◆4月11日(月)の子どもたち
2022年04月11日 月曜日
◆一歩前へ(つぼみ)

いちご だーいすき
二週目の始まりです。
今日から慣れ保育が一人増え、朝の時間は泣き声が賑やかになってきました。
つぼみ組は成長の姿が目に見えるところが特徴です。
先週までの姿とは違う様子に注目してしまいます。
寝返りができなかった子たちがぞくぞくと くるりんぱ と体をよじっています。
先週までは腕が抜けきらなくて、あと一息 というところでした。
自分からおもちゃに手を伸ばして触ってみよう・・・という姿も見つけました。
音が出てくると手を振って更に音を出して遊び始めます。
散歩カーに乗ると辺りをキョロキョロ見ながら バーイバーイ と手を振ってくれます。
ついついウトウトして眠ってしまいました。
イチゴが好きな子は、ぱくぱくと食べて手には次のイチゴをしっかり握っています。
少しずつですが日常の生活が一歩ずつ前に進んでいる事を感じました。
お天気の良い日は園庭に行きます。
他のクラスの子達が新しいつぼみ組を優しく受け入れて近寄ってきます。
ほっぺを触られたり手の甲をそっとよしよししてもらったり、刺激的な時間が流れました。
だからみんなよく食べました。
お家とは違うご飯を食べるって実は凄いことです。
両親以外の大人に信頼の心を寄せている証です。 その根本にあるものは、両親との関係が絶対的に安心できることにあると思います。
一歩前へ・・・成長の前進を感じます。(N・S)

僕の妹です よろしくね。

寝てしまった〜
◆少しずつ少しずつ(ふじ)
トランポリンでゴローン。気持ちいいね。
今年度のふじ組がはじまって約2週目。
今日初めて登園する新入園児は5名です。
新しい友達が泣きながら保育室に入ってくるのを見ていた〇くん、心配してくれたのかそっとおままごとの玩具を差し出してくれたり、絵本を目の前に置いて行ってくれたりしていました。〇くんの優しい気づかいがとても嬉しく感じた一日の始まりでした。
今日は汗ばむくらいの陽気になりました。
朝のおやつを食べて、早速園庭へと向かおうと思います。
靴下入れや帽子を保育士が準備をしていると、次々子どもたちがやってきます。
「靴下はどこかな?」「帽子、かぶってみようかな?」とそれぞれ自分なりに考えて行動を起こしています。
先週ずっと泣いていた新入園児の△ちゃんは、自分で靴を見つけて履こうと頑張っていました。足を入れて、マジックテープをとめようとして・・・と△ちゃんの奮闘は続きます。保育士も△ちゃんの意思を受け止め、側で見守りながら心の中で応援しました。
やっと△ちゃんは靴を履くことが出来ました。その靴は左右逆。でも△ちゃんの頑張った成果です。△ちゃんも自分で履けた嬉しさをを満面の笑みで表現していました。
自分で頑張る力、やり遂げた達成感。
△ちゃんの大きな一歩を見届けることが出来たひと時でした。
園庭に出ると、砂場の玩具を用意している保育士に気付いた子達がやってきました。
保育士の押す玩具の車に手を添えて、一緒に押すのを手伝ってくれました。ここでも子ども達のやる気と優しさを感じました。
園庭に出ると、わーいと自分の遊びたい場所へ向かう子どもたちの姿が見られます。
きくたんぽぽ組のお兄さん達が、水道の水を汲んでは山のてっぺんから流して遊んでいました。
その中に、□くんの姿があります。
お兄さんたちに負けじと水に触れて、水の心地良さを感じていました。
果敢に前に前に出て行く□くん、頼もしさを感じました。
先週から来ているふわふわの子達は、泣かないで過ごす時間が少しずつ増えてきました。
園庭では砂場にちょこんと座り、砂の感触を手で確かめたり、きくたんぽぽ組のお兄さんが遊んでいる様子をじっくり見ていたりしていました。
少しずつ少しずつ・・・。
「楽しい」を見つけていってくれたらいいなと思います。
I・Y
これ、何かなぁ?
お兄さん、何してるのかな?よーく見ています。
◆泥水楽しいね (きく・たんぽぽ)

