◆6月27日(月)の子どもたち
2022年06月27日 月曜日
◆感触(つぼみ)
気温が高く湿気も多い日でしたが、室内でゆっくり遊んでから室内と園庭に分かれて過ごしました。
室内で過ごしているときには、友だちが使っている玩具を一緒に使ったり、玩具を入れている箱をひっくり返して叩き、太鼓のように使って遊んでいる児など遊びを発見したり、友だちと一緒におもちゃを通して過ごすのを楽しんでいました。
しばらくするとミッキー体操が流れ始め、手をフリフリとし始める子どもたち。踊りも様になってきました。
ミッキー体操が終わると普段は保育士が靴下を持ってきて園庭に行く準備をし始めるのですが、もう少しゆっくり行こうと園庭に行く準備をしないでいると「あれ?」という表情で保育士を見つめる〇ちゃん。「暑いからもう少ししてから行こうね」と保育士が言うとまた遊び始めますが、少しすると窓から園庭を覗き、まるで「早く園庭にいきたいなー」と言っているかのような〇ちゃん、△くん、◇ちゃんの姿がありました。保育士が靴下の箱を持ってくると嬉しそうに笑う〇ちゃん。そして、靴下、靴を履いて園庭に出ました。
木陰が多い園庭なので子どもたちもウキウキと地面をハイハイしたり歩いて遊びに行きます。ミストに気付いて「きゃー」「あー」と嬉しそうに笑う子どもたち。ぽたぽたと垂れているところに水たまりが出来ているのを見つけ手を入れてや泥の感触を確かめていました。「気持ちいいね」という保育士の声掛けに笑顔で答えてくれました。
ベンチではふじ組が砂を使って遊んでいるのを見て、シャベルを持ってきて同じように遊び始める子どもたち。ベンチに来るとこの頃手を合わせて「いただきます」とする姿が多くなってきました。座るところ=食べるところという認識になってきているようです。
日々ちょっとした変化や成長を見せてくれるつぼみ組の子どもたち。夏ならではの遊びも取り入れつつ、楽しく過ごせるような環境をこれからも提供していきたいと思います。(I.H)
◆暑さと涼しさ(ふじ)
今日も暑く梅雨が明けたような良い天気になりました。ふわふわの児もわくわく・きらきらの児と同じように自分の外靴を下駄箱から取る姿が多くなりました。「せんせー」と言って保育士を呼ぶふわふわの○くん。
靴を手に持ち「て」※履かせての「て」を話していたのです。前は泣いて訴える事が多かったのに月日が過ぎると同時に、言葉で伝えようとする姿がありました。
履かせてあげると〇くんは元気に立ち上がり、園庭へと出ていきました。
テラス前に一番に砂場があり、砂場道具の周りにはすでに、何人か集まってどの道具にしようかなと品定めをしていました。
思い思いに好きなのを選ぶと、好きな場所で砂遊び開始です。
シャベルで砂をザクザク掘って感触を楽しんでいたり、バケツ一杯に砂を詰めて真ん中に小枝を一本立てて、何かを連想させるような作品を作っていました。ケーキだったのでしょうか?アイスクリームだったのでしょうか?想像しただけで楽しみが広がります。
今日は汗をかくような暑さだったので、園庭上空に吊るされたミストシャワーの下に立って、顔・頭にミストを浴びて気持ちよさそうに涼んでいました。
たらいに水を溜めていると、少しの間に子どもたちが集まっていました。
早速、手を入れて、パシャパシャとヒンヤリ感を味わい水に触れていました。
トランポリンにも集まりました。揺れが心地いいのか座って&立って楽しんでいました。途中で日差しが強くなったので木陰に移動して遊び始めました。
暑さと涼しさを、上手く使い遊びに取り入れていました。S/A
◆お休みの日何した?(きく・たんぽぽ)
今日も暑い一日です。
