◆3月8日(火)の子どもたち
2022年03月08日 火曜日
◆大きくなったかなぁ? (つぼみ)

なんとも言えない感触に、なんとも言えない表情をしています。
入園時と比べてどれだけ大きくなったかなぁ、と手形・足形をとりました。
「何色がいい?」と保育者に聞かれ、好きな色のスタンプ台を選ぶ子ども達。
数色あるスタンプ台の中から「これ」と指を差し、好きな色を教えてくれました。
あとから、○くんや△ちゃんに「何色にしたの?」と聞くと、
「あお」「あか」と選んだ色を答えてくれたり、選んだ色ではない色を答えてくれたりと様々ですが、保育者の質問にちゃんと色で返してきてくれ、言葉のキャッチボールが出来ている気がして嬉しく思いました。
また、こんなに小さな子どもでも、好きな色や気になる色を選択できる力があることに驚きます。
子ども達の可能性を信じ、選択する幅を広げていきたいな、感じました。
手形・足形をとっていると「やりたいな」という思いからか、パーテーションのところでじーっ覗いている児がいました。友だちのしていることが気になったり、普段見られないものが出てくると興味を持ったり、アンテナが鋭いなと感じる日々です。
本日は天候が悪かったので室内で過ごしました。
棒さしをやったり、チェーン落としをしたりしていた子ども達でしたが、だんだん手先の動きが上手になってきたように思いました。
(M.S)

棒さしがお気に入り!

チェーンで遊ぶのも好きです!
◆こどもの成長(ふじ)

朝の集まりの時に、みんなの大好きなアンパンマンの紙芝居を読みました。
登場人物も少なくシンプルなのも重なり、普段集まりに参加しない子も集中して観てくれました。
紙芝居の中には、ジャムおじさんの作った大きくて強い『ジャイアントアンパンマン』が登場します。
それを身体測定につなげ、『ジャイアントふじぐみさん』になっているかを見てもらう事にし、自分でズボンやシャツを頑張って脱ぎ、順番に測定をしてもらいました。
終わって戻ってきた子に「どう?ジャイアント○○ちゃんになってた?」と聞くと、「うん!なってたよ!」との返答が帰ってきて、アンパンマンのすごさを感じながら、子どもたちのすごさも感じました。
気付けば、ふじ組での最後の身体測定で、4月は測定を嫌がり大騒ぎだった子も、今では椅子に座って順番を待ち、泣かずに測定してもらっています。
看護師からも、「じょうずになったよね。」と褒めてもらいました。
ジャイアントふじぐみさんに変身した後は、お部屋で過ごしました。
いつものおもちゃに加え、廊下にコンビカーを出したり、おひさま広場にボールを出したり、絵の具遊びが出来る場所を設けたいと盛りだくさん。
そこでも子どもたちの成長を感じる場面がありました。
友だちと一緒に遊ぶこと、順番に玩具を使うことはもちろんですが、欲しいものを貸してほしくて大きな声で威嚇したり、保育士に泣いて訴えたりすることも成長の1つです。
どうしたら手に入れられるか、どうしたら使えるかを子どもたちなりに考えてアピールしているのだと感じました。
子どもの成長には、いろいろな形の成長があり、時には大人がどうして?と思うようなこともあると思います。
どんな成長も子どもにとっては必要なことだと思うので、しっかり受け止められるよう、心のゆとりを持ちながら関わっていけたらと思いました。(E.Y)


