◆6月2日(木)の子どもたち
2022年06月02日 木曜日
◆何しようかな(つぼみ)

今日も園庭に出て過ごしました。
園庭に出るとミッキー体操が流れ始め、子どもたち自身も楽しそうな曲が流れてきたと思ってくれているのか手や体を動かし始めます。保育士が見本で子どもたちの側で踊り始めると◎ちゃんは保育士を見ながら笑顔で拍手を送ってくれました。
まるで「上手だね」と褒めてもらっている気持ちになりました。
活動範囲が滑り台や砂場だけでなくなってきたつぼみ組の子どもたちは今日もいきいきとハイハイやトコトコと歩いて探検を始めます。
大門近くの築山辺りでふじ組さんがタライに水を張って遊んでいるのを見つけた△くんと◇くんはタライ目がけて向かいます。
タライのところまで行くと押し車のようにタライを押していく△くん。押しながら園庭を散策していくと、時折気に入った枝や小石を見つけてタライの中に入れて運ぶを繰り返し楽しんでいました。
お友だちの顔も段々認識してきて、近くにいると気づくと顔を覗き込み、手を振ったり、笑顔を見せてくれたりとお友だちと関わることの楽しさに気付いてきたようです。
日々過ごす中で子どもたちの反応や遊び方が変化してきているのが分かり楽しい毎日です。これからもその変化を見守っていきたいと思いました。
(I.H)


◆「どうぞ」の連鎖(ふじ)
どうぞ。分けてあげるね。
今日もいい天気です。
朝おやつを食べ終えた子ども達は、早速支度をして園庭へと向かいました。
園庭の奥まで積極的に進んでいくわくわくときらきらの子ども達。築山付近で不思議な実を発見しました。丸くてギザギザな今まで見たこともない実に、子ども達も興味津々です。たくさん拾った◯君はお友だちに分けてあげようと考えたようです。一つ「どうぞ」と差し出し、渡してあげました。もらった△ちゃんはとっても嬉しそうです。それを見た□ちゃんも他の友達に「どうぞ」と渡し…。「どうぞ」の連鎖がそこにはありました。子供達の優しさと笑顔が溢れた朝の始まりでした。
今日は暑い一日になりそうです。タライに水を入れて、今日も水遊びを楽しみました。
ホースから水がジャーっと出てくるとうわ~っと子供達の表情も明るくなりました。水遊びの面白さが分かってきたのだなぁと感じます。
それぞれにスコップを持ってきて混ぜることを楽しむ子、カップに入れたりジャーっと出したりするのを楽しむ子、水の中で手を振ってバシャバシャはねる感じを楽しむ子など様々な遊び方で楽しみました。
ふわふわの子ども達も、活発さが目立ち始めています。砂場からスタートしてハイハイで小山をずんずん上っていく☆ちゃん。興味を惹かれたボールやフープをめがけて進んでいく◎くん。
たくましさと活動範囲の広がりを見せてくれました。
今日も元気いっぱい遊びましたが、体調が優れずに欠席した子が多かったです。
天気や気温の変化が激しいこの季節。引き続き子供達の体調管理に努めていきたいと思います。
I.Y
お水、気持ちいいね。
小山に上ったり、フープを追いかけたり…。
◆ピンクのリボンはお散歩マーク (きく・たんぽぽ)

散歩だ散歩だー
今日は、青チームの子どもたちで散歩に出掛けてきました。
出かける前に少しお話しをしました。みんなは、青いリボンがついてる青チームさん。散歩に出かける時は、ピンクのリボンをつけていくんだよと…。一生懸命きいてくれました。
ピンクのリボンを1人ずつ渡しました。なんだか嬉しそうにしていた◎ちゃん。ひとつひとつの説明もうんうん…と頷いていました。
園庭に降りたら、散歩カーの前に行くんだーと伝えて降りました。何人かの子は、散歩車目指して走っていきます。◎ちゃんは、階段を降りると園庭の遊具の方に行こうとします。
「おーい、◎ちゃーん」と声をかけてピンクのリボンを見せました。
はっとした顔をして、すぐに散歩車の方へと走っていきました。あえて、散歩行くよとは伝えなかったのですが。◎ちゃんは、リボンをみて散歩につながったようです。
日頃から、さらりと色々なことを言葉で知らせていますが、物を介したり、手振りや様子を介していくことは、子どもたちの自ら感じて行動していく力の発揮にもつながるように感じました。まだ、言葉だけでは伝わりきらないこと多いので、子どもたちが「わかった!」の気持ちがたくさん体験できるような関わり方をしていきたいと感じました。
青空の下、額に汗をかいて走り回っている子どもたちの姿が自然に笑顔にしてくれた一日でした。U.A