子どもたちにも、『園庭でもお部屋でもお水をいっぱい飲もうね』と話をしました。『お水を飲まないと、頭が痛くなったりお熱が出たりしちゃうからね』とその理由も話すと、「わかった」「いっぱいのむよ」と返事が返ってきて、しっかり話を聞け、理解していることが分かります。
今日の連絡帳にはお休みの日の出来事が書かれているご家庭が多くありました。
そこで、『お休みの日は何して遊びましたか』子どもたちにも聞いてみることにしました。
「〇〇はね・・・」と皆が一斉に話してくれたので、今日は『答えてくれるひと〜!』と発表出来る子を募ってみました。「はーい」と〇ちゃんが手を挙げてくれたので聞いてみると「広い公園ですべり台した」と教えてくれました。
そこから、すべりだいの話がたくさん出てきました。本当にすべり台で遊んだのか、〇ちゃんの話が印象的で真似をして話したのかはわかりませんがみんな嬉しそうに話してくれます。中には、「電車みた」や「トランポリンした」、「〇〇ちゃんとあったよ」みと色んな話が出てきました。
みんなの前で手を挙げることは子どもたちにとっても、ドキドキのはずです。それでも、自分の言葉で話すことができるその姿に成長を感じました。
これからも時間のある時にこのような質問コーナーをやっていこうと思います。
ベランダに出ると「きゅうりあるかなー」と確認しにいく△くん。
「あったよ!」とみんなに報告してくれました。まだすこし小さめだったのでもう少し待ってみることにしました。
前回収穫して、この葉っぱ(苗)から野菜(きゅうり)がとれるんだと繋がったようです。ベランダにはまだまだ違う野菜も育て中です。
水をあげたり、収穫したり、今まで以上に、観察を楽しみたいと思います。(I・K)
◆早くプールに入りたい(うみグループ)
7月に入ると、子どもたちが待ちに待ったプールが始まります。
そこで今日は、ひまわり組の子どもたちに代表でプール掃除をしてもらう事にしました。
「ひまわりぐみさん、よろしくおねがいします。」とももゆり組の子どもたちからの声援を受け、張り切ってプール掃除に出掛けていきました。
「今日もミッションだね」
ひまわり組になり、代表として仕事を任されることが増えた子どもたち。
その嬉しさからか、『最後まで話を聞く』ことをつい忘れ、「次、どうするんだっけ?」と
今、何をすればよいのか迷う姿も見られます。
ひとつひとつ経験する中で、話を聞いて行動する大切さを学んでいる子どもたちです。
この2年、大きなプールには入れませんでした。
ひまわり組にとっても初めての大きなプール。
笑顔全開で、スポンジ片手に一生懸命ゴシゴシときれいにしてくれました。
プール掃除が終わり部屋に戻る途中、☆君の大発見。園庭で育てているキュウリが食べごろに育っていました。
今年初の園庭キュウリ。野菜が苦手でもなぜだか食べることが出来てしまう魔法の『園庭のキュウリ』今日のうみぐるーぷの出席は37名。大人は4名。41等分にスライスし、塩またはマヨネーズ、好きな味付けで美味しくいただきました。
「次は何味にしようかな?」
これから夏本番、夏野菜の収穫が楽しみです。
(M.C)
◆七夕と梅シロップとプール掃除と (にじグループ)
子どもたちの賑やかな声が戻ってきました。
子どもたちと一緒にやりたいことがたくさんあった保育士、あれもやりたい、これもやりたいなと楽しみで仕方ありません。
もうすぐ七夕ということで、たなばたさまの歌を歌ってみました。1年に一度しか歌う機会がないからか、知らない子がいました。「この歌はねえ、お父さんもお母さんも、おじいちゃんもおばあちゃんもたぶんよく知っている歌だよ。」と話すと、ふうんと聞いています。大切に歌い継いでいきたい歌、園でも大切に歌っていきたいと思います。ぜひ、おうちでもお子様と一緒に歌ってみてください。
