◆4月14日(木)の子どもたち
2022年04月14日 木曜日
◆お部屋でじっくりと(つぼみ)
今日から2人の新しいお友だちが登園してきました。そして今日は朝から雨、部屋でじっくり遊びました。
部屋ではあちらこちらからまだ泣き声が聞こえてきます。と言っても、慣らし保育から二週間が経とうとしています。保育士から離れてだんだんと遊ぶようになってきました。
指先を使って遊ぶのが得意な◎くん。音の出る玩具のボタンを一生懸命触って真剣な表情で遊んでいました。保育士に抱っこされていないと不安で泣いていた○ちゃん。昨日あたりから大人から離れて、自分から動いて気になる玩具を目がけて遊ぶようになりました。隣のスペースへ行き、絵本を開いたり、棚につかまり立ちして隣のふじ組を覗いていたり、余裕も出てきました。今日から登園の子も、お気に入りの玩具を見つけ、遊び始め、ゴロゴロの子達も、ミルクをたくさん飲めるようになり、短い期間なりに、成長が見られます。(T.Y)
ボールを入れられるようになりました
◆今日はお部屋day (ふじ)

「ばぁー」とひょっこり顔を出してきた□君
新入園児の子どもたちも少しずつ園で過ごす時間が長くなってきたこともあり、ママやパパと離れる時には涙が溢れますが、泣いている時間が短くなってきて、気持ちを切り替える姿が見られるよになってきました。
今日はあいにくの空模様。
子どもたちの気持ちも何だかざわざわ…そんな様子が伺えます。
おひさま広場を広げて身体を動かしました。
進級児は遊びの仕方をよくしっているなと感じます。
肋木に掛かる上り坂で「あー!」と滑り台のように滑って笑顔が見えたり、下からひょっこり顔を出してみたり。そんなお友だちの姿を見てわくわくときらきらの新入園児も興味を示して集まっていました。
廊下にコンビカーも出してみました。
おひさま広場で遊んでいた子どもたちが釣られるようにコンビカーへ。それぞれの車に乗り込み楽しそうに運転していました。
新入園児の○君と◇君、進級児の※君。
おままごとのコップが欲しくて取り合いになりました。
「かーしーてーだよね」と保育士が側で見守っていると
「かーしーてー」と◇君。2回、3回と繰り返し伝えていました。言葉ではまだ気持ちを伝えられない子どもたち。私たち保育者が一人ひとりの気持ちを丁寧に汲み取り代弁しながら寄り添っていかなければと感じる瞬間が多々あります。一瞬一瞬を大切に受け止めて過ごしていきたいと思います(O.Y)

「かーしーてー」言葉で伝えようとしていました

保育者の投げかけに笑顔で応えてくれます
◆たけのこスタンピング (きく・たんぽぽ)

気温も低く、どんよりしたお天気ですが、元気いっぱいな子どもたち。朝から雨模様だったため、室内と廊下で遊びました。
まずは昨日の献立に出てきた、たけのこを使い、スタンピングを行いました。
スタンプ台となる絵の具を準備していると、これから何をするのかソワソワわくわくしている子どもたち。さらに、たけのこの登場で興味津々な眼差しです。
「これ何だっけ?」といった表情の児がほとんどでしたが、「たけのこだー!」と昨日の給食時に紹介されたことをしっかり覚えていた☆くんの姿もありました。
早速、みんなで皮むきからスタートです。茶色くてフサフサの見た目が不気味なようで、触るのを躊躇する児もいましたが、「うんとこしょ、どっこいしょ!」の掛け声に合わせて無事に剥くことが出来ました。
続いて包丁でカットしていきます。断面図を見て、「クリームみたーい!」と♡ちゃん。「こっちはぐるぐるだね〜!」と△ちゃん。「穴空いてる!」と○くん。縦横切り方によって断面図が異なり、じーっと観察していました。
切り終わったら、やりたい児からスタンピングに取り掛かりました。絵の具は、赤・青・黄の三色を用意しました。満足のいくまで、画用紙いっぱいにスタンピングしていきます。
単色のみにする児、スタンプを重ねてカラフルにする児、丸い形のたけのこだけを使う児、色々な形を使う児、たけのこを画用紙に滑らせてスタンプする児…
と、色の使い方やスタンプの仕方もそれぞれです。一人ひとり素敵な作品に仕上がりました。
たくさんスタンプをしていたら、あっという間に手が絵の具だらけに。そんな絵の具がついた手を鏡越しにみてニッコニコな※ちゃん。楽しかったぁという気持ちが伝わってきました。
廊下では、クライミングやロフト、巧技台などで運動あそびも行いました。きく・たんぽぽ組クラスの垣根を超えて、たくさん遊びました。
(M・Y)


