◆6月14日(火)の子どもたち
2022年06月14日 火曜日
◆楽しいお部屋の過ごし方(つぼみ)
色とりどり、コツをつかんでペタペタペタ
今日は梅雨寒、身体が気温差に追いつきません。
雨は降っていないけど、快適な外気浴にはなりそうもないのでお部屋で過ごすことにしました。
隣のふじ組はいつも通り園庭へ・・・その様子を男の子たちは窓越しに見ていました。
「お外 行きたいなー。」 それとも「何しているの?」 それとも「僕たちはお部屋にいるよー。」
どんな思いだったのか?
1Fの保育室はつぼみ組だけになりました。
泣いている子がいないためかみんな良く遊びます。
それぞれに自分の心地いい場所、やりたいことに気持ちが向かいます。
新生児サイズのお人形、名前を『つぼみちゃん』と名付けましたが、最近はつぼみちゃんにも気持ちを注いでくれるようになって、頭をなでたり顔を覗き込んだりしています。
玩具の取り合いも出てきました。
悪意はないのですが、使っているものに興味がわくのは仕方がありません。
ついつい手を伸ばしてしまって取り合いになります。
今の時期は譲ることも難しくて、取った取られた・・・と互いに泣くまで続きます。
仲介に入ろうとするとパタリと取り合いが終わる事も多くて、いろいろ学び中のようです。
しばらく遊んだところで、シール遊びに誘ってみました。
〇くんの連絡帳にお家でシールで遊んだ事が書かれていたので、早速やってみることにしたのです。
今日はそろそろ歩き出しそうなメンバーでお試しです。
土台からシールをはがすことはできないので、保育者が指先に付けてあげました。
やだーと手をぶるぶる振って振り落とそうとしていた子もいます。
ペタペタくっついてきてどうしようと戸惑った表情の子もいました。
何度か一緒に紙に貼ることを繰り返していくうちにベタベタの面とツルツルの面があることが分かった子もいました。
右手の指さきから左手でつまんで持ちかえる子もいました。
手を貸しながら一緒に貼っていきましたが、 これがいい と指差しで色を選ぶ様子もありました。
シール1枚でこんなに奥深く遊ぶことが出来て、楽しいことが一つ増えた一日でした。
ミルクの子も乳首のサイズがⅯからⅬにサイズアップした子もいます。
ぐびぐび飲んで気持ち良く眠っています。
部屋の楽しい過ごし方、増えました。(N・S)
園庭の様子を見ている男子3人

ハイハイチーム、皆んなが寝ている間に三者会談
◆楽しいことをくり返し(ふじ)
ほら ミミズだよ
今日は、曇り空。少し肌寒さもありましたが、まだ雨は降りそうもなっかたので、園庭遊びへ出ました。
園庭のあちこちに興味、関心が広がっている子どもたち。
最近は、虫探しです。
保育士と一緒に「いるかな~」と探しています。
子どもたちの中には、以前出会った場所を覚えている子も出てきて、その場所へと向かう姿があります。
△くんは太鼓橋に挑戦中で、もう何週間にもなります。素敵な姿です。
以前よりも縄をつかむ腕や足の踏ん張りも整いつつある様に見えます。あとは身体をグッと引き上げる感覚をつかむとまた姿が変わります。何度も何度も挑戦しようとする気持ちの育ちがとても嬉しいです。
なかなか登れない△くんの姿を見ていた2歳児が「まだ、小さいから登れないんだよ。見ててね。」とつぶやき、登り方を見せてくれようと登り始めました。
しかしこちらも登るのに少々奮闘中の2歳児のお姉さん。思わず△くんもお尻を支えています。なんだかほっこりします。
△くんの登ってみたい気持ちに〇ちゃんも登ってみたい気持ちが、むくむく育ってきています。
〇ちゃんは、保育者の手を握り、登らせてと伝えてきます。
縄を掴んだり、足を上げて踏ん張る姿は見られません。手を握り、太鼓橋の先を指差しています。
保育者が太鼓橋にのせてくれないことに、なんで~と泣いて訴えてきます。
そんな姿も成長を感じ嬉しくなります。
何度も挑戦した先に生まれるものやその時の姿が楽しみです。(O.A)
よいしょ!登るお手伝い!
◆優しい気持ち (きく・たんぽぽ)

