◆7月8日(金)の子どもたち
2022年07月08日 金曜日
◆初めての経験(つぼみ)
今日はお休みのお友達も少し多く、少しお部屋が広く感じられます。登園してきてくれた子どもたちはとても元気で、朝から活発に遊んでいます。
一方、外はというと、なかなか太陽が顔を見せてくれなく、何となくどんよりとしていて、スッキリしないお天気です。今日は初めてのプールに入ろうと思っていましたが、また来週におあずけにしました。園庭に遊びに出ると、ふじ組のお兄さんお姉さんが色水遊びをしていました。タライにピンク色と水色の水が入っています。ペットボトルなどですくって遊んでいるのを見ている〇ちゃんと□くん。目の前に水の入ったペットボトルが置かれると、ジャーっと流して遊んでいます。水が無くなると、もっともっとと言っているかのようにボトルを差し出してきます。色やボトルの形を変えながら、何度も何度も入れては流して遊んでいました。水の感触、水に色がついている光景をとても楽しんでおり、プールへの準備は万端だと感じ、プールが楽しみになりました。
ゆりかごスイングに揺られて眠くなる△ちゃん。色の付いた氷を触りびっくりする☆くん。面白い光景を沢山見ることのできた園庭遊びになりました。
F・A
◆色水(ふじ)
今日の園庭は、風が吹くと心地よく、のんびりと過ごせました。
ウッドデッキの上に透明カップと水を入れたタライを2つ用意していると、○ちゃんが近づいて来て「何するの~」と興味津々の様子です。
準備が終わり、保育士が透明カップに少量の水を入れて、良く見える位置と高さにキープし、そこへひとすくいの粉(食紅)を入れます。
するとジワジワと食紅が溶けだしていきます。
粉がゆっくり、ゆっくり、じわじわと細い糸の様に長く伸びて、底へと落ちていきます。
その様子を、真剣な表情でじーっと見つめています。
水と食紅が混ざり合い青の色水が完成です。
すると、○ちゃんは、透明カップを持ち水をすくい入れました。
真似してやってみるのかな?と思い、ひとすくいの粉を○ちゃんのカップに入れてみました。
先程と同じように色が広がり始めてきました。
これからがどんどん水の色が変わるというタイミングです。
その瞬間、〇ちゃんは、色が変わり始めた水をタライに戻しました。
そして再び、保育士の方にカップを差し出して「(食紅)入れて~」と、、、
自分のカップに入れてもらうのが嬉しいようでした。
それぞれのタライに青と赤の食紅を入れて、色が変わるのを楽しみました。
そして、ペットボトルに入れて持ち運んだり、カップでの移し替えをしたり、すくっては、こぼすことを面白がっていました。
子どもたちの体調を見ながら、夏ならではの遊びを取り入れていきたいと思います。(O.A)
◆プール楽しいね〜(きく・たんぽぽ)
お日さまぽかぽか良い天気です。今日は、今年はじめてのプール遊びをすることにしました。
第一回目は、たんぽぽ組です。
プールに入れない児、きく組は園庭で遊びました。
朝の集まりで、プールで遊ぶことを子どもたちに伝えると「え!やった〜!!」と大喜びです。何日も前から、持ってきた水着を友だちや保育士に嬉しそうに見せていた子どもたち。やっとプールが始まるという事で、ずっと心待ちにしていたことが伝わってきました。
早速、前半のグループからプール遊びスタートです。初めは、おそるおそる様子を伺いながらゆっくりと入水していった子どもたち。…でしたが、次第に何かから解放されたようにダイナミックに水を浴び、「きゃー!!!!」という叫び声が飛び交っていました。
そんな、楽しそうな声を聞いて、後半グループの子どもたちが水着を片手に室内から羨ましそうに見ていました。後半グループも水着に着替え、後半戦スタートです。
前半のグループとは遊び方が異なり、バケツやメロンの容器、船といった玩具を使ってごっこ遊びをしたり、容器から容器へ水を移し替えたりと、ゆったり遊んでいました。子どもたち一人ひとりのペースで、プール遊びを満喫しました。
部屋に戻ってから、「プール楽しかった〜!またやろうね!!」という声があちらこちらから聞こえてきました。中には、「もう一回入りたい…」と涙を見せる児もおり、プールの楽しさは特別感のあるものである事を実感しました。
梅雨が明け、これから暑い日が続きますが子どもたちの体調や安全に気をつけながら、夏ならではの遊びをたくさん取り入れていきたいなと思います。
(M・Y)
◆そこにいるだけで (うみグループ)
登園すると「今日プール入れる?」と聞いてくる子がとても多く見られました。
「昨日楽しかった。また入りたいな~」と笑顔を見せます。その笑顔を見ていると、保育者も今年はプールに入れて本当に良かったという気持ちになりました。
今後、プール以外にもたくさんの水遊びを行う予定ですが、どんな表情を見せてくれるかとても楽しみです。
園庭に出ると年長と年少男子数人が動かなくなっているヤモリを見つけ「息してないよね?」と保育者に見せに来ました。確かに息がありません。
そこで、子どもたちと土の中に埋め手を合わせました。「み仏さまに守ってもらえるからね」と声をかけた後で、年長児たちが何やら地面を見つめキョロキョロし始めます。
