◆3月30日(水)の子どもたち
2022年03月30日 水曜日
◆花より電車?! (つぼみ)

お花を見つけて嬉しそうです。
春らしさ全開で、とても気持ちがいい今日。
園庭内も花が彩りを添えてくれて、気持ちが明るくなります。
子どもたちも、気持ちがいいことを感じるのか、たくさん体を動かしてテンション高めで遊んでいました。
花を見つけて来て、保育者に渡してくれる児もいて、「きれいだね~」を共有しました。
暫く園庭で遊んだあとは、散歩カーに乗ってお花見に行きました。
桜が見えてくると「さくら、きれい…」とつぶやいたり、「きれい!」の声が聞こえたり・・・
大人の話している声を聞いて出てきた言葉かもしれませんが、同じものを見て美しさを共感しているようで嬉しくなりました。
実際、桜の木の下に行くと、きょとん、という表情をしていて、桜を見ているというよりまわりの風景を見てきょろきょろしている感じでしたが、風に吹かれて落ちてくる花びらを保育者がキャッチして楽しそうにしているのを見て、子どもたちも楽しい気持ちを味わっていたように思います。
桜に夢中になっていると、「あああああ!」と大きな声を出した〇くん。
○くんの見る方(桜のある反対側)を見ると電車がとまっていました。
まわりにいた子たちも、電車に気づいて「お!」と指差し。
桜を見た時よりも気持ちが高まっていて、つぼみ組にとっては『花より電車』なお花見でした。
つぼみ組らしくて、ほっこりしました。
(M.S)

つぼみ組のお花見

花より電車が気になりました〜
◆ケーキ屋さんオープンしました (ふじ)

砂場ではケーキ屋さんが大流行!
何人もの小さなパティシエたちが美味しそうなケーキを作っていました。
やり取りも本格的で「いらっしゃいませ」「イチゴケーキです」「もう一つ食べますか?」と会話が聞こえてきます。
また、パティシエ同士「これ入れる?」「これ乗せたらいいんじゃない?」とアドバイスをしあう場面もありました。
おかげでイチゴケーキにチョコレートケーキ、バナナケーキにアイスクリームケーキと沢山のケーキが店頭に並び、大人も美味しく頂きました。
大人が一緒でなくてもやり取りが上手になってきたふじ組の子どもたち。
まだまだ思いが通じない時もあり、ケンカになってしまうこともあるけど、それもお友だちと仲良くするための通過点。
いろいろなお友だちと接して、もっともっと仲良くなっていく子どもたちを見るのが楽しみです。(E.Y)


暖かくなり、きれいに咲き始めたお花もたくさん見ました。
◆ちくちくとふわふわ (うみグループ/きく・たんぽぽ)

集まり後、年少児数人が何度も読み返していました。
今年度も残すところあと2日です。
きく・たんぽぽ組の子どもたちも移行して2週間ちょっとが経ち、だんだんうみグループに馴染んできました。
朝の集まりで、『ちくちくとふわふわ』という絵本を読みました。
言葉には、ちくちく言葉とふわふわ言葉があること、ちくちくした世界はちっとも素敵ではないこと、ふわふわした世界はとてもワクワクすること…など言葉の使い方を優しく教えてくれるお話です。
そこで、みんなに質問しました。
ちくちく言葉ってどんな言葉かな?
「大嫌い」「あっち行って!」「貸してあげない」「やだ」「おいしくない」
たくさん出てきました。
では、ふわふわ言葉ってどんな言葉かな?
「大好き」「楽しい」「かわいいね」「おいしい」「ありがとう」
こちらもたくさん出てきました。
みんなは友だちにちくちく言葉言ってないかな?
「言ってませーん」
お母さんお父さんにちくちく言葉言ってないかな?
「言ってませーん」
同じ返事がたくさん返ってきました。
少し考えてみた年中〇ちゃん。
「言ったことあるかも…」と日頃どうだったかなと振り返っていました。
すると、次々と「私もあるかも」「ぼくも」ともう一度考えていました。
集まりのあと、早速年中〇ちゃんが「さっき、☆くんと◇くんがチクチクしていたよ」と報告しに来てくれました。遊びのなかでも「今のちくちく言葉だよ」と登場している場面もありました。
みんなが気持ちよく過ごすためにも、ちくちく言葉よりもふわふわ言葉が良いはずと子どもたちなりに感じたのではないかと思います。一緒に過ごすなかで、自分の気持ちを優先させたくて、ついついちくちくしたくなる時も色々な場面であると思いますが、一旦考えてみることを子どもたちにも伝えていけたらなと思います。そして、子どもたちと関わっていく上で、ふわふわ言葉を意識して使っていきたいなと感じさせていただきました。
(M・Y)

「くもんごっこしてるの」と年中女児。先生役と小学生役に分かれてお勉強ごっこ。

「大きなお風呂作ったんだ!」と嬉しそうなきく組※くん。「まずは頭から洗って〜」と洗う順番まで教えてくれました。
◆桜満開 (にじグループ/きく・たんぽぽ)

