◆7月12日(火)の子どもたち
2022年07月12日 火曜日
◆やりとり(つぼみ)
今日は9名の登園となりました。
昨日よりも雲が広がり、園庭日和の今日、ミッキー体操が終わり保育士が靴下の箱を持ってくると「お外行くくー」と言っているかのように集まってくる〇ちゃん、△ちゃんの姿がありました。
靴下の箱を目の前に持ってくると自分の靴下を取って準備が始まります。
自分の足に靴下をかぶせようとする〇ちゃん。中々できずにいると、諦めて保育士に靴下を渡します。保育士が指の方に靴下を付け、一緒に靴下をあげて履くことが出来ると「やったー」という表情で拍手をしていました。自分でやりたいという気持ちが少しずつ芽生えてきた瞬間でした。
園庭に出るとミストのところに真っ先に行くほどミスト好きになってきたつぼみ組の子どもたち。水たまりのところに手を入れてぺちぺちと叩き、水がはねること、水の感触を楽しんでいました。気が付くと洋服や顔には泥が付くほどです。
大人気の滑り台では小窓や柵から近くにいる保育士に「ばあ」と顔を出していないいないばあを楽しみます。一人がばあとやると近くにいる児も自然とばあという表情になって連鎖が始まりました。
砂場ではお友達の傍に座って遊ぶ□くん。最初は座ることを嫌がっていましたが、お友だちが遊んでいる姿を見て座り始め、目の前のおもちゃに手を伸ばして遊び始めました。隣にいた△ちゃんが「はい」と拾った葉っぱを渡すとキョトンとしながらも受け取っていて、子どもたち同士でやり取りが成立してくるようになり成長を感じる場面でした。
たくさんの関わりを通してどんどん成長していくつぼみ組の子どもたち。楽しい時間が過ごせるよう見守っていきたいと思います。
(I.H)
◆色々やってみよう(ふじ)
園庭の砂場ワゴンを出して準備して今日もお手伝いを呼びかけると、張り切って集まってきてくれました。砂場シートも同じくです。
ふじ組のわくわくの児は今、お手伝いブームがきていて、色々とお手伝いをしてくれました。
保育士が帽子を洗濯バサミから外して子ども達に渡すのを見て、〇ちゃんと☆ちゃんが外す、※ちゃんと□くんが友だちに渡しに行く事の役割分担が自然に出来上がっていて、楽しく繰り広げられていました。頼もしい姿に成長しました。
お手伝いへの意欲を引き出せるような関わりを沢山持っていきたいです。
今日は初めて太鼓橋に挑戦しようとする児も見られました。足をかけて綱を持ってやる気と、意気込みは十分あります。
「○ちゃん頑張れー」の声援を掛けられ真ん中あたりまで何とかたどり着く事が出来ました。
何度も繰り返していくうちに力も付いていき、頂上を目指す気持ちも同時に備わっていく過程を楽しみながら、チャレンジする気持ちを培ってもらいたいです。
それを見てひとり、二人と憧れを抱き増えていってくれたら嬉しいです。
S/A
◆お散歩に・・・(きく・たんぽぽ)
大聖堂にお散歩に行ってきました。散歩に出かけるよと伝えると、いつもに増してやる気にスイッチの入る子どもたちです。
「やってよ~」「できない~」と言いながらも、一生懸命前向きに支度をこなしていきます。次に何をするのかの見通しを持つことでこんなにやる気が湧きものだと感じます。考えてみると大人も一緒で、目的があると、やる気が湧いてきます。
散歩の道中、はたらく車に出会う道のりも楽しみの一つです。
「あっ!バスだよ、タクシーだー」といろんな声が聞こえてきます。色んな発見も嬉しい道中です。
大聖堂では、蓮の花がたくさん咲いていました。蓮の花の大きな葉を見て「なにこれ~傘みたい」
花びらの落ちた蓮の茎を見て「シャワーみたいだね」とそれぞれにイメージを膨らませています。
トンボにも出会うことが出来て、捕まえて虫かごに・・という場面もありました。
園内では出会えないことを経験して、いろんなものを見て想像したり驚いたり・・散歩ならではの体験をしてきたきく・たんぽぽ組です。
今日は風もあり日差しがあまりないい日だったので心地よく散歩に出かけることが出来ました。暑い夏ですがその日の気候に合わせて、色々な体験をしていきたいと思います。
UA
◆繋がり(うみグループ)
年齢を越えて一緒に遊ぶ姿が更に増えてきました。
園庭ではダンゴムシを探してる年少男児2人を見て、年中児の☆くんが「一緒に探そう。どこにいるか教えてあげるよ」とダンゴムシがいる場所を案内しました。でもダンゴムシは見つからず代わりにアリを見つけてかごの中へ入れました。「アリさんが嬉しいお家にしたいな~」と年少児たち。アリにとって快適な環境を考え夢中で土を入れていましたが、重くて持てなくなりました。その重みに泣き出す○くん。すると年中の△ちゃんが保育室まで持っていってくれました。自然にフォ―ローする姿が素敵です。
このような姿は日中で多く見られます。
