◆2月10日(木)の子どもたち
2022年02月10日 木曜日
◆ふじ組といっしょに (つぼみ)

友達が後ろから押してくれて…
今日はふじ組の子ども達と一緒に過ごしました。
午前のおやつを終え、身体測定後に早速ふじ組の保育室の方に移動すると嬉しそうな表情。
普段もふじ組の保育室を行き来していますが、いつもと違う流れに気持ちが高まったのかもしれません。
ミッキー体操が流れはじめると、お兄さんお姉さんのダイナミックなダンスにつられて踊りだす児もいれば、面白そうな玩具につられて一人遊びに夢中になる児もいました。
ミッキー体操の後、おひさま広場に移動しました。
おひさま広場にはカラーボールと肋木が用意されていました。
扉が開かれると、ウキウキしながら小走りで移動する子ども達。
見るからに目が輝いていて「あそぶぞ~!」という気持ちが伝わってきました。
肋木にはお兄さんお姉さんに負けないくらいグイグイと登っていて、身体の成長を感じました。
不安定な棒の上でも上手にバランスを取る姿にたくましさも感じました。
暫くすると、廊下へ出る扉も開かれました。
ふじ組の児がコンビカーに乗っているのを見て、つぼみ組の児も廊下へ移動。
コンビカーの数が限られているので、直ぐに乗れる状況ではありませんでしたが、泣いたりせずに友達が乗っていないコンビカーを探していました。
使われていないコンビカーを見つけると、小走りになってコンビカーをGETしていて笑ってしまいました。
全部使われており、自分が乗るものが無いと思った〇くん。
友達が乗っているコンビカーに手を伸ばしたので、取り合いになってしまうかも・・・と様子を見守っていたのですが、〇くん、なんと後ろからコンビカーを押し始めました。
乗りたい気持ちもあっただろうに、コンビカーを押すことで折り合いをつけて遊び始めました。
子ども達の行動を予測して取り合いになる前に子ども達の間に入ってしまいそうになりますが、見守ることで子ども達の違う一面を見ることができました。
(M,S)

お兄さんのように乗れるかな

いつもと違う雰囲気にご機嫌です
◆鬼、再びあらわる~ (ふじ)

今日は朝から雨や雪が降り、お家でも「雪降るかなあ?」と雪のお話をしてきているようで、外を眺めていたり、雪を楽しみにしている子もいました。
朝はまず身体測定をしました。「服を脱いでね」とお話をすると、自分からズボンを脱ぎ出し、みんなで脱ぎっこです。オムツ一枚になると、測定場まで行き椅子に座って順番待ち。次々と脱いでくる子がやって来て、お隣の椅子が空くとつめてみたり、何だか楽しそうに測定が終わりました。
その後は、廊下には遊動車、おひさま広場には横に倒した肋木、ボールなどを出し、好きな所へ行って遊びました。廊下では、遊動車に乗って勢いよく走る子、ジグザグの床のテープにそって走る子、「あぶないでーす」と言って混雑する中を走る子など、それぞれに楽しんで走っていました。
おひさま広場では、出されたボールを見て豆まきを思い出した〇くんがいました。おにだぞーと頭に指で角を作り、白目にしておにになりきっていました。側には「おにはそと」とそっと呟きながらボールを投げる◎くんもいて、他の子も加わって、鬼役と投げる役とで豆まきが再開されていました。かわいいおにたちは、廊下にも行き、「おにだぞー」とみんな(調乳室にいた先生にも窓越しに)を驚かせていました。
欠席でふじ組の子どもたちが少ない中、つぼみ組とも遊びの空間を共有し、遊動車を差し出し「乗る?」などと声をかけたり、隣で食事もしたり、つぼみの子との関わりも見られました。みんなで仲良く室内遊びをじっくり楽しみました。(T.Y)
おにだぞ~
車庫に電車をたくさん入れて
◆それぞれの芸術 (きくたんぽぽ)
並んで職員室まで移動中。
今年二回目の雪予報に、朝から期待が高まる子どもたち。「雨降っててね、それでね、雪になったの!」と雨から雪に変わっていった不思議を、一生懸命言葉にして伝えてくれる〇くんの姿に、朝から顔がほころびます。
朝の集まりの後は、身体測定をしました。「みんなね、もうお兄さんお姉さんになったから、先生のお部屋まで行って身長と体重を測ります。大丈夫ですか?」と話すと、「はーい!」と元気に返事をしてくれます。職員室では静かにすること、服を脱いで畳むことも約束すると、こちらも「はーい!」と元気に返事をしてくれました。
1列に並んで、職員室まで行ってみました。いつのまにか、そんなこともできるようになっていて、成長を感じます。「電車みたいだね。シュッシュッポッポ。」と言いながら、楽しく行きました。一生懸命服を畳んでいると、別のクラスの保育士がやってきて、「わあー、すごい!自分でお洋服脱いでるの?畳むのも上手だねえ。」とたくさん褒めてくれました。いつもと違う先生に褒められるのもまた嬉しいようで、誇らしげな表情です。たくさん褒めてもらって、たくさん自信をつけ、進級への期待につなげていって欲しいです。
その後は、部屋に戻り、絵の具遊び。一枚の白い紙に自由に筆で色を付けていきます。お花型のパレットには、6色の絵の具。筆を持ちながら、どれにしようかな~と考える姿も、迷いなく筆を走らせる姿も、すでに立派な芸術家に見えます。普段から、ぬりえを様々な色を使って、カラフルに仕上げる△くんは、今日もいろんな色で塗っていますが、水を加えると薄い色になるということに気づいたのか、一筆ごとに水を足し、淡い絵に仕上げていました。他にも色の混ざり合いを楽しむ子、筆を洗う水の色が筆を洗うごとに変わっていくことを楽しむ子、描いた絵を見て、「これはねえ、はやぶさ(鳥)なんだよ。」と想像を楽しむ子・・・など、楽しみ方はそれぞれ。たくさんの「おかわり」(紙をもう一枚もらうこと)を頂くほど、溢れる才能を表現してもらいました。
(T.M)
水をちょんちょんてつけて塗ると、薄い色になるよ
初めは「やらないー。」と言っていた子も、仲良しのお友だちと一緒に塗り始めると、筆が止まりません。紙の「おかわり」もして、楽しみました。
◆優しさ(にじグループ)