ダンゴムシさんいるかなぁ〜
どんよりしたお天気ですが、相変わらず子どもたちは元気いっぱいです。
今日は、たんぽぽ組の☆くんが新しい友だちを連れてきてくれました。アオムシです。たんぽぽ組では、二匹のアオムシを育てていたのですが、そのうち一匹は蝶となり、もう一匹はサナギのまま何日も経過しています。
朝の集まりで、みんなに紹介すると青々とした元気なアオムシの姿をまた見ることができ子どもたちも嬉しそうです。
「何色の蝶々になるかな?」と質問してみると、
「あか!!」
「きいろ!!」
「あおかなぁ」
と、それぞれがイメージを膨らませ何色がいいか考えました。
そんな子どもたちの期待を胸に、蝶々になるまでの過程も楽しみながら見守っていきたいと思います。
園庭では、ダンゴムシ探しに熱が入ります。「ダンゴムシさんいるかなぁ〜」 と砂場の玩具(ダンゴムシを入れておく容器)を片手に花壇を覗いてみると、早速数匹見つかりました。続々と、「何やってるの〜?」と他の子も見に来ては、自分もダンゴムシを集めたいようで砂場から容器を持ってきます。でも、自分で見つけるのはまだ難しいようで「入れて〜入れて〜」という感じです。
そこで、ダンゴムシを探すコツをいくつかアドバイスしてみました。「砂や葉っぱをどかしてみると、いるかもしれないね」という言葉を聞いて、シャベルを保育士と友だちの分まで持ってきてくれた◇くん。シャベルをもらって、自然に「ありがとう!」と伝える☆くん。◇くんはお礼の言葉を聞いて、照れ笑いを浮かべていました。
そんな二人の姿がとても温かく、こちらまで優しい気持ちになりました。
「どうしたのかな?」「何してるのかな?」と友だちのことがより一層気になってきた今。子どもたち同士の触れ合いを大切にして、今後も見守っていきたいと思います。
(M・Y)

「ガタン ゴトン」列車が走りまーす!
踏切ですよ~、カンカンカンカン。
◆やさしい気持ち(うみグループ)

帽子落ちたよ
園庭に出ると、低年齢がまだ遊んでいました。
ふじ組の男の子が帽子を落としたまま歩いています。近くにいた年少児の○ちゃんはすぐに帽子を拾い、その子の頭にかぶせてあげました。
その流れで自然と手を繋ぎ、しばらく一緒に歩く2人。言葉はなくても気持ちが通じ合っているように見えました。
築山では年中児と年少児の3人が山から落ちないよう遊んでいます。その姿を写真に撮ろうとした保育者がバランスを崩し足を滑らせると、すぐさま手を差し出し助けようとしてくれました。「大丈夫?」と言うやさしい声掛けと共に笑顔で手を差し伸べる3人。「怪我しなくて良かったね」と言葉をかけてくれました。
何気なく遊んでいる中にもたくさんのやさしい気持ちがある事を感じ、日々の中でそんなやさしい気持ちを見逃していないか考えさせられました。子どもたちの素敵な所にもっと気付ける自分でいたいです。
ホールでは3グループの年長児たちで集まり、来月に行われるお楽しみ会についての話をしました。
各グループでの話し合いは経験済みですが、年長児全員で集まるのは初めてです。
秘密のミッションである事を伝えると期待に満ちた表情を見せました。
今日はそれぞれで話し合ってきた中から、3グループとも「やりたい」と声があがったものを発表しました。
ではそれには何が必要になるか?再びグループに持ち寄って決定していきます。
今後、より具体的な話し合いや準備が続いていくと思いますが、子どもたちにとって素敵な思い出になるよう保育者も一緒に楽しみ取り組んでいきたいです。
O・Y

先生大丈夫?腕に掴まって

みんなで楽しいものにしていこう〜エイエイオー!
◆アオムシからさなぎへ (にじグループ)

