◆2月24日(金)の子どもたち
2022年02月24日 木曜日
◆一緒(つぼみ)

行きたい
今日は朝の集まりの後に避難訓練がありました。
放送が流れると放送に驚いて泣いてしまう児もいましたがほとんどの児が放送を聞いて保育士の側に座って静かに待ち、園庭にお散歩カーに乗って避難するときにも静かにしていて子どもたちの成長を改めて感じる時間でした。
避難訓練が終わり、園庭で過ごす時にはふじ組さんやきく、たんぽぽ組さんの子ども達がやっていることに興味を持ったり、お姉さんの□ちゃんと手を繋いで遊び始めたりと交流が多くなってきました。お姉さんが太鼓橋を登ると「私も」と続いて○ちゃんが縄を掴んで登ろうとします。上から□ちゃんが「おいでー」と声をかけて応援してくれています。〇ちゃんは力いっぱい腕の力を振り絞って自分の体を少しだけ浮かせることに成功しました。ですが足で踏ん張ることがまだうまくできないので登ることが出来ませんでした。そんな様子を見て分かったのか□ちゃんはジャンプ台から降りてきてくれました。「□ちゃん降りてきてくれたよ。あっちにいるよ。」と〇ちゃんに保育士が声をかけると嬉しそうに□ちゃんの側にいってまた二人で遊び始めました。〇ちゃんと□ちゃんは2歳しか違わないのですが、□ちゃんの年下の児に対する気遣いや○ちゃんの□ちゃんを慕うのを感じ、ほっこりとした気持ちになりました。
年上の児達とのやりとりだけでなく、つぼみ組のお友達同士でも一緒に過ごすことが多くなり、固定車や追いかけっこ、トランポリンといった様々な遊びの中で一緒に遊ぶ楽しさを共有しています。遊びを通してあまり関わっていなかった児達が傍で遊んでいる姿が見えたりと遊び方にも変化が出てきたようです。
また、遊びの中では言葉が良く出てくるようになりました。
保育士の名前を呼んだり、「ないねー」「いた」「あった」など子ども達から伝えてくれようとすることが増えそのことも一緒に遊ぶ楽しさに繋がってきているようでした。
楽しいと思える環境をこれからも提供していきながら一人ひとりの成長を見守っていきたいと思います。
(I.H)

第二のトランポリン

ぎゅーぎゅー詰め
◆新たな挑戦(ふじ)

一つ上がって、ここからが難しいなぁ。
昨日のブログにもあったように、最近、太鼓橋にチャレンジする子が増えてきて、自由自在に登れる子も増えてきました。
その子たちの新たな挑戦が実は始まっています。
それは以前から興味を持っていたロッククライミング。
今日も数人がチャレンジをしていたので、後ろから応援をしながら様子をみていました。
○くんはこれまでに何度もチャレンジしていますが、登れず悔し涙を流してきました。
今日も「むずかしい」「ちょっとおいで」と保育士を自分の隣に呼び、手伝ってとアピールしてきました。
「足を乗っけてみたら?」「ここ持ってみたら?」と声をかけていきますが、やっぱり登れません。
でも今日は悔し涙を見せず、何度もチャレンジし、その度に「むずかしい」「上、行かないね」と残念そうにしていました。
そこへ、2歳児のお兄さんが「出来るよ!見てて!」とお手本を見せてくれました。
あまりの速さに○くんも周りにいた子もびっくりしていた顔で上を見上げ、その後の色々な説明をジーッと聞いていました。
今日は残念ながら上まで到達する子はいませんでしたが、1つだけでも登れたことは進歩です。
これからも、子どもたちの挑戦は続きそうです。(E.Y)

