◆6月13日(月)の子どもたち
2022年06月13日 月曜日
◆私も使いたいなあ (つぼみ)
出れるかなあ
今日は朝からお天気も良く過ごしやすい陽気でした。朝のおやつを食べ終わると、隣のふじ組が園庭へ行く準備をし、園庭へ出て行く姿をうらやましそうに見ていました。少し窓が開いているのを発見する○ちゃん。隙間から頭を出し、一生懸命出ようとしていました。「う~ん」と力を入れても頭しか出せず、困って戻ってきました。
園庭に出ると、早速長い枝を発見する◎ちゃん。枝をフリフリ振ったり、枝でしばらく遊んでいました。枝を両手で触っていると、ポキンと折れてしまい、あれっという表情で枝をじっと見つめています。直そうとしているのか、折れた枝と枝をくっつけていました。
滑り台では、踊り場で静かに遊んでいる△くんがいました。2歳児の子が置いて行った砂の入ったバケツとシャベルがあり、夢中になってそれをいじって遊んでいました。他の子達も集まってきて、置いてある2つのバケツをシャベルでしばらくつつき合いしていました。バケツを最後に獲得した△ちゃん。滑る方に持って行き、砂をまき散らし満足そうに遊んでいました。
他の子が遊んでいると気になって寄ってくる様子は、部屋でも良く見られ、いつでも競争です。(T.Y)
枝ポキン!
滑り台の踊り場で
◆菩提樹の下で (ふじ)

菩提樹の花を集めて遊びました
青空が広がり、気持ちのいい天気。
28人の子どもたちが元気に登園し、週のスタートを切ることが出来きました。
みんな元気いっぱいで、嬉しくなります。
風邪で休んでいる子は1人もいません。
これもまた、嬉しいです。
この1週間、子どもたちはどんな姿を見せてくれるのだろう…とわくわくです。
園庭に出ると、菩提樹の下に小さな白い花がたくさん落ちていました。
保育者と一緒に花を集めて、空に向かって「えいっ」と投げます。
紙吹雪のように花がちらちら落ちてきて、「きゃはは!」の笑い声。
子どもたち同士で笑い合っている姿がかわいくて癒されました。
その姿を近くで見ていた◯くんは、花を拾ってきて友達の頭の上に乗せていきます。
上から落ちてきた花が頭の上に乗っている様子を見ていたのかもしれません。
その後も菩提樹の下で◯くんに出会うと、挨拶かのように花を頭の上に乗せてくれました。
一方、小門前の植木鉢付近には一匹のアゲハチョウがひらひら飛んでいて、花のみつを吸いにきていました。
子どもたちが近寄ってもなかなか飛んでいかないので、長い間観察することができました。
違う植木鉢にアゲハチョウが移動すると、子どもたちもトコトコ移動。追いかけっこをしているようで、可愛い姿でした。
「ちょうちょ、ちょうちょ」と言ったり、虫を指差ししたり、つまんだり…
虫に興味が出てきて面白い姿を見せてくれるようになりました。
(M.S)

ちょうちょさんみっけ!

ふわふわガールズは砂あそびに夢中
◆ミミズはどこだ? (きく・たんぽぽ)

