◆4月27日(水)の子どもたち
2022年04月27日 水曜日
◆できるようになった(つぼみ)

それぞれの場所へ
今日も朝おやつが終わって、園庭に出ました。園庭に行く準備で靴下やお散歩カーを保育士が準備しだすと窓のところに集まり、まるで早く外に行きたいとアピールしているように見えました。
帽子と靴下を身に着け、窓を開けるとハイハイで外に出たり、自分で出るのが不安で保育士に手を伸ばしてみたりと一人ひとりの成長が垣間見えました。
園庭に出ると砂場や滑り台がお気に入りスポットになりつつあり、進んでその場所にいく姿が多くなってきました。
砂場では、道具を手に取ってみたり、砂をにぎって落としたり、ふじ組の子どもたちが保育士と一緒に楽しそうに遊んでいるところに行って雰囲気を味わっていました。
滑り台では反対側から登っている児もいる中、〇ちゃんは階段の方から登ろうと挑戦していました。保育士が傍で見守っていると、ハイハイで一歩一歩階段を登っていきます。上に着いた時には「できた」という喜びを笑顔で表し、保育士も一緒に「上手にできたね」と喜びを分かちあうと手を振って更に喜びを表現していました。
できる事も日に日に増え、様々な表情も見せてくれるようになった子どもたち。子どもたちの楽しいをこれからも大切にしていきたいと思います。
(I.H)

何をみてるのかな?

できたよー!
◆虫探しとお絵描き(ふじ)
お絵描きに仲間入り。
新年度が始まってから一ヶ月が経とうとしています。朝の一歩は泣いてしまっても、お部屋でしばらく保育士に抱っこしてもらうと、気持ちが落ち着き、安心して遊べるようになる子も増えてきました。
朝のおやつは皆食べてくれています。「おかわりー」のアピールも嬉しいものです。
おやつを食べたあとは、心配していた雨が止み、今日も園庭で遊べそうです。
園庭では、それぞれに気になった場所、気になった遊びへと向かっていきます。
雨降後の水はけをしている様子を見ていた○君は、じーっと見ていた後
作業が終わるのを見届けて「バシャーン」と水の中に足を入れました。水が跳ねる感じや感触を楽しむ姿、そして何よりたくましく遊ぶ姿が嬉しく思う一コマでした。
花壇を覗いてみると、アリやダンゴムシを発見しました。そばで見れるようそっと置いてみると、怖がりもせず捕まえる子供達の多いこと。その姿に驚きました。
きくたんぽぽ組の子達と一緒にアリ、ダンゴムシ、カメムシ…といろんな虫の観察会をしばしの間楽しみました。
園庭の奥ではきくたんぽぽ組の子供達がお描きをしているのを見ている姿がありました。大きな紙にクレパスで描いているのを見て、一緒に「描きたい」という気持ちが湧き上がったようです。
仲間入りして、一緒にお絵かきを楽しませてもらいました。
少しずつ「楽しい」が増えている子供達。これからも楽しい遊びを子どもたちと一緒に見つけていきたいと思います。
I.Y
ダンゴムシ、みーつけた。
お砂場、今日も大賑わいです。
◆あおぞらお絵かき(きく・たんぽぽ)

