◆3月31日(木)の子どもたち
2022年03月31日 木曜日
◆春です (つぼみ)

チャプチャプ
つぼみ組で過ごす、最後の日となりました。しかし、子どもたちにとってはいつもの毎日と一緒です。
「つーぼーみさん」と呼ぶと、「はーい」と返事をしてくれたり、手を上げてくれたり、反応は様々でしたが返事をしてくれました。
「みんな明日になったら、ふじぐみさーんって呼ばれるね」と伝えたら、きょとんとしていました。でもまたいつか、ふじぐみさーん「はーい」と元気に返事する日がきます。
今日は、大聖堂までみんなで散歩。散歩の途中では、沢山のはたらくくるまに出会いました。「いたねー」「あー」とそれぞれの発見した喜びの声が聞こえてきます。
可愛い喃語も、どんどん言葉に繋がってきているように思います。
大聖堂では、蓮が綺麗に咲いていた池にオタマジャクシがいました。
池をじっと見つめていた○ちゃん。発見したようです。ちょっと触ってみたいけど・・・と考えています。手を水の中に入れてしまうかな・・と思いきや、キョロキョロして葉っぱを拾ってきて葉っぱで水をジャブジャブ。○ちゃん考えました。
オタマジャクシが水辺にで泳ぐような季節になりました。あたたかい日や寒―い日が入り混じった春でした。今日は、みんなの成長をおひさまも応援するかのようにいい天気です。
去年の春のみんなは、大好きな家族から離れて過ごす時間を経験するようになりました。
今までとは違う環境に困ったんだろうなと思います。でも、毎日を重ねていきながらすこしずつちゃんと、自分で安心を見つけていきました。そんなみんなは、本当に大きくなりました。みんなで、大きくなりました。
たくさんの思い出をありがとうございました。成長著しい、つぼみ組での時間を共に過ごさせて頂けて、沢山笑い、遊び、時には悩んだ時間は実りある時間でした。
日々、成長していくつぼみ組の子どもたちを見習って私も成長していかなくてはと感じていました。これからもずっと見守っています。
1年間ありがとうございました。 U・A

おとなり同士でおままごと

◆一年間ありがとうございました (ふじ)
荷物を運ぶアリを見つけて
今日は大聖堂に散歩に行きました。移行して初めての散歩。散歩という言葉には敏感なようで、ミッキー体操後に声を掛けると、みんな自分から帽子を持ってきたり靴下を履いたり率先して支度をしていました。
階段を降りて散歩カーに乗り、出発しました。今日は裏の通りから行きました。裏道もごみ収集車などの車も通ります。トラックが通ると、「あれに乗りたいの」と言ったり、ブース病院が近づくと、「ブースの森!ママと行ったの」とお話もたくさんしてくれました。ブース病院は桜がたくさん咲いていて、風が吹くと桜の花びらが舞っていました。その下を通り、散ってくる花びらをじっと見たり、掴もうとしたり、春も十分感じました。
聖堂の正面玄関の前に行き、見つけられるかなあという位の仏さまに、一年のご挨拶をしました。ご挨拶も板につきました。ご挨拶後には一階の広場へ移動し遊びました。「メダカさんいるかなあ」と壺の中を探す〇くん。「ブルーベリーあった!」と、走ってその場所まで行き、薄紫の粒を見つけて教えてくれる◎くん。以前行って経験したことを覚えているようです。広場を勢いよく走り回っていたり、大きい石のベンチから勢いよくジャンプして降りれるようになったり、お散歩の中にもたくさんの心身の成長が見られました。帰りも歩きたいとたくさん申告してくれました。
3月半ばから移行してクラスが分かれての生活、そして、ふじ組としては最後の日となりました。4月から入った子どもたちは、初めての園生活に、泣いて過ごした日々、懐かしいです。心身共にたくましく成長しました。いよいよきく・たんぽぽ組になります。来年度はどんな姿を見せてくれるでしょうか。一年間、本当にありがとうございました。(T.Y)
走ったり、池の中を覗いたり、実を採ったり
◆笑顔の一年間 (うみグループ/きく・たんぽぽ)