去年、保育士が近所からもらった梅を使って、2歳クラスで梅シロップを作りました。とても好評だった梅シロップ、今年も梅を頂いたので、挑戦してみることにしました。といっても、なかなか子どもが作業できることはないのですが(衛生上、かなり気を使わないといけないので)、なんとか考え、材料の氷砂糖を代表の数人で買いに行くことにしました。
「行きたい!」という子はもちろんほとんどの子、でも、そんなに大勢ではいけないので、くじを作りました。梅の絵が描いてある当たりくじは8枚。順番にドキドキしながら引いていきます。はずれだった子はとても残念そうでしたが、気持ちをがんばって切り替えて、当たりの子たちを見送ってくれました。
代表になった子たちは、ちょっと誇らしげ。スーパーでどんなことに注意しないといけないかを聞いてみると、「大きな声を出さない」「先生から離れない」「いろんなものに触らない」など、子どもたちからいろんな発言が出て、普段からお父さんお母さんと買い物に行く際に、きちんとお話をしているのだろうなと感心しました。
スーパーに着き、買い物かごを持つ子、レジでタッチパネルに挑戦した子、お金を払ってくれた子・・・とそれぞれ少しずつではありますが、役割を果たしてくれて、立派にお買い物できました。帰り道、氷砂糖を持ってくれるという年長の◎くん、暑い中、1キロの重い氷砂糖を頑張って持ってくれました。保育士が心配して、「重い?大丈夫?」と声をかけても、「大丈夫!」と頼もしい返事。最後に「ありがとう。」と声をかけると、ちょっと照れてはにかんでいました。日々の園生活の中でも、様々な場面での経験を通して、これからの自信につながっていくといいなと思います。
材料はそろったので、梅シロップ、子どもたちと一緒に作っていきます。成功するか、失敗するか・・・、乞うご期待です。
さらに年長児は、今日はプール掃除の日。デッキブラシやスポンジを持って、プールのあちこちをこすってくれます。水は気持ちよくて、楽しくて、プール掃除という名目の水遊び?という感じではありますが、「パンツまで濡れちゃった!」というその表情は笑顔でキラッキラ。もも、ゆりの子どもたちもょっと羨ましそうに、でもつられて笑顔になりながら、掃除の様子を見ていました。来週からのプールにますます期待が高まっています。
(T.M)
◆初きゅうり(そらグループ)
今週も暑い日が続きそうです。
年長組が代表でプール掃除をしました。「きもちいい」と水につけるとスポンジとデッキブラシを使い上手にゴシゴシ。水遊びになってしまい掃除はかっこだけになってしまうかな、と思っていましたがしっかりと腰をいれ汚れをゴシゴシ。ピカピカにしてくれました。「まだだよ」「ここ黒いとこあるよ」「ここきたないよ」等、子ども達同士で声を掛けあいながら掃除してくれました。水がかかっても平気で掃除をしてくれました。この夏子ども達はどのような成長を見せてくれるのか、そしてプール開きが待ち遠しいです。
園庭で今年も初物キュウリが育ちました。収穫し持ってみると新鮮すぎてきゅうりの回りのトゲが「チクチクしていたい」「チクチクで持てない」と採りたての感触を肌で感じることができました。湯通しし保育室で切って袋に入れ塩で揉みました。保育士が切っているのに興味津々で観ていました。「私もお家で包丁つかったことあるよ」と年長の◎ちゃん。年少の子からは「すごい」と言われ照れながら「これもつくったことあるよ」ときゅうりの塩もみをモミモミ。みんなでおいしくな~れの魔法をかけながら回しモミモミしました。給食のお皿に希望者のみ少しずつキュウリをのせていくと「先生、すごくおいしい」「おかわりしたいくらいおいしい」と大好評。本当におかわりする子が続出でした。今年も沢山実りがありますように。
(K☆H)
Posted in 園のこだわり