◆6月21日(火)の子どもたち
2022年06月21日 火曜日
◆気持ちいいね(つぼみ)
今日は昨日に引き続き暑い日となりました。
避難訓練後園庭で遊び始めると、とうとう暑さ対策のミストが活動になり、上から水が出てくる様子を不思議そうに見ていたつぼみ組の子どもたちでしたが、保育士と一緒にミストの下をくぐると嬉しそうに笑っていました。保育士と一緒ではなくても自分でミストの下を「あははは」「キャー」と言いながら何度も通る児もいました。
少し体が冷えると園庭散策をまた始め、小屋近くのベンチに座る〇ちゃん。保育士が砂場用の型を「どうぞ」と手渡すと手を合わせて「頂きまーす」として食べる真似を始めました。給食の時のやり取りを覚えていて、上手に真似っこです。食べ終わるとまた手を合わせて「ごちそうさま」をしていました。
トランポリンではつぼみ組の子どもたちが集まってジャンプをしたり、他のクラスの児に揺らしてもらって揺れを楽しみました。「ジャンプ、ジャンプ」という保育士の掛け声に合わせて身体を揺らして楽しんだりもしました。トランポリンが楽しくて子どもたちの笑顔や笑い声が絶えませんでした。
段々と心地よい揺れに☆ちゃんはまぶたが重くなってきていました。
今日もまったりゆったりと園庭で過ごすことが出来ました。
子どもたちの成長に合った関わりをこれからも大切にしていきたいと思います。
(I.H)
◆避難訓練とミストシャワー(ふじ)
避難訓練できちんと座って話を聞いていたわくわくの子ども達。
朝のおやつを食べ終えた子達は、園庭に行こうと、言葉には出さなくても「帽子とって」「靴下手伝って」とアピールをしてくれます。自分で履こうと頑張っている姿も少しずつ見られるようになってきました。
支度を終え、園庭で遊んでいると突然放送が入りました。地震(訓練)を告げる放送です。ビックリして泣き出してしまう子もいましたが、保育士に寄り添ってもらうと安心したように落ち着く姿がありました。
園庭の真ん中に集まって、避難することが出来ました。ひと安心していると、今度は火災を告げる放送が入りました。
今回の避難訓練も頑張って参加することが出来ました。
そして訓練後…。避難の為に乗っていたお散歩カーから「もっと乗っていたーい」とアピール続出の子ども達。お散歩カー=お散歩大好きなようです。
連日蒸し暑い日が続いています。
育子園では夏になると、毎年園庭にミストシャワーが設置されます。
今日からミストシャワーが始まりました。
園庭で上から降ってくるミストの水にうわ~っと嬉しそうに集まってくる子ども達と、「何だこの水は?!」と不審そうに遠くで見守る子ども達と反応は様々でした。
保育士がシャワーの中に入っていくのを見て、一緒に入ってみると水の気持ちよさが感じられたようです。何度も何度も入って「ぬれちゃったー」と言いながら見せる笑顔はキラキラしていました。蒸し暑さが吹き飛ぶほどの心地よさを感じた子ども達でした。
思いきり楽しむ子と、遠くから様子を見ている子…。それぞれの興味に合わせて、無理なく楽しんでいこうと思います。
これから暑い日にはシャワーを行っていきます。
ノートに○△✕の記入や、タオルの用意など、ご協力いただくことが増えますが、どうぞよろしくお願いいたします。
I.Y
ミストシャワー、気持ちいいね。
お姉ちゃんたちと一緒に「みてみてー。上手にできたよー」
◆夏が始ります! (きく・たんぽぽ)
机の下に…かくれました。
今日は避難訓練がありました。地震が起きたとの想定です。
「机の下にもぐりますよ~」
と伝えました。もぐるなんて言葉、きっと聞いたことなかったでしょう・・少しきょとんとした反応です。ハッとして「机の下にかくれるんだよ~」と伝えてみました。
次々に、机に潜っていきました。子どもたちに動作を添えずに言葉だけで何か伝えようとするときの言葉の選び方に反省しました。
少しドキドキしているような表情の子、なんだかワクワクした表情の子。それぞれですが机の下に潜って身を守る体験をしました。本当に災害が起きてしまった時のことを思うと実が引き締まりますが、今日の子どもたちの話に耳を傾ける姿や話を理解する姿を見て頼もしく感じました。園庭で遊んでいると、〇くんが靴がぬげてしまっています。そばにいた☆ちゃん、かがんで靴を履かせてあげようとします。しっかり履ききれなかったけれど、「やってあげよう」と思った気持ちに心の成長を感じます。自分の世界の広がりもチラホラ見かけるようになり楽しいと感じる事もまた的が広がっていくように思います。
ミストが用意され興味をもった子どもたちの笑顔もあふれていました。さまざまな観点で楽しい体験をしていきたいです。夏あそびが始ります。健康で安全、そして笑顔溢れる夏にしていきたいです。
UA
靴、ぬげちゃったの??
