◆7月14日(木)の子どもたち
2022年07月14日 木曜日
◆初めての姿(つぼみ)
今日もお部屋で過ごしました。畳の場所に凸凹マットや坂道マットを置いて、体を動かすゾーンを作ります。畳ゾーンを解放すると、続々と集合してくる子どもたち。出来上がるのを待ちわびているようでした。遊び始めると、子どもたちの動きはとてもアクティブです。マットを登ったり、すべり台のように滑ってきたり、遊び方は様々ですが、全員楽しそうにしています。
今日は子どもの育子園での初めての姿も見ることが出来ました。〇ちゃんが初めて掴まり立ちが上手に出来ました。これには保育士一同拍手喝采です。足をプルプルさせながら一生懸命バランスを取っている姿はとても可愛くかったです。
□くんの初めての姿も見ることが出来ました。今まで、立つのは上手に出来ていた□くん。中々1歩目が出ずにいました。お家では歩いたと報告を受けていたので、園ではいつ歩いてくれるかな?と待っていました。いつも通り立ったり座ったりを繰り返していると、急に1歩、2歩と歩くことに成功しました。急のことでとても驚きましたが、嬉しさいっぱいでした。
昨日に引き続き楽器遊びもしました。昨日お休みしていた△ちゃん。鈴の音が聞こえると寄ってきます。渡してみると、両手に持って振って音を楽しんでいました。タンバリンは畳に置いて上から思いっきり叩くと、少しこもったような音がなります。手に持って叩くと綺麗な音がなります。それに気がついた△ちゃん。持って叩いて笑って、疲れたら置いて休憩。それを何回も繰り返して楽しんでいました。
F・A
◆お友だちといっしょにパクッ!(ふじ)
すっきりとしない天気が続いていますが、雨は降っていなかったので、今日は園庭に出ることができました。
きゅうりが大きくなっていたので、収穫しました。
きゅうりを触ったふわふわの△ちゃん。最初は興味津々で近付いてきたものの、少しチクチクする感触に驚いたのか、一歩二歩と後退りしています。『それは何?!』とでも言うように目を丸くしてヤダヤダと首を横に振っている姿がなんとも可愛らしいです。
まな板や包丁などの調理セットを持ってくると、「なにするのー」と次々集まってきては「きゅうりー!」と大喜びです。
包丁のトントントントン・・・のリズムに首を揺らしていたり、待ちきれずにボウルの中身を何度ものぞきにくる子もいました。楽しみなんだということがひしひしと伝わってきます。
前回食べられなかった子も、お友だちが美味しそうに食べている姿を見て、今日はみんなと一緒にパクリと口に入れる子もいました。手に持つことも口の近くにきゅうりを持ってくるのも嫌がっていましたが、お友だちから受ける刺激って本当にすごいなぁと感じるばかりです。
口に入れてみて、やっぱりちがう・・苦手・・と出してしまうこともありますが、
『食べてみよう』『食べてみたいな』そんな気持ちが生まれただけでも大進歩です。
「おかわりー!」「もっとー!」「ちょうだい!」「ん!ん!(と手を伸ばす)」
みずみずしいきゅうりをたくさん食べて大満足の子どもたちでした。
園庭では元気なセミの声も聞こえるようになりました。「どこ?どこ?」と居場所を探そうと帽子をとって一生懸命上を見上げています。
葉っぱにくっついたセミの抜け殻も見つけ、「これカブトムシ・・?」と興味津々です。
つぶさないようにと、指先でそーっとつまんで、殻の中をじっくり観察していました。
夏を感じる出会いも増えてきました。夏をおもいっきり楽しみたいと思います。
I.S
◆雨上がりの発見(きく・たんぽぽ)
雨上がりの園庭は、子どもたちにとって色々な発見があります。
まずは、大きな水たまり。
マットの上に出来た大きな水たまりの中に入り、その中でジャンプをして水しぶきが上がるのを歓声を上げて楽しむ子どもたち。
その水しぶきが自分に向かって降ってくるのも楽しいようで「すごいよ!!」と何度もジャンプをして見せてくれました。
次の発見はゆりかごスイング。
触ってみるとロープが濡れていました。
「なんか冷たいね。」といいながら乗り込む人と押す人に分かれて遊び始めました。