「お花を持ってきてあげよう」
「葉っぱじゃダメかな?」
「おいしいご飯が良いと思うんだけど無いよね?」と子どもたち。どうやらお供えするものを探していたようでした。
子どもたちの純粋でやさしい気持ちが見てとれます。
誰かに言われたからやるのではない、自然に生まれてきた他者に寄り添う気持ち。保育する上で大切にしていきたいと思っているものです。
年長児たちはお供えもの探しに集中します。
年少児たちは同じ行動を取り探し始めましたが、探している内に様々なもの(草花・昆虫・木の枝)を見つけ、そのまま興味関心事がお供えものから花や葉っぱ自体へと変わっていきました。
「○くん達どこまでお花探しに行っちゃったんだろう」と年長児。
見つけた草花を土の上に乗せると、その後は虫探しタイムへと入っていきました。
このように発達による違いから、同じ事をしていた子たちの遊びが途中で変化していく事はよくあります。でも異年齢ならではの交流や環境構成によって発達が引き上げられる要素は大きく、お互いにどう影響を受け合い成長していくのか楽しみであり、その過程を丁寧に見守っていきたいです。
年長組の秘密のミッションもいよいよ来週になりました。
今日も円陣を組み、気持ちを確認し合い準備に勤しむ年長児とそれを応援する年中・年少児たち。保育者も一緒に楽しみ盛り上げていきたいと思います。
O・Y
◆プールに入りました(にじグループ)
5日のプール開きの日には年長児が大きなプールに入ることが出来ました。
そしてついに今日。にじグループで大きなプールに入りました。
保育士が水着になって部屋に現れると、「あれ、今日プールなんじゃない」とニヤニヤそわそわ話をする子どもたち。朝の集まりも、なにかを察知していつもより早く集まってくれました。
準備体操を兼ねてダンスをし、ごあいさつをしてから「今日はプールに入ります」と伝えました。保育士としても子どもたちのいい笑顔が見られる最高の瞬間です。思った通りの最高の表情、反応を見せてくれました。
プールに入る準備の仕方や約束事を確認し、一人ひとりプールに入れるかどうかを伝えました。それから、準備体操です。プールに入れるとなると、体操に取り組む姿勢は真剣です。子どもたちがどれほどプールをたのしみにしていたのか感じました。
今日は、年少児・年中児・年長児の順には入りました。
年少児は初めての大きなプールに少し緊張気味でした。自由に遊ぶ時間でも、プールは広いのにみんなで固まって遊ぶ姿がかわいらしかったです。プールになれてくると、水鉄砲を保育士にかけたり、ジョウロを使って小さな水車を回したり思い思いに楽しんでいました。
年中児も大きなプールは初めてです。でも年少児で感じた緊張感はなく、早く入りたい気持ちから一つ一つの行動がフライング気味になっていました。落ち着くことを伝えてプールに入り、身体の末端から順々に水を自分でかけていくのも年少児よりダイナミックです。自由遊びでも、水鉄砲をかけあったり、プールでおままごとを始める児もいました。
年長児は2回目のプールです。“もうわたしたちわかるよ”というように、シャワーを浴びるのもながれがスムーズです。さすが年長児です。プールに入った瞬間に「○先生を攻撃だ~」と一斉に保育士に水鉄砲の嵐です。保育士を攻撃するために一致団結するのも年長児らしいな、と嬉しくなりました。
去年、一昨年と入ることができなかったプールに今年は入ることが出来て、子どもたちのたくさんの笑顔を見ることができ心から嬉しく思います。この夏を子どもたちといっぱい楽しみたいと思います。
e.y
◆水遊び(そらグループ)
今日は3階ベランダで水遊びをしました。今シーズン初めての3階ベランダ水遊び。もも組は初めての経験です。タライに水が入っているのを見ただけでも大興奮の子ども達。「きゃー」と歓喜の雄たけびをあげていました。こんなにも水遊びが待ち遠しかったのだなと感じるほどの喜びの表現でした。ひまわり組の○ちゃんは水の中に入って10秒後には温かいシャワーを浴びに行きます。まだ少しぬるい水でも涼しかったようです。あたたかいシャワーの前にはシャワーが出ている向きに自然と一列に子どものたちが並んでいました。
ゆり組の◇君は保育士にも水をかけようと果敢に立ち向かっていっています。水遊び用のボールを保育士めがけ投げ「あたった」と喜んだ瞬間に水を掛けられる◇君。「やめろー」と言いながらも嬉しそうな笑顔。何度も何度も繰り返しコミュニケーションを思いっきりとる◇君でした。「もう終わり」と切り上げる子ども達を横目にもも組の▽ちゃんは「まだあそぶよ」となかなか切り上げることが出来ず最後まで水遊びを楽しみ大満足で終わることが出来ました。「またあそぼうね」と嬉しそうでした。たくさん遊び着替えの時には「つかれた~」と保育士に着替えの手伝いをおねだりするもも組さん。お昼寝で身体を休め午後に向けパワーチャージです。これから夏本番。子ども達の夏の楽しみ方は大きいプールに入る、ベランダ水遊びする。今からウキウキで楽しみです。
(K☆H)
Posted in 園のこだわり