佼成育子園[こうせいいくじえん]-東京都杉並区

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園のこだわり
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◆2月18日(金)の子どもたち

2022年02月18日 金曜日

◆言葉で伝える (つぼみ)

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最近友達との関わりが増え朝来ると笑顔で「○○くん(ちゃん)きたー!」というように出迎えてくれるようになりました。挨拶がわりにギュッとハグする姿も増えました。友だちのことが好きなんだなとほっこりする瞬間です。
朝の集まりでは名前を呼ばれ「はーい」という返事と共に「○○ちゃ~ん(く~ん)」と呼んでみました。呼ばれた子をキョロキョロと探してみたり、保育士の真似をして口元に両手をあてて「○○ちゃ~ん(く~ん)」と呼ぶ姿もとても可愛らしかったです。

外は風が強く園庭遊具のメンテナンス作業もあったため、ゆっくり室内で遊んでから園庭に行くことにしました。ふじ組の線路や電車を借りてくるとそれぞれの遊び方で遊び始めていましたが、気づくと靴下に手を伸ばし園庭に行く準備をしようとしている〇ちゃんの姿がありました。いつもの流れで園庭の準備をしようと思ったのか、園庭に行きたくて準備をはじめたのわかりませんでしたが、日頃の流れが身についているんだなと感心しました。
そこで「園庭行きたいの?」と問いかけると「うん」と頷き園庭に行きたいという意思を聞くことができました。
結構な風の強さだったため、園庭に行きたい子と室内で遊びたい子と分かれることにしました。室内での遊びも集中して遊べるようになってきたので、寒さもあり園庭に行く子は少ないかなと思いましたが、大人が思っているより子ども達は園庭遊びが好きなようで、ほとんどの子が園庭に行くことになりました。△くんは電車で遊ぶことに集中していたため「いかな~い」と室内遊びを選択。でも一通り遊び満足すると園庭にやってきました。

これから自分の意思を言葉で伝えることが増えたり、「やる」「やらない」などの選択することも増えてくると思いますが、現在の子ども達の表現(言葉や身振り手振り)をしっかり受け止め、くみ取ってあげることが大切なのかなと感じました。
言葉がまだ完ぺきではないため言葉のやり取りもたくさん増やして大人だけでなく子ども同士の関わりも広がっていってくれればいいなと思います。

(K.E)

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◆バスいっぱい (ふじ)

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バス見えた!

 

 

 久しぶりにお散歩に行きました。今日は園周辺を回って、バスなどの乗り物を見たり、お散歩カーに乗って、または順番に歩いて、お散歩を楽しみました。
 ミッキー体操の後、「バス見に行くよー」の一言に、反応する子どもたち。靴下はどこ?と探したり、いつもよりも積極的に支度をし、ベランダへ出ていきました。お散歩カーを見ると、更に靴を履くスピードも速く、自分で履けるの?いつもは甘えて履かせてもらっていた子達も自分から履いたり、柵のカギも自分で開けて、お散歩カーの前で早く乗せてーと、トントンジャンプしていました。
 歩きたい人は挙手制で、大人と手を繋ぎ、いよいよ出発。園の外に出ると、早速バスが見えて、「バス!」という声が聞こえてきました。スーパーオオゼキが近づくと、そっちの方を指差し、「お買い物行ったよ。アイス買ったの。」と教えてくれる◎くん。オオゼキまでの道のりもわかるようです。バス車庫に着きました。バスが動くと、大興奮して指差し見ている子どもたち。その後も、バスが洗車している様子、クレーン車が荷物を運ぶ様子など、見つめる姿もこれまでよりも関心を持って見ていました。歩く子も途中交代、ふわふわの子も友だちと手を繋いでとっても上手に歩いていました。「信号、青になったよ」と教えてくれたり、川を見て「流れてる、葉っぱが」とお話もとっても上手で、会話も楽しい散歩でした。(T.Y) 

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クレーン車見えた!
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信号待ち

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆公園とバス車庫(きくたんぽぽ)

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よーいドン!!!!

