新しい朝がきた
2022年04月04日 月曜日
この2年間、コロナ禍の影響で、園内では行事の縮小や中止で季節ごとのメリハリがなくなり、また、外部からの見学者や来園者が受け入れられないことで地域との交流も減り、そして保護者の方々や、職員同士のコミュニケーションも希薄になっていると危惧することがたくさんありました。毎日楽しく過ごしながらも一方で気持ちばかりが焦り、悶々としていた部分があったことを感じます。
朝の通勤時歩きながら、つい口ずさむ歌があります。それは子どもの頃、夏休みに通ったラジオ体操で、最初に流れる『新しい朝がきた』という曲です。気が付くとなぜかリピートしていますが、ただ諳んじているだけで、深く考えてはいませんでした。しかしある日、ふとその歌詞の意味を考えてみると、とても明るく勇気が湧き上がってくるのを感じました。
「日々、楽しいことばかりではなく、不安になったり苦しくなったり、悩んだりすることがあっても、その抱えた重たい荷物を降ろし、新しい朝を軽い心で進んでいけばいい。昨日と今日は違う。新鮮な気持ちで今日を精一杯生きていこう。」と思えました。
令和4年度がスタートしました。先月37名の卒園生を送り出し、40名の新入園児さんをお迎えしての始まりです。日々成長を続ける子ども達が、常に新しい経験や発見をするように私も新鮮な心で過ごしていきたいと思います。
保育主任
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