シャボン玉、待ってー

ボール入るかな?目指すはフープの向こう側〜
◆口の中はどうなっているのか (うみグループ)

「オレの口の大きさは、これくらいかな。」
「歯みがきはどんな時にしますか?」
「ごはんの後」「保育園に行く前」「夜寝る前」「えっ?嫌いだからしてません・・・」
色々な答えが返ってきました。
「6月4日は、虫歯予防デーです。」と朝の集まりで話をしてみました。
「給食の後は、うがいをするんだよね」
「ガラガラうがい上手に出来るようになったよ」
「ごはんの後は、ブクブクだよね」
「おやつの後もした方がいいよ」
それぞれが知っている事・思っている事を次々と発言していきます。
自分の考えている事、伝えたいと思う事を伝えてみる、今は相手の話を聞く、質問に答える集まりの中でも様々な事を学んでいる子どもたちです。
今日は、ひまわり組を対象に『自分の口の中はどんなふうになっているか?』の制作を行いました。準備したものは、白い画用紙、うすだいだい色の楕円、赤い画用紙、白い小さい画用紙、はさみ、糊、鉛筆。
保育士の手順通りに進めていきます。
自分の口はどんな形か?歯の大きさは?歯の数は何本?
鏡とにらめっこする児もいました。
「奥歯まではえてるからさ」びっしりと歯で埋めていく☆ちゃん。
一人ひとりが自分の口の中を上手に表現することができました。
「○○もやってみたい」
年長児が何をしているのか?興味を持った児もいます。
年中児・年少児でも楽しめる制作も今後提供していきたいと思います(M.C)


◆2つの思いを叶えるには(にじグループ)

とってもいい天気な今日。
そんな今日は、子どもたちから2つのリクエストがありました。
一つ目は、ベランダで遊びたい
二つ目は、椅子取りゲームとハンカチ落としがしたい
朝の集まりで2択の中から子どもたちの希望を聞き多数決で決めることしにしました。結果、20対14でベランダに決まりました。ベランダを希望した児はガッツポーズで大喜びです。反対に、ゲームを希望した児は浮かない表情です。「やりたかったのにな」「あーあ、つまんない」と不満をもらします。
そんなとき「ベランダで椅子取りゲーム」という言葉が子どもから聞こえました。
天気もいいし、青空の下でいつもとはちがった椅子取りゲームもいいな、と改めて保育士から提案してみると、浮かない表情は一気に晴れやか笑顔に変わりました。
ベランダに出ると、一方では椅子取りゲームやハンカチ落としを楽しむ姿が、もう一方では三輪車やかっけっこを中心にたのしむ姿がありました。子どもたちのやりたい思いを両方叶える方法があることに保育士のほうが学ばせてもらいました。
子どもの発想は無限大だと改めて気づかせてもらいました。
e.y


アイス屋さん「いらっしゃいませ〜」
◆優しさに包まれたなら(そらグループ)

園庭遊びの時築山のトンネルの入り口で何かのかけらの白いプラスティックのものを見つけた年中組の▽君。形状がエノキダケのようで「あれこれキノコじゃない?」と周りにいた子に話していました。「ほんとだ、キノコだ。あのキノコのだよ、名前は~、え~っと」と絞り出した答えは「分かった、これシイタケだよ」でした。そこからそのプラスティックはシイタケと呼ばれ続けました。子ども達のそのやりとりにほっこりした気持ちになり、えのきだけでは?プラスティックだからキノコではないのでは・・・という大人な考えは伝えず子ども達の平和な世界が繰り広げられているのを心穏やかに観させてもらいました。
年長組の○ちゃんは給食の時座るイスが無くて困っていた年少組の◇君に今まで自分が座っていた椅子を「ここ座ってもいいよ」と譲り自分は他の席に座るという究極の優しさを見せてくれてました。◇君は嬉しくてほほを染めて譲ってもらった椅子に座ることが出来ました。
配膳時自分で給食を運んでいるときに汁物をこぼしてしまった子がいて保育士が「拭くのを手伝ってもらおうかな」とつぶやくとそのつぶやきを一番遠くに座っていた年長組の◎君がすぐに気が付きティッシュで一緒に床を拭いてくれました。年長組の優しさが溢れている給食の時間でした。
(K☆H)



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