◆4月21日(木)の子どもたち
2022年04月21日 木曜日
◆ソロからグループへ(つぼみ)
そばにいるけどそれぞれにソロ活動
今日の出席は11人、まだ慣れ保育中の子もいますが全員集合までもう一息です。
朝のおやつの後は外遊び、散歩カーに乗っての外気浴が中心ですが外の空気はリフレッシュできます。
ぐるぐる園庭周遊コースも慣れた景色になってきました。
ベビーカー乗車の子達はすぐに入眠です。
ぐるぐる園庭を進みながら周りの様子に目を向けて自分で確認する様子になってきました。
心地いい場所になりつつあります。
気分が良くなってきたところで遊べそうな子は散歩カーから降りてみます。
そっと寄り添いながら様子を見てその後の様子を見守ります。
この見守りが一人ひとりと増えて個性の成長の後押しをしていくのです。
☆君は手が汚れる事を気にせず興味の先を確認しようと地面をハイハイして進んでいきます。
今日はその途中に砂場のおもちゃを見つけました。
見たことがあるのでしょうか?・・・なかなか上手に使っています。
気分は上々、ご機嫌です。その横に悲しくなってしまった♡ちゃんがやってきました。
鳴き声は聞こえているはず・・・でも気にしない気にしない・・と黙々とスコップを手に持っています。
まさにソロ活動です。
砂場ではふじ組の子達が保育者と一緒にあそんでいました。
保育者が何か話していてそれを聞いている様子、楽しそうな空気が流れてきました。
そんな様子を遠目でじっと見つめているのは♢ちゃんです。
♢ちゃんも実は涙顔だったのですが、その楽しそうな空気を吸っているうちに興味が出てきました。
私も・・・という心の声が聞こえてきそうな様子でした。
ソロからグループへと意識が芽生えた瞬間です。
4月も下旬に差し掛かってきました。
保育時間も徐々に伸びていよいよ本格始動間近です。
ソロ活動、時々グループ活動、みんなで一緒に大きくなりましょう。
明日も楽しみです。(N・S)
遠くのあの子達が気になる~あたしも一緒にいれて~
ごはん、もりもり食べているよ
◆晴れやかな気分で(ふじ)

築山でずりずり。日差しが眩しい。
昨日の肌寒さから変わって久しぶりの太陽の日差し。
朝おやつを食べて早速園庭遊びに向かいます。
砂場遊びをしてみたり、滑り台に登ってみたり、トランポリンで日向ぼっこ、築山でずりずりとお尻で滑ったり、日差しの暖かさもあり子どもたちの気分もパッと晴れているようで、思い思いに探索をしている姿がありました。
新入園児の⭐︎ちゃん。
“ねぇねぇ”とばかりに保育士を手招き。向かった先は遊具の倉庫。“フラフープ取って”と指差しして教えてくれました。「どうぞー」と渡すと嬉しそうにフラフープを持って遊び始めました。次第にトランポリンや太鼓橋にも興味が湧き、“先生フラフープ持ってて”と言うようにフラフープを保育士に手渡し遊び始めました。
途中、泥が付いてもお構いなし。手で泥を触ってみたり楽しそうな表情が見られました。
新入園児の子どもたちも園庭の環境に段々と慣れてきて、保育士から離れて好きなもの、好きな場所を見つけて遊ぶ姿が見られるようになってきました。
“たのしいな”“おもしろそう”などと思えるものが沢山見つけられるように私たち保育士も子どもの目線を忘れずに寄り添っていきたいと思います。(O.Y)

小門のところで伐採作業がありました。大きなトラックや木を切る職人さんの姿に釘付けでした

散歩カーでの園庭散策。ゆったりとした乗り心地に眠気もやってきます
◆色々発見、そして観察 (きく・たんぽぽ)