おやつ後にお別れ会を行いました。
今年度も本日で最後となります。
朝から「明日から一つ大きくなるんだ!」「○○はね、ゆりぐみになる」「年長さんになるんだ」などと進級への期待、喜びを嬉しそうに共有する子どもたち。きく・たんぽぽぐみの児も笑顔で参加しています。
なかには「年長さんと遊べるのも今日で最後か…」と少し肩を落とす児もいますが、そのようなときにも「大丈夫だよ、園庭でいっぱい遊ぼう」「この前作った手紙渡そうよ」などと励ましあう子どもたち。
自分の気持ちを素直に表現したり、他者に寄り添ったりと、本当にこの一年で心も大きく成長したのだなと心温まる気持ちにさせられました。
子どもたちは、朝の集まりが終わるとブロックやおままごと、年長児へのプレゼント制作など思い思いの遊びに向かっていきます。元気いっぱい、笑顔いっぱいの姿はいつもと変わりません。
園庭遊びの時間でも好きな遊びを楽しむことはもちろん「あっ!△△くんいた!一緒にあーそーぼ」「年長さん今までありがとう!」と年長児に感謝の気持ちを伝えたり、積極的に遊びの輪の中に入っていく児がいたりと、それぞれが充実した一日になるよう主体的に働きかけていく姿がとても印象的でした。
明日から新年度となりますが、これからはじまる新しい生活でも、このように主体性をもち自ら成長しようとする子どもたちを温かく見守っていきたいと感じさせられた瞬間です。
今年度は、本当に様々なことがありましたが保護者の皆様のご協力のおかげ様で、子どもたちの笑顔あふれる素敵な一年となりました。子どもたちの成長を保護者の皆様と共に見守ることができ嬉しく感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも子ども一人ひとり個性、気持ちを大切に安心して成長していけるよう見守っていきたいと思います。
一年間ありがとうございました。
(T.N)

今年度最後の日。初めて吊り橋に挑戦した□□くん。 「□□くんがんばってー!」とたくさんの子が応援してくれました。

きく・たんぽぽ最後の日 明日からももさんになる子どもたち。園庭でもお部屋でも仲良く楽しく笑顔溢れる一日中を過ごしました。
◆笑顔いっぱいの1年間ありがとうございました(にじグループ/きく・たんぽぽ)

1年間ありがとうございました
今年度最後の日がきてしまいました。
子どもたちはLaQやお絵描き、おままごとと好きな遊びを見つけていつものように遊ぶ姿を見ながら、“最後”を意識しているのは大人だけかもしれないなと感じる瞬間です。
集まりでは、今日できく・たんぽぽ組が最後であること、もも組が最後であること、ゆり組が最後であることを子どもたちと話してみました。最後なの?何?といった表情をしている姿がちらほら見られましたが、明日から新しい気持ちで生活していけると良いなと感じます。
今日は、先日子どもたちからリクエストで挙がっていた迷路と蜘蛛の巣ゲームをやりました。
迷路と蜘蛛の巣ゲームを融合させて少しサーキットのような形でやってみました。
保育士が準備を始めると、「先生何やるの?」「もしかして迷路?」「やったー!この前言っててできなかったもんね」と年中男児。そして、率先してお手伝いをしてくれる年中児。今まで、年長児がやっていたことを自然と年中児が主体となってやってくれる姿に喜びが感じられました。
迷路を通って、恐竜の橋を渡り、人形や風船にジャンプしてタッチ、最後は蜘蛛の巣を通ってゴール。簡単なものではありましたが、年少、年中児にとっては久しぶりのサーキット遊びです。きく・たんぽぽ組の子どもたちも“面白そう”と続々と集まり準備の段階から参加してくれる姿が見られました。何度も何度も繰り返しコースを通り、うっすら汗をかいている姿が見られました。
今年度も様々な事が制限される中で、保護者の皆様にはご理解ご協力を頂きまして誠にありがとうございました。
保護者の皆様と一緒にお子様の成長を喜んだり、時に悩んだり、共に見守らせて頂いたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
明日からは新年度が始まります。
明日からの新たな生活が子どもたち一人ひとりにとって、笑顔溢れる日々であると共に、一歩一歩安心して成長していけるよう寄り添っていきたいと思います。
一年間ありがとうございました。(O.Y)