◆ルームツアーへ(きくたんぽぽ)
「おじゃましまーす」ちょっぴり緊張しながら、でもしっかりお兄さんお姉さんの様子は見ています。
朝の集まりでは、カレンダーを使って、あと何日きくたんぽぽ組で過ごせるか子ども達と一緒に数えてみました。「1,2,3,4。あと4日だね。その次からは?」
「お兄さん、お姉さんのところ!」
「うみとにじと・・・」
「ももぐるーぷ!(もも組と言いたかったのでしょう)」
と様々な答えが返って来ました。
移行期間まであとわずか。そこで、今日は幼児組保育室へとルームツアーへ子ども達をご案内しようと思います。
うみグループ→にじグループ→そらグループと順番に行きました。
ちょっぴり緊張の面持ちで、そろりそろりと静かに入っていきます。小さな声で「おじゃましまーす」と言いつつ、少しずつ部屋の中へ・・・。
ロッカーや遊びのスペース、ランチルーム、ロフトなどなど・・・。子ども達の目はキラキラしながら見ています。
幼児組では「ここで〇〇するんだよ」「こうやって遊ぶのよ」「こっちはトイレだよ」と優しくお兄さんお姉さんに教えてもらいました。積極的に教えてくれる幼児組の姿に、きくたんぽぽ組がやってくるのを楽しみにしてくれているんだなぁという事が分かりました。
玩具もたくさんあって、それを使って組み立てたブロックの複雑な形やカッコよさを間近で見て、きくたんぽぽ組の子ども達も感じるものがあったと思います。
ハサミやのり、折り紙やテープなど制作にあるものも、近くに用意してあって、自由に作っている様子も見れました。上手に作っている姿も見させてもらいました。
広い室内、たくさんの玩具、優しいお兄さんお姉さん・・・、きくたんぽぽ組の子ども達にとって、刺激的な時間になりました。
最初は緊張気味だった子ども達でしたが、わくわくが止まらず、気が付けばお兄さんに混ざってブロックコーナーにお邪魔させてもらったり、絵本コーナーで絵本を読んでもらっていたり・・・。「幼児組って楽しそう!」という気持ちの方が強くなったように感じました。
ルームツアーから帰って来ると、「(お兄さんお姉さんの所で)遊びたかったー!」という声が多かったこと。今回のルームツアーは、見学だけだったので、それだけに期待も高まったようです。
「お兄さんお姉さん、優しかった?」と聞くと「やさしかったー」という答えが返って来ました。
移行期間に向けて、ちょっぴり不安があった子ども達にも、今回のルームツアーで不安が少し減ったらいいなと思います。
期待が高まった子は大勢いるようで・・・
「明日もいきたーい」という声が続出でした。
もうすぐ移行期間、そして進級。
一日一日を大切に、期待を高めて過ごしていきたいと思います。
I・Y
見学だけのはずが、絵本まで読んでもらっていました。お姉さんの優しさに触れていました。
◆進級に向けて(うみグループ)

年少女児の「折り方教えて!」の声に、「いいよ」とお手本を見せながら優しく教えてあげる年中※くん。
気温も低く、あいにくの雨です。
今日は、室内でじっくり遊ぶことにしました。
その前に、もも・ゆり組は身体測定です。身体測定って何だっけ?と子どもたちに質問すると、年少△くんが「どのくらい大きくなったか測るんだよね」と答えてくれました。さらに、身体測定に行ったときのお約束も確認です。静かに待っていること、上履きを揃えること、脱いだ洋服を畳むことを再確認しました。すると、年中◇くんが「終わったら、“ありがとうございました。”も言うんだよね」と補足してくれました。しっかりお礼の挨拶も忘れずに覚えていた◇くんに感心してしまいました。
昨日からのホール生活で、年長児がいないためか、もも・ゆり組にとっては寂しさもありますが、お兄さんお姉さんになるんだという意識が少しずつ高まってきたように感じます。朝の集まりでは、早めに椅子を下ろしてくれたり、「もう集まりの時間だよ」とみんなに声を掛けたりと、年長児に代わって一人ひとりが率先して行動していました。話を聞く姿勢もお見事です。背筋を伸ばして格好よく座る姿は、すでに一学年進級したかのようでした。
遊びの中でも、紙ひこうきの折り方を年中児が年少児に教えてあげたり、ビー玉ころがしのコースターづくりを手伝ってあげたりなど、年下の子の面倒を見てあげる姿が多く見られるようになってきました。
それは、もも組も同じようです。
今日はきく・たんぽぽ組の子たちがうみグループの見学に来てくれたのですが、「一緒に遊ぼうね!」と声を掛けたり、側に寄り添って一緒に歩いたりなど、自分よりも小さな子であることを認識し、優しく関わっていた年少児がとても印象的でした。少しの間だったため「もうバブちゃん行っちゃったの?遊びたかったのに…」と寂しそうにしていた児もいました。そんなもも組の姿から、大きくなることへの嬉しさや期待を持ち始めていることを感じ、嬉しく思いました。
進級に向けて、子どもたちも少しずつ気持ちに変化が出てきたいま、一人ひとりが安心して進級を迎えられるようその都度気持ちに寄り添いながら丁寧に関わっていきたいなと思います。
(M・Y)

久しぶりのフルーツバスケット。盛り上がりました。

子どもたちのリクエストで椅子取りゲームもしました。
◆さくら(にじグループ)