しっかり頭・体を守っています。
◆楽しく提灯制作をしました。(うみグループ)
夏が近づいてきました。
今日は、お祭りによくある提灯を制作しました。コロナ禍の為、お祭りや提灯を知らない児もいましたが説明をして見本を見せるとたくさんの児が「やりたーい」と言ってくれました。
絵の具で紙を染めていきますが、子どもたちは前回行った経験を活かし保育士に聞かず自ら進めていきます。
子ども同士「やりすぎると破けちゃうんだよ」と優しく教え声を掛け合う姿もありました。
その姿を見て、大人が伝えるだけではなく、子ども同士の関わり合い、学びを大切にしたいと感じさせられました。
これからも子ども一人ひとりが制作を通し、表現する楽しさを味わえるよう関わっていきたいと思います。(Y.H)
◆避難訓練と紫陽花(にじグループ)
地震の訓練で机の下に上手に入って避難しています。
避難訓練がありました。朝の会をしていると地震の放送が入り、静かに子どもたちはその放送をよく聞いていました。「机の下に入って」という保育士の声で、一斉に机の下に入りました。さすがに毎月訓練に参加しているだけあって、机の下に素早く入り静かにしていました。「地震がおさまりました」という放送でみんな机から出てくると、火災の訓練の放送が流れました。防災頭巾をかぶって、2階のベランダから園庭に避難しました。スムーズな避難に驚きましたが、保育室に帰ってきてから話を聞くと、地震があって火事があったことをひまわり組の子どもたちが説明していくれました。「どこから火事が起こったの」と聞くと、「給食室」「事務室」「職員室」「1階の小さい子の部屋」と色々なところから火事が出ちゃったようです。「今日は、1階の倉庫から火事が出たんだよ」と話すと、みんなちょっと不思議そうな顔をしていました。子どもたちには、なじみがなかったところでした。そんなところからも火事が起こるかもしれないということが、分かったようです。
紫陽花の制作をしたり、紫陽花の花を見たりと親しんできたので、今日は葉っぱの方で制作してみました。いろいろな色の絵の具でスタンプ台を作り、そこに紫陽花の葉っぱをつけて、その葉っぱを画用紙において上からこすると、カラフルな葉っぱのスタンプが押されました。丁寧にこする子もいれば、早く出来上がりが見たくてすぐに葉っぱをはがしている子もいました。葉っぱを取ると、それぞれにカラフルさが違うので、みんな「きれい」と大喜びしていました。不思議そうにずっと眺めている子もいました。
みんな、紫陽花の花と葉っぱと触れ合え、親しみを持ちました。今度は、どんな季節のものと触れ合っていこうかと考えています。子どもたちと一緒に楽しんでいきたいと思います。
m.k
葉っぱのスタンプができた。きれい。
園庭のミスト、気持ちいい。
◆ほんの少し(そらグループ)
今日は室内遊びの最中に避難訓練がありました。
放送が聞こえたこども達や保育者は会話や手を止め、周囲を見渡します。
放送が聞こえていなさそうなこどもには「今、お話ストップしてみて」「何か鳴ってる」と伝えていきます。
地震の合図だと分かるとこども達は机の下に潜りました。
潜るスピードもお手のもので素早く身を守るこども達の姿は頼もしく感じます。
しかし、場所によってはぎゅうぎゅう詰めになる事もある為、違う場所への移動や身体の守り方(ダンゴムシの姿勢)などを伝えています。
