◆5月25日(水)の子どもたち
2022年05月25日 水曜日
◆謎、、、怪しい小人現れる(きく・たんぽぽ)

上の写真は昨日初めて小人を見つけた様子です。
今日もいい天気です。「おおきくなったら」という絵本をよんで、園庭に出る事にしました。絵本には、アリ、チョウ、オタマジャクシ、ケムシ、カタツムリなど、今、子ども達の興味をあつめている生き物がたくさん登場してきました。その生き物にちなんだ歌をうたいだす子どももいました。今日はどんな生き物に会えるかな、とわくわくしながら出発です。
ベランダにでると、一昨日野菜づくりの土を入れたプランターが並んでいました。「おふとんつくったやつだね。」と○ちゃんがおぼえていてくれました。作業しながら、なんのために土を入れているのか、ちゃんと理解できていて、野菜がおおきくなってくれるように、思いをこめて土のふとんをつくってくれたようです。野菜づくりがますます楽しみになってきました。
園庭では昨日不思議なことがありました、、、。
横たわっている丸太の穴に何モノかを発見した☆くん。がさごそと動いているそれをよーくみてみると、目が二つと口もあります。びっくりしているのか、怒っているのか、騒いでいるようです。
恐る恐る自分の指を近づけてみた△ちゃん。エイっとはじかれていました。今度はスコップを持ってきて、押さえつけ、動けないようにしてしまうと、何モノかはかくれてしまいました。
何だろう、、、。みんな神妙な表情になりました。
正体は、保育者の指に顔をかいた指人形でしたが、何かの生き物?と真剣に考えている子ども達が
とてもかわいかったので、続きをすることにしました。
何だろう、小人かなあ、木の妖精かなあ、、、。
また何モノかが顔をだすと、キャーっと声が上がりました。みんな嬉しそうです。△ちゃんは、今度はお花をあげてみました。「ムシャムシャ」とかぶりつく様子に、「おなかすいていたのかな。」と
ちょっと親しみを感じたようです。子ども達にいろんな食べ物をもらって、グーグーといびきをかいて穴の中に姿を消してしまった謎の生き物。
「小人がいたね。」と子ども同士で話している姿がなんとも微笑ましかったです。
しかし、子ども達は小人のことを忘れてはいなかったようです。
丸太の穴を上から、横からじーっと観察している●くんの姿がありました。●くんは昨日はびっくりして思わず泣いてしまっていたのですが、やっぱり怖いもの見たさはあるようです。
一人、二人と子どもたちが集まってきて、小人が出てこないか、探しはじめていました。棒でつつく子どもがいましたが、優しくしたほうが出てきてくれるということになり、花を摘んで、「食べて。」と中にいれていました。
花びらでいっぱいになった穴の中から、あの小人が顔を出していました。
小人と子どものやりとりを通して、素直で優しい子どもたちの心にたくさん触れられて、とても温かい気持ちになりました。(F.S)

ケロケロからのジャーンプ!

かくれんぼ。数を数え中〜
◆マントをつけて何に変身したいのか(うみグループ)

裏側にはコウモリをつけました
ハートで作った折り紙に長い棒をつけて、『魔法のステッキを作りたい』と作り始めたゆり組の女児が、更に『マントをつけて変身したい』とイメージを膨らませたところから始まったマント作り。
朝の集まりでマントを作ったことを発表してくれました。
その発表を聞いた子どもたち。「△もつくりたい」「わたしもつくりたい」
やってみたいという気持ちがたくさん生まれてきました。
「マントをつけたら何をしてみたいの?」という質問に、
「スパイダーマンになりたいんだ」と答えてくれた○くん。
「プリンセスになりたいの」と☆ちゃん。
自分のイメージをしっかりと膨らませています。
スパイダーマンになりたい○くんは、赤いビニールに赤いリボン。赤いシールで飾りつけてスパイダーマンが出来上がりました。自分のイメージを表現することができ、満足そうな顔をしていました。
マントをつけそれぞれなりたいものになりきる子どもたちは、笑顔でいっぱいです。
自分で作った大事なマントは、しっかりとお道具箱にしまっていました。
ロフト近くでは、久しぶりにコマ検定が開催されました。
この2か月ほどでたくさん練習していた子どもたち。
「ごうかく!!」とたくさんの合格シールが追加されました。
今後も、定期的に開催したいと思っています。(M.C)

「やってあげようか?」一度経験している◎君が、リボンを通す手伝いをしてくれました。

「ドラえもんのパーティーしているの」友だち同士でイメージを共有しながら遊んでいました
◆虫歯菌とハブラシ・コップ作り(にじグループ)
ハブラシとコップを作る折り紙を選ぶのも大変。何色にしょうかな
6月4日の虫歯予防ディーが近くなってきたので、虫歯の絵本を見ました。『むしばくん だいすき?』では、甘いものやご飯を食べた後で歯を磨かないでいると虫歯菌がやってきて歯に穴をあけた上に虫歯菌の1人が2人に増えていく話を真剣に見ていました。紙人形の虫歯菌も出てきて虫歯の作り方まで教えてくれました。「みんなは、大丈夫かな」と聞くと「歯磨きしてきたから大丈夫」と自信たっぷりだったのに、この絵本に出てくる子は、歯を磨いていたけど、簡単に終わってしまって残りかすで虫歯菌にやられてしまうのを見て、「みんなは、大丈夫。きれいに磨いているかな」の声をかけたのに返事がありません。ちょっと自信なくなったようです。『がんばれ はぶらしハーマン』の絵本では、楽しく見たものの、「歯磨きしていないと、ハーマンも助けに来られないだって」という言葉に「えっ」と思った子が何人か顔が真剣でした。
盛り上がったところで「ハブラシとコップを作ろう」というとみんな「作る」と張り切り出しました。ひまわり組とゆり組の子どもたちと作り出しました。折り紙の色を選ぶのも大変。時間をかけて選んだ折り紙で折りだしました。さすがにチューリップを折ってきたので三角折りは、どの子も上手でした。だんだんコップらしくなっていくのが楽しくなり、張り切って折りました。出来上がったコップとハブラシを嬉しそうに見せ合ったり、歯磨きする真似をする姿がありました。虫歯菌も作っている途中です。制作を通して歯磨きに関心を向けていってくれるといいなあと思います。
園庭では、ミミズ取りに夢中の子どもたちがいて、バケツにいっぱい入れては自慢そうに見せてくれます。にじグループのカタツムリも毎日園庭まで連れて行ってます。昨日からにじグループの住人になった青虫も連れて行って葉っぱを足していました。
暑くなってきたので、水遊びが盛んになってきました。今日は、ホースの水から逃げて「濡れた」「冷たい」と言いながら水が来る方に向かって行く子どもたちでした。これからもっとこんな風景が増えていくことでしょう。 M・K
角を合わせて、丁寧に折っていました。
水、冷たい、濡れちゃった。
◆ママがいいー (そらグループ)

1日楽しい園生活を送っていても、翌朝にはリセットされ「ママがいい」「保育園行きたくない」という子どもたちの姿も少なくはありません。気持ちを突き通したいのが強くてなかなか気持ちの良い朝とはならないこともあります。しかし、お父さんお母さんも子どもたちの気持ちをしっかり受け止めてくださり、「先生でもいいかな」「保育園で楽しいことしようかな」と気持ちが揺れることもまた経験なのかなと思います。
私たち保育者も時々どうしらたらいいのかなと迷うこともありますが、保護者の方と協力し合いながら、子どもたちが気持ちよく過ごせるようにしていきたいなと思いいます。
朝の出来事から、気分転換に絵の具をやろうと言うことになりました。模造紙や絵の具を準備することに喜びの気持ちが大きくなり、気づいたころにはもう笑顔で周りの子たちを先導する姿が見られました。
園庭の時間になり楽しみにしていた絵の具遊び。絵の具が出されると「○色だ!」と楽しみ、指で描いていくと色が混ざったり、手に着くのを楽しんでいました。「せんせーみてー」と嬉しそうに満面の笑みも見せてくれる子どもたちはとてもキラキラしていていました。
絵の具遊びを堪能した後は、水遊びしたいとのリクエストがあったため、ホースで水を出してあげると「キャーキャー」と大はしゃぎ。「せんせーかけてー」と帰る頃には服はビシャビシャ。(帰りの荷物重い子もいるかもしれません。)
子どもの楽しむ姿や喜ぶ姿をみて夏が楽しくなりそうです。
(K.E)


三匹の子ぶた、7匹の子ヤギごっこをしました!

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