生活パターンと生活リズム
2022年05月20日 金曜日
子どもたちは、一人ひとり生活リズムが違う環境から集団生活に入ってきます。そのため、お腹がすく時間も、眠たくなる時間も様々です。言葉がまだ未発達の子どもたちは、機嫌が悪くなったり泣いたりしながらその状況を教えてくれます。
4月当初は、それ以外に不安も大きいため、泣いている時間がたくさんありますが、徐々に遊びの時間が充実することで、お腹がすいたら楽しく食べて、眠たくなって布団に入り、目覚めたらまた元気に遊ぶという生活パターンを獲得します。先の見通しがつくようになると、益々安心感も出てきて、誰も泣いていない時間がたくさん増えました。
生活のパターンは同じでも、生活リズムの違う子どもたちを一人ひとり保障することはとても難しいことですが、まだ言葉のない子どもたちの様子をよく観察し、今何を教えようとしてくれているのかを感じ取りながら、子どもたちが気持ちよく過ごせるよう保育者たちの努力は続きます。
保育主任
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