※時折、押し合いや譲り合いが上手くいかずケンカが起きる事もあります。それでもシクシクと本当は大声で憤りたいのを我慢するこどもは、その場の振る舞いを理解しているのだと感じます。練習だから喧嘩になるのか、本番でも喧嘩になるのか検証はしたくないですが、その時々の温かい対応と毅然とした態度や冷静な関わりでこども達と過ごしていきたいと感じます。
人数確認の点呼を行なっていると次は火災の放送が入りました。
避難場所は園庭の為、階段を降ります。
その時に、自然と口を押さえて避難するこどもがいました。
放送を聞いている証と、日頃の訓練の積み重ねで身に付いた「煙を吸わない方法」を行なっています。
避難後は室内の玩具の片付け(遊びの途中で避難した為)と、避難の振り返りやリズム遊びやダンスなどを行いました。
手拍子や右回り、左回りなど言葉やイメージを身体で表現しました。
そのシーンにあった動き、耳で聞いて理解し身体を動かす事は皆で行うととても難しい部分もあれば流れていく為、自然と簡単に出来る部分もあります。
その為、理解して動いているのか、流されて動いているのか見分けが必要な場面もあります。
※個々に合わせて関わっています
しかし、「楽しい」が大前提の為、テンポや内容、こども達の興味にあったものでなければ「もっとやりたい」という声が「まだやるの?」に変わります。
日々考察を欠かせられないと保育を通して感じます。
園庭ではミストが設置され、こども達は嬉しそうです。
暑さに負けず、ミストを体全体で感じています。
洋服が汚れたり、濡れたりするだけで嫌がっていたこども達が自らビショビショになる姿は不思議と笑みが溢れます。
そんな中、ミストに目もくれずに日向で遊ぶこども達がいます。
そのこども達の脇に抱えられているのは虫かごと図鑑です。
園庭の固定遊具(車)に虫かごと図鑑を持ったこども達が集まっていたので声をかけました。
「ドライブですか?どこに行くんですか?」
「えっと…てんとう虫と幼虫の旅です」
と言います。
丁度、ランチタイムの音楽(QP3分クッキング)が流れました。
遊具の向こう側にはバケツを持った男の子が一生懸命地面を掘り、穴が出来ていました。
そして、その穴にバケツに入っていた水を流し入れます。
「あれ?先生、水が消えるんだよ」
と言います。
※吸い込んだのです
「これじゃミミズさん可哀想なんだよ」
ともう一度バケツに水を入れて繰り返します。
※穴の中にミミズがいました
帰る時間になっても帰らないその男児の手にはミミズと土の入ったカップがありました。
「先生、これここに逃して良い?」と日向を指差す為、
「ここは暑いから苦しいよ。日陰が良いんじゃない?」と伝えます。
カップを日陰でひっくり返して、ニヤリと後ろを振り返り保育者に、
「先生、ミミズちゃんがありがとうって言ってるよ?」
と言いました。
その後、玄関先の蜜柑の木にアゲハ蝶が止まっていたのに気付き、
「先生、見てごらん、可愛いね、可愛いよ蝶々だよ、可愛いねー」
と何度も言います。
しばらく観察した後、
「お腹すいたねー、先生と一緒に帰りたいなぁ、先生まだ?」と言います。
※ずっと待ってたのは私…
保育だけに限らず、子育てにおいても、ほんの1分、ほんの5分が待てない時があります。
大人は、ほんの1分がほんの1時間になる事を知ってるからこそ待てないのかもしれません。
それでも保育園だからこそ待てるほんの1分や「ほんの少し」を大切にし、こども達の「ほんの少し」をほんの少しでも増やしていけたらと思います。
k★y
Posted in 園のこだわり