◆3月18日(金)の子どもたち
2022年03月18日 金曜日
◆大丈夫? (つぼみ)

出来たよー
今日は久しぶりの雨だったので室内でのんびりと過ごしました。
「そろそろミッキーさん来るからおもちゃないないしておこうか?」「ミッキーさんくるかな?」という保育士の声掛けに床にあるおもちゃを拾って片付けてくれるつぼみ組の子どもたち。自分たちの洋服にミッキーがいるのを見つけて「ミッキーさん」「ミッキーさん、いた」とお互いの洋服をさして行っているとちょうどミッキー体操が流れはじめ、嬉しそうに踊りだす子どもたちでした。
体操後、保育士が持って来た大型絵本が登場すると「あー」と大きな声で反応し、絵本の前にきらきらとした目で座りだすつぼみ組の子どもたち。「だるまさんの」「ぞうくんのさんぽ」の2つを見ましたが、だるまさんの真似っこをしたり、動物が次々に出てくるのを楽しそうに見ていました。
おひさま広場や廊下を使って体を動かせるようなコーナーを作ると肋木を登れるようになっていたり、ソフトマットの上に立ち、とことこと降りてみたりと身体能力が増している姿が多く見られ、「すごいね。上手だね。」と保育士が声を〇くんにかけると、嬉しいような恥ずかしいような表情をしていました。降りるのも上手に手足を交互に下げて下りていて驚きました。
廊下では、コンビカーに乗って運転をしているとお部屋に残っている△くんに気付いた☆くん。「おいでー」と声を掛けつつ手で手招きをしていました。△くんは電車がすきで夢中になっていたので来てくれませんでしたが、一緒に遊ぼうと誘っている姿はとても微笑ましいものでした。
遊んでいる中でお友だちが泣いているのを見て顔を覗き込み、頭を撫でたり、おもちゃを持って来て渡そうとしたりとお友だちを思いやる姿も自然と定着してきたようで、子どもたち同士の絆の深さを感じました。
他人を思いやる気持ちをこれからも大切にしていってほしいなと改めて思いました。(I.H)

ドライブだー

同じだるまさんシリーズを持ってきて保育士の真似しています。
◆それぞれじっくりと。 (ふじ)

今日はきく・たんぽぽぐみ保育室での生活が始まってから初めての雨。園庭に行く準備もなく、朝のおやつ後はそれぞれがのんびりと好きな場所で好きな遊びをじっくり楽しむ時間を過ごしました。
『先生〜これ見て〜』と○ちゃん。ままごとにあるステンレスのかごにペットボトルのジュースをこれでもかと詰めてお買い物気分を味わい、『ちょっと行ってくるー!』と意気揚々と保育室内を歩いていました。
お買い物に満足した○ちゃんがままごとコーナーに戻ると『おかえ〜』と出迎えたり『あ!来たー!』と○ちゃんの登場を待ちわびていた友だちの姿がありました。それぞれの遊びの中でも友だちとの関わりが広がり、やり取りを楽しむ子ども達が見られました。
その中、自由画を描くコーナーとして一つの環境が設けられ、子ども達が順番にやってきました。友だちの描く姿を見つけて『描いていい?』と確認する●くんと■くん。席がまんいんでしたので急遽待合の椅子を用意すると、2人仲良く椅子に座っておしゃべりを楽しんでいました。
『まだかなー』
『やりたいな〜』
わくわくしている声が聞こえてきました。その声に『待っててね!』と描いている★ちゃん。描き事に夢中になりながらも耳にはしっかり2人の声が届いていたようです。『終わったー』と★ちゃん。2人に席を譲ろうと椅子を引いてあげていました。
描く事に夢中になったり、描きながら色々な話をしたりと様々な姿を見せてくれた子ども達。
『怪獣だよー』と言って恐竜の背中をギザギザで表したり、□ちゃんは『へびさん描いた』と言い、初めは周りに小さなニョロニョロを描いていましたが真ん中にどんどん広がり『ベヒさん、集まった』と。色々な発想がとても面白い時期だなと感じました。
☆くんや◎くんは『描けたよ!すごい?』と自慢気な様子。
好きな一色を選んで描いていた◇くんが今では何色ものクレパスを使って描いてみたりと一人ひとりの姿の変化をしっかり感じ、成長を感じられた瞬間を味わいました。
今日で新しい環境になって一週間が経ちました。それぞれのお気に入りも見つけたりと楽しそうな表情が印象的です。
来週もまたみんなのお気に入りが増えますように。
K・E

