◆2月15日(火)の子どもたち
2022年02月15日 火曜日
◆何してるのかな(つぼみ)

今日は涅槃会がホールであり、つぼみ組もミッキー体操や朝の集まりをして園庭に出た時に保育士が「ホールで何かやってるね。見てみようか」と声をかけると、ホールの窓に張り付きながらホールの中を覗いて見るつぼみ組の子ども達。特に気になって見ていたのは〇ちゃんです。年長児が奉献で様々なものをお供えするのをジーっと見つめ、時々合掌をしたり、会が終わるまで窓のところから離れずに見守っていました。
園庭では☆ちゃんと□ちゃんが手を繋いで歩いていました。☆ちゃんが地面にある石で良さそうなものを見つけるたびに止まりますが嫌な顔をせず待っていたり、一緒になって石を拾っている□ちゃん。保育士に石を拾ったのを二人が見せてくれて「いい石みつけたね」と言われると二人とも嬉しそうにしていました。
築山では登ったり下りたりしながら道路を走る車を見たりするのが好きで、今日も◎くんが築山にいました。「あっ」と指を差して車が来たのを教えてくれたり、坂が急なところから降りようとして一歩一歩ゆっくりと下りていく時にバランスを崩しそうになると「おっと」と言って降りてくる姿がとても可愛かったです。
子ども達の言葉数が増え、二語文で出てきた児もおり、日々の中での子どもたちの言葉での表現がどんどん上手になってきて、そんなことも言えるようになったのかとつい笑ってしまうことも多くなってきました。
園庭遊びから帰る前にホールに寄って御仏様に献花をしました。いつもと違う雰囲気を感じたのか泣いてしまう児もいましたが、花を見ると嬉しそうに受け取って「ここに置いてごらん」と言われるとそっと置き、合掌してご挨拶が出来ました。
一日を通して様々な姿を見せてくれる子どもたち。一人ひとりの成長をこれからも見守っていきたいと思いました。
(I.H)


◆次のチャレンジは!(ふじ)
新しいチャレンジ!
今日も外に出る準備をして、園庭遊びへ。
しばらくすると、クライミングのところには数名の子どもたちが集まっていました。
それぞれ、登ろうと、ホールドをつかみ、足をかけて、何とか上へと登れるように、体を動かしています。
「ねぇ、ねぇ、上行きたい。やって~(登らせてよ)やりたいよ」と言うのは、□くん。
保育士を近くに呼んで、登らせて~とお願いしてきます。
保育士は「手でここを持って、足は、こっちにして」と登りやすい場所のホールドをお知らせします。あとは、□くんの力を信じて見守ります。
数回チャレンジするもの、ホールド1段分上がった高さ以上はすすめず、「登りたいの~」と涙が溢れてきていた□くん。
△くんは「ジャンプ!ジャンプ!あぁ~無理よ、、、」とつぶやいてます。
△くんのイメージでは、ジャンプして、高い所のホールドをつかみ、登って行こうとしていたのかもしれません。素敵な発想です。
○くんのチャレンジは、くり返し、くり返し続きました。保育士の登りやすいホールドのお知らせを聞きながら、取り組んでいます。くり返す中で、少しずつ感覚をつかんでいくようで、ホールドをつかむ場所が少し上がっています。
チャレンジを続けて達成した時の喜び、やってみたい、登ってみたいという目に見えない心の動きを大切に関わっていきたいと思います。(O.A)

涅槃会。献花をしました。

おててを合わせて。
◆大切に(にじグループ)

2月15日。今日はみ仏様が亡くなった日、涅槃会です。
にじグループを代表して、年長児が式典に参加しました。
式典には参加しなかった、年少・年中児も集まりで話をしました。園長先生からの「お友だちを大切に。そして自分も大切に。」という言葉も伝えました。
“大切に”の意味を子どもに尋ねると「やさしくする」。おもちゃを貸してあげる、一緒にあそぶ、困っていたら助ける…お友だちに対しての“やさしく”は沢山でてきます。
じゃあ、自分には? 子どもたちは首をかしげます。大人でもなかなか難しい質問です。
集まりのあとは、全員でみ仏様に献花をしに、ホールに行きました。
お花を持って一段ずつ階段をあがり、向きをそろえて花をささげます。花の向きはこちらがあえて言わなくとも、先に並んでいる花にそろえて献花ができること、花をおいたあとも自然と手を合わせる姿に子どもたちの心の成長を感じました。
園庭では、大繩が人気です。メンバーにも少しずつ変化があります。
始めから何十回も跳べていた児はそろそろ飽きてきたようです。今日はやりません。
がんばって、跳べる回数が増えてきている児。楽しくて仕方のない様子です。記録を伸ばすために何度も挑戦します。
今まで遠くから眺めて「やらない」と言っていた児で今日初めて挑戦する児がいました。挑戦してみる勇気が出たようです。一回も跳べなかったのができるようになり、キラキラの自信であふれています。
跳んでいる児は年中・年長児が中心ですが、遠い所で年少児も自分たちで縄を用意して跳んでみています。「なかまにいーれーてー」と言う日が待ち遠しいです。
e.y

一番左の○くんは涅槃会図を見上げています

◆涅槃会に参加してきました(そらグループ)
今日は、涅槃会です。ひまわり組のこども達が、もう1度涅槃会の意味を教えてくれました。『み仏様が亡くなった日』とどの子もよく分かっていました。そこで紙芝居で涅槃会について知りました。最後にみ仏様は、沙羅双樹の木の下に横たわると花が咲いたと言うところに関心を持ち、「沙羅双樹の木ってどこかこの辺にある。見たい」と言いだしました。「ホールに絵があるから見に行こう」と言うと真剣に頷いていました。
ひまわり組のこども達は、代表でホールでの涅槃会に参加しました。涅槃図を見て、み仏様が横たわっていることで意味が分かり、静かに参加していました。奉献の代表のこども達もみ仏様にお供えするという気持ちを持ってしっかりお役を果たしていました。園長からも「み仏様は、みんなが良い子になる為には自分を大切にし、お友達も大切にしてくださいとと言ってお亡くなりになりました」というお話聞き、約束もしてきました。
その後、ひまわり組のこども達は、全員で献花をして手を合わせてきました。
ゆり・もも組のこども達もその後ホールに行って、横たわったみ仏様と沙羅双樹の木を見てきました。感心があったからか、静かにジーッと見ていました。お花を1本ずつもらい、み仏様に献花をして良い子になるお約束をして手を合わせてきました。
涅槃会の意味を分かり、手を合せて来れた事は、昨年とはまた違った涅槃会を味わえました。毎年、同じようにしているようでこども達の中に残るものは、違ってきているようです。M・K

Posted in 園のこだわり