マーブルクレヨンが出来るまで・・・
チリンチリ~ン。
お部屋にベルの音が鳴ると、ハッと顔をあげ「おかたづけだ!」の声がチラホラと聞こえます。(きくたんぽぽでは、活動が変わり目をベルの音でお知らせしています。)
4月はじめの頃は、お片付けのお知らせをしても、「まだあそぶ~」だったり知らんぷりして遊び続けたりという姿がありましたが、新しい環境、生活のサイクルに慣れてきて、音が聞こえただけで次、何をするのかをちゃんと考えて行動できるようになってきました。
お片付けをしたら、お布団(絵本コーナー)の上に集まる。
これもバッチリです。「おかたづけしたよ~」「はやくきたよ!」と声を掛けてくれ、子ども達の中でも、「できた」の気持ちが芽生えています。
そんな時は、ギュっやタッチで「ありがとう」「すごいね」の気持ちをこちらも言葉と触れ合いで伝え、自信や自己肯定感を育めるようにしています。
「お片付けが上手なきく組さん。今日は名前を聞いてみたいと思います。」というと、
「いえるよ」「〇〇~」とウキウキ、わくわくの表情です。
「あ~なたのおなまえは?♪」と歌いながら一人ひとり名前を聞いていくと、堂々と自分の名前を答える子、恥ずかしそうに答える子、様々です。
新入園児の△ちゃんに名前を聞くと、「・・・」まだ答えられない様子。すると、横から「△△ちゃん」と△ちゃんの名前を答えてくれた子がいました。
新しく入った子の名前もちゃんと覚えてくれていたことに感心しました。まだ、お友だち同士の関わりは少ないものの、同じクラスのお友だちとしっかりと思っていてくれることとても嬉しく思いました。
今日は「マーブルクレヨン」をやってみました。
きく組の夕方の時間に、子ども達と一緒に用意していたもので、たんぽぽの子たちといっしょに使えるように「青空お絵かき」をしてみました。
短くなったクレヨンを小さく切った物を、シリコンの型に入れて(子ども達の作業)、レンジでチン。
ドロドロに溶けたクレヨンをそのまま自然乾燥すると固まりマーブルクレヨンの出来上がり。
やりたい子は来てね。と声を掛けて園庭におりました。
たんぽぽの子も集まってくれたので、簡単に紹介すると、触りたくて触りたくてウズウズ・・。でも5個しかないので順番こにねと話をして、始めました。
「順番こね」の声掛けをちゃんと覚えていた子ども達、引っ張ったりの取り合いをする姿はゼロ。「どうぞ」と貸してあげる姿があり、素晴らしかったです。
自由に、豪快にクレヨンを走らせ描いていく中、
たんぽぽの☆くんは、ビーっと線を引くと、「みて~、青とピンクのところ!」と教えてくれました。ちゃんとマーブルになっている事に気付いて、よく見ているなぁと感動です。そのあとも、くるくるとクレヨンを回しながら色んな色が出る事も楽しんでいました。
一方、たんぽぽの〇くんときくの■くんは、星型の側面をギュッと紙に押しつけスタンプのようにしていました。あれ~っと形が付かないことが分かると、そのままコマのように回して色を付けていました。
「描く」だけしか考えていなかったので、その発想がとても自由で面白かったです。
今日は星形のマーブルクレヨンでしたが、まだまだ違う色で準備中。
出来上がったらまたみんなで楽しもうと思います。(I・K)


下:「どうぞ」と貸してくれました。「ありがとう」も言えて、素敵な関わりでした!
◆待つ事の先には (うみグループ)

昨日、一昨日とスプーンを使ってデカルコマニーの技法による色の滲みや変化を楽しんできました。今日は綿棒と霧吹きを用意し、保育者がデカルコマニーをしていると「何してるの?」と子どもたちが集まってきました。「どんな模様になった?」「何色になるかな?」「やってみたいな」と子どもたち。「何を用意する?お手伝いするよ」と興味津々でした。
新聞紙を敷いたり絵の具や水の用意と「やってみたい」という気持ちから意欲的に準備に参加します。丁寧に見るには人数制限も必要でしたが、年少児たちも座って自分の番が来るのを待ち、年長男児の〇くんは待ってる間は年少児たちに寄り添い、やり方を伝えたり見守っていました。
3回目だからこそ子どもたちなりに見通しが立ち、楽しむ為には準備が必要な事、待つ事の先には楽しい活動がある事が分かってきたようです。
スプーンとはまた違った絵の具のつき方に「これ描きやすいね」と話し「何色がきれいになると思う?」「やっぱり青じゃない?他の色と混ざってもきれいだから」という声が聞こえました。
また、絵の具を垂らすだけではなくクルクルと円を描く子もおり「クルクルがどんな模様になるかな?」と画用紙をこすりながらワクワクした表情を見せ、全体的にじっくり取り組む姿が印象的でした。霧吹きのやり方も身に付いています。
これもまた回数を重ねた事により、色の混ざり方を知り、思いもよらない模様が作られる楽しさや驚きを感じたからこそだと思います。
霧吹きを使ったデカルコマニーの模様は様々な形を連想させ「蝶々に見える」「女の子がお花畑にいるんだよ」「これは妖精じゃない?妖精って知ってる?」と子どもたちの想像力を掻き立てていました。
黒の台紙を使ったシール貼りや折り紙のお花作りも人気です。
園庭では花びら集めはまだ続いており、「しおり作りたい」と話していました。藤の花が散り「今度は紫色のお花がある」と喜んでいます。
築山での水遊びも日に日にダイナミックになってきています。
子どもたちが何を楽しみどんな事に驚き夢中になるのか、そしてそれを保障していくにはどうすれば良いのか、しっかりと考えていきたいと思います。
O・Y

