◆6月6日(月)の子どもたち
2022年06月06日 月曜日
◆雨の日は…(つぼみ)

今日からまた一週間がスタートしました。子どもたちは元気に登園してきます。
朝おやつを食べて、園庭にと思いましたが、外は雨。止む気配はありません。外は諦めてお部屋で体を動かすことにしました。昼寝をしている場所に柔らかいマットをひいて、ハイハイしたり歩いたりできるようなゾーンを作ります。また、遊び場にはボールテントを設置します。すると、みんな興味津々。場所を行き来したり、ボールテントに入ったり、ボールを投げたりして楽しんでいます。恐る恐るボールを触り、感触が楽しくて投げたりにこにこしている姿を見ているととても面白いです。
掴まらずに1人で立ったり、1歩2歩と前に進む姿も沢山見えてきました。週末の2日間での成長を感じられます。驚きの連発です。
沢山体を動かして遊んだら、嬉しい給食の時間です。沢山食べて満足そうな顔は、保育者も幸せな気持ちになります。午後はどんな笑顔を見せてくれるのか楽しみです。
F・A

持てたよ!

ボール楽しい!
◆あめ (ふじ)

雨模様でスタートの月曜日。
今日はおひさま広場で肋木以外に、鉄棒やトンネルを出して身体動かせるように設定してみました。わくわく、きらきらの子どもたちたちは“待ってました”とばかりにおひさま広場に向かいます。
トンネルでは、出口で待っている保育士の「おーい」という呼びかけにニコニコで応えてくれます。鉄棒でもぶらーんとぶら下がったり、お友だちと向かい合って顔を見合わせて笑ったり遊び方はそれぞれです。
廊下にコンビカーも出してみました。スズランテープで雨に見立てたものを付けてみると楽しそうに雨を触ったり、引っ張ったり。雨が顔に当たっても笑顔です。
「あめ、あめ」ときらきらの☆くん。言葉を発しながら嬉しそうに雨を触ったり、雨の下を潜ったりしていました。「雨だねー。冷たいね」と保育士が言葉がけするとニコニコ笑顔で応えてくれるのが印象的でした。
わくわくの子どもたちに続いて、きらきらの子どもたちも少しずつ言葉を発するようになってきました。応答的な関わりを大切にしながら過ごしていきたいと感じます。
ふわふわの子どもたちは、つぼみ組と活動のスペースを繋げてテントハウスとカラーボールを用意してボールをテントの中に入れてみたり、自分でテントの中に入ってみたりとゆったり過ごしました。
いよいよ梅雨入りとなり、雨の日が続く日が予想されますが、伸び伸びと身体を動かしながら楽しく過ごせるよう保育士間で工夫しながら環境設定をしていきたいと思います。(O.Y)


◆手伝ってあげる (きく・たんぽぽ)

一緒にね!
『ねぇねぇ、今日園庭行けるー?』と雨を気にする〇くんに「今日は雨降ってるから園庭では遊べないかもなぁ」と言うと『そうだよねぇ』と返事が来ました。自分の中でも分かっていたようですが、もしかしたら…と希望を胸に確認しに来たようです。
「園庭で遊びたかったよねー。明日は園庭で遊べるといいね」の言葉を聞いて笑顔でその場を後にしました。共感の偉大さを強く感じました。
今日は廊下ときくぐみ保育室を開放して過ごしました。廊下にはバランスウェーブやカラーボール、きくぐみ保育室にはカラフルな絵の具で手形スタンプが出来るコーナーも用意されていたりと子ども達が自分で遊びを選べる空間になっており、それぞれ気になった場所でそれぞれの時間を過ごしていました。
その中で先日きくぐみに登場した電車と新幹線のパズルに目を付けたたんぽぽぐみの△くんは『やるー』と言って新幹線のパズルを持って来ました。きくぐみの□くんは早々と車のパズルに挑戦中です。
『これどこー?』
『これは?』
『わかんなーい!』
今まで置いてあったパズルよりもピースの数は多くなっているので一人ではなかなか難しかったようで、保育士に助けを求める声が飛び交っていました。すると、『何やってるのー?』ときくぐみの☆くんが現れました。☆くんはパズルの名人で先週登場したばかりのこの二つのパズルを一人で完成させる程の凄腕。□くんは頑張る気持ちは持ち続けているものの、上手くいかないもどかしさに表情が曇り気味です。そんな□くんに「☆くん、このパズル上手なんだよ。一緒にやってもらう?それとも自分で頑張ってみる?」と投げかけてみると一筋の光を見つけたかのように『一緒にやってもらう!』と嬉しそうにしていました。『一緒にやってー』と☆くんに言う□くん。お願いされた☆くんは『いいよーこれできるから。手伝ってあげる!』と隣に座っていました。
一緒にやってもらえる嬉しさと安心感…
一緒にやってもらいたいと頼られた嬉しさ…
二人には違う気持ちが沸き上がっていたように感じましたが、良い笑顔が見られました。
新幹線のパズルをやっていた△くんも友だちに手伝ってもらい、他のパズルに挑戦中だった◎くんも◇ちゃんに『一緒にやろうよ』と声を掛けて手伝ってもらっていました。一人で出来る・一人でやりたいの気持ちがあるのも当たり前の事でありとても素敵な事ですが、一緒にやってと助けを求める事も素敵だなと感じました。また、出来上がると『できたよー見て―!』『すごいねー!』と喜び合う声もちらほら。笑顔の瞬間がたくさん散りばめられていたきく・たんぽぽぐみの時間でした。
先日はお忙しい中きく・たんぽぽぐみの保護者懇談会にご参加いただきありがとうございました。ご家庭での子ども達の様子や保護者の皆様の日頃の悩みや様々な思い等を聞かせていただき貴重且つ楽しい時間を共有出来た事、とても嬉しく思います。可愛い子ども達のこれからの成長を共に見守り、そして笑顔溢れる時間を過ごせるよう日々を大切にしていければと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
K・E


