◆4月15日(金)の子どもたち
2022年04月15日 金曜日
◆慣れてきました(つぼみ)

お友達を意識する
雨が続いてしまいました。今日もお外には行けません。
それでもやっぱりお腹がすきます。
「お腹がすいたよー」と訴えて食べた後はご機嫌になって、ふじ組の方まで行って遊び出す‥
そんな時間を過ごしながら慣れ保育は皆んな無理なく順調に進んでいるように感じます。
保育者たちも少しずつその子の好きなこと、好きな座り方、抱っこの向き等々理解していけるようになってきました
1Fは保育者の数が多いのですが、そんな中担任たちの顔は覚えてきたようで、にこっと笑顔が返ってくると嬉しくなります。
子どもたちにも余裕が出てきました。
お友達の様子をじっと観察します。
同じ玩具に手をのばしてうっかり一緒に遊んでいる‥そんな一瞬もありました。
保育者たちの言葉を聞きながら少しずつ名前も覚えていくでしょう。
来週は晴れが続いて園庭で遊びたいです。
園庭の探索も楽しみです。(N.S)

好きな事、自分で選んで遊びます

これは?何?
◆身体測定もがんばりました! (ふじ)

今日も雨が降ったりやんだりな天気だったので、お部屋で過ごしました。
おひさま広場に肋木やソフトマットが設置されると、『早くいきたーい!』とばかりにドアの近くに集まる子どもたち。ドアが開くと嬉しそうに一斉に駆けていきました。
新入園児の子どもたちも、遊んでいる間は笑顔も見られるようになってきました。
新入園児の友だちの様子が気になって頭や背中を撫でてあげるわくわく(進級児)の○ちゃん。優しくぎゅっとしてくれると、それを見てきらきらの△くんも真似してぎゅー!
強く抱きしめすぎて、おっとっと・・転んでしまって思わず泣いてしまう場面もありますが、お友だちとふれ合いたいという気持ちがとても伝わってきました。
お友だちと一緒に肋木をよじのぼったり、肋木の中に潜り込みながらお友だちの様子を見つめてみたり、お友だちの存在をそばで感じながら楽しんでいます。
机上コーナーでは、じっくり粘土を楽しむ子もいました。
遊んでいる時もママを思い出して泣いていた☆ちゃんも、粘土をコロコロ丸めながらニコッとかわいい笑顔とともに保育者に仕草で何度も共感を求めているような嬉しい姿も見られました。
そして、今日は身体測定も行いました。
新入園児の子どもたちも初めてのことでしたが、保育者にしがみつきながらも立ってみたり、体重計に座ってみたり。
中には興味を示して自分からやって来る子もいました。
もっと全身で大暴れになるかなぁと予想していたのですが、泣きながらも皆とっても頑張りました!
これからも初めてのことをたくさん経験していく子どもたち。ドキドキもわくわくも、楽しく一緒に経験していけたらいいなと思います。
I.S


◆色々楽しんでます(きくたんぽぽ)

たんぽぽ組では、おしゃれごっこが流行っています。
スカートを履いたり、はっぴを着たり、帽子を被ったりと色々な格好をして、鏡の前でポーズをしたり保育士に「かわいい?」と聞いてきたりしています。
そのおしゃれアイテムの中で一番人気が洗濯ばさみ。
洗濯ばさみを髪の毛や洋服に付けて楽しんでいます。
「痛くないの?」と声を掛けても「痛くない!」との返事が返ってきて、女の子たちの中では、鏡の前で自分だけでなく、友だちにもつけてあげたりして楽しんでいるようでした。
これから、色々なアイテムを提供したり、時には一緒に作ったりして、おしゃれを楽しみたいと思います。
今日は廊下も開放して、きく組・たんぽぽ組一緒に遊びました。
初めに出てきたのはきく組の子どもたち。
大きな遊具によじ登ったり、ジャンプ台からジャンプをしたりと元気いっぱい。
「見てて!」と何度もジャンプをして見せてくれ、中には「(飛びすぎて)頭痛くなっちゃうよ~」という子もいて、思わず笑ってしまいました。
たんぽぽ組の子どもたちも遊びが落ち着いた子から合流。
大きな遊具はもちろんですが、ボールをコントロール良く投げて、上に吊るしてある傘に入れようといました。1つはいると「いえーい!!」と歓声が上がり、「すごいでしょ!!」と得意げな顔を見せていました。
雨が続いて、気持ちがどんよりしてしまいそうですが、室内だからこそ楽しめる遊びも沢山あります。
子どもたちがどんなことに興味があるのか、何が好きなのか、日々一緒に過ごしながら探している途中ですが、これからもっと色々なことが楽してる工夫をしていきたいと思います。(E.Y)


◆我慢する力(うみグループ)

ハンカチ落としハンカチ落とし…楽しそうに歌っています
朝の集まりで、大切な話をしました。『我慢する力』についてです。
最近、午睡明けに上履きが見当たらないという児がいます。
「上履きが勝手に歩いていくのかな?」「そんなことないよ」
「だれかがやりたくてやっちゃったのかも」
そんな声が聞こえてきました。
『やりたい気持ち』『やってしまったら友だちはどんな風に思うかな?と考える気持ち』
『でも、やってみたい気持ち』『困っている友だちの顔を想像してみたら?』『悲しいって思っているかもしれない』
やってみたいという気持ちがあるけれど、相手はどう思うかな?どう感じるかな?
という部分まで考えてみる事。
やりたいというと気持ちが我慢できない事。
まだまだ、発達過程にある子どもたち。我慢できないこと、やってしまったことを否定するのではなく、分かりやすく話をしていく中で何かを感じ取ってくれたらいいなと思います。
そして、今日は金曜日です。お道具箱・飾り棚の片付けを行いました。
ゆり・ひまわり組の真似をしながら、リュックの中に持ち帰る制作物をしまっているもも組の子どもたち。
「きれいになったよ」と嬉しそうでした。これから習慣になっていくと良いなと思います。
その後は、希望者だけでゲーム遊びを行いました。今日のゲームは『ハンカチ落とし』
経験のあるゆり・ひまわり組、初めてのもも組、みんなでルールを確認しながら楽しみました。少しづつルールを覚え、最後はみんな笑顔で終了。
また機会があれば、楽しみたいと思います。(M.C)