プランターの下…いる? いなーい!
園庭に出る前に二階テラスのプランターを覗く事が日課となっています。
『わぁ~(はつか大根の)葉っぱが大きくなってる!』
『(きゅうりの)花が咲いてる!』と様々な変化に驚きの声が聞こえてくる中で『気持ちいい~』という声も同時に聞こえてきました。その声の主は〇くんと△ちゃん。はつか大根の葉の成長に驚き、思わず手のひらでサラ~っと撫でた感触の感想だったようです。二人の声と行動に引き寄せられた他児も一緒になってなでなで。子ども達に撫でられ、はつか大根も喜んでいることでしょう。
今日の水やり担当はたんぽぽぐみ。沢山水を浴びた葉がキラキラ綺麗でした。
園庭に着くと□くんが『ミミズ探そう』と保育士を誘いました。そのやり取りを聞いていた数人の児も『探したい!』の声が上がり、皆で探す事になりました。「どこにいるかなぁ?」と保育士が呟くと『あそこにいるよ!』とプランターを指差す数人の児は春先にプランター付近でミミズを見つけた事を覚えていたようで得意げに教えてくれました。プランターの上(土)はどこもおらず、今度はプランターの下に目をつけた子ども達ですが、プランターは重くて持ち上がらず『先生やって~』と可愛く甘えてくるその声にもちろんOK。では早速…
「いいよーいくよ。せーのっ!(持ち上げて)いた!?」 『いなーい!』
「え?ほんと?じゃあ次いこ!」
次のプランターに行って同じやり取りが始まります。
「(持ち上げて)いた!!??」 『いなーい!!』
「(持ち上げて)いた!!!???」 『いなーい!!!』
なかなか見つからず『いなーい!』の声が大きくなっていく中、最初に見たプランターに戻ってもう一度探してみると元気なミミズが二匹も飛び出してきました。
『きゃー!!!』と大騒ぎですが、その驚きもすぐになくなり今度はくぎ付けです。
「どんな動きしてる?」の問いに『こんなのー!』と体をくねくねさせたり両手をくねらせて表現したり、☆くんは『冷たいよ』と触った感触まで教えてくれ、それを聞いた◎くんは『えー?どれどれ』と触ってみようと試みていました。
以前は見つけた虫を枝で突こうとしたり(今回もありました)、『こわーい』と逃げたりする姿が多かったように思いますが今日はミミズを中心に輪を作って『あ、動いた』『くねくねしてるね』とじっくり観察する姿が目立ちました。
また、力の加減が難しくて強く触ってしまう際に「あおむしさんみたいに動かなくなっちゃうかもしれないから優しくしてあげてね」と伝えると、あおむしの死を思い出した数人の児は『そうだよね』『やさしくだよね』と声を掛けてくれるようになっていました。それでも動きが鈍くなったミミズに対し『戻してあげよっか』と心配する♡ちゃん。心の成長も感じました。
虫を中心に子ども達のやりとりの幅も広がり、また一つ新しい姿が見られたように思います。
K・E

カンカンカーン!電車の踏み切り。しっかり効果音付いています!

はつか大根の葉をなでなで。
◆個性溢れるカタツムリ制作(うみグループ)

梅雨に入り、カタツムリ制作をしました。
カタツムリの形を見せて「これ何に見える?」と聞くと、「おばけ、魚、カタツムリ」と色んな答えが出てきて確かにそんな形に見えて、子どもたちの想像力はすごいなと感じました。カタツムリの甲羅を、マジックで模様や絵を描いて丸いシールで目と口を貼り子どもたちの個性が出たカタツムリです。
○くんが「これ遊びにも使えるね」と言ってくれ、遊びに使えると言うことも分かるんだなっと驚きです。
梅雨の制作やその他の制作でも内容が違うだけで子どもたちの反応や想像力が変わっていくんだと保育者も学ぶことが出来たので、これからも子どもたちが楽しく制作が出来るよう準備していきたいと思います。(Y.H)