◆素敵な姿もその逆も・・・ (うみグループ)

「かっこいい所を撮って」と年長組。
朝の集まりをするよと声をかけると、すぐ片付けをする子もいれば遊びたい気持ちが勝り、片付けに気持ちが向かない子もいます。そんな時に頼りになるのは年長児です。
「お手伝いするから一緒に片付けよう」と誘ってくれたり、自分が使ってない玩具も率先して片付け、年中・年少児もその様子を見て真似をしていました。
その反対に、室内を走ったりと約束事と違う事をしても同じように真似をします。
ではどうすれば良いと思うかを集まりの後で年長組と少し考えてみました。
「かっこいいお手本になりたい」「どうすればいいかいつも考える」という言葉が多く聞かれ、その顔は意欲に溢れています。
でも年長児もまだ5・6歳。最年長になった喜びや意欲を大事にしつつ、甘えたい気持ちや失敗する経験も大切にし、どんな姿も大事に受け止めたいです。そして自分で考え行動する力を育むには何が最適か、今後も考えていきたいと思います。
雨の為室内で過ごしましたが、昨日のようにカプラを高く積み上げたり、カードゲームも人気です。
また、絵本『わたしのワンピース』のスカート部分を切り抜いた絵を作ると、室内にある様々なものにスカートを当てはめ、「この模様かわいい」と試していました。当てはめる中で1番子どもたちの興味を惹いたのは、押し花のしおりです。「お花のスカートになった」「お庭でお花探してこのスカートに貼りたいな」・・・晴れの日の活動がまた1つ楽しみになりました。
スクラッチアートも行いました。専用の紙を削ると色が浮き出ます。
浮き出る色に声を上げたり不思議そうにじっと見つめながら描いていました。
前回の滲み絵同様、今は思いのままに描き、浮き出る色や模様を楽しめたらと思います。
色の変化への興味が更に深まっている子どもたちですが、今後も一緒にたくさんの不思議を感じ、楽しんでいきたいです。
O・Y

「この模様かわいい」

スクラッチアート。
◆まるで記者会見場 (にじ)

