◆2月17日(木)の子どもたち
2022年02月17日 木曜日
◆たくさんの言葉(つぼみ)

今日は天気が良かったので本五ふれあい公園に行ってきました。
行く途中工事現場があり、この頃働く車に興味津々のつぼみ組の子ども達はじーっと見つめ「クレーン車」「すごい」という言葉が出てきました。実際にはショベルカーでしたが働く車の名称も少しずつですが覚えてきているようです。大通りが見えてくると「いないねー」という〇くん。信号が赤でバスや車が通っていなかったのでその言葉が自然と出てきたようです。信号が青になりバスや車が行きかうと「あー、バスいたー」とみんなで大盛り上がりです。目の前を通ると手を振って「ばいばい」と言いながらお見送りしていました。
本五ふれあい公園に着き、散歩カーから降りて、保育士がボールを手渡すとニコニコと投げたり、蹴ったり追いかけたりと遊び始めます。目の前にいる保育士にパスするかのようにまっすぐ蹴る☆くん。保育士が蹴って返すとまた蹴り返して上手にパスが出来ました。保育士がボールを真上に高く投げると「あれ?どこいった?」という表情でキョロキョロと周りを見渡す□ちゃん。ポーンとボールが落ちてきたのを確認すると追いかけてボールを捕まえて嬉しそうに笑っていました。
シャボン玉を保育士が飛ばし始めると駆け寄ってくるつぼみ組の子ども達。顔の近くにシャボン玉がきて目をつぶって笑ったり、風によって遠くに行ってしまうのを追いかけたり、近くにきたシャボン玉をぱちんと叩いて消したりと楽しみました。
運動場のフェンスのところに緑色の鳥が止まっているのを保育士が見つけて「あそこに鳥さんがいるよ」と指を差して子ども達に伝えると「とりだ」「すごいね」と良いリアクションをとってくれました。
日々の中でのやりとりで言葉やジェスチャーで意思の疎通がより上手になってきた子どもたち。時折、その言葉どこで覚えてきたの?という言葉もあり、覚えた色々な言葉で自分の気持ちなどを伝えようとしてくれています。伝えたいという気持ちを受け止めながら子どもたちの成長を見守っていきたいと思いました。
(I.H)


◆トッピングはどこ?? (ふじ)

昨日のデザート屋さんに引き続き、今日は違うメンバーが砂場で砂をカップに入れたりしながらケーキ作りが行われていました。
大きなサイズのケーキを作ろうとしていると、子どもたちも砂を入れて固めたり、バケツをポンポン叩いたりとたくさんお手伝いしてくれます。
ひっくり返してみるとやや崩れてはしまいましたが、大きなプリン型のケーキが完成し大喜び。
「何かのせてみる?のせるものあるかな・・」と呟くと、すぐに周りをキョロキョロ探し始めました。
先日砂の入れ替えが行われたため、砂場には葉っぱや枝や石はほとんどなくなっています。
よーく目を凝らして見ていたきらきらの○くん。
砂からヒョロ〜っと出ている細い葉っぱを見つけて引っ張り「これどう〜?」「これいいんじゃなーい?」とケーキの上にポンと乗せてくれました。
それを見てふわふわの☆くんも「おぉ〜!」とテンションが上がり同じように葉っぱや枝が自分の近くに落ちていないか探し、見つけるとケーキにぐさりと差して、できたとご満悦な表情で、小さく拍手までしていました。
枝を更に探しましたが、そのあたりにはあまり数はなく、
「ないねー」「ないよー」と呟いていたのでトッピングになるものを探しに行くことにしました。
○くんと☆くんはいろんな枝や石や木の欠片を集め、次々容器の中へ。
○くんはたくさん拾い集めて満足したのか、「おしまい!」と言って近くでやっていたフラフープ電車の方へ出かけていったのですが、☆くんはずっと大事そうに容器を抱えて拾い集めていました。
乗り物が大好きな☆くんも、賑やかで楽しそうなフラフープ電車がやっぱり気になるのか、大事に抱えながらそっと近くを歩いていました。
築山をのぼっておりて・・時折身体の揺れで枝が落ちそうになる時もありましたが、電車の後ろをゆっくりてくてく。
一緒に歩けて嬉しそうな笑顔が見れました。
集めたトッピングを砂場に一緒に持っていってみると、最初にあった場所とは別の小さな砂の山に全部一気にドバーッとダイナミックにトッピング。
その時ちょうど○くんも近くにいて、思い出したかのように二人でまたちょんちょんとケーキに枝を差してみたり小石は上からボトンと落としてみたり「へへ〜っ」と笑い合っていました。
視野が広がってきたからこそ、お友だちの遊びに興味を持って一緒に・・目的に捉われずそんな遠回りも良いと感じました。
I.S