 

 

今日はきく組がふれあい公園に行ってきました。
先週、たんぽぽ組が先にお散歩に行ったので、順番が回ってきました。
2歳が閉鎖したこともあり、だいぶ間があいてしまいましたが、やっと行けました。
たんぽぽ組は園庭でたくさん身体を動かして、強風に負けずに遊びました。

散歩に行くことを伝えると、どこ行くのかなぁ、またおてて繋ぐのかなぁとお友達同士で盛り上がっている話に耳を傾けるとワクワク、ルンルンの子どもたちの姿を感じます。
たまにしか行けていないお散歩はで子どもたちにとっても「特別な時間」なんだなぁと改めて実感します。

はたらくくるま好きの〇くん、朝は「ママがいい」と大号泣。でも、お散歩に行くことが分かると、ちょっとだけやる気スイッチが入ります。
道中、工事現場の横を通ると、「あれはショベルカーだなぁ、でも挟むやつがあるから違うかぁ、でも、あっちのやつはちゃんとショベルカーだ…」と饒舌。さっきまでのどんよりした空気は何だったのかと思うほどです。

公園に着くなり、岩場へ駆け寄る子どもたち。「ねぇ、みて~」と大きい岩のてっぺんに立ちすごいでしょ?というばかりにアピール。
反対では、「ウッキー、ウッキー」とサルに変身して岩を渡る2人組が。
ハイハイの姿勢で落ちないように上手にバランスをとっています。
そのまた向こうでは、せっせと石集めをする子達の姿が。集めた石はベンチに並べ、いし屋さんがオープンしました。いらっしゃいませーとやっていた☆ちゃん、気がつくと大きな岩に手をかけ、足を踏ん張り、「よいしょ、よいしょ」と持ち上げようとしていて、クスッとした瞬間でした。

走ろうか、と提案した保育者から始まったかけっこ。
保育者から保育者までを走ります。
転んでしまい、泣いている子にサッと近づいて大丈夫と心配、、、その子の周りには沢山のお友達が駆け寄り大丈夫?の輪が出来ていました。
そんな姿に今度は心があたたかくなりました。

たくさん、たくさん遊んだはずなのに帰るのにはまだ早い、、、でも子どもたちはおつかれの様子、、、。
ということで、一旦公園は切り上げ、バスを見ながらゆっくりと園に戻ることにしました。

バス車庫につくと、ちょうど洗車が始まる所。あまり見られない洗車に一度足を止めると、みんなの視線はバスに釘付け。ラッキーな瞬間に立ち会えました。
途中、バスが出ていく時に運転手さんがマイクで「気をつけてね~」。帰り際に違う運転手さんから「いつでもどうぞ~」と声をかけて頂きました。
育子園はあたたかい方々に囲まれていることを肌で感じさせていただきました。バス車庫の方々ありがとうございます。

工事現場に公園にバス車庫、お散歩を大満喫した子どもたちは、給食もいっぱい食べて、すぐに夢の中に・・・。

きく・たんぽぽ、このメンバーで過ごすせる時間が残り1ヶ月を切りました。来月には移行が始まり、子どもたちも3つのグループに分かれの生活が始まります。残りの1ヶ月、思い出をたくさんつくって、楽しく締めくくりたいと思います。
(I・K)

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目線の先には洗車バス
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たんぽぽのお友だちが3歳のお誕生日を迎えました みんなでお誕生日の歌を歌い、インタビューもしました。みかんのケーキが食べた過ぎてどの質問にも「みかんケーキ」と答えていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆氷鬼がなかなか始まらない (うみグループ)

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ここまでは良かったのですが…

 

 

今日は、予告した時間通りに朝の集まりを始めることができました。少しづつ、時間を意識し始めている子ども達。みんなでミッキー体操も踊りました。朝からしっかりと身体を動かすと元気が出ます。今日も笑顔の一日がスタートしました。
『あっちゃんあがつく』を読んでから、言葉遊びをしてみました。
『あ』がつくものなんでしょう?『い』がつくものなんでしょう?
元気に手が挙がりました。
「キツツキ。こがねむし。」一人一つは答える事。必死で頭を使いました。
卒園式に向けて歌も歌いました。
気が付けば、45分間も椅子に座っていました。
長い時間集中して話を聞くことができる児が増えてきました。
「お兄さん、お姉さんになった証拠だね」と言われると背筋がさらに伸びます。
それぞれが進級に向けて気持ちが高まってきているようです。

集まりが終わると、すごろく、UNO、ちびブロック、コマ回し、ビー玉ころがし、大きな紙に自由画。
自分のやりたいことめがけて遊び始めます。そして、今日ももも・ゆり・ひまわり組が混ざりながら遊びが進んでいました。

園庭では、氷鬼が始まりそうでした。ここで、問題発生です。鬼に決まった☆君。やりたくないと泣き出しました。「1人じゃムリ」子どもたちだけで相談した結果、再度鬼決め。
次は、「鬼を2人にしたらいいんじゃない?」との案が出ました。
そして、鬼決め。つづいて鬼に決まった○くん。「え~っ、やりたくない」
なかなか始められません。
早く始めたい※ちゃん。「じゃあ、先生が鬼になればいい」
それでは解決になりません。
早く始めたい気持ちを持ちながら「○くん、決まったならやってくれないかな?どうして嫌なの?」としっかり〇君と向き合ってくれる△君の姿がありました。
「じゃあ、やっぱりやるよ」と気持ちを決めた○くんの一言で氷鬼がスタートしました。
相手の気持ちを考えてあげられるそんな△君の姿を嬉しく思います。