指先まで登るダンゴムシに釘付け。ほら〜見る〜?とみんなが見えやすいようにしてくれています。
数日前に登場した保育者お手製の虫めがねで虫探しが始まりました。虫めがねには限りがあるので全員が同じタイミングに使用することはできませんが”順番こね”の合言葉で笑顔が消えることなく楽しむことが出来たように感じます。
『何探す―?』という〇くんの言葉に周りにいた子ども達は揃って『虫!』と返答。何の虫を探すのか聞いたつもりだった〇くんのハテナがいっぱいの表情を見て、言葉って難しいなぁとしみじみ感じる保育者を横目に子ども達は意気揚々と虫めがねを目にかざして地面を食い入るようにのぞき込んでいました。『いないなー』『いないねー』と子ども達。草花の近くではなかなか見つからないので「このプランター動かしてみようか。虫は暗い所が好きだからかくれんぼしてるかもしれないよ」とプランターを動かすとアリの大群を発見しました。『きゃー!いたー!!』と大興奮でアリの大群に夢中。そのすぐ後にはまるまると太った一匹のダンゴムシも見つけました。
このダンゴムシが大人気で触りたい・見たいコールが続出。初めにダンゴムシを手にした△くんの堂々とした姿に”信じられない”とでも言っているかのように□ちゃんの開いた口は塞がらず、△くんの姿に勇気をもらった☆ちゃんは自分も触れると名乗り出る程に△くんの姿は輝いていたようです。勇気をもらった☆ちゃんはダンゴムシが手に乗るとその手は徐々に小刻みに動き出し、そして急に涙が…「怖かったの?」と尋ねると『うん、怖かったー!』と涙が止まりませんでした。でも、ダンゴムシを見たい気持ちが勝り、その場を動くことはせず友だちが触ったりダンゴムシの動きをじっと見ていました。怖くても気になる…それが子ども心のようです。
最後に名乗り出たのは◎くん。◎くんも△くん同様堂々とした様子で手の上で動くダンゴムシを友だちに『ほら~見る?』と見せてあげていました。指先に登っていくダンゴムシを見て不思議に思った◎くん、『なんで落ちないんだろう…』とつぶやいていました。「本当だね、なんでだろうね?」と返すと、『捕まってるからじゃない?』と◎くんなりの考えを教えてくれました。
また、動きを止めたダンゴムシに対して『寝ちゃったよ〜』とそばで見ていた◆くん。動いて欲しい子ども達は『起きてー』とも声を掛けていました。
経験の中から沢山の疑問や考えが出てきている子ども達の発言はとても面白いものがあります。
逃げるヤモリがマットの下に隠れた際にも『冷たいからここがいいんだよー』というつぶやきが聞こえてきました。今日は日差しが強かったのでひんやりした場所がいいよねと感じたのかもしれません。本当に面白いなと思います。
虫めがねを使って虫を探そうが今日のテーマでしたが、たんぽぽぐみの■くんは虫めがねを使って伐採作業で園庭に来ていたトラックの様子を正面から観察していました。右手で虫めがねを握って目にかざしてポーズを取って観察するその姿、見つけた保育者はクスっと笑ってしまう程に立派で可愛らしかったと報告してくれました。
虫さがしも虫めがねでの観察もみんなで力を入れていきたいと思います。
K・E

動かないな〜 虫めがねを使って観察中

お花ジュースに、石のジュース?!
◆昨日に引き続きこいのぼり制作を楽しみました(うみグループ)

こいのぼり製作
昨日に引き続き、こいのぼり制作とお絵描きを楽しみました。
〇ちゃんに、「朝の集まりで絵本読むから選んでくれる?」と聞くと、「いいよ」と言って選んでくれました。
朝の集まりで昨日やったこいのぼり制作の作品を見せると、「やりたい」、「もう一回やりたい」と言ってくれました。
みんなきれいに出来ていました。
部屋の様子を見ると、ラキューで車を作り木の平らな積み木でマリオカートを作っていました。ほんとにレース場のようで楽しんでいました。
園庭では、砂場で砂を掘って水を流して迷路を作っていました。すごく楽しそうに「水持ってきて」や「△くん掘るね」と子どもたちで声を掛け合っていました。
「先生、見て」と笑顔で見せてくれました。
園庭に止まっている車を見て、「車にさわちゃいけないんだよね」、「近づいちゃいけないんだよね」と言ってくれました。
園庭のお片付けも最後まで手伝ってくれました。泥で汚れている遊具があると「泥んこで汚れてるから洗ってるんだ」ときれいにして片付けをしてくれました。「落ちてないか見回りしてくる」と言って園庭をぐるっと回って見てくれ、「落ちてなかったよ」と教えてくれました。
最近、〇ちゃんが折り紙でお花を作るのにハマっています。保育士が折り紙の本を持ってくると、花のページを開いて「これやりたい」と言って完成するとにこにこで持っています。
「ママに見せるんだ」と言ってワクワクの〇ちゃんです。(Y.H)