誰にしようか迷っちゃうなあ。。と嬉しい悩み♪
にじグループの子たちは、自分で作ったり、描いたりすることがとても好きです。その環境の中に入ったももぐみの子たちも、影響を受けて、作ることが好きになってきました。今日も朝から、「おさかな、作りたい。」「おりがみ、ください。」という声が絶えません。〇ちゃんは、ハサミで紙をチョキチョキと切って、のりでぺたぺた。毛糸を切って・・・、素敵なペンダントができました。幼児グループでは、作り終わった後のお片付けも大切。昨日、伝えたからか、〇ちゃん、ゆっくり時間をかけ、自分でしっかりとお片付けもしていました。
※くんは、昨日お姉さんが作っていたわたあめに興味を持ったようです。自分で袋を作り、中に白い綿を入れて、「いちご味にしたいんだ。」と言ってきました。ゆり、ひまわりがお絵かきをしているところだったので、すぐには対応できず、「お昼寝のあとにやろうね。」と約束しました。その合間にも、「絵本読んでー。」と言う子がいたり、今日も子どもたちの「やりたい!」が溢れています。とっても素晴らしい姿に喜びの気持ちがありますが、すぐにこたえてあげられないことも多く、同時に心苦しさもある保育現場の実情です。
さて、昨日に引き続き、今日もお誕生日の子がいました。カレンダーにバッチを貼り付けていたので、事前にチラチラとチェックしたりしていた子たちは、もう誰がお誕生日が把握しています。皆に名前を呼ばれて、ちょっと恥ずかしそうに前に出てきた☆くん。恒例のインタビューは、ほとんどの子が手を挙げて、☆くんも迷ってしまうほどです。素敵な手の挙げ方を再確認してから(座って手をまっすぐ。「はい」は一回。など・・・)でしたが、どうしても自分を当ててほしくて、気づけば立ち上がって「はい!はい!はい!」と身を乗り出してしまう子があちこち。「あれ?どうやって手を挙げるんだっけ?」と言うと、一生懸命気持ちをコントロールして、なんとか膝立ちにとどめ、手を挙げるももぐみの▽ちゃんの姿に笑ってしまいました。たくさんインタビューして、こたえて、☆くんのこと、詳しくなりました。これからも、グループの大切な仲間をお祝いしていくのが楽しみです。
ゆりとひまわりぐみの子は、自由画も描きました。生き生きと描いた絵を保育士に「これは~でね、□くんとね・・・」と嬉しそうに説明してくれる子どもたち。保育士は、書き留めるのに必死です。今、目の前に座っている友だちや、雨、ケーキなど、今一番印象に残っていることを描く子が多いようです。年に3回ほど行なう全員の自由画。保育室に飾るので、前回の絵との違いなど感じていただけたらと思います。
(T.M)

折り紙、人気です。

見て見て~、ボクと●くんがねー・・・
◆遊び(そらグループ)

分類して片付ける
室内では様々な活動が展開されています。
・ドレス作成
・氷の実験
・パン屋さん
etc。
様々な場所で様々な遊びが展開されますが、昨日の続きや発展が見られるものは幼児Gならではだと感じます。
パン屋さんごっこに使用しているのは「パンのトランプ」です。
沢山の種類の美味しそうなパンがプリントされているデザイン、そして、パンの形です。
「どのパンがいいですか?」
手にしているのはメニュー表となっている4枚のトランプです。
「ウニトーストが良いです」
「これですね?はい少々お待ち下さい。」
テーブルにカルタの様に並べたパンの中から探します。
「あ、これ」
「どうぞー。」
「次は何にしますか?」
このやり取りが暫く続きます。
今後この遊びが続く事を予想し様々な活動や素材を提供していきたいと感じます。
ドレス制作は自ら首元の穴抜きをハサミで切り取り、シールを工夫して貼っている姿が見られました。
丸シールひとつでも、大きさと色の配置に工夫し花柄を表現しています。
次第に衣装が増えていく為、今後の遊びの展開や衣装の保管も子どもたちと考えていきたいと思っています。
氷の実験では、色水作りをしているこども達がどうしてもこれ(色水を)固めてみたい(プリンを作りたい)と想像と現実の狭間の遊びが展開されていました。
冷蔵庫に入れればいいと思って入れてみたものの…冷えただけで固まらず…。
冷凍庫がいいんじゃない?と失敗を活かしてそれに気付いたこどもがいました。
大人であればそんな事当たり前であると思う事も「答え」を教えず「不思議」に直面し「仮定」を立て「失敗」する様な、事象をダイレクトに感じる環境を大事にしていきたいと思います。
その様な発展の可能性がある遊びとは別にそれぞれのゾーンでも遊びが展開されています。
こども達の興味関心に寄り添っていきたいと思います。
k★y
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