避難訓練にも参加し、上手に避難できました。
◆一台の乗り物をめぐって・・・(きくたんぽぽ)
通過するには、チケットが必要だそうです。「チケットくださーい。」「はーい!」
朝の集まり、「さあ、みんなのお顔が見えるかな。わあー、お兄さんお姉さんの素敵な顔が見えた!」と声を掛けると、子どもたちの顔が輝きます。「椅子の座り方もどうかな?上手に座れているかな?」と言うと、ピシッと座り直します。でも少し経つと、すぐもぞもぞ。。長くは続かないところがまだ可愛らしい姿です。進級への期待を膨らませながら、日々過ごしている子どもたちです。
今日は、3階のベランダに遊びに行くことにしました。前回行ったとき、「ここは秘密の場所だよ。」と言われ、より特別感を感じていた子どもたち、「秘密の場所、また行きたいな。」と言っていたので、今日遊びに行けることを伝えると、大喜びです。
あまり大人数では行けないので、数回に分かれて行きました。1番のグループの子たち、ワクワクしながら、3階のにじグループに行きます。ベランダに出ようとした瞬間、ファンファンファンと放送が。訓練です。すぐに事態が飲み込めない子どもたちでしたが、にじグループのお兄さんたちがすぐにテーブルの下に隠れるのを見て、一緒に隠れます。一人は入れないなあと困っていると、「〇ちゃん、こっち。」と年長のお姉さんが呼んでくれました。そのまま一緒に裏階段を通って、園庭まで避難。普段からきちんと訓練しているお兄さんたちの姿はとても頼もしく、きくたんぽぽの子たちも安心してついていくことができました。これからも、色んな場面でお手本になってくれそうです。
訓練も無事に終わり、仕切り直してベランダへ。三輪車、キックボードなど、さっそくそれぞれに好きな乗り物にまたがります。二人乗りの三輪車は、ちょっと珍しく、魅力的ですが、一台しかありません。一人で乗りたい、ボクも乗せてよ・・・と一台をめぐって色んな思いがぶつかり合います。保育士は、それぞれの思いに寄り添ったりして、様子を見守ります。しばらくすると、仲良く二人で乗っている姿。
保「あれ?一緒に乗ってるの?」
◆くん「うん、後ろ、乗ってもいいって。」
保「良かったねえ。△ちゃんも乗せてくれて、ありがとうね。」
△ちゃん「うん!」
その後も、一台の二人乗りをめぐって、色んな子たちの様々なやりとりがありましたが、とても上手にやりとりできていて、嬉しく思いました。
トラブルになっている時には、冷静になれずぶつかり合っていても、少し時間がたつと、気持ちに余裕が出て、貸してあげられなかったものを自ら貸してあげたり、相手の思いを受け入れられたり・・・。子どもも大人も同じように、しっかり考えて行動する力があるんだということを感じます。保育士は、どちらの思いも大切にし、子どもたちが自分で考える力を信じて見守り、次につながっていく関わりをしていきたいと思います。
(T.M)
「また、遊びに来たい人~」「はーい!」

午後チーム。行きたくて行きたくてウズウズ・・・おやつを終えてやっと来れました!よーいどんで競走中!
◆最後の誕生児 (うみグループ)

同じ誕生日。最後の誕生児。2人仲良くお祝いしました
今日は、大忙しの一日です。
まず、今年度うみグループで最後の誕生児2人の誕生会を行いました。(本当のお誕生日は、2人とも日曜日です)
いよいよ待ってました!という表情の二人です。
朝からなんだか顔つきも違います。
4月から、「〇歳になったんだ」と嬉しそうにしているお友だちを何人もお祝いしてきてやっと迎えた日です。皆からの質問も、しっかりと答えることができました。
2人とも、おめでとうございます。
そして、今日は金曜日。飾り棚・お道具箱の整理をする日です。
『帰るまでに、自分で時間を見つけてやりましょう』と話をしました。
何人の子どもたちが、自分で気が付いて出来るのか?今までの習慣に期待したいと思います。
朝の集まり中には、避難訓練もありました。机の下にすぐに隠れ静かにする。これもまた、しっかりと習慣になっています
給食室からの火災では、口を手で押さえ、保育士の後に付いていき園庭へいくことも慌てずに行うことができる子ども達。毎月の訓練のおかげだと思います。
大事な事・・・放送や保育士の話をしっかりと聞くこと。これが出来ていれば、自分の身もしっかり守れると思います。
『話を聞く大切さ』についての話をした後、子どもたちに質問しました。
「もし、話をしても聞こえない人だったらどうやって理解することができるのか」
「聞こえないと大変だよ。困っちゃう」と答えてくれた☆君。
聞こえない人は、手でお話する(手話)人がいることを知っている児もいました。
先日の哲学2の時に話したこと~いろいろな人がいる事。みんなそれぞれ得意な事、苦手な事がある事。それでも、みんなはみんなであること。それでいい。
今日は、手話でにじの歌を歌ってみました。去年も経験している児は、張り切っています。
一つひとつ、意味を確認しながら覚えていきました。
「またやりたい」そんな声が聞こえるほど、楽しく取り組む子どもたちでした。
ここでもう、園庭に行く時間になりました。
「おにごっこする~」「ケーキを作るの」
やりたいことをしっかりと見つけ、元気に体を動かしました。(M.C)