マリオカートのレース場作り
◆本物のこいのぼりと遊びました(にじグループ)
お父さんこいのぼりは、大きくて沢山のお友だちが来ても持って触れます。いつもは、空を泳いでいて触れないこいのぼりを思いっきり触りました。
こいのぼりの製作を楽しんでいるので、今日は本物のこいのぼりを借りてきました。小さいこいのぼりからそっと袋を開けて取り出してみました。「わー。お母さんのこいのぼりだ」とみんな大喜び。でも、これは1番小さいこどものこいのぼりなのに子どもたちには、大きく見えるのでしょう。次にもう少し大きいこいのぼりを出すと、「あ、お父さんこいのぼりだ」とまた大喜び。「お父さんとお母さんのこいのぼりが出てきたからおしまいかな。こっちのはもっと大きいよ。これは何だろう」と言うと、「えー。こいのぼり」と不思議そうにするので、今度は子どもたちに袋から出してもらいました。
もも組の子どもたちは、保育士と同じぐらいのこいのぼりをみんなで持ちニコニコ。ゆり組の子どもたちが袋から出したこいのぼりがお父さんこいのぼり、大きくてみんなで持てるぐらい大きなこいのぼりでした。ひまわり組の子どもたちが、出してきたのは「これなあに」と聞くと全員、頭にクレッションマークが付いていました。「これは、吹き流しと言って、こいのぼりが泳げるように風が吹いているかを見るためについているんだよ」と言うとみんなで触ってみていました。
ここからみんなでこいのぼりを持って、泳がせていきました。保育士が走って、こいのぼりを泳がせると、みんなで持って走り出しました。こいのぼりを揺らして泳がせたりと、こいのぼりと遊びまくりました。こいのぼりと一緒に保育士に抱かれて泳いだ子もいます。
そして最後にこいのぼりの目を観察しました。「みんなの目は何色」と聞くと「黒と白」と返ってきました。「こいのぼりの目はどうなっている」と聞くと「黒と白と赤もある」「青だよ」「緑」と目を観察したり、触ったりしながらよく見ていきました。
こいのぼりの目の色が解ったところで、自分たちのこいのぼりにも目のシールを貼りました。よく見たので、尻尾の方に貼る子もいず、きれいに貼っていました。子どもたちのこいのぼりもできました。本物のこいのぼりが園庭の空を泳ぐときには、みんなのこいのぼりもにじグループの保育室に泳ぐことでしょう。それまで楽しみにしていてください。M・K
みんなでこいのぼりを泳がせました。
自分たちのこいのぼりにも目を付けました。
◆色々 (そらグループ)

「今日のお天気は晴れです」
と嬉しそうなこどもがおりました。
室内では集まりの時間にこいのぼりの歌や手遊び、鯉のぼりの紙芝居を読みました。
「前にやってたよねその手遊び」
とこども達は覚えていた様です。
「鯉のぼりーが食べたいにゃん」という手遊びに恥ずかしがりながらも振り付けを真似る姿はとても素敵でした。
その後に読んだ紙芝居も鯉のぼりが食べられる?様な、展開の面白い紙芝居だった為、伝統的な話を後日織り交ぜて端午の節句に触れていきたいと思います。
また、数字の歌に合わせて数字カードを持ったこども達が跳ねたり振り付けをしたりと盛り上がりました。
1は分かるけど読めない、1は読めるけど数が分からないなど様々な発達段階がある為様々な視点で数字に触れて楽しみたいと感じます。
※じゃんけんも今行っています
園庭では虫探しやそれぞれ好きなゾーンや遊びを選んでいる姿が見られます。
「鬼ごっこしよう?」はまだありません。
鬼ごっこがまた流行りだす日が待ち遠しいです。
k★y


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