手型ぺったーん!
◆取り組む毎に新しい発見 (うみグループ)

霧吹きは慣れたもの
朝の挨拶をすると「今日はこの前やった絵が滲むのやりたい」「雨降ってるから傘や、てるてる坊主作りたい」と声をかけられました。
これまで様々な表現で絵を楽しんできましたが、その中でも滲み絵をまたやりたいと言う事が多く、色が滲み変化する様子に目を輝かせます。
そこで今日はコーヒーフィルターに水性ペンで絵を描き、霧吹きの他、スポイトや雨で滲み絵を行ってみました。
「雨で濡らすとどうなるの?」と興味を示します。
絵を描く事と霧吹きは経験済みの為か準備も自分たちで行い、どうすれば自分の思い描く色になるか考え取り組んでる姿が今日も見られました。
スポイトは霧吹きよりも水が滲む範囲が広いのが楽しいようで、自分のだけではなくお互いに許可を取りつつ水を掛け合っていました。
雨に当てて濡らしたい子たちは「実験、実験」と口ずさみながらベランダへ向かいます。
お盆に紙を乗せ、雨が当たる所を確認しながら染み入る様子を眺めていました。
色が滲んで来た所で「また後で見にこようよ。どんな風になっているか楽しみ」と話し、約5分後に再びベランダへ行き「よし、きれいに滲んだよ。水色っぽくなったね。こっちは色がグチャグチャなのにきれい」と、実験結果をしっかりと観察し、初めての試みを楽しんでいました。
「てるてる坊主のドレスを紫にしたいから赤と青をいっぱい描いたの」
「これ傘にしてね。薄い黄色にしたいから全部塗らないで白い部分を残しておくんだ」と話し、それぞれ何を作りどんな色にしたいか完成形を考え取り組んでいました。
滲み絵を積み重ねる程に、子どもたちの中で色の変化に対するイメージが明確になっていくのを感じます。次はどんな姿が見られるか楽しみです。
室内遊びでは、作った衣装を身に付けお店屋さんやロフトでごっこ遊びをするのが人気で、衣装作りも今後発展が見られそうです。
子どもたちが自発的に「やりたい」「もっとやりたい」と夢中になる事を見逃さず、その時々の興味・関心に沿ったものを存分に取り組める環境をこれからも大事にしていきたいと思います。
O・Y