夢中になって遊んでいます。
週明け月曜日。
休み明けだからか、朝から泣いている新入園児がたくさんいました。そんな新入園児が気になるのか、周りにいた在園児はじーっと見ています。「どうしたの?」「一緒に遊ぼう!!」と積極的に声をかけている場面も見られました。温かく迎え入れてあげた在園児のおかげもあって、次第と遊びの中に入っていく新入園児。日が経つにつれ、子どもたちの関係性も少しずつですが変化してきているようです。
室内では、おままごとに、電車、粘土、ブロックなど、思い思いに好きな遊びを楽しんでいます。
園庭では、一気に夏を感じる暑さとなり、水が大人気でした。
一人が築山の上から水を流すと、一人、また一人と楽しそうな姿につられてどんどん集まってきていました。シャベルやバケツを持って遊びに加わります。築山のくぼみに出来た水たまりに躊躇なく入り、バシャバシャ水の音を楽しむ児もいました。洋服とズボン(中には顔も)泥だらけになるまで泥水あそびを楽しみました。
温かい気候のため、虫探しをする姿も見られてきました。あちらこちらから「アリさんいたよ〜」と嬉しそうな声が聞こえてきました。春ならではの活動も取り入れていきたいと思いました。
(M・Y)

「アリさんいるかな〜?」

「てんとうむしのてんてんちゃん」の絵本を読み、てんてんちゃん探しが始まりました。〇君は絵本を脇に抱え、てんてんちゃんはどこにいるのか、、絵本を見ながら一緒に確認。今日は見つかりませんでしたが次こそは!
◆絵本棚を整える理由とは?(うみグループ)

新年度が始まり1週間以上が経過しました。
新しい環境に慣れてきた姿と、まだ本領発揮ではなく様子を伺っている姿とが見られます。
ご家庭での様子は如何でしょうか?
園で子どもたちなりに頑張っている分、お家で大好きなご家族に甘え、素の姿を見せバランスを取っているようなエピソードも聴かれるようになりました。何か気になる事がありましたらいつでもお伝えください。共有の下、より安心して過ごせるよう丁寧な声かけや関りを今後も意識していきたいです。
今日は新しい絵本7冊が届きました
うみグループは給食が1番最後に上がってくるので、席に座って待っている間は1人1冊絵本を見ます。その為、絵本を見たり読む機会がとても多いです。
絵本はテープで色分けされており、読み終わった後はそのテープの色の棚に片付けるのですが、新しい絵本が届くと子どもたちは「絵本の棚がきれいだから園長先生が買ってくれたのかな」とよく言っています。
「絵本がバラバラになってると園長先生が悲しむからきれいにしよう」「園長先生に会ったら『ありがとう』って言う」と話し棚を片付ける姿からは、ご褒美をもらえるから片付けるというより、買ってもらった感謝の気持ちから行動していると感じました。
誰かのやさしさを感じ、相手への感謝の気持ちが育まれ、律する事を身に着けていく子どもたちを見て、そんな子どもたちと接するに値する自分でいなければと気持ちを新たにしました。
O・Y

