◆2月14日(月)の子どもたち
2022年02月14日 月曜日
◆まってー(つぼみ)

今日は園庭に出る前にゆっくりと部屋で過ごすことにしました。保育士が「そろそろミッキーさんの時間だね」と伝えると〇ちゃんが「ミッキーさーん」と言い始めました。それを聞いて他の児達も続いて言い始め、音が鳴らないと気づくと「あれ?」という表情をして「こないねー」とポツリ。時間になってミッキー体操が始まるとみんな笑顔で踊り始めます。
踊っていると次に来る体操の動きを教えてくれたり、「トントンピ」と体操の動きに合わせていってみたりとミッキー体操もより上手に踊れるようになってきました。
体操の後はみんなで集まって紙芝居をみたり、名前を呼んでお返事をしたりしました。休みの児の名前を呼ぶと「いないねー」と言って少し寂しそうでした。
園庭に出ると雪や雨が降った後だったこともあり、水たまりが沢山出来ていました。
興味津々の子ども達は「何だろう」と最初見つめていましたが一人が足を踏み入れてぱちゃぱちゃと楽しそうに遊び始めると次々に見ていた児も足を踏み入れ、水たまりがはねるのが楽しくなって何度もぱしゃぱしゃが止まりません。水たまりを堪能した後はシャベルを使っての泥水遊びへと変化していました。型抜きやバケツに泥水を入れては出してを繰り返し、子ども達にとって水たまりは特別なものになっていました。
水たまりだけでなくコンビネーション下の小屋もつぼみ組の子ども達にとって隠れ家のようになってきました。友だちが入っているとわかると一緒に入って「ばあ」と穴から顔を出して楽しんでいました。
友だちが一緒にいるのが楽しくなってきたようでところどころで後を追いかけたり、隣に座ったりと気にかけています。
より一緒が楽しいと思えるような環境をこれからも提供していきたいと思います。
(I.H)


◆嬉しいと笑顔になっちゃうよね (ふじ)

一緒にワンピースを着ている事が嬉しくてたまらない2人です♪
園庭は雨でしっとりし、水溜まりができていました。
雨が降っていたこと・雨が止んだこと、そして水溜まりが園庭にできていることを伝えてから園庭に出てしばらくすると『せんせい来て~みずたま(り)あったよー!』と〇くんが報告しに来てくれました。一緒に水溜まりを確認してからまたしばらくすると△くんが『あったよあった!』と何やら嬉しそうに教えてくれるので『何があったの?』と聞くと『みずみずー!』と言いながら保育者の手を引いて『こっち来て~!』と誘導してくれました。
向かった先は先程〇くんが教えてくれた水溜まり。そこには〇くんの姿もあり、二人で『みずたまだよー!』『ねーみずたま!』と指で水溜まりを差しながら笑顔いっぱいに発見した事を教えてくれました。
他の場所でも水溜まりが発見されていました。園庭の大木に登ってジャンプをしていた□くんと☆ちゃんが何度目かのジャンプの際に足元を気にし始めました。しゃがんで覗き込む□くんが『あ!これこれ!』と一言。「どうしたの?」と声を掛けると『あったよーみず!これよね!』と喜んでいました。〇くんと△くんが水溜まりを見つけた様子を見ていた□くんもどこかにないかと探していたので、まさかこんな所にあったなんてと奇跡の発見に大喜びでした。隣にいた☆ちゃんは『水溜まりあったね!』と喜びを共感。
朝の話を聞いて記憶し、そして探して伝える・・・沢山の力が備わり、子どもたちの中でしっかりと繋がりを持っている姿に成長を感じました。発見した児達は皆、得意気。いい表情をしています。。
お部屋では『せんせい、やって~』とお気に入りのワンピース(園用)を差し出してきた◎ちゃん。ワンピースを着せてあげるとまたすぐ◎ちゃんが戻って来て、手にはもう一着ワンピースを持っていました。◎ちゃんは『◇ちゃん!◇ちゃんも』と一緒に戻ってきた◇ちゃんに着せてあげて欲しいと渡してきたので◇ちゃんにも着せてあげると、お互い笑顔で着ているワンピースをポンポン触り ”一緒だね” と喜んでいました。
最近の二人は何をやるにも一緒。いつも一緒にいるからこそ◎ちゃんは◇ちゃんの好きなワンピース着るという同じことを一緒にやりたかったのでしょう。気持ちを◇ちゃんに向け、一緒に遊ぶことを楽しんでいます。
日々様々な姿を見せてくれるふじぐみの子どもたち、色々な発見があって本当に離せません。
K・E

水溜まり発見しました!