◆封筒探しとかくれんぼ(にじグループ)
封筒の中には、乗り物の前半分が入っいました。絵合わせです。「これかな」
宝探しゲームをしました。今日は、封筒を隠して探してきてもらいました。探すだけでなく、封筒の中にはカードが入っていました。もも・ゆり組の子どもたちが探してきた封筒には、乗り物の前半分の絵が入っていました。後ろ半分は、机の上に置いてあるカードから見つけます。封筒を探してきて大喜びで帰って来ると、中を見るのも忘れて「あった」とみんなに見せる子、中からカードを出すと嬉しくて見つめている子、すぐに絵合わせをして「バスだ」とできた絵を見て喜ぶ子といました。絵があっているかを他の学年の子どもたちに見せました。みんなの方に絵を向けて見せるということが難しく、自分の方に絵が向いたり逆さになったりしていました。でも、全員絵がきちんとあっていました。
ひまわり組の子どもたちの封筒の中には、○が書いてある紙が入っていました。丸の数だけ、机の上にあるおはじきを持って来ます。紙を広げて、数えてからおはじきを1つ2つと数えて持っていく子、丸の上におはじきを置いて数を合わせていく子とそれぞれでしたが、みんな間違わずにおはじきを持ってきました。
かくれんぼ第2弾をしました。もも組の子どもたちは、ほとんどの子が机の下に隠れていていっぺんに見つかりました。ゆり組の子どもたちには、他の子とは違うところを探すように伝えましたが、そうなるとなかなか隠れるところが見つからず、ウロウロしていて「もういいかい」といくら聞いても「まあだだよ」としか返ってきません。慌てて隠れたら、やっぱりお友だちと一緒、だからすぐに見つかりました。ひまわり組の子どもたちにも「みんなと違うところを探して隠れるんだよ」と伝えましたが、「あ、トイレがいいよ」と今までにない所を見つけて、5,6人が入っていきます。トイレのスリッパに履き替えたのはいいのですが、きちんと上履きを抜いて揃えて置いていくので「隠れているのばれちゃうよ。靴持って行って」と言われて、上履き慌てて持ってトイレなんかに隠れていました。でも、すぐにみつかりました。給食台の下に隠れた子や机の下に隠れた子も見つかりました。ソファーと棚の間に挟まるようには細くなって隠れていた子も「あっ」と言ってゆり組の子が見つけました。アッという間に終わり、物足りなかったひまわり組の子どもたちは、「もう1回やりたい」と言い出したので、その後、園庭でもかくれんぼの続きをしました。もうちょっと見つかりにくい所を見つけ出してくれたら楽しいのにと思うのですが、次に期待をもって楽しみにしたいと思います。M・K
ひまわり組の子どもたちの封筒の中の紙には、○が書いてありました。おはじきを置いてみて数を合わせます。
壁とソファーの間に隠れてます。
◆良いな林檎 (そらグループ)

丸の内、探していく。
今日は室内でじっくり遊んだ後、園庭に行きました。
朝の時間はビー玉転がしの(クーゲルバーン)積み木であそぶこどもがおりました。
◯君が一人で作った作品でしたが、それを見て自分もやりたくなった△君が◯君の作品でビー玉を転がします。
それを見た◯君は「勝手にやらないでよ」と憤りました。
△君は「だってかっこいいんだもん」と言います。
そこで保育者と年上のこども達で△君と◯君の隣に大きなクーゲルバーンを組み立てました。
こども達は「すごい…」と感心しながらじっと見ています。
「どうやるの?」
「これは?どこに使うの?」
いつも自分達が作っている作り方とは違う事に気づいたのか興味津々です。
「やっても良い?」と△君が言います。
「どうぞー」と保育者と年上のこども達が言うと◯君も「僕もやりたい」と言います。
「勿論どうぞ」と伝えました。
こういった些細なやり取りが自分もやらせてもらった経験となり、今度は自分が友達にやってあげる事が出来るのではないかと日々感じます。
しかし、そのあと、何度も壊れてはやり直し壊れてはやり直しの繰り返しでした。
見ていると、転がっていくビー玉だけしか見ておらず不注意で周りの積み木を倒すこどもや、ビー玉を取る時に自分の体の大きさや角度が積み木を倒してしまうなど…etc。
壊しては作っての繰り返しで空間認知力を磨き上げていければと感じます。
※「僕やってない」「私やってない」と危険回避(注意の矛先から)はお手のものです
また、室内では年長児が集まってダンスをしだし、ソーラン節やヤンチャ怪獣、ワーオ、カラダダンダンなど大声で歌い踊り始めました。
※原因不明
「先生、早くソーラン節流して」
と室内遊び中にヒートアップした年長児が言います。
※今は出来ない事とまた後日やる事を伝えました
園庭では虫探しや、木の実集めが人気です。
※りんごの木に小さいりんごがなっています
こども達にとってはお宝の様で、小さな右手にギュッと握りしめられた緑が光っています。
「取っちゃダメなんだよー」というこども。
「ねぇそれどこにあった?」というこども。
「僕にも一つちょうだい?」というこども。
十人十色のこどもの姿に日々、個々の関わりを大切にしなければと感じます。
k★y

群がる青、日和。

「ギ」写す。
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