ボール当てごっこ。自分達でルールを決めて楽しんでいました

ひょっこり顔を出して、鬼から逃げている途中なの!と言いながらもこの笑顔
◆寒かった避難訓練(にじグループ)

「入っていいよ」と年下の子に優しくする姿が印象的でした
今日は地震•火災の避難訓練がありました。
放送が聞こえると素早く机の下に隠れる子どもたち。
ちょうど3階ベランダにたんぽぽ組が遊びに来ていたので一緒に隠れました。
狭い机の下ですが、にじグループの子どもたちが年下の子をぎゅっと中に入れてあげて守ってあげる姿が印象的でした。揺れが収まりお話を始めようとすると今度は火事の放送が聞こえてきました。手で口を抑える姿は、保育士の呼びかけがなくても子どもたち自身にしっかり身についていることが嬉しく感じられます。
寒い中、無事に園庭に避難することが出来ました。
避難訓練の後、室内に戻り子どもたちと訓練の振り返りをしました。
地震、火事での“おかしも”の合言葉。以前から訓練がある度に何度も確認をしていることもありしっかり意味も理解しています。命を守るために大事な合言葉。今回も子どもたちと確認しました。また、11年前の東日本大地震の話も併せてしてみました。2011年3月11日に東北地方で起きた大きな地震。東京も震度5強の大きな揺れが起きたこと。机の下に隠れてても揺れがなかなか収まらなかったこと。夜はとっても寒くて電車やバスが止まって歩いて家まで帰る人がたくさんいたこと。保育士の話に子どもたちも真剣な顔で聞いていました。「みんなのお父さんお母さんもきっと知っていることだからお家でもお話ししてみてね」と子どもたちと共有しました。もしかしたら、“3月11日”というワードが出てくるかもしれません。ぜひ、ご家庭でもいつ起こるか分からない地震や火事について、命を守ることについてお話してみてください。
毎月行なっている避難訓練ですが、訓練を重ねるごとに机の下に隠れるのが早くなったこと、防寒頭巾を被るのが上手になったこと、手には何も持たず避難すること、手で口を抑えることなど、スムーズに避難できるようになったことも1年間を通して子どもたちの大きな成長であると感じる時間となりました。(O.Y)

卒園式の練習。歌詞を見ないで歌えるようになってきました

「先生、タッチしてごら〜ん」と笑顔で誘ってきてくれます
◆避難訓練(そらグループ)

今日は地震と火災の避難訓練がありました。子どもたちが各々好きな遊びをしている最中に放送が流れます。放送が聞こえるとすぐに遊ぶのを止め、静かに聞いていました。地震の放送だと分かると、ひまわり組が机の下に入ります。それを見たゆり組、もも組も次々と入っていきます。4月当初、幼児組になったばかりだったもも組は放送の内容を理解出来ず、遊び続ける子どもの姿もありました。ですが、約1年でとても成長し、放送の意味を理解し、周りを見て行動できるようになりました。今日の避難訓練を通して、1年間のもも組の成長と、ゆり組になる準備は万端だと感じました。
もも組だけでなく、ゆり組、ひまわり組もとても成長を感じます。ひまわり組の後ろを追っていたゆり組。ひまわり組が動き始めてから後を追っていましたが、今日は自分たちで考えて行動していました。防災頭巾を友達に渡してあげる優しさ、自分だけでなく友達の事まで考えられる素敵なお兄さんお姉さんになっていました。
ひまわり組は周りに声を掛けながら机に入る姿がありました。「ここ入れるよ!」「頭ちゃんと入れてね」ともも組に教えてあげていました。お友達の防災頭巾がなかったら保育者に声をかけ、貰う姿もあります。自分の事は勿論、お友達や周りを見て考えて行動する力が身についていました。あと少しで小学校です。小学校に行く準備はバッチリだと感じました。
無事に避難訓練も終わり、朝の集まりの後、ひまわり組は少し卒園式の練習を行いました。日に日に上手になる歌。練習の度に泣くのを我慢するので精一杯の保育者です。卒園式まであと2週間。園での思い出をいっぱい作って、卒園式も成功間違いなしだと思います。
園庭では、「大縄やりたい!」と大縄三昧でした。園庭にいる間、ずっと大縄を回し続けました。最高で80回近くを飛んだ〇ちゃん。終わったらとても疲れていましたが、嬉しそうです。そらグループでは大縄がブームで、ひまわり組の数名は密かに競い合っているようでした。
F・A

歌の練習中です。

ゆり組、もも組も練習の様子を見ています。
Posted in 園のこだわり