いっぱい集め中です!
◆一緒に遊べて嬉しいね(きく・たんぽぽ)
「トントントン」
久しぶりに会う子ども達。自然と笑顔が溢れ名前を呼び合う姿がありました。
お家で遊んだ話、何をしていたのかおしゃべりしています。
そして保育士に甘える姿がみられ両手に華状態の保育士たち。みんなの元気な姿に会えてとても嬉しいきもちでいっぱいです。
園庭では子ども達がやりたいと『あぶくたった』『かごめかごめ』をしたいと集まってきました。
『かごめかごめ』では後ろの正面だあれと声だけで判断する事が難しい子が多く、ついつい後ろを振り向いてしまう子どもたち。〇君はまだ自分が真ん中にいたくて、後ろの人を当てたのにも関わらずもう一度自分が真ん中にいようと「一緒にやろう」と相手に伝えて2人で鬼をやっていました。
『あぶくたった』では「トントントン」「何の音?」「車の音」「あ~よかった」と掛け合いが可愛らしい遊びですが、オニになった□ちゃんは「風の音」「車の音」を繰り返しなかなか追いかける言葉を言わず掛け合いを楽しんでいました。やっと「オオカミの音」と言うとみんなが「きゃー」と逃げるのですが□ちゃんは追いかけず。逃げたり追いかける保育士を眺めていました。「おいかけないの」と走るみんなを見守る□ちゃん。自分が逃げる方になっても走らず。掛け合いを楽しんでいる□ちゃんでした。
▽ちゃんは自分で考え「鬼の音」にしていました。追いかける時はちゃんと頭に指で2本の角を作りながら追いかける▽ちゃん。逃げる子が疲れるまで追いかけてタッチしていました。
◎ちゃんは最近、太鼓橋が登れるようになり嬉しく登れる子たちと一緒に上へ行き上から保育士に手を振って「のぼれたよ」と報告。大満足の笑顔いっぱいでした。
今日はそれぞれがみんなと会えて一緒に遊べる事は楽しくて嬉しい気持ちになるという事を感じながら過ごせた1日だったのではないでしょうか。みんなが揃うのを楽しみにしています。
(K☆H)
「おにだぞ~」

「助けて~!」「ここにつかまって~!」救助ごっこ?!
◆作りたい (うみグループ)

新聞紙とビニールテープを使って、お内裏様を制作中。
今日は、室内と園庭で遊びました。
数日前から始まったひな人形制作に今日も取り組みました。
朝の集まりで、お花紙や折り紙など色々なバリエーションのひな人形を子どもたちに見てもらいました。「それ知ってるー!」「おひなさまだよね!」「それ作りたいなぁ」と興味深々です。自分が良いなと思った作り方で、ひとり一つずつ(お雛様とお内裏様)は作るように伝えました。
すでに、お花紙でひな人形を作っていた年少〇ちゃん。集まりが終わると早速「もう一つ作りたい」と駆け寄ってきました。
折り方が少し難しく、手こずる場面もありましたが、出来るところは自分でやろうと意欲を持って取り組んでいました。
折り終わったら、マジックペンで顔を描いていきます。すらすらと順調に描いていくも、描き終わって見てみると納得できないのか今にも泣きそうな〇ちゃん。「これじゃあ、可愛くない…」とさっきまでの意欲がなくなってしまいました。もう一度、新しく折ることもできましたが、ひとまず「修正ペンで一回消してみる?」と提案してみました。その言葉を聞き、少し俯いていた顔が上がってきました。綺麗に修正されると、気持ちを取り戻し再び顔を描き始める○ちゃん。今度は納得のいく出来栄えになったようで、少しずつ笑顔が戻ってきました。
顔も描き終えたら、スパンコールやラインストーンなどで飾り付けて完成です。出来上がりを見て、満足そうな○ちゃんでした。
自分でやりたいけれど、思った通りにできないという葛藤と向き合う○ちゃんの姿に成長を感じました。これからも、子どもたちの主体性を大切にし、時には助け舟を出しながら自分のやりたい事に挑戦していってほしいなと思います。
(M・Y)

思うがままに描き、芸術的な作品に仕上がりました。

男子VS女子でドッジボール。
◆雛祭り制作(にじグループ)

