◆5月12日(木)の子どもたち
2022年05月12日 木曜日
◆色々気になるね (つぼみ)
車に乗りたい
今日は身体測定をしました。園生活にも少しずつ慣れてきた頃でしょう。測定器に泣かずに座る姿も見られてきました。測定後少しお部屋でゆっくり遊んでから園庭に出ました。
園庭遊びも活発になり、歩ける〇ちゃんは、山の方までどんどん歩いて行き、今日はその近くの固定自動車にも自分から乗っていました。後部座席に座っていて、前の方へ行きたいのか、またごうと足をかけようとする〇ちゃん。ハンドル席に座らせてあげましたが、一瞬ハンドルに手を掛け、満足したのかすぐに降りようとしていました。ハイハイでどんどん遠くまで動いていく△くんは、カタカタと鳴る押し車をふじ組の子が押しているのがとても気になるようで、その音の方へ追いかけるかのようにハイハイをしていました。やっと追いつき押し車を触ると、またカタカタと行ってしまい。それを繰り返しよく動いていました。
低月齢の子達も、だんだんと、寝てばかりはいられない、起こして~と泣いて訴えてきたり、目に入るものを何でも触ろうとしたり、また違った賑やかさが出てきました。高月齢の子が低月齢の子の顔をじっと見る姿もあり、関わりも楽しみになってきました。(T.Y)
◆だいじょうぶかなぁ・・・ (ふじ)

だいじょうぶ?
「あっサルが倒れてる。」といち早く気が付いたのは〇ちゃんでした。
倒れてるサルの頭をなで心配そうにサルの顔を覗き込もうとします。
保育者が「倒れちゃってるね~」と声を掛けると、「うん」と頷いてもう一度サルをなでなでしていました。
そんな様子に気がついて後ろからトコトコやってきた◇くん。
サルの状態を見て「だいじょうぶかな~」と一言。
その優しさに、「本当だね、大丈夫かな~」保育者も思わず共感しました。
サルの頭をなでなでしている2人の姿がお兄さんお姉さんに見えました。
しばらくなでなでタイムが続き、でも、サルを起こそうとする様子はなかったので、「おサルさん、どうしようね・・・」と投げかけてみました。
「どうしようね~」と◇くん。
子どもだけでは難しいかな・・・
子ども達ならどう動くかな・・・
様子を見守ります。
すると、◇くんスコップを持ってきて、サルの頭の方にはさみました。
「よーいしょ!」とスコップを使ってサルを助ける作戦のようです。
てこの原理を知っているのかと思うほど、地面と頭の隙間にスコップを入れて起き上がらせようとしていました。
「よいしょ、よいしょ」と何回か試しましたが◇くんの力では起き上がらせることが出来なかったので最後は保育者と一緒に「よいしょ!」とサルを起き上がらせ、大満足の◇くんでした。
(M.S)

よいしょ、よいしょ、あれれ〜?おきないぞ

筋トレ中?!
◆笑顔がキラリ(きく・たんぽぽ)
がんばれ~、お手伝いするよ。
今日も園庭に出られそうです。
「(園庭に出たら)太鼓橋やる!」とはりきって教えにきてくれた〇くんは、一番に支度をすませ、靴を履きに出ていきました。「太鼓橋やるの。」次に続く子ども達も自分のやりたいことを教えてくれて、笑顔がキラリと光ます。
靴を履けたら走っていってしまうと思っていましたが、今日はちがいました。壁沿いのベンチに並んで座り、お友だちを待っていてくれました。そしてベンチも詰めて座り、お友だちを座らせてあげています。友だちの存在が大きくなっているようです。そして優しくしてあげよう、喜んでほしいという気持ちが微笑ましいです。
「ひらけ~ドア!」の呪文で階段からの扉が開くと、ダッシュで走っていった子ども達。さきほどの宣言どおり、太鼓橋にまっしぐらです。
ロープには一人しか登れません。取り合いはせずに順番で待つこともできています。「☆ちゃんもやりたい。」と待ちきれなくなってしまった☆ちゃんでしたが、苦戦中の△ちゃんを応援してあげることを提案すると、そっと△ちゃんのおしりをおさえながら、一緒に「よいしょ、よいしょ。」と応援してあげていました。△ちゃんが登りきると、「やったー。」と一緒に喜んでいる笑顔が素敵でした。
アリを観察しているふじ組の子どもの傍にいってみた□くん。一緒に観察をしていましたが、もっていた入れ物にアリが入ってきたことに驚き、喜んでいました。今度は自分からアリをつかまえて、「ほら。」とふじ組の子どもに見せてあげていました。驚いた様子の顔をみて、笑顔になっていた□くん。お友だちを喜ばせたいという気持ちが伝わってきました。
友だちを喜ばせたいという気持ちが上手に表現できない、相手に伝わらないことがたくさんあると思います。そのたびにとても悲しい気持ちにかわってしまう。そんな思いを受け止めながら、友だちとの関わりをみていきたいと思いました。(F.S)
あっちで何か歌ってるね、一緒に踊っちゃお。