うみグループで過ごす残り僅かなこの関係のなかで、たくさんの事を学んでほしいと思っています。(M.C)

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みんなで片付けるとあっという間です
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テントを作りたい。から始まったお絵描き。みんなで大きな紙に絵を描くって楽しいから、次から次に描きたいものが浮かんできました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆おてつだい(にじグループ)

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今日も雛祭り制作

 

 

朝、「おはよう」と挨拶をしたあとすぐに「今日はお手伝いないの?」と聞いてくれる年少児〇くん。今年に入ってから、〇くんを中心とした年少児が、意欲的にお手伝いをしてくれています。
給食で使う口拭きタオルを、(手をしっかり洗ってから)丁寧にたたんで並べてくれたり、掃除するとき椅子を机に上げてくれたり、床の雑巾掛けまでしてくれます。

保育者から声をかけるのではなく、いつも決まって子どもたちの方から「お手伝いしたい!!」とキラキラの顔で言ってくれます。
誰かを助けたい!力になりたい!お手伝いが楽しい!友だちもやるからやりたい!…
きっかけはなんでもいいです。その言葉と気持ちと行動からたくさんの成長を感じました。

園庭では、大繩が相変わらずの人気です。
にじグループの年長女児の「大繩やりたい!」から始まりましたが、今ではグループ・学年を超えて沢山の児が大繩を待つ列に並んでいます。今日は、年少児も仲間に入りました。

子どもたちの跳ぶ回数に今日は変化がありました。
今までもっと跳べていた児が今日はあんまり跳べません。子どもたちの跳び方をじっくり見てみると、気が付きました。跳べる事に自信がつき、気持ちがもっともっとと前向きになったことと比例するように縄を跳ぶテンポが速くなってしまっています。縄が自分のところに来るまえに跳んでしまっています。保育者も「もう少しゆっくりね」と声をかけますが、跳びたい気持ちが前のめりに出てきます。
この“跳びたい”意欲は大切にしたいと思います。跳べるようになったことで自信がついたのだと思います。自分の意欲的な気持ち・自信と跳び方のタイミングの丁度いい折り合いを子ども自身が気づいていくと信じて見守りたいと思います。

大繩たのしい!! by・子どもから

e.y

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◆ずるい子ばかり (そらグループ)

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秘密の手紙。

 

 

「蛇みたいだね、でも全然音がしない」

ぐにゃりと曲がったそれを見て興味津々に触っては「あれ?」と不思議がっています。

「先生、何してるの?そんな事して良いの?」

やってはいけない事をしていると思ったのか心配そうに保育者の手元を見ています。
手元には緑のニッパーが握られています。

「大事じゃないの?壊して良いの?」

一体何をしているのだろうと言葉が少しずつ減っていき、「バツン」と音が鳴ったと同時に「あっ」とだけ言って静まり返りました。

「切っちゃった」

と切られたそれと保育者の顔を交互に見て、目の前で起きた現象を必死に理解しようとしています。

クラシックギターの弦の張り替えを興味津々で見ていたこども達です。

朝の集まりの前にひっそりと集まり場所で行っていました。

勘のいいこどもは保育者のいつもとは違う動きを察知して後をつけます。
大人になったら探偵をおすすめします。

今日の集まりは9:40から行う事を伝えてあります。
こども達は自然と時計の針を見ては遊び、見ては遊びを繰り返している様でした。
5分前には声をかける事も伝えつつ、様子を見ていると「もう七だよ?」とこども達同士でも教え合っている姿が見られました。

続々と集まりの場所にこども達が集まり「何してるの?」が始まります。

ニッパーで切った弦を一本ずつテーブルに分けます。
こども達は触ってみたり、こんな紐が本当に音が鳴るのか試してみたりといつも見ているギターの弦が全く別物になった瞬間です。

午後は新しい弦を張っていく事を伝え、興味のあるこどもはきっとじっと観察しに来るのだと思います。

「先生、ピアノの音とギターの音って同じに出来るのかな?」
と言うので、
「そうだね、ドレミのドの音は同じに出来るけど、音色は違うんだよね」
と伝えると、
「ピアノの音が出るギターがあると面白いね」と言いました。