歌の練習。真剣です。
今日はお休みの児もおり、いつもより少なく感じるにじグループ。ですが、登園してくる児は「雪降ってたよ」「園庭行ける?」「帰るとき雪積もってたら遊んでから帰ろう」と元気いっぱいです。
折り紙、塗り絵、お絵描き、おままごと、LaQ、積み木遊びなどじっくり遊ぶ姿が見られます。
朝の集まりの後、年長児は卒園式の歌の練習を行いました。歌詞を覚えてきている児もいますが、音楽に合わせて歌うと、音よりも速くなってしまうことがしばしば。
“本番をイメージしながら歌う”まだまだ難しいですが、卒園式が楽しみ感じられるように寄り添っていきたいと思います。
練習の後は、子どもたちのリクエストで大根抜き、風船遊びをしました。
「大根抜きする人集まって!」という掛け声に釣られるように年中、年少児も集まります。
「○ちゃんここいいよ」「おいで」と優しく仲間に入れてあげる姿。今のにじグループで過ごす時間も残り少なくなってきていますが、仲間を思いやる気持ちはいつまでも大切に持ち続けて欲しいなと思います。そして、この年長児の優しさを年中、年少児も大切に次へと繋げていって欲しいなと感じる瞬間でした。(O.Y)

大根抜きゲーム。大根が強くて後ろへおっとっと。でもこの笑顔です

室内でじっくりと。
◆だるまさんがころんだ(そらグループ)

外は雪。と思いきや、雨が降ったりみぞれが降ったりと中々雪は積もってくれません。登園してきた子どもたちはいつも以上に少なく、表情からは寂しさも伺えます。「今日は園庭で雪合戦!」と意気込んで登園してきた□くん。外を見て、「雨だね」と言っていると、「雪合戦できないじゃん!」と驚いています。まさか積もらないと思っていなかったらしく、残念そうで、崩れ落ちています。
少ない子どもたちと楽しいことをしようと、「だるまさんがころんだ」をやりました。朝の集まりでやりたい遊びを決めている時に1番表を集めた遊びです。まずは保育者が鬼になります。「だるまさんがころんだ」の声で子どもたちは止まりますが、勢いをつけすぎで「おっとっと」とよろけるもも組。手がピクピクしているゆり組。変な体勢で止まり、「早くしてー」と言っているひまわり組。面白すぎで鬼である保育者が笑ってしまうほどです。鬼を交代して子どもたちもやりますが、ピクピクするのは止まらず、「〇ちゃん動いた!」という声が響き渡っていました。
10回以上やったあたりで、「爆弾ゲーム」に切り替えました。「怖いからやだよー」と言っているゆり組の女の子たちがいますが、顔はウキウキしています。いざ始まると楽しいようで、「キャー」と言いながら爆弾を回していました。最後に残るのはひまわり組だろうと思っていましたが、最後に残ったのはもも組が2人。負けてしまったお友達は「がんばれー」と応援しています。ついに決着がつく時。音楽が止まり、爆弾を持っていなかったのは△くんです。照れながらもハイタッチをして嬉しそうです。負けてしまった☆くんも、「やったーここまで残れた!」と嬉しそう。無邪気な顔に癒されました。
明日から三連休。月曜日に元気な子どもたちの姿を見れることを楽しみにしています。
F・A

あと少し!

負けないから!
Posted in 園のこだわり