年少児を対象としたトウモロコシの皮むきでは「かた~い」と言って苦戦する声に年中児たちが集まってきました。「お手伝いしてあげる」と言って手を貸す年中児たち。
同じように苦戦しながらも力を合せて取り組み、房を触りながら「トウモロコにも髪の毛があるんだね」と笑い合うなど微笑ましい会話が聞こえていました。
給食室までは力持ちの年長男児3人が運んでくれ無事に終了。初めての給食室のお手伝いは2学年の交流の場となりました。
年長組は今日も秘密のミッションに取り組みます。
今日は年長組全員分のうちわの下塗りをしました。うちわの名前を見て「あ、◎ちゃんのだ。きれいに作ってあげよう」「○グループの看板、可愛かったよね」と他グループの児にも思いを馳せており、お楽しみ会を通しグループの垣根が少しずつ低くなっているように感じます。
横の繋がりや縦の繋がりなど、子どもたちの関係性が日に日に変わっていく過程を丁寧に見守っていきたいです。
O・Y
◆トウモロコシの皮むきとお楽しみ会の袋づくり(にじグループ)
今日のおやつに出るはずのトウモロコシが届いていました。でも、皮つきのまま、ひげまでついているものが箱詰めで3箱もあります。「今日のおやつは、焼きトウモロコシなんだけど、もう届いちゃったよ。それも皮付きのままで、どうする。食べられる」というと子どもたちは、「え、皮むかないと食べられないよ」「皮、むく」と言い、おやつのためにもトウモロコシの皮むきしなくては、とやる気満々になりました。手を洗って1人1本ずつもらい、みんなニコニコで大きなトウモロコシの皮むきを始めました。大胆に皮を下まで一気に引っ張り取る子、向いても向いてもトウモロコシが出てこない子、ひげに苦戦して1本1本取っていく子とそれぞれでしたが、「むけた」とあっちこっちから声が聞かれ始め、ツルツルの綺麗なトウモロコシを見せてくれました。トウモロコシをひと時眺めてから皮の片付けです。机の上に山になっている皮をゴミ袋に入れていきます。箱に収まっていたトモロコシが皮だけでもゴミ袋いっぱいになりました。
同じトウモロコシでも粒がきれいに並んでいるものと斜めに曲がって並んでいるものがありました。ひげは、粒に1本ずつ付いていて粒と同じ数だけひげの数があることを知らせましたが、きょとんとして意味が分からなかったようです。でもひげに関心を持ったようです。全員での皮むき、どの子も楽しそうにやっていました。また、何かの野菜に触れていけたらいいなあと思います。
ひまわり組の子どもたちとお楽しみ会に使う紙袋に絵をかいて自分だけの袋にしました。お買い物が出来て、その時に買ったものを入れる袋だということを知ると、大喜びで「絵、描く」「自分のと分かるように綺麗に描く」と張りきって描きだしました。ペンが全員に1箱ずつというわけにはいかず、順番に取り換えっこしながら使っていきました。さすが、年長児ケンカすることなく、貸し合っていました。好きな絵を夢中で書き始め、綺麗な袋が出来ました。男の子は、電車やバスなどを描いて説明してくれました。女の子は、女の子の絵やお姫様、セーラームーンなどの何かのヒーローの絵などもありました。中には、色々な色で模様を描いた子もいました。
どの子もお気に入りの袋になりました。手から下げてみて、今からお楽しみ会で使うのが楽しみなようでした。 M・K
◆ズブ濡れ(そらグループ)
今日は念願のプール遊びを行いました。
※今回は年齢別にゆったりと入りました
プール開始までこども達は何度も「もう集まる?」「体操はしないの?」「音楽かけないの?」いつも以上に活動の切り替えを心待ちにしている様に思えます。
集まりの声かけをすると、すぐさま片付けを行うこども達。
朝の集まりでは、プロジェクターで保育者の手作り絵本を読む事を知ると椅子を並べだし、「ここ座ってる?」とこども達同士で譲り合いや交渉が生まれます。
※どんな絵本だったかお子様にお聞きください。
プールに入る前の準備体操をしっかり行い、もも組は着替えます。
※タオルや水着、水泳帽が無くて入るのを断念したこどももいました
ゆり組、ひまわり組は自分達の番が来るのを今か今かと部屋で待ちます。
※時計をよく気にするこどもや、何故か絵本ゾーンに集まるこども達…
プールに入る前の約束や、入水した後の水慣れの工程を保育者と共に行います。
冷たくて気持ちの良いプールの水を体全身で感じると「きゃー」っと笑顔と正反対の声も出ます。
水慣れの工程を終えると好き好きに遊び始め、保育者に水をかけたり、隅の方でひっそりと遊んでいたりと楽しみ方が様々でした。
邪魔しない様に…。
波の様に押し引きを楽しみたいと思います。
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