今日は年長児も含めて、にじグループで最後の散歩に行ってきました。
場所は桜が満開の方南公園です。
方南公園に着くまでの道のりでも、10本の桜を見つけ、みんなで数えながら歩きました。
「あっちにも見える!あそこだよ!ほら!あ!そ!こ!」と一生懸命に伝えてくれる男児の指差す先には、3本のまとまった桜が満開になっていました。
方南公園に着くと、満開の桜が雪のように降ってきて、「うわーなんか雪みたいだね」と、子どもたちは大盛り上がりでした。
風が吹くたびに舞い散る桜をキャッチしようと子どもたちは夢中です。
キャッチに成功すると「先生見て!1つ目!」と嬉しそうに見せにきて、すぐに次を狙っていました。
桜以外のかわいい花を拾ってくる児や、キノコを見つけたり、はさみ虫を見つけたりする児も…季節外れのどんぐりも何個か見つかったようでした。
石垣に登ったり、大勢で滑り台を滑ったり、ブランコをしたり、草の中をかき分けて探検したり、何度も行ったことのある公園でも、それぞれの楽しみ方で全力で楽しんでいることが伝わってきました。
年長児は残り2日の育子園。
自分から進んで年少児と一緒に歩くことを選択し、今日もしっかり守ってくれる姿がありました。
1年間、頼もしい姿をたくさん見せてくれた年長児がいなくなってしまうのは寂しいですが、来年度は年中児が今の年長児と同じように素敵な姿を見せてくれることを楽しみにしています。
最後の散歩も事故なく無事に帰ってこられたことが何よりも良かったなと思います。
育子園に着く頃は疲れた表情も見られましたが、公園では笑顔が絶えない子ども達でした。
明日は最後の日。
笑顔で年長児を送り出したいと思います。K.Y

きくたんぽぽは3階ベランダと園庭で遊びました。三輪車の他に久しぶりに救急車、消防車も出動!
◆最後の散歩(そらグループ/きく、たんぽぽ)

あと2日で今年度が終わります。そんな今日は、そらグループ(ひまわり、ゆり、もも)で最後に大聖堂へお散歩に行きました。ひまわり組と合流すると、「〇くーん!」「△ちゃーん!」と大興奮のゆり、もも組。園庭以外で中々会わないので、嬉しいようです。今日はゆり組から出発します。ひまわり組はもも組と手を繋ぎ、引っ張るのも最後です。何もかもが最後だと思いながら歩いていました。
大聖堂に着くと、毎回恒例坂道ダッシュをします。ひまわり組は最後のダッシュです。全力で駆け上がります。今回の1位もひまわり組でした。全速力で駆け上がる子どもたちについて行くのに一苦労の保育者。息が上がってしまいました。子どもたちはケロッとしていて、体力の差を感じてしまいます。
もう一度並び直して、御仏様に最後のご挨拶です。1年間、そらグループを見守っていてくれたことに感謝します。ひまわり組は小学校に、ゆり組はひまわり組に、もも組はゆり組になって頑張ることを伝えました。
ご挨拶を終え、最後の集合写真を撮りました。子どもたちの顔は1年を通して、1番良い表情です。変顔も世界一です。
さあ、やっと遊ぶ時間になりました。子どもたちは一目散に桜の木が見えるところまで走っていきます。プチお花見です。その他は鬼ごっこをしたり、だるまさんがころんだをしています。もも組の□くんはずっと地面を見ています。何を見ているのか聞くと、「アリ」と返ってきます。よーく見るとアリが歩いていました。じーっと真剣に観察している□くん。周りも気になってアリの観察を始めました。「アリさん頑張って!見てるからね」と☆ちゃんが応援しています。走り回る友達が多い中、最初から最後までずっとアリの観察に集中している、もも組の数人でした。
今年度、そらグループとして最後のお散歩。子どもたちもとても楽しそうで、行けてよかったと思います。残り2日。ひまわり組とも沢山遊んで、最後の思い出を作ろうと思います。
F・A

最後の坂道ダッシュだ!

朝のひとこま。。ゆりぐみの※くんが自分の書いたお絵描きを見せてくれ、なぜか皆で大爆笑。
◆チョモ・ランマ四世登場 (ひまわり)

チョモ・ランマ四世 マジックショー
今日は、子どもたちの思い出づくりの一つとして、他の星からやってきた怪盗「チョモ・ランマ四世」のマジックショーが行われました。
※子どもたちには、事前に以下のことを伝えてあります。
・チョモ・ランマ四世は、魔法が使える怪盗。泥棒ではない。
・チョモ・ランマ四世は、自分の星以外の星に長時間滞在できない。(環境の違い)その星の人の体を借りれば大丈夫。
・育子園では、保育士の体を借りてマジックショーを行う。
朝の集まりでチョモ・ランマ四世からの手紙を見つけ大喜びの子どもたち。
「やったー!今日は、○○先生がマジシャンに体を貸すんだよね?」「そうだよ!○○先生の体だけど、○○先生じゃないんだよ」などと期待を高め合っていました。
ショーでは、水がジュースに変わるマジック、紐がハンカチに変わるマジック、スプーン曲げ。そして、子どもたちのリクエストに応えたマジックなど、数々のマジックが行われました。一つのマジックが終わるたびに「すごーい!」と拍手喝采、たくさんの笑顔が広がります。なかには、跳びあがってガッツポーズをする子など身体全体で喜びを表現する子もいました。
チョモ・ランマ四世が自分の星に帰る時間。
育子園に来てくれたことへのお礼と小学校に行っても友だちと仲良く、元気に楽しく過ごすことを伝えマジックショーは終了となりました。
明日で最後となる育子園生活。今日の出来事が子どもたちにとって素敵な思い出の1ページとなっていたら幸いです。
※にじ、そらグループの児は午前中グループ散歩に参加しています。
散歩の様子は(にじ)(そら)のブログをご覧ください。
(T.N)

ペットポトルにタネや仕掛けがないか…。子どもたちが確認中です。

「すごーい!」と大喜びの子どもたちでした。

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