あめあめふれふれかあさんが
2022年06月13日 月曜日
六月、梅雨に入りました。この季節の童謡と言えば「あめふり」です。「あめあめふれふれ かあさんが じゃのめでおむかえ うれしいな ピチピチチャプチャプ ランランラン」の一番の歌詞を聴いていると大好きなお母さんであるということが伝わってきます。
小学生になったこの子にとって、「雨が降るとお母さんが自分のために迎えに来てくれる」ことが嬉しくてしょうがない。嫌な雨も全く気にならない、かえって雨が降ることによってお母さんが迎えに来てくれる。「ランランラン」の歌詞は、その嬉しさが体中から伝わって来る言葉です。
大正14年の作です。きっと朝から雨が降りそうな気配があって親子の間で「雨が降ったら迎えに行くからね」という会話がなされていたのでしょうか。それとも雨が降るとお母さんが迎えに来るということがお約束になっていたのでしょうか。日頃からの母と子の関係が伝わってきます。
幼少期において「無条件に受け入れてもらえている」という安心感、親から大切にされているという心情が、この「あめふり」から感じられます。
私たちも子どもとの関係において「ありのままに受け入れる」ということを大切にして保育をさせて頂いています。
園長
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