クレーン車隊。

◆お腹いっぱい (うみグループ/きく・たんぽぽ)
ピザ食べたーい!!
見立て遊びが盛り上がりました。
ピザが食べたいと言い出した子が紙に大きくピザを描いたことから始まりました。
せっかくだから丸く切って焼こうという提案があり、「いいねー」とハサミでちょきちょき。
「どうやって焼こうか?」と積み木を組み立てていくうちに「なんかかまどみたい」という発言。
次々展開していく様子が楽しいです。
昨日から続きのおみせやさん。
新聞紙のカーテンが空きました。
その新聞はセロテープでつなぎ合わせたものだから外していくうちにビリビリです。
「なんかいいカーテンないかなー」と困っていたのでみんなで可愛く作ることにしました。
カラービニールを広げてポスカでペイントです。
「仲間に入れて」と一人、二人と増えていきビニールカーテンはあっという間にできました。
カーテンレールを準備してかわいいカーテンを装着です。
大喜びしてお店の準備が始まりました。
何屋さんかなと楽しみにしていたのですがなかなか店はオープンしません。
「まだですか?」と覗いてみるとカーテンの向こうでは椅子を並べたベットで一休みしています。
「お店始まらないの?」の声掛けに店はオープンしました。
次に必要なものはお金です。
早速おさいふとお金を作りお買い物がはじまりました。
一番初めのお客さんはたんぽぽ組の〇君です。 カプラで見立てたチョコレートを買ってきてくれました。
その後もお財布づくり、お金づくりは続きお客さんが増えていきます。
お店やさんからは「おつりのお金も作って」とお願いされました。
今日は雨、室内遊びです。
でも、塗り絵、恐竜、電車、ロフト、独楽、カプラ・・・と自分の楽しいことを見つけて過ごしました。
今日はミートソース。年長児のリクエストメニューです。
今日からきく/たんぽぽ組の子達も幼児用の大きなお皿に変わりました。
ちょっと重いけどみんな上手に運べています。
「いっぱーい」と沢山もらってお腹いっぱいの様子です。(N・S)
いらっしゃいませー
独楽バトルが熱い!
◆金曜日はお片付けの日(にじグループ/きく・たんぽぽ)

「ジャンパー着なくても寒くないよ」と元気な年少児です
今日は曇天。そして寒い1日となりました。
今日は金曜日。金曜日の朝はお片付けをしています。
飾り棚に飾っているLaQやブロック、お道具箱の中とロッカーの整理整頓。
朝の集まりの前に「金曜日だからお片付けお願いしますね」と保育士の声掛けに年中、年少児はいつも通り片付けを始めました。
そんなお兄さんお姉さんの姿を見て、一緒に片付けを始める2歳児の☆ちゃん。周りを見ながら真似てくれている姿嬉しく感じます。
そんな片付けの最中、2歳児の○君の作品が片付けられてしまっていました。
「お片付けの日なんだよ」
「金曜日だから全部片付けるんだよ」
「にじグループさんのお約束なの」と年少児が一生懸命伝えてくれていました。それでも涙が溢れてきてしまった○君。はじめての事だったので、びっくりと悲しさで保育士に助けを求めていました。
そんな○君でしたが、朝の集まりでお片付けの事についてお話をすると“うんうん”と頷きながらお話を聞いてくれました。
移行が始まって5日目。2歳児の子どもたちにとっては、まだまだはじめての事も多く、戸惑いがあります。そんな中で私たち保育士が子ども同士の関わりや子どもたちへの伝え方など丁寧に寄り添っていかなければならないなと改めて感じる瞬間でした。
朝の集まりの後は、園庭までの時間、3階のベランダで遊びました。遊具の数に限りがあるので、2歳児、年少児、年中児の順番で遊びました。2歳児は、これ使って良いのかなというような雰囲気がありつつも、楽しそうに遊んでいました。年少児、年中児は友だち同士で競争をしたり、友だちと後ろに乗せてもらったりとそれぞれの楽しみ方が見られました。
久々に冷え込んでいたため、「寒い、ジャンパー着てくる」と久々の空気の冷たさに身が縮こまっていましたが、上着を着ると、こどもは風の子に変身していました。
移行が始まって、緊張などもあったと思います。ゆっくり休んで、来週また元気なにじグループの子どもたちに会えるが楽しみです。(O.Y)