ミッキー体操しています。まるで仮装行列~
◆水溜まり(にじグループ)

昨日の雨で園庭には水溜りがいくつかありました。
水溜りを見つけた年中児、年少児の男児ペアはすぐにバケツとシャベルを準備。
長靴を履いていなかったため、「水溜り入らないように気をつけてね」と声をかけそうになりましたが、足を踏み入れるような様子が見られなかったため、少し見守っていました。
今までならバシャン!と足を入れる場面だったのですが、足を踏み入れずに違う場所に水溜りを作って遊ぶ姿に成長を感じました。
少し離れた場所では水遊び大好きな年少男児2人がいつものように川のようなものを作っていました。
今日は長靴を履いていた◎くん。
「水遊び=服が濡れないように袖と裾をまくる」の◎くんは、寒い園庭でもズボンは膝の上まで持ち上げ、上着は着つつも袖は肘の上までまくっていました。
長靴を履いていたのでズボンは濡れないのですが、◎くんなりに考えた結果だったようです。
保育士が「寒くないかなぁ」と◎くんを見て呟くと、すぐにダッシュで◎くんの所へ向かう年長男児の姿がありました。少し離れた場所で見守っていた保育士に「◎くんのねズボン下ろしてあげようとしたんだけどね、やだって言われちゃったからまた戻したよ。」と報告してくれました。
年長男児も今までは年下の児に自ら関わりにいくようなタイプではなかったのですが、おせっかいではなく、相手の気持ちを考えた優しい思いやりの気持ちで関わってくれるようになり、ここでもまた一つ成長を感じました。
ついこの間までは、バケツいっぱいに水を入れ、バシャバシャと服や靴に水をかけながら水を運んでいた年少児も、今は気をつけながらバランスを保って運べるようになり、遊び方にもストーリー性が出て来ました。
寒い中での水遊びは心配事もありますが、子ども達なりに考えて楽しんでいる姿を見ると遊びを止める気持ちは消え、どんなことをしているのか見守ってみようという気持ちが生まれてきます。
水遊びだけでなく、冬の寒い時期ならではの自然でできる氷などにも目を向け、この季節をまだまだ楽しんでいきたいなと思います。K.Y

ボール宝探し

正座でカルタ
◆涅槃会とお雛様(そらグループ)
お雛様を千代紙で折りました。
明日は、涅槃会です。年長の代表児は、涅槃会について話を聞いているので、よく分かっているようでした。そこで涅槃会についてみんなに話をしてもらいました。『涅槃会は、み仏様が死んでしまった日なんだよ』と教えてくれました。奉献で、み仏様にお供えするものも教えてくれました。保育士から聞くよりも興味を持ってくれたようです。みんなもお花をみ仏様にあげに行く話をすると真剣に聞いていました。明日に期待を持ってきているので、みんなで涅槃会図も明日は見に行ってきたいと思います。
お雛様の話もしました。「もう、家でお雛様飾っているよ」「うちもあるよ」と言う声があり、関心を持っていました。何も言わないうちから「お雛様作る」と言い出し、やる気満々でした。綺麗な千代紙を見せると、「お雛様だ」と大喜び。お雛様の話をする前に千代紙を選びだしたので、制作する事にしました。お雛様とお内裏様とどの千代紙でやるのか選ぶのも楽しみ、「これに決めた」と嬉しそうに持っていきました。
三角折からコップを作った時と折りが同じ事にひまわり組の子ども達がすぐに気づき「これならできるよ」と自信たっぷりに折り出しました。それを見て、真似して折りだすゆり組のこども達、良く見て折っていました。もも組のこども達も上手に三角折りをしてから「こうやるの」と聞きながら折っていきました。角が合わないと気にする子がいたり、いつもは解るとサッサと仕上げてしまっていた子ども達も、ゆっくりと丁寧に折りあげようとする姿にお雛様という事が解って綺麗に作りたいと言う気持ちの表れかなと思いました。
糊付けも着物は、左が上になる事を知らせ、気を付けながら貼っていきました。
綺麗に仕上げようとする姿にお雛様だから大事にしていこうとする気持ちが入っていることに驚かされました。少しずつ、お雛様の由来などにも触れていきたいと思います。M・K
「どの折り紙で折ろうかな」
「出来たよ」

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