素敵な座り方の見本を見せてくれました

何を持って帰ろうかな?これは、まだ遊びたいなぁ。一生懸命片付けていました
◆忍者ワールド(にじグループ)

今日もあいにくの雨模様。でも、〇くんは嬉しそうです。
「今日、迷路するんでしょ。昨日、約束したもんね。」
昨日〇くんからリクエストを受けて、部屋で迷路をする約束をしていました。さっそく準備を始めると、たのしいことセンサーが敏感な子どもたちが次々と、「なにしてるの~?手伝おうか?」と来てくれました。椅子を運んだり、机を動かしたり、他の階から平均台やトンネルを運ぶのを手伝ってくれました。だんだんと迷路の全貌が見えてくると、やりたい気持ちがどんどんふくらむ子どもたち。まずは、朝の集まりと、金曜日の飾り棚と道具箱のお片付けを先にすることにしました。
朝の集まりが始まっても、迷路のことが気になってなんだかそわそわする子どもたちです。
そこへ、忍者が現れました。できあがった迷路で修行をつんだ忍者だそうで、迷路の様々な難所を経験すると、心も身体も強くなることを教えてくれました。
迷路での約束事、忍者にはやさしさも大切なことを確認し、みんながたのしく迷路修行をすることを約束しました。始める前に、みんなで「エイエイおー!!!」とこぶしを挙げて気合いを注入する顔は笑顔でいっぱいでした。
迷路は、長いトンネルを抜けると、そこは恐竜が住む世界。飛び石を跳んで渡ってすりぬけます。そのあとは、机が繋がれた薄暗い洞窟を抜けます。クッションを跳び、廊下の平均台を渡りゴールです。この迷路は、スタートとゴールはあるけれど、何度もぐるぐると回れるようになっています。何回でもやり続けられます。子どもたちは繰り返し挑戦し、たくさんの楽しいを感じていました。
恐竜になった保育士が恐竜の世界に現れると手裏剣を飛ばす真似をして、戦う姿もありました。
迷路で途中止まっている児がいました。それでも急かすことなく「□ちゃん、がんばって」「▽くん、大丈夫だよ」「こっちに来てみれば」と応援したり、こうしたらいいんじゃない、と優しく寄り添う姿が見られました。修行で心が強くなっている瞬間でした。
「たのしかった」「またやりたい」「恐竜こわくなかったよ、手裏剣があるもんね」
子どもたちの言葉から、今日の迷路修行がたのしいものになったことが感じられ嬉しくなりました。たのしいの経験がたくさんの心と身体を強くしてくれたはずです。
e.y


恐竜めがけて手裏剣!
◆映画館(そらグループ)

映画館づくり
今日も雨で園庭には出られませんでしたが、朝から「映画館やろう!」と年長児が昨日の午後急に展開させていた映画館作りが始まりました。昨日はカラービニールで映画館の人の制服を作り、紙に「えいがかんほんじつむりょう」「えいがかん700」といった宣伝広告が出来上がっていました。朝登園すると制服を身にまとい「今日は映画館やらないと!」とやる気に満ちていましが、どうやってやればいのか何を使ったらいいのかと話し合ったりもして、でも「映画館をやる」という気持ちが先行しどうすべきかの前に「イスを並べて、そうしたらいいんじゃない?」とランチルームを映画館に改造し始めました。
並べている中でも「ご飯を食べながらみれるところだからテーブルを置いて」や箱にはチケットのようなものが用意されており、映画館の仕組みを良く知っている子ども達には驚かされます。また「ここはトイレだから」としっかりトイレも完備され用意周到な映画館です。
そんな準備もでき完成かと思いきや、肝心の映画はどうやって放映するのか、何を流すのかが決まっていませんでしたが、完成した喜びから「映画館ですよ~」「始まりますよ~」とお客さんを呼びこんでいました。決まっていなかったのですが、思いつきで年長男児が踊り始め、映画館というよりオンステージになりました。
しかしそこで年長女児が「やだ~そんなのつまんない!やりたくない」と対立し、話し合った結果、「怖い話を流そう」という事になりました。でも準備は万端ではありません。ここで朝少し話していた「“映るやつ”を持ってきてほしい」という声が上がり、プロジェクターを用意することになりました。
今週撮った写真を子ども達と一緒に見たり、昨年度末のそらグループの動画を放映しミニシアターとなりました。子ども達も去年の年長や友達を見つけると嬉しそうに反応していました。終わった後「なんか涙が出そうだった」と感動なのかなつかしみだったのか分かりませんが、感情が揺れたという事なのでしょう。
動画を流したからといって「完璧」「完成」「満足」というわけではなく、子ども達がしたかった「怖い話」というのが達成されていなかったことが「今日出来なかったから次は」とつながっているようす。
今日の経験から今度は「何を準備したらいいか」と子ども達と話あって進めていきたいなと思います。
(K.E)


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