サーキットの最後は蜘蛛の巣を潜ってゴール

迷路の後の細い平均台。なかなか難しい・・後ろに行列が出来るほど苦戦しながらも進んでいます。あっという間の1年でしたね。イベントもたくさん開催して思い出いっぱいです!1年間ありがとうございました。
◆今年度最後も盛り上がりました(そらグループ/きく・たんぽぽ)
パネルシアターを見るのもみんな真剣です。
そらグループ令和3年度も今日が最後となりました。そこで、1年間見て楽しんできた物をみんなで見て楽しもうと、お話をいっぱい持ってきました。そらグループでは定番の『いわしの開き』のパネルシアターでは、もも・ゆり組のこども達は、保育士がやっている途中で魚を食べだし、すぐにお話が終わってしまいます。それを見た初めてのきく・たんぽぽ組のこども達も一緒になって魚を食べる真似をし始めました。段々参加していくこども達、盛り上がりながら魚食べました。
次に出てきたパネルシアター『パン屋の5つのメロンパン』も、もも・ゆり組のこども達が盛り上がってパンを買いに来た動物と一緒にパンを食べ、次に何の動物が出て来るのかを当て始め、みんなで競うように動物と一緒に5つのパンを買いに行きました。「パン屋さんメロンパン1つちょうだい」「はい、どうぞ」という台詞も一緒に言っていました。きく・たんぽぽのこども達も段々と参加してくるのには驚きました。初めてのお話にもついてきました。
エプロンシアター『もも太郎』では、もも太郎が鬼が島まで出がけて行く歌があり、保育士が唄うともも・ゆり組のこども達が歌に合わせてもも太郎と共に歩きだしました。それを見ていたきく・たんぽぽ組のこども達も2,3人歩きだし、歌のたびにこども達が増えていき最後には殆どの子が鬼が島まで出発していきました。「エイ、エイ、オー」の掛け声もこぶしをあげて皆そろってやっていました。鬼をやっける時もこども達もで力がこもり、元気いっぱいで帰ってきました。
最後にきく・たんぽぽ組のこども達に人形を歌に合わせて動かしてもらいました。初めてやる人形にも「これやりたい」と言い出し、みんな自分の好きな動物の人形を取り、動かしてくれました。恥ずかしがる子もいず、ニコニコと楽しそうにやっている姿を見て、びっくりでした。
盛り上がり、みんな参加したお話の世界でした。もも・ゆり組のこども達を見て真似したがるきく・たんぽぽ組のこども達もいて、令和4年度のそらグループもみんなでまとまり盛り上がっていけそうです。それも楽しみです。 M・K
きく・たんぽぽ組の子ども達も歌に合わせて人形を動かしてくれました。

きくたんぽぽ組は今日で終わりになります。明日からはもも組。お兄さんお姉さんたちに囲まれて沢山の経験をしていきます。これからの子供たちの成長が楽しみです。1年間素敵な日々をありがとうございました。
◆後ろ姿に思いを寄せて・・・(ひまわり・ホール)

「じゃあね・・・の日が近づいているよ、うふふふ・・・」 いつものかわいい笑い声で先週末♡ちゃんが言いました。
「本当だね・・・」そう返事をしたら胸がキューっとなって、心のカウントダウンが始まりました。
卒園式の日、「バンザーイ。おめでとう。」本当はそう言おうと思っていたのに、会場に到着した姿を見た途端、涙がダクダクと出てきました。
晴れ姿がまぶしくて、素敵すぎて、嬉しくて・・・でも、涙が止まりませんでした。
あれから今日までホールの生活が続き、遠足も行き、お揃いのTシャツを着て、笑い声がいっぱいで、やりたいことがいっぱいで、たのしかった・・・ってみんなが言える生活でした。
むらさき帽子は2代目です。
初代のイメージが強すぎて、まだ大きすぎるむらさき帽子を被っている姿に違和感があった事を思い出します。
いつしか帽子のサイズはぴったりになって、今では泥汚れがシミになっていたりつばの先は擦り切れていたり、立派に年期の入ったものになっています。
明日からは3代目が大きすぎるむらさき帽子を被ります。
一人ひとり出会った日から、泣き声、笑い声、思いや言い分もそれぞれだったこと、そんな成長の場面に寄り添えたことを幸せに感じます。
今日も晴れ。
心を弾ませて、次への成長の道を歩いて行ってください。 (N・S)
Posted in 園のこだわり