スポイトを使っての滲み絵

雨で滲ませてみよう
◆絵の具で伸び伸びと(にじグループ)
思い思いにじっくり時間をかけて、楽しんでいます。
雨の月曜日始まり。いよいよ、梅雨シーズンの到来のようです。「雨だと、外にはなかなか行けないけど、この前植えたお野菜たちは雨をたっぷり浴びて、大きくなるから、大切な季節だね。」と話すと、子どもたちもよく聞いています。
雨降りの今日は、絵の具で発散します。渡すのは、白い画用紙。普段は画用紙は自由画を描く事が多いですが、今日の条件は、「人とかおうちとかの絵を描くのではなく、画用紙いっぱいを塗りつぶすこと。」そのほか、絵の具を使う際の約束ごとをいくつか確認して、遊び始めます。
朝、保育士が絵の具を出したり、テーブルを用意したりと、準備をしている段階から、「やりたい!」の声がたくさん出ていました。椅子を自分で持ってきて座り、スタンバイオッケーの子どもたち。筆も持って、「早くやりたいー!」と待ちきれない様子です。
紙を配り、「どうぞー。」の声掛けで、さっそく筆に絵の具をつけて、思い思いに筆を走らせていきます。その塗り方は様々。几帳面に縦に何色も色を並べていく子、塗っている感触の気持ちよさを楽しみ、ひたすらペタペタと塗り広げていく子、色の混ざり具合を楽しみながら塗っていく子、ペンや色鉛筆では味わえない絵の具ならではの楽しみを、それぞれ時間をかけ、じっくり味わっていました。筆だけでなく、刷毛やハブラシも用意していたので、自分で好きなものを選びながら、自由に楽しんでいました。
縦に何色も色を並べて丁寧に塗っていくことを、40分ほど時間をかけて行なっていた年長児の〇ちゃん。最後に、ハブラシに絵の具をつけて、指でブラシをしごき、絵の具を細かく散らす技法をやっていました。去年やったのを覚えていたようで、驚きました。虹のように、色を並べて、仕上げに散らした絵の具。とっても素敵な仕上がりに、本人もとても満足したようでした。
そして、さらに驚いたのが、隣で色を塗っていたももぐみの▽ちゃんが、ふと見ると、真似して、ブラシをしごいて、絵の具を散らしていたことです。そのあとには、※ちゃんもやっていました。見て、真似て・・・。こうやって、自然に遊びが受け継がれていくのかなと改めて感じました。
全員でなくて、やりたい子参加と思っていましたが、結局ほどんどの子が自ら「やりたい!」と参加して、他の遊びで忙しかった子も「午後やる?」と聞くと、「うん!」と言い、大盛況の絵の具遊び。個性豊かに塗られた色とりどりの紙は、紫陽花のお花に変身する予定です。
(T.M)
手遊びを皆の前に出て、やってくれました♪
ダンゴムシを家から持ってきたという◎ちゃん。観察に夢中です。「新聞紙を食べるんだよ。」と驚きの情報もくれました。
◆初めまして、ハンカチ落とし(そらグループ)

ハンカチおとし中
朝の集まりで『さんびきのこぶた』のエプロンシアターを見ました。子ども達には馴染みのある物語です。始める前に子ども達の方からさんびきのこぶたの歌が響きわたりました。「おおぶたちゃんは藁でお家を作りました。」と保育士が言うと「藁だとすぐ壊れちゃうから煉瓦の方が壊れないよ」とおおぶたちゃんへアドバイスの声が聞こえて、ちゅうぶたちゃんの木のお家の時も「木だとすぐ壊れちゃう」との声が「でもお腹が空いて藁のお家しかつくれないよ~」とおおぶたちゃんが言うと「じゃ~しょうがないか」とあっさり納得してくれる素直な子ども達でした。
ちゅうぶたちゃんのときも「家を一生懸命作って疲れて眠いから」と言うと「もう疲れたの?」とこぶたたちの気持ちに寄り添いオオカミにも「食べちゃダメだよ」と言いながらも「ぶたさんたちをに優しくしてあげるならチョコレートあげるよ」と気持ちに寄り添い分け隔てなく優しく接してくれる姿があり、心が清められるようでした。
集まり後やりたいという子で初めてハンカチ落としをしました。「ハンカチ落としってなあに?」「ハンカチを穴に落とすんじゃない?」「ハンカチを投げるんだよ」と連想が繰り広げられ、ひまわり組が中心になりましたが、年中、年少も一緒にハンカチ落としのルールを覚えていきました。年長組の○ちゃんは保育士が実践しながら説明し何度かやってみると年少組に教えてあげられるくらい極めてハンカチ落としを楽しんでいました。そろそろ給食の時間になるので机の準備をするという事もあり一度終了の声を掛けると「あっちで子どもだけでやろう」と○ちゃんが周りの子に呼びかけロフト前に集まり延長戦が始まりました。布団敷きが始まるまで繰り広げられたハンカチ落とし。ハンカチ落としブームが始まりそうです。 (K☆H)

ハンカチおとしの延長戦

読んであげる~

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