カプラを積み上げる年中・年長児たちにカプラを渡す年少児。共同作業も板についてきました。

「大きいお花落ちてた〜」と、今日も落花集めに夢中です。
◆春の園庭で・・・ (にじグループ)
動くアリと動かないアリ
朝、保育室に入っていくと、ひまわりぐみの〇くんはすでに忍者に変身しています。先週、忍者ごっこが盛り上がり、修行に明け暮れていたメンバーたち、金曜日には、意気揚々と忍者の衣装を身に着けて、帰っていきましたが、〇くんの中には休みをはさんでもまだその楽しさが心の中にあったようです。
衣装を家に持ち帰り、忘れてしまった▽くんは、〇くんの姿を見て、「あー、忘れちゃった。」とがっくりきています。「家に帰って取ってきたい。」とのこと。「そうだよね。取りに行けたらいいね。でも、一人では帰れないから、明日持ってこようね」というやりとりを何度も繰り返し、時間をかけてなんとか気持ちを切り替えていました。ちょっと忘れていた忍者熱も、友だちの姿を見て、よみがえってきたようです。
結局、〇君以外は、衣装は持ってきていませんでしたが、壁に貼った絵に手裏剣を当てて、遊んでいたので、今度は忍者の敵を作って(ドロボウだそうです)、的当てして遊ぶのも楽しいかなと思いました。子どもたちの興味や関心に寄り添いながら、一緒に遊びを見つけて、作り出していくことで、生き生きとした子どもの姿につながっていくと嬉しいです。
園庭には、花や虫たちの姿が増えてきました。登園したときに、「死んだアリをアリが運んでいたんだよ。」と教えてくれた※くんは、園庭でもアリ探しをしています。シャベルの上に捕まえたアリをのせているのですが、捕まえた時に力を入れすぎたようで、全部クシャクシャになってしまっています。「アリさん、動かないねえ。」と一緒にのぞき込んで、「今度は、もうちょっと優しく捕まえてみようか。」と言ってみます。でも、素早く動くアリを優しく捕まえるのは、なかなか難しく、やっぱりクシャ。。保育士がさっと捕まえてシャベルに乗せると、「動いてる!」と目で追っていました。
色々なことを、自分の目や手を使って体験をしながら、命について何かを感じたり、生き物を大切にすることを知っていったり。。。自ら学ぶ力を信じて、見守っていきたいと思います。
「もうすぐチューリップが咲きそうだよ。」と保育士の手を引いて、プランターまで連れて行ってくれる子がいたり、カップに砂をつめて、そこに拾った葉や花をデコレーションして見せてくれた☆ちゃん。春を楽しむ姿があちこちで見られます。
(T.M)

「もうすぐ咲きそう! 」「何色が咲くかな?」「ピンクだよ!」□ちゃんはピンク色が大好きなのです

葉っぱと花でデコレーションしてみました♪
◆切磋琢磨して挑戦しています。(そらグループ)

今週もはじまりました。そらグループは元気いっぱいの声が朝から響きわたっています。
ゆり組の○君はブロックでロボット作っていました。「先生できたよ」と見せてくれたのは赤、黄色、青、緑の色分けしたロボットでした。「これはE5系のはやぶさで、これはドクターイエロー」と色別で新幹線の名前を付けていました。電車のカードの中から必要な写真を探し出し、ロボットの前に並べ完成。一人で自分が想像したものを実物でき、大満足の〇君でした。
今年度初めての身体測定を行いました。ひまわり組はさすがに慣れたもので脱いだ服をきちんと畳み「お家でもたたむお手伝いしているんだ」と報告してくれるほどでした。あっという間に終わったひまわり組、ゆり組にバトンタッチ。◎ちゃんはきれいに畳もうと角と角をしっかり合わせ丁寧に時間をかけて畳んでいました。◇君は「畳むってなんだ?」と立ちつくし友だちの姿を真似っこしながら少しずつ服をたたんでいました。友だちのを見て真似をする。そのような経験から自分もできると言う自信が付き出来ることが増えていきます。
もも組は以前は保育室で行っていたので、職員室で計測するのは2回目。廊下に上履きをぬぎ、靴下を入れておくという事から繰り返し伝えていきます。服を脱ぎ畳む時裏返しになってしまい「先生出来ない」と助けを求める▽ちゃん。ゆり組、ひまわり組の時には聞こえなかった言葉で、ゆり組ひまわり組の成長を瞬時に感じとる事ができました。
園庭ではゆり組の女の子たちが鉄棒にチャレンジしていました。前回りを見せ合い顔を見合わせにっこり。「こんなに出来るようになったんだよ」と保育士にも披露し、「次はこれやろうよ」といろいろなぶら下がり方、回り方にチャレンジしていました。全員同じ回り方が出来るわけではないので出来ない子に「こうやるんだよ」と教え挑戦、切磋琢磨する様子がありました。出来ない事も子どもたち同士支え合っています。
(K☆H)


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