じっと見守る○くん&「(サナギ準備中の)アオムシのポーズが可愛いね。」と真似る◎ちゃん。
「あめふりくまのこ」という童謡があります。とても、可愛らしい歌で、雨のこの季節にぴったりです。ピアノで弾ければと思いますが、保育士の技術不足で、CD を使用しました。歌を流すと、「あっ、この歌知ってるよ。」と子どもたちも耳をすませています。ストーリーのようになっているので、2回目は保育士がお話のように読んでみました。くまのこが雨の中で遊ぶ様子を、子どもたちも静かに聞いていました。こんなゆったりした朝も素敵です。
紙芝居も、雨あがりにちびへびが散歩するお話。いろんな色のものを発見していくので、子どもたちにも質問しました。「黄色いものってなんだろう?」「レモン。」「バナナ。」「たんぽぽ。」色々出ます。低年齢用の短い紙芝居ですが、子どもたちとやりとりしながら進んでいくことで、じっくり楽しむことができました。
昨日の朝、虫かごの蓋の裏で、さなぎになる準備を始めたアゲハの幼虫。毎日、観察していた子どもたちが発見しました。「明日、ちょうちょになるかなあ?」と言うので、「絵本に14日くらいって書いてあったよ。」というと、絵本をよく読んでいる◎ちゃん。日にちを書いて、数えていくことにしました。
今朝、虫かごをのぞいてみると、黄緑色のさなぎになっていました。「さなぎになったひ」に今日の日付を入れます。ここから2週間ほど。カウントダウンしながら、楽しみに待ちたいと思います。
朝の集まり後、年長児は、秘密のミッション。ホールに全グループの年長児が集合しました。お楽しみ会について・・・。先日、各グループで少し話をして、やりたいとなったものの中から、子ども達で進めていきたいことを伝え、具体的に何をしたいか、もう一度話をしました。「せんせいたちもみんなが楽しめるように準備するけど、みんなも一緒にやってくれるかなあ」「いいよ!」「やろう!」頼もしい返事です。話し合いとなると、やはり難しくて、なかなかまとまらないので、大丈夫かしら?と思うところもなくはないですが、実際に準備に入ったら、楽しく進めていけそうです。子どもたちの力を信じながら、必要なところでは保育士も助け船を出しながら、話をまとめたり、準備を進めていけたらと思います。
(T.M)

今日もせっせと川作りに忙しい△くんたち。なかなか水が流れていかないところがあり、一生懸命掘ったりして、試行錯誤。

お楽しみ会、楽しいものにするぞと「エイエイオー!」
◆トランポリン(そらグループ)

秘密の話し合い
全グループの年長組でホールに集まりお楽しみ会の話し合いをしました。
秘密のミッションと話すと年長組だけの秘密と特別感を感じられ嬉しそうでした。
絵本やプロジェクターをみて想像を膨らませどのようなお楽しみ会にしようかこれからもっと話し合いをして深めていきたいと思います。最後にみんなで「えいえいお~」と」気合をいれました。
園庭に行きトランポリンをみんなで跳んでいたとき年中組の○ちゃんが「せんせいみて~みんな飛び散ってる~」と。飛び跳ねていると言いたかったのだと思いますが可愛い言い間違えです。トランポリンの上ではうみグループ、にじグループ、そらグループの子どもが入り交じって寝っころがったり座ったりさまざまな恰好で飛んでいました。
年長組の◇君はトランポリンでみんなで跳んでいることが楽しくて勢いよく飛び楽しさを表現していました。◇君は「うみグループはこっちで集まって、にじグループはこっち、そらグループは個々に集まって~」と呼びかけトランポリンの枠の上にグループごとに集め「隣の人と手を繋いで」とみんなで手を繋ぎ「いっせいのせ」でみんなでトランポリンにジャンプ。みんなで一斉にとんだことでいつもよりも高く飛べ喜びも倍になったようで笑顔が満開で心が一つになった瞬間でした。
その後◇君の発案でトランポリンの上でかごめかごめを始めた子ども達。グループの垣根を越え同じものを楽しむことができ気持ちを共有することができたようです。 (K☆H)

かーごめ、かごめー

靴が脱げてしまった一歳児の子の靴を履かせてくれました。優しい。

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