あたたかくなってきたな、と思ったら今日は一気に寒空です。
園庭では梅の花が満開、チューリップのつぼみも顔をのぞかせています。街にはちらほら桜が咲き始め… そうだ!にじグループにも桜を咲かせよう。
画用紙と絵の具を用意しました。子どもとさくらの色を連想して、ピンク、うすピンク、白の絵の具です。花びらは子どもたちの手形です。
画用紙の周りにはアッとゆう間に女の子が勢ぞろいです。かわいい色とお花のキーワードを敏感に察知するのはやはり女子のようです。手形をポンポンしながら、
「かわいい桜になりそうだね」
「みてみて。両手に絵の具つけちゃった」
「お花見したいね」
外は曇り空でしたが、子どもたちの春めいた気持ちと鮮やかな桜で部屋はとても明るい雰囲気でつつまれました。
女の子が一通りおわると、男の子にも声をかけてみました。すると、待ってましたと言わんばかりに「やるー!!」と満々な気持ちでポンポン。“桜がきれい”よりも、手形を押すことを楽しんでいるようでした。
外遊びはできなかったので、給食の前にみんなで“へんてこ体操”をしました。
おしりふりふり、クロールをしてもぐる等、いつもとはちがう動きに思いっきり笑って、ぐーんと身体を伸ばして体操を楽しみました。
給食がハンバーグなことを発表したときが、今日一番のみんなの笑顔でした。
ハンバーグの人気はさすがです。
e.y


○ちゃんの紙芝居劇場
◆雨の日(そらグループ)

外は雨。今日は部屋の中でゆっくり過ごす計画を立てていました。
朝の集まりでは、今日の日付、曜日、天気を確認します。声を揃えて「お天気は雨です」と子どもたちが答えてくれました。全員、登園してきた時は雨が降っていたそうです。園庭には行けないことを伝えると、「なんで?」と聞いてくるゆり組の△くん。外は雨が降っていること、気温が低く雨に濡れると風邪をひいてしまうことを伝えます。「そっか!」と、どうやら納得してくれたようです。
朝の集まりの最後、今日は部屋の中で遊ぶことを伝えると、「迷路やりたい!」「ゲームしたい!」という声が沢山聞こえてきました。予想はしていましたが、まさかこんなに迷路をやりたい子どもたちが多いとは思いませんでした。子どもたちのリクエストにお答えして迷路を作ることにしました。
迷路を作り終えて、「迷路やりたい人は片付けておいでー」と声をかけると、ゆり組は「迷路!迷路!」と早速片付けをして集まってきました。迷路の順路を教えたらスタートです。ゆり組が楽しそうに迷路をやっていると、もも組も覗きに来ました。楽しそうな姿を見て、「私もやる!」「僕も!」と次々と列に並んでいきます。冒険っぽいBGMをかけながら、時には踊ったりして遊びました。
今日はそらグループに、きく組、たんぽぽ組がルームツアーに来ました。ご飯を食べる場所や遊ぶ場所を見て回っています。子どもたちも気になっていました。おままごとやブロック遊びのところでは、遊び方や作品を見せてあげる姿もあります。見終わって帰る時、もも組の〇ちゃんが、「もう帰るって!行こう!」ときく組に声をかけていました。今まで言われる立場だったもも組がいう立場になり、お姉さんになったなと感動しました。
ひまわり組がホール生活になり、そらグループがとても広く感じる日々ですが、ゆり組も、もも組もお兄さんお姉さんになろうと頑張っている姿があります。ひまわり組と遊べなくて寂しいと言っている子どもたちもいますが、あと少しの間、沢山遊んで思い出を作っていきたいと思います。
F・A

どんどん進もう

長く繋げたよ!
◆年長ホール(ひまわり)

グループシャッフル、いただきまーす
二日目
昨日のハイテンションが続くとちょっと心配です。
天気は雨だし今日は卒園式の予行練習。
ワクワクが止まらない表情なんだけどちょっとだけ緊張感を注ぎます。
本番と同じ場所に行きますよ・・・すごく広くて大きいよ。
雨が降っているから傘がある子はお友達を入れてあげました。
カッパの子も準備完了、雨具がない子はちょっとだけ急ぎ足です。
信号を渡るとすぐに到着、会場の広さに立ち止まってしまいました。
園長たちがすでに待っていてくれて、にじグループから始まりました。
ここからはリラックスです。
今日は練習、どの位の声の大きさがいいかな?座るときはどこを見ているのかな?順番はどうだったかな?ひとつずつ確認する日、間違っても大丈夫です。
さあ、みんな今日の手ごたえはどうだったかな?
昨日に引き続きホール生活は笑顔がいっぱいです、楽しくて楽しくて、何をしようかな・・・と考える暇もなく次々くるくるよく遊んでいます。
「これが夢に見たホール生活、わーい。」という感じです。
今年の滑り出しは上々、トイレもきれいに使っていますねと昨日さっそく褒められました。
片付けも安心して見ていられます。
互いのおもちゃを持ち寄っているからそれぞれのグループの子が遊び方や片づけ方を教えてくれます。
給食、昨日はカラのお弁当箱を見て「せんせー、何もはいってない・・・。」と不安な顔を見せていた子もしっかり要領をつかんで今日はバッチリです。
違うグループの子と一緒に座ってみました。
一日ずつ深まっていきます。(N・S)

食後は舞台の階段で読書タイム

リハーサル、上々です

Posted in 園のこだわり