昨日は年長女児がロビーにひな壇を飾り、にじグループでも雛祭り制作が始まりました。
昨日は年少児中心の制作、今日は年長児と年中児の制作が中心でした。
少し難易度のある折り紙に取り組んだ年長児は、少人数でおこないました。
まずは顔を折り、その後着物を折りました。
高級感のある折り紙を使ったため、普通の折り紙とは違う質感になんだか慎重になっているような様子も見られました。
年少児は折り紙を使った可愛い制作が好きなこともあり、遊びの中で折り紙に触れる機会がたくさんあるのですが、年長児になってくると、折り紙で作ったもので遊ぶ姿はなかなか見られず、画用紙に描いた絵を小さく切ってごっこ遊びをしたり、お金を作っていたり、折ることよりも描くことで遊びを楽しんでいるように思えます。
経験不足もあり、折り紙の角と角が合わず、どう押さえれば綺麗に折れるかもいまいちわからない様子の○くんは、少し折り紙がずれていても気にすることなく、適当に折っているようでした。
まずは折り紙を重ねて折るところから一緒にやっていきました。
また、中心を抑え、外側に向かって指を滑らせることも言葉で伝えながら手を添えて一緒におこないました。
まわりが難なくこなしていくことで、苦手意識を持ってしまったり、声をかけにくくなってしまったり、複雑な気持ちの中で「こうかなぁ」「わからないなぁ」と不安な声を漏らしながら取り組んでいる○くん。
保育士の作った見本をじっくり見て時間をかけて一緒に折り進めていきました。
みんなで折り紙に触れる機会は年に数回。
普段の自由遊びの中ではなかなか折り紙に触れる機会はなく、自分の好きなこと、得意なことを時間の許す限りおこなっていますが、この雛祭りの折り紙制作を通して、経験が足りないことや苦手なことへの取り組み方も考えていきたいなと思いました。
年中児は全員でおこないました。
全員での折り紙は初めてでしたが、全体への声かけと保育士の見本で、どんどん折り進めていく様子に、思わず「みんなすごいね」と言ってしまうほどでした。
わからない部分は、自分で試行錯誤しながらも、限界が来ると隣にいる友だちに相談。
子どもたち同士で教え合い、最後まで集中して取り組む姿も印象的でした。
大勢でやるには少し難しいかなとも思ったのですが、予想以上の子どもたちの姿に成長を感じました。
雛祭りに向けて、お雛様とお内裏様が続々と出来上がってきました。
完成まではもう少しかかりますが、子どもたちの制作が並ぶのが楽しみです。K.Y


◆実習のお姉さん (そらグループ)

緊張する自己紹介。
「随分久しぶりだね」
こども達が保育者と登園したこども達に言いました。
「元気だった?」
「うん」
「良かった」
何気ない会話から声をかけてくれたこどもや、電車を動かしていた手を止めて保育者に声をかけた後、また電車を動かすこどももいました。
※遊びを止めてまで挨拶してくれてありがとう
温かさ溢れるそのやり取りに思わず冬の寒さを忘れてしまいます。
室内の一つのテーブルだけに群がるこども達の真ん中で、一際笑顔で明るい表情を見つけました。
保育実習一年生の学生の方でした。
近寄って挨拶をすると、急いで立ち上がり緊張した表情で挨拶を返すその仕草を、椅子に座って笑顔で見上げるこども達の表情は正にヒーターの様で、一際目立った笑顔の原因がこども達であったことにも安心しました。
カードゲームを行いながらこども達の喜怒哀楽に関わる事はカードゲームを進めるよりも難しい様子が伝わります。
それでも一生懸命に楽しい雰囲気を作り、盛り上げつつ、それぞれの立場に寄り添って関わる姿はこども達にとってわがままと我慢のせめぎ合いを中和してくれます。
朝の集まりで自己紹介をしてもらい、こども達はいくつか質問をしました。
皆の前に出るだけで緊張してしまう姿を見て、堂々と前に出て話している自分の謙虚さの無さにも少し反省しつつ、その姿がどうあるべきか改めて人前に立つ事の意味を噛み締めた瞬間です。
集まりでは「ひな祭り」の紙芝居を読み、こども達の制作意欲や興味関心を刺激していきました。
こんなふうにしてみようかな?こども達が目を輝かせて言います。
「僕はまだやらないんだ」と三歳児が言いました。
その時々で気持ちの変容が見られます。
楽しい活動にする為には、素材や道具や場所などの環境だけではなく個々のモチベーションが1番優先されます。
個々に合った盛り上げや、鼓舞、励ましや寄り添いを日々試行錯誤し続ける大切さを改めて感じます。
午前中は室内で遊ぶ時間を多く設け、制作活動や自由遊びを提供していきました。
そんな中、年長児は別活動です。
卒園式に向けての簡単な練習です。
室内にはアルファベットの最初の文字が伸ばされて響き渡ります。
それでも、こども達と共に練習回数を重ねる事で後ろ向きもいつのまにか前向きになっていける様日々を大切に過ごしていきたいと思います。
自分達の卒園式の為にどうあるべきか、どんな姿で臨みたいかを共有し一緒に頑張ろうと一致団結を試みましたが、今のところ「いっちだんけつ」の「い」の字程の感触ではあります。
また、感謝状というこども達が保護者の方に向けた秘密のコメント作成に取り掛かります。(あくまで秘密です)
導入に「パパやママの好きな所や素敵な所、可愛いところやかっこいい所」を皆で共有しました。
※数名、「うーん…」と考えていましたので今回はこども達同士の発表(対話)で終わりました。もし宜しければ、是非、ご家庭でお子様の素敵な所や好きな所等伝えてみた後「じゃぁ、パパとママの素敵な所ってあるかな?」と尋ねてみると思わずグッと来る言葉やクスッとする言葉が聞けるかもしれません。
園庭でも寒さを感じながらも体を動かして遊んでいます。
砂場の砂が多くなった事で砂場遊びも増えました。
園庭から帰る時には掃除や片付けを率先する姿もあります。
日常の中でこどもと一緒に取り組む事を増やし、大切にしていきたいと思います。
k★y

大縄を飛びたい。

あれがこれで、これがあれで。

Posted in 園のこだわり