◆2月8日(火)の子どもたち
2022年02月08日 火曜日
◆大聖堂で遊びました (つぼみ)

水に向かって「ふ~」面白いね
午前おやつの後に、『だるまさんが』の絵本と『いろいろめしあがれ』の紙芝居を読みました。
『だるまさんが』はつぼみ組の子ども達が大好きな絵本。
何度読んでも良い反応を見せてくれます。
今日も「おーはなし♪」の手遊びをし、保育者が『だるまさん』の絵本を見せた瞬間、子ども達の目が輝き、集まってくれました。
一緒に「だーるーまーさーんーが…」を楽しみます。
”ぷしゅー”と小さくなったり、”びよーん”と大きくなったり…
体を使って表現するのが上手になってきました。
『いろいろめしあがれ』は、イチゴやレモン、モモなど果物が出てくる紙芝居。
イチゴが描かれているイラストを見せながら、「これなーに?」と投げかけると、
「イチゴ!」と答えてくれる児もいました。
「めしあがれ」の台詞に合わせて、果物を手で掴む真似をしてもぐもぐ食べたり、自分の口をそのまま紙芝居のイラストのところに近づけてもぐもぐしたり、一人ひとりの反応が面白かったです。
読み終わると、一人の児が「もう一回」と人差し指を見せてきました。
次回読むときには、また違った姿を見せてくれるのかな、と楽しみになりました。
ミッキー体操のあと、大聖堂まで散歩に行きました。
大聖堂に着き、池をのぞいたあと、数人の児が階段のところに移動。
階段を登っていって、坂を下ってきて、また階段を登って…を繰り返しているうちに、他の児も集まってきて、みんなで坂の上のところまで大移動しました。
歩行が安定してきたので、降りてくるときも小走りです。
坂が滑り台のように見えたのか、滑り台を座るようにして坂のところに座る児もおり、大人にはない感覚に「なるほどな~」と驚かされました。
坂から降りてきてからも、壺の中の水に「ふ~」と息を吹きかけるのを楽しんだり、疲れたな~とベンチに座って一休みしたり、もう帰りたい…と散歩カーの周りをうろうろしたり…
様々な姿を見せてくれました。
(M,S)


◆またオニがきた・・・? (ふじ)

上:「オニだぞ