「こんな模様になった〜」と○ちゃん。そして一緒に喜び見守る☆くん。

蝶々を見つけ「この手に止まるかな」と手を伸ばしていました。
◆今日は、丸くなってなにしよう?(にじグループ)
ご存じハンカチ落とし。「やめてー、落とさないで~。」と言いながらも、落として欲しそうな表情。
今日は〇ちゃんの誕生日。数日前から、とても楽しみにしていました。去年は、緊張して、涙がポロリと出てしまった感情豊かな〇ちゃんが、今日はどんな姿を見せてくれるか、楽しみです。
朝の集まりの時間。始まりは、〇ちゃんが選んでくれた紙芝居です。そして、いよいよ〇ちゃんが前に出ます。少し緊張しながらも、笑顔。4つのインタビューにも笑顔でこたえられました。そのあとは、おおきなかぶのエプロンシアターも見ました。いつもと違って、ミラクルマンや忍者も出てきて、力を合わせてかぶを抜くお話。一年に一度の特別な日が、〇ちゃんにとって思い出に残る日になってくれたら嬉しいです。
昨日した「キャンプだホイ♪」のダンス遊びが楽しかったので、もう一度やりたいと集まった子たちがいました。集まりのあとの広場で、円を作り、一人ずつダンスに誘っていきます。「今日からともだち 明日もともだち ずーっとともだちさ」の歌詞の通り、手を取って、友だちの輪が広がっていく姿が、なんとも微笑ましいです。
2回ほど踊ってから、円になる遊び、ハンカチ落としをやってみました。ハンカチをこっそり落とされるスリルが楽しくて、何度も繰り返し楽しみました。まだルールが理解できていないももぐみさんには、「オニ、代わってあげようか?」「ほら、ハンカチ、落とされてるよ。」と、気遣う声かけがあり、発達の違いを超えて楽しめていました。
園庭に出てからも、ウッドデッキの上で集まる数人の年長児。「ほら、ハンカチ、落とされてるよ!」と声が聞こえてきます。
「なにしてるの?」「ハンカチ落とししてるの。葉っぱでやってるの。」
自分たちで考え、遊びを発展させています。ウッドデッキの上は狭いので、追いかけるのは、園庭の大型遊具をぐるーっと大回りします。園庭ならではのダイナミックな遊びに発展していました。「なにしてるの?」と、お部屋でもハンカチ落としに参加していたももぐみの数人もよってきました。少しずつ輪が広がっていきます。時間いっぱい楽しんで、汗だく。「暑いねー!」と言いながら、給食を食べに帰っていきました。
また、友だちと楽しめる遊びがひとつ増えました。
(T.M)
園庭でも。ハンカチの変わりに葉っぱを使って。
お誕生日ケーキを作ってもらいました♪
◆言葉の掛け方(そらグループ)

朝の集まりでブロックやラキューなどで男の子たちがロボットや乗り物を作っているのを発表しました。日々どんどん大きくなっていき高度になっていく作品をみて年中組の女の子〇ちゃんは「男の子たちの段々大きくなっていね」と笑顔で伝えてくれていました。その言葉と表情の中に「すごいな」という感情が含まれているように感じ大きい大作を作った◇君は照れていました。ニュアンスや柔らか味のある言葉、表情で伝えたいことが伝わりほっこりとした空間になりました。
昨日お休みでできなかった年少組の☆ちゃんのお誕生会をしました。本日の主役という事でみんなの前に立つ恥ずかしさと緊張であまり笑顔が出ずでしたがしっかり質問に答えてくれました。始まる前と終わった後は嬉しそうに笑顔を見せていました。
園庭では年中組の数名が保育士を誘ってだるまさんが転んだを始めました。少しずつ輪が広がり違うグループの子も一緒にだるまさんがころんだをすることができました。それぞれのグループで駆け寄るスピードが異なり面白いゲームになりました。
給食の時間で保育室へと戻る時間になり、年長組が園庭の見回りをはじめてもなお、砂場で片付け中の年少組の◎君。年長組の▽君が「できないの?一緒に片付けよう」と声を掛け片づけを手伝ってくれ◎君も「お兄さんがやってくれた」と喜んでいました。保育室に戻ると近くのロッカー同士だった2人は「脱げないの?」「うん。できない。」「てつだってあげようか」と着替えもお世話してくれた▽君。優しさが溢れる一場面でした。
(K☆H)


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