ってきた」「海の近くで取った」と教えてくれました。「カブトムシは、よく見ているから分かっているけど、どこが違うんだろう」と聞くと「2個、ガッシっていうのがついている」と角が違うことに気づいていました。今日は1日、みんなで観察して楽しみました。
避難訓練をしました。地震・火災の訓練で、放送で地震が起こったことを知るとすぐに机に下に避難していました。1番手前にあった机の下がギュウギュウで入りきれず困っている子もいました。1番遠い机の下は誰も入っていず、「奥の机の方に行ってね」というと空いていることに気づくとすぐに移動もできました。「1番近いところで、安全が守れるところに避難したできたことはすごいことであるころは認めた後で、空いているところを探すことも大事であることも話していきました。火災の訓練でも外階段が3グループが一緒になったので、急遽、室内の階段から避難しました。それでもすぐに保育士についてきて園庭に避難できました。
今日は、ママ先生もいて、保育室に帰ってきてから紹介とみんなからの質問をしました。「どんなお仕事をしてますか」という質問に難しいお仕事の話もよく聞いて関心を持っていました。ママ先生に紙芝居も読んで貰いました。前後編の長いものでしたが、ママ先生の読むのが上手で全員真剣に見ていました。みんなも拍手して楽しかったようでした。
今日は、盛り沢山です。泡遊びをベランダでしました。スポンジに水と手洗いの石鹸をつけてモミモミすると泡が出てきます。みんなで泡を作り出しました。そのうち食紅で泡に色を付けていきました。赤・青・黄色・緑の色の泡を作り、それをまた混ぜ合わせる子もいて泡に色が付いていくのを楽しみました。色水の上に泡を乗せてまるでビールのようなものをカップに作っては、スプーンでかき混ぜていました。色を混ぜることに夢中の子、泡を作る要領が分かり、たくさん作って泡の盛り方が上手な子もいてソフトクリームのような感じになりました。最後の方には、たらいに足を突っ込みだし、服で遊びに出たのに段々大胆な遊びになり、水運び出してはジャージャー流している子もいました。泡のカップをいっぱい並べて綺麗な色をいつまでも楽しんでいる子もいて、給食が近づいてもなかなか片付けが出来ないでいた子どもたちでした。
盛り沢山の1日でした。子どもたちは、どの体験も真剣にそして楽しんで、満足していました。この夏の体験をまた積み重ねていきたいと思います。 M.K
◆本気を出しただけなのに(そらグループ)
今週はクラスの三分の一が欠席しており少ない人数での保育が続きました。
それでも3階ベランダでの水遊びや、2階ベランダでの水遊び、眼科検診や耳鼻科健診、誕生会に保育士体験、週末最後には避難訓練にプールです。
楽しい事やドキドキする事やワクワクする事やソワソワする事など盛り沢山だった週の為、休日はゆっくり家庭で休息を取れたら…と思います。
見た目は元気でも体の中までは分からないのがもどかしいですが、それぞれの体調を考慮しながら楽しめる事を今後も提供していきたいと思います。
室内ではゲーム遊びや、塗り絵屋さん、ピタゴラ線路、ひまわり制作などが盛んです。
カードゲーム遊び〜
「やってみたい」
というこどもが増えてきました。
じっと見ていたあの子が満面の笑みで言います。
今までやらずに見ていただけなのは、やり方やルール、攻略法、お手つきなどをしっかり把握する為でした。
用意周到です。
見ているだけじゃなくてやれば良いのに…、やってみれば良いのに…間違ったって良いじゃない…と感じがちですが、「絶対に失敗したくない」という高いプライドと、「絶対に成功したい」という強い執念も感じられます。
「うちの子は見ているばっかりで…」というセリフを一度は言ったことのあるかもしれませんが、
「用意周到はとても素晴らしい事」であります。
完璧主義者でも良いと思います。
完璧を他者に求めるのはまた違ったアプローチも必要ですが、自分が完璧でありたいという思いは大切にしたいと感じます。
その子にかける声かけの内容や数を変えつつ関わりますが、ベースにはその子が選択出来る事を尊重します。
そんな中、今日もまたゲーム遊びが展開され新たなトラブルも発生します。
「◯君は強すぎるからもうやらない、つまらない」
カードゲームが大好きな◯君は強すぎるが故に遊ぶ相手を完膚なきまでの勝敗をつける為、相手が1人2人と減っていきました。
『手加減』
必ずしもやらなければならない訳ではありません。
同じ仲間です。
同じ年齢です。
それでも個性があり個々の差もあります。
「何も悪くないのに皆んな「やだ」って言う…」
友達と遊ぶことの難しさは何も「貸し借り」だけではなく、身に覚えがない事や、嫉妬、様々なきっかけが様々なこどもの感情を生み、関係を作ります。
◯君が今後どんな姿を見せるか?
周りのこども達が今後どんな姿を見せるか?
それぞれの「葛藤の時間」を大人が待てずに、指示や誘導をしてしまわぬ様大切に見守る事(成長に必要な葛藤、蕾から花が開く瞬間に摘んでしまう指示や誘導、その子に必要な栄養素と水の量を理解し把握していく事…こども達は様々な花の様であると改めて感じます)を意識したいと思います。
塗り絵屋さん〜
色鉛筆ではなく大人の使うサインペンを使うと太い文字が描けます。
それが嬉しくて嬉しくてたまらないこどもがいました。
自分で描いた絵が、枠が太い線となると塗り絵の様に見えた様です。
「塗り絵作りたい」
と閃いた◯君。
そこから暫く塗り絵に没頭し、複数枚完成させました。
「◯君、先生にも一枚塗らせてくれないかな?」と保育者がこどもに伝えると、周りのこどもが、
「え?買いにきてね、塗り絵屋さんやってるから」とおままごと(昨日までレストランだった)で展開されていました。
※遊びのプロだと感じます。自由のきく環境、すぐに和になれる仲間、すぐに閃きを行動に移せる自由な時間が揃っています
ピタゴラ線路〜
きっかけは自分達の遊び場(電車をいつも繋げている床)で年長児がこま回しを行なっていた事で、じゃぁどこで遊ぼう…?と考え、閃いた場所が、玩具をしまう(高さの違う2つの)棚の上でした。
棚の上なので周回が出来る様な線路の配置は難しく直線の配列となります。
しまった…と思った時にはもうすでに遅く、並べていた電車は直線の線路を勢いよく滑り、床に落ちました。
その表紙に、こどもの表情がニヤリとなります。
電車を手で動かすよりも自然に動く方が面白いと気づき、いかに高い傾斜を作れるか、いかに長い滑り台を作れるか、試行錯誤が始まります。
ここに2×2の積み木は合わないな…
ここに4×2の積み木が会うぞ…
ここに2×2を2個必要だ…
実験の様な建築の様な遊びの始まりです。
science、technology、engineering、mathematicsを含む活動はこども達を集め、その輪を広げていきます。
ひまわり制作〜
折り紙の得意なこども達や興味を持ったこども達が展開しています。
決まった折り方で完成となる作品です。
現在、ランチルームに作品を飾っております。
年長児がメインで作成していますが、他学年のこども達もそれを見たり、作品を通して憧れや尊敬の目を向けるきっかけとなります。
前述した様に、今はやらずとも一年後、二年後、三年後…は分かりません。
本当に同じ悩みを抱いているかも分からない為、今は用意中ね…サナギタイムねと、大人は常に春でありたいと感じます。
プール遊び〜
少人数でのプール遊びはアットホームです。
大きなプールは泳ぐプール、ベランダの小さいプールはじゃぶじゃぶ池。
こども達の感覚の変化が行動に現れてきています。(ビート板で泳ぐこどもも増えました)
その他にも様々な遊びに様々な学びや繋がりががあります。
日々、その瞬間、その時々を大切にしていきたいと改めて感じる週となりました。
k★y
Posted in 園のこだわり