自由な造形を好む○君らしい発言に、やっぱり発明家という職業が君には似合う…と心の中で呟きました。

朝の集まりでは、卒園式のプレゼントという紙芝居をこども達と読み合いました。
ただ読むだけではなく、対話も交えてあぁでもないこうでもないとやりとりや紙芝居の前後の対話を丁寧に設けていきます。
卒園児が在園児にプレゼントを贈り、在園児が卒園児にプレゼントを贈るという話です。
※その中の一つは箱の中からゴソゴソと音が聞こえてくるのです…こども達も虫じゃない…?と恐怖に慄いていました

育子園にもお別れの季節はあっという間に訪れます。まだ後一か月あるよ等と思って過ごしてしまい何度後悔した事か分かりません。
そしてその後悔を今年もするのだと毎年恒例の後悔を受け入れていたりもします。
それでもこども達とはこの紙芝居の様に贈りもの〜気持ち〜伝承〜引き継ぎなどの見えない繋がりを大切にして欲しいと感じます。

「先生、私もうプレゼント作っているよ」と年長児が言いました。

「え?そうなの?」
と伝えると、
「うん、でもまぁ秘密…」
と言います。

全員が全員同じ気持ちでいる事は難しいですが、全員が体験しても良い、抱いても良い、活動や活動による気持ちの芽生えが日々の中にあります。

楽しいだけではなく、不安や難しさなどの困難もあります。
しかし、いつかそれが喜びに変わるかもしれないという「希望」を抱けるのは、他でもなく、今、年長児の歌っている「ビリーブ」のせいかもしれません。

私はピアノは苦手ですが、こども達がそんな伴奏にも、あわせて歌ってくれる為、すでに泣いてしまいそうです。

このままでは苦手な上に、涙で更に弾けなくなってしまいそうで感動と不安のハーフアンドハーフの日々です。

何とか生の感動を堂々と味わえる様、こども達と共に過ごしていきたいと思います。

年少児と年中児は、ひな祭り制作や保育実習生と一緒に玩具で遊ぶなど、文字通り変わらない日々を過ごしている様に感じます。
それでも確かなのは、玩具の使い方や片付けに責任を持っている事です。
年長児が卒園式の練習をしている間はいつも以上に使い放題選び放題です。
時折、片付けを忘れてしまう事もまだまだありますが、声を掛け合う姿やそれに対して「あ、そうだった」と行動に移せる姿は家庭では見せない貴重な姿なのであろうと集団生活で培う協調性の育ちに感動しています。

自然と年長児の活動が増えると年少児のフォローが減ります。その分、年少児の自立も見られます。それでも困った時は年中児が助けてくれます。

こんな光景がありました。

〜机の上に並んだ三つのコップ〜
一人の男の子(3歳)が急に泣き出しました。
驚いたこども達や保育者は顔を見合わせコンタクトを取り合います。
そして、原因を探る為、その子に寄り添い声をかけましたが中々泣き止まず、会話は難しい様子です。そこで、痛いところはないかという事は確認出来た為、保育者は水を汲んで渡しました。
すると、一人の女の子(3歳)が、
「先生、これ。(ティッシュ)涙拭いてあげて?」と首を傾げています。
「ありがとう、優しいね。助かるよ」と伝え涙を拭きましたが、未だ会話は難しく少し様子を見守るしかありませんでした。
「先生、あのね、多分、○君が…」と説明をしてくれる男の子(3歳)
「もしかしたら○君と喧嘩したんじゃないかな?」と女の子(3歳)
「私、水持ってくる」(3歳)
「ぼくも」(3歳)
皆の優しさがその場所に集まり、
「大丈夫?」と気にかけるこども達の輪が出来ました。
そして、机には飲みきれないであろう水が三つ並ぶのです。
隣に座っていた男の子(3歳)が、
「うわぁ、見て〜信号みたい」と言いました。

泣いていたこどもはクスッと笑って少し落ち着き、その後話を聞いてみましたが、よく覚えていないとの事でした。

このシーンを目の当たりにして、こども達(3歳児)は確実に成長している、年上のこども達の姿が確実に伝承されていると改めて実感したのです。

園庭では年長児が砂場に群がり片付けをしています。
見慣れた顔とそうでない顔がありました。
※勿論、全員知っていますが

「あれ、年長さん片付けありがとうございます、何Gの年長さんなの?」
とあえて尋ねると、
「うみだよー」
「にじだよー」
「そらだよー」
と返事が聞こえてきました。

この事を他グループの保育者に話すと、
「本当に嬉しいですね。集大成ですね」
と感動を共有出来ました。

こども達はこんな姿をこの時期に自然と見せつけるので本当にずるいなと思います。

しかし、このずるさを味わう為にコツコツと過ごした日々であると断言出来る瞬間でした。

いつもいつも本当にありがとうと伝えても伝えきれません。

k★y

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トランポリン工事してるから第二の安全地帯で。
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感動でしかない。

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