◆5月26日(木)の子どもたち
2022年05月26日 木曜日
◆友だちの存在(きくたんぽぽ)
きく組、たんぽぽ組での生活が始まって2か月。
生活にも慣れてきて、友だちの存在が大きくなってきています。
今までは、「楽しい!」「すごい!」などの共有は保育士とでしたが、今はそこに友だちが加わわっているように思います。
今日も大きなミミズを捕まえた〇くんは、保育士より先に近くにいた友だちに「見て!」とアピールし、「おー!」と歓声を上げている姿を見かけました。
また、ロッククライミングに挑戦し、一人で上まで登れた友だちを見て、「自分も登りたい!!」という気持ちが芽生え、悔し涙をながしながら頑張っている姿がありました。
給食でも、いつも苦手なもの食べてた子に「食べてみたの?すごいね」と話しているのを隣で聞いていた子は「見てて!食べるよ」とパクっとひと口。
これも友だちの存在があるからこその行動のように感じました。
相手に自分の思いが通らず、悲しくなったりすることもあると思いますが、大人との関わりの中では味わえないものがあると思います。
一人の時間、対大人との関わりも大事にしつつ、無理なく友だちの存在も大事に出来るような環境を作っていきたいと思います。(E.Y)
◆コマ回し大会に挑戦(うみグループ)

今日は、部屋でコマ回し大会をやっていました。
いつも保育士に「コマ貸してください」と言って練習をしている子どもたち。
今日は、チーム戦で頑張って友だち同士で声を掛け合っていました。勝つと「よっしゃー」と言い、よりコマ大会を「やりたい」っていう子どもたちがいました。毎日練習して友だち同士で戦って勝つことで集中にもなり、コマ大会をやっているのを見ている子も「すごーい」、「頑張れ」、「△くんずっと回ってる」と応援をしていて、子どもたちの絆が深まっていくんだなと感じました。保育士も子どもたちの姿を見て、小さなことも気付いていけたらいいなと思います。(Y.H)


◆おおきなかぶ(にじグループ)

進級してから約2か月が過ぎようとしています。
登園時、お父さんやお母さんとお別れするときに目を潤ませていた涙も、もうほとんど見られず、笑顔で挨拶する姿が印象的です。
朝の時間、子どもたちは好きな遊びを楽しみます。絵本コーナーにはもも組がいることが多く、今日も本棚からお気に入りの一冊を探していました。その中から、“おおきなかぶ”を呼んで欲しいとリクエストがありました。広げて読み始めると、「うんとこしょ、どっこいしょ」とかぶを引っ張る場面では、子どもたちは声を出し、身体を前後に動かし、抜く動作を一生懸命に楽しんでいました。
それならばと、“おおきなかぶ”の大型絵本から、大きなかぶのクッションを使った劇遊びをすることにしました。
大型絵本ではみんなで「おばあさーん」「いぬやーい」と読んだり、掛け声とともに楽しみました。絵本を楽しんだあとに、保育者がかぶの種をまきながら劇遊びを始めました。
「だれか種をまくのを手伝ってくれないかなあ」とおじいさん役の保育者がつぶやくと、「はーい」と出てきてくれたのは、朝一緒に絵本を読んだもも組の〇ちゃんでした。〇ちゃんが種をまくと、大きなかぶが育ち抜こうとしましたが一人では抜けません。そこで、「おばあさーん」と〇ちゃんが呼ぶと、4人のおばあさんが手伝ってくれることになりました。そのあとも、まご、いぬ、ねこ、ねずみとどんどんにじグループの仲間が増えていき、最後は全員が繋がって、「うんとこしょ、どっこいしょ」と最後にはとても大きなかぶがやっと抜けて、子どもたちも大喜びでした。
みそ汁、グラタン、カレーにして美味しくいただきました。
保育者からの「どんな味がした?」の問いかけに、「大根の味がした」の返答にはこちらもクスっとしてしまいました。
おじいさん、おばあさん、まご、いぬ、ねこ、ねずみ。と、いくつかの役がありましたが、役の名前を呼ばれると、説明しなくとも子どもたち自身が「はーい」と自ら配役を決めてかぶと友だちに繋がる姿、お話の世界にすぐ入り込める姿に、子どもの可能性の大きさを感じました。
e.y


◆防犯訓練からの気づき(そらグループ)

園庭に出てすぐ防犯訓練がありました。
遊び始めたばかりの子ども達。「なんでお部屋に戻るの?」と不思議そうでまだ遊びたいと言いながら保育室に戻っていきました。怖い人が来たから避難するとこっそり聞いた年長の〇くんは「なんで部屋に戻るの?」と言っている児に大きな声で「怖い人が来たんだって」と言いみんなに「しー」と言われ「ハッしまった」と怖い人に逃げ場所がばれてしまうと気づいたようで忍び足で忍者のようになって戻っていきました。人数確認も小さな声での返事なので手をしっかり挙げて見えるようにしてほしいと伝えるとみんなハナマルで返事をしてくれていました。
今回の防犯訓練では『いかのおすし』と言う合言葉を伝えました。育子園にいる時はもちろん。園の外にいるときもとても大事ないかのおすし。「それ知ってる」「前おしえてもらったよね」と復習する事が出来ました。お昼寝に入る時も「いかのおすしだよね」と思い出してくれていました。
園庭にまたでると虫探しが始ました。「白いダンゴ虫みつけた」と虫かごに大事そうに入れ観察しています。「お部屋もどったら図鑑みなきゃ、クワガタの幼虫かもしれないから」と虫たちに子ども達の虫博士心が刺激されているようです。
(K☆H)


Posted in 園のこだわり