「やっぱ寒い。ジャンパー取ってくる」と年中児。それでも元気いっぱい遊びました

鉛筆削りに興味を持ちました。見よう見まねで鉛筆を差し込んでハンドルをくるくる回して・・・。新しいお部屋は、興味のあるものがいっぱい。「あれ、やってみよう。」「これ、さわってみよう。」の気持ちが溢れます
◆ぴょんと君と体操して、ゴリラちゃんにおいしいものを食べさせてあげました (そらグループ/きく・たんぽ)
かえる君と一緒に腹筋運動です。起き上れるかな
きく・たんぽぽ組のこども達もお姉さんを慕ってついて行ったりするようになってきました。少しずつ慣れて来たようです。
そこで、朝の会では、かえるのピョンタくんに登場してもらいました。絵本の中のピョンタ君は、体操を始めます。ゆり・もも組のこども達は、「知ってる」と言って、早速一緒に体操をやり始めました。立ち上げって手を伸ばして横に倒れる運動です。1,2,1,2、と元気にやり出すときく・たんぽぽのこども達も1人2人と参加し始めました。ジャンプする所では、みんなで大きく跳びあがっていました。きく・たんぽぽのこども達もそこでは殆どの子が立ち上がってジャンプしていました。その後の腹筋運動や腕立て伏せも真似して参加。最後にはみんなでやって楽しんでいました。腕立て伏せの見本をやってくれたゆり組の子は、全然腕が曲がっていなくても得意そうに身体を上げ下げして見せてくれました。きく・たんぽぽ組のこども達も同じように床に手をついて揺れていました。全員盛り上がった所で、ピョンタ君も疲れて一休み、ジュースを飲みます。そらグループのこども達も手でコップを作り、好きなジュースで「乾杯」ニコニコで飲む真似をしていました。
エプロンシアターのゴリラがやって来ました。バナナとすっぱいレモン食べても「お腹、空いた」と言っています。そこで、きく・たんぽぽ組のこども達に「お兄さん、お姉さんと一緒に食べ物を持ってきて」と言うと自分から好きなお姉さんの所に行く子、お姉さんの方からアピールして手を繋ぎに行く子、お兄さんに急に手を引かれてキョトンとしている子、それぞれでしたが、美味しいもの探しに出掛けて行きました。お兄さんだけで帰って来る子もいて「あれ、きく・たんぽぽの子は、どこに行っちゃったの」と言うと慌てて探しに行っていました。お兄さん・お姉さんの方がいっぱい食べ物を持ってきた子もいます。
2人で手を繋いでゴリラの所に行って食べさせます。その前に名前を教えてもらいました。そして「何、持って来たの」と聞くと、「バナナ」他にもアイス・カボチャ・ドーナツなどの野菜・果物をおままごとコーナーからいっぱい持ってきました。口の中に入れて食べさせるとゴリラは喜んで握手をしてくれました。最後に来た子は、瓶におはじきがいっぱい入ったものを持ってきました。『これ口に入れる』のと躊躇しましたが、「これなあに」と聞くと「キャラメル」と嬉しそうに応えてくれたので、「食べたいなあ」と言ってしまいました。ゴリラの口の中に、ジャラジュラとおはじきを流し込んでくれました。「ありがとう」と言ってゴリラが握手とギュッとしてくれました。探しに行けなくて待っていてくれたこども達には、ゴリラからの「ありがとう」のギュっを貰ってニッコリでした。
みんなの気持ちが盛り上がり、元気に外でも遊びました。そらグループ、これからも楽しみです。 M・K
手を繋いで、ゴリラちゃんの為においしいものをおままごとコーナーに探しに行っています。見つかるかな

お兄さん・お姉さんと2人一組になってゴリラちゃんの食べ物を探しに行きます。果物にお寿司に、アイスにキャラメル・・たくさん見つかりました。幼児さんとも距離が近づいた気がします!
◆残りの日々を笑顔でいっぱいに (ひまわり)

マジックを2つしました。子どもたちは成功するように呪文を唱え応援してくれました。
今日は33名の登園となりました。
朝の集まりで「したじきくんとなかまたち」の絵本を読みました。
1人で学校に行くのが心細い下敷きくんが仲間に励まされるお話です。
読み終わった後に話を聞いてみました。下敷きくんと同じような気持ちを感じているかどうか。ほとんどの子が手をあげ、その理由も話してくれました。
「1人で学校へ行けるか心配」「道に迷わないかな?」「お友だちいなかったらどうしよう」「いっぱい心配でいつも考えちゃう」・・・
進級する喜びと共に不安もやはり感じているようです。
ではどうすれば不安は消えるのか?みんな「分からない」と答えます。
保育者の体験談をクイズ形式で話してみました。
1人で登校する時に誰かお友だちの姿が見えないと涙が出てきた事。
教室でも心細くて泣いてしまった事。そしてその後泣かなくなった理由は何故か。子どもたちは次々と「お友だちが『大丈夫?』ってきてくれたから」「先生が助けてくれたんでしょう?」と答えていきます。正解です。「ぼくだったらね~」と自分に置き換え考える姿が印象的でした。
次にエピソードを交え答え合わせをしていくと真剣な表情で耳を傾け、所々で笑い声も聞こえてきました。最後に寄り道をしてしまった時の失敗談では「先生がそんな事したの?」と驚きの表情と共に再び笑い声が響きました。
そこで集まりは終了となりました。
ご家庭でもよろしければお話を聞いてみて下さい。
給食後に「ちょっとだけ心配じゃなくなった」と言いに来てくれた子がいました。「先生も小さい時は泣いたんだね」「でも助けてくれる人がいるんだね。なら大丈夫かな〜」と言った子もいます。
もちろん、今日の話だけで不安が消える事はないでしょう。この話が今後、子どもたちにどう響くかも分かりません。でも少しでも新しい環境へ向かう子どもたちの背中を押す事に繋がればという気持ちで伝えていきました。
その後は今まで楽しんできたゲームをして園庭へ。
残り少ない時間ですが、一緒に過ごせる貴重な日々を大切にしていきたいです。
O・Y

1勝1敗で迎えた女子vs男子のオセロゲーム。互いに相手がズルしたと怒り心頭でしたが、正々堂々と戦う事を誓い最終決戦へ。男子の勝利に女子は「おめでとう」と言い男子も拍手。健闘を称え合う姿に感動です。

最後のグループ対抗ゲームでは、相手チームにも声援が飛びました。年長児の素敵な姿がたくさん見られたゲームでした。
Posted in 園のこだわり