そこへ後から合流した子が、ゆりかごスイングの約束が書いてあるボードに水が溜まっているのを見つけ「なんか、ブニョブニョしてる」と手で触っていると、他の子も同じように触って、感触を楽しんでいました。
そして、他にも同じようなボードがあることに気づき、見に行ってみましたが、他のものは水が入っていなくて、少し残念そうでした。
そして、みんなが大好きな虫探しでも、雨上がりだからこそ見つけられたナメクジやミミズに大はしゃぎ。
排水溝の蓋をあけて、「何がいるかな・・・」と中を覗き込んだり、蓋の裏についていたナメクジを見て、葉っぱや枝を使ってなんとか捕まえようとしている姿は、とっても微笑ましく感じました。
また、セミの鳴き声に「どこにいるの?」と木を見上げて探しまわったり、セミの抜け殻を入れ物に入れて大事に持ち歩いたりしている姿も見られました。
雨上がりは、晴天の時とは違う発見や経験が出来て、子どもたちの遊びも少し違うように感じます。
そんな子どもたちの発見を共有しながら、楽しんでいきたいと思います。
(E.Y)
◆今年初めての・・・(にじグループ)
昨日の奉献、とても立派でした。代表児は、礼の仕方を何度も練習しました。今朝は、にじグループでも、礼について少し伝授。「育子園でもお外でも礼をすること、たくさんあるよね。そういうときにちゃんとした礼ができると、とってもカッコいいよ。ゆっくりすると、かっこいいんだ。」と話をして、礼をしてみると、それぞれ頑張って保育士の礼を真似ていました。日本の素敵な習慣、機会を見て、少しずつ伝えられるといいなと思います。
身体測定をしました。自分で服を脱いで、たたんで・・・。どんどん上手になっています。看護師の前では、名前を言います。終わると、「ありがとうございます。」と上手に言える子も増えてきています。友達と一緒にすることで、刺激を受け、できることが増えていく姿が頼もしいです。
身体測定の終わった年長児は集まって、お楽しみ会とは違う秘密のミッションの提案。先日作った梅シロップ、加熱殺菌して現在冷蔵庫で冷やし中で、来週あたり飲めたらいいなと思っているのですが、「その時に梅ジュース屋さんになって、もも、ゆりのお客さんを招待してみるのはどうかな?」お隣のそらグループで、給食の時に店員さんごっこが流行っているのを見て「あれ、なにやってるんだろう??」と興味を持っている子がいたり、普段の給食やおやつの当番も、自分の番を楽しみにしている姿を見ていたので、提案してみました。「やりたい!やってみたい!」と即答の子どもたちです。
「ジュースやさん、どんなお仕事があるかな?」案内役、配る役・・・と様々な役割が出た中で、「わたし、味見役をする!」と言ったちゃっかり〇ちゃんの発言には笑ってしまいました。
「チケットはどうしようか?」 「お金がいい!」「チケットがいい!」
「お金はいくらがいいかな?」 「100円!」「50円!」「500円!」
それぞれ、自分の思ったことを言っていくのですが、まとまりません。
「ねえみんな、今は先生がみんなの言ったことをまとめて、じゃあこうしようかとか決めてるけど、これからは先生がいなくてもみんなで決めていけたらいいよね。それが話し合いって言うんだよ。これができると、また一年生に近づくよ。」
少し難しいかなとも思いながら、伝えてみました。
すると、▽くんが、「じゃあ、まずはチケットとお金、どっちがいい?チケットがいい人!」と挙手を求めてくれました。お金がいいという子のほうが多かったので、お金になりました。
続けて、▽くんが、「お金はいくらがいい?10円がいい人!100円がいい人!」と再び挙手を求めたのですが、そこで今度は、※ちゃんが、先ほど保育士が「お金は1000円みたいに四角いのと、10円みたいに丸いのがあるから、どっちかがいいかな。」と言ったのを覚えていて、「ねえ、そうじゃなくて、四角いお金か丸いお金で決めようよ。」と言います。「※ちゃん、みんなに言ってみて。」と保育士が振ると、※ちゃんが「四角いお金がいい人!丸いお金がいい人!」と皆に挙手を求めてくれました。
少し「話し合い」っぽくなりました。普段の会話の中では、自分の意見を言ったり、相手の話を聞いたりは自然とできていますが、「皆で話し合い」となると、また全然違ってきます。これから、こんな機会も大切にしていきたいと思いました。
10時半過ぎに、園庭に出ました。出たとたん、セミの鳴き声が耳に入ってきて「あっ、セミだ!」と興奮する子どもたち。「よーし、セミを探しに行くぞー!」と保育士も盛り上げると、元気に駆け出していきました。でも、そのとたんセミの鳴き声は止んでしまい、子どもたちの必死のセミ探しが始まりました。
しばらくして、「せんせい!セミのぬけがら見つけたよ!」と数人が興奮して、呼びに来てくれました。高い木の葉の先にくっついたセミのぬけがら。「ボクが見つけたんだよ!」と得意げな◇くん。背の高い保育士が取ってくれました。今年初めてのセミのぬけがらです。
またまたしばらくして、「せんせい!セミがいたよ!」と再びの報告。さっきよりさらに高い木の枝に静かにとまるセミ。教えてもらってもなかなかわからないほど、見つけにくく、子どもの目は本当にすごいと改めて感心、感動です。
他にも、「せんせい!こっちにも今セミがいたんだよ。」「せんせい!竹馬こんなに(指を5本出して)乗れたよ!」
今日もたくさんの「せんせい!」の呼びかけがあります。一つ一つの「せんせい!」に大切にこたえていく大切さを実感します。
(T.M)
◆友だちから受ける刺激(うみグループ)
登園すると、「今日は何をしようかな。」「誰と遊ぼうか」
子どもたちは自分で考え、自分でその日の活動を始めます。
最近、広がりつつある異年齢の関わり。
今日も、年齢関係なく遊びが広がっていました。
ラキューで作ったコマ回しで盛り上がる男児たち。
プリンセスになったりしながらごっこ遊びで盛り上がる女児たち。
年齢関係なく、言葉のやり取りも盛んです。もちろん、トラブルも起こります。
そんな時、対等に言い返そうとするもも組の児がいます。
それを聞いて、しっかり答えようとする児もいれば、知らないふりをしようとする児もいます。ただ、楽しく遊んでいるように見える中でも、言葉の面でも相手の気持ちを考えるという気持ちの面でも、学び続けている子どもたちです。
その都度、寄り添って関わっていきたいと思います。
朝の集まりでは、名前を呼ばれて返事をしたら『好きな動物を教えてください』との課題を出しました。
一番初めに答えてくれたひまわり組の△ちゃん。
「リスが好きです」お手本のような答え方をしてくれました。
それを聞いていた他の児も、真似をして「○○が好きです」と続いていきます。
友だちから受ける刺激の大きさを感じる瞬間でした。
次は違う質問で、子どもたちの事をもっと知りたいなと思います。
なかなかすっきりとした晴れ間が広がりませんが、夏が来たことを感じさせる音が外から聞こえてきました。
「ミーン、ミーン」
うみグループのベランダの上の方に止まっています。
「園庭行ったら捕まえたい」
「虫取り網欲しい」
そんな声がたくさん聞こえてきました。今年は何匹のセミを捕まえることが出来るでしょうか。
楽しみです。(M.C)
◆大きくなりました(そらグループ)
土曜日は年長のお楽しみ会ということで、今週の年長児たちはハイテンション。保育者が準備のための準備を始めると「あ~なんか楽しみすぎて、もうやりたくなってきちゃった〜」と楽しみなのが伝わります。
年長がやっていることに興味を示してやってくる年少年中の子どもたちは憧れをもち次への期待に満ちあふれているようでした。
本日は身体測定もしました。服を脱いで畳んで並ぶということがスムーズにできているもも組の姿をみると大きくなったな〜と感じます。保育者たちの「55.5です」などのやりとりも楽しかったようで、真似しているのには笑ってしまいます。
楽しい瞬間がたくさんあって楽しいが伝わります。
年長児は体調に気をつけて無事に土曜日を迎えられたらいいなと思います。
(K.E)
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