わぁ!転がるフープを全力で追いかけます!
◆あの時のひまわり組の子の気持ち(うみグループ)

大聖堂といえば…みんなで坂道ダッシュ。
今年度初めての散歩に出掛けました。
行き先は、大聖堂です。出発前に3つの約束の確認をしました。
・先生たちの話をしっかりと聞くこと
・友だちとしっかり手を繋ぐこと
・交通ルールに気を付けて歩くこと。
そして、今日はうみグループになって初めてという事で、もも組とひまわり組の子どもたち、ゆり組はゆり組同士で手を繋いで出発することにしました。
『まかせて』と張り切るのはひまわり組の子どもたち。
しっかりと手を握り、少し引っ張り気味に道の外側を歩き、頼もしい姿を見せてくれました。
そんな中、あっちへフラっ、こっちへフラっとしている☆君と繋いでいた○ちゃんの疲れた顔がありました。
「○ちゃんももも組の時、そんなだったよね。その時のひまわり組さんもそんな気持ちだったかな」という保育士の声を聞いて苦笑い。
あの時、こんな想いしながら手を繋いでくれたのか?と感じたかもしれません。
園に戻ってくるまで、往復☆君をリードしてくれた○ちゃん。
からだだけではなく、気持ちもしっかりと育っている○ちゃんの成長を感じました。
大聖堂では、それぞれ一人ひとりが今年1年の頑張りたいことを胸の中でお願いしてきました。
その後は、1階の広場で蓮の葉っぱ、メダカ、アメンボの観察、鬼ごっこをして楽しみました。(M.C)

メダカがいました。小さな赤ちゃんメダカを必死に追いかけています

帰り道。おなかすいたねぇと疲れていても、おしゃべりが弾んでいました。
◆ちょうちょとダンゴムシと… (にじグループ)

一生懸命に遠くにいる友だちを呼んでます
先日、木の棒にキラキラシールをつけて蝶々の身体を制作しました。まだ出来上がっていない児が半分いたので、今日は続きをすることにしました。
先日とちがって、今日は子どもたちが遊んでいる部屋で始めました。すると、なにをやっているのか気になって、興味を持って寄ってきてくれます。そこでこちらから「やってみる?」と声をかけると、「うん!」とキラキラな顔を見せてくれます。
遊んでいる場とは別に集中して取り組める場を提供してあげた前回とはちがい、
“やりたい”の気持ちを言葉や行動にしにくい児や、目の前に見えないとなかなか興味が向かない児にとって今回の場所の提供はよかったのかもしれません。ほとんどの児は自ら興味を持ち取り組み、制作に参加することができました。
同じ制作でも、子どもの様子を見ながら提供の場を変えてみると、その子に合った興味の発信ができることを改めて感じました。
蝶々の制作をしていることもあってか、園庭に出ると「蝶々いたよ!」の子どもからの報告がいっぱいあります。
にじグループでは、おたまじゃくしやカタツムリを育てています。生き物が身近にいることと、暖かくなってきたこともあり、沢山の子どもたちが園庭での虫探しに夢中になっています。
「ダンゴムシさがそう!」虫がなかなか触れない〇ちゃんと▽くんです。
プランターの裏や、園庭の土を掘ってみて、やっとお目当てのダンゴムシを見つけました。でも、2人は触れません。「いたよ、いたよ」とダンゴムシを目で追うのが精いっぱいです。
そこに、虫へっちゃらな□くんがひょいっとつかみ、自分のシャベルの上へのせました。2人はあいた口がふさがりません。シャベルの上のダンゴムシに指を近づけようとすると身震いする〇ちゃんと、触らることを諦めた▽くんでした。
そのあと〇ちゃんは、「□くんは虫博士だね。どこに居るかもよく知ってるんだよ」と友だちのことを自分のことのように得意気に話してくれました。そんな素直な気持ちに心が温かくなりました。
e.y

色の積み木を壁に立てかけて重ねて…ほら!タイルみたいでしょ。

真剣に貼っています
◆友達との時間 (そらグループ)

手を繋いで跳ぼう!
以前にレストランで盛り上がっていたままごとコーナーでしたが、レストランブームは落ち着き、保育園ごっこと変化していました。
いつもやっている挨拶から、「おはようございまーす!」「いってらっしゃい!」と保育者の声かけを真似したり「園庭いってきまーす!」と日常の会話を再現している子どもたちの声を聞いているとなんだかちょっと笑えてきます。
ままごとコーナーがいろんなものに変化していて子どもたちの遊びに驚かされるばかりです。
園庭に行くとももぐみの子どもたちが楽しく遊んでいる姿がありました。よく見ると別のグループのももぐみの子と遊んでいる子もいます。
3月まできくたんぽぽで一緒に過ごしてきた友達と園庭で会えて嬉しいようでした。
同じ学年だけでなく、砂場遊びを通して他学年他グループとの繋がりもあり、子どもたちそれぞれが楽しく過ごしています。
園庭遊びだけでなく他グループの同学年の時間も増やして行けたらいいなと思います。
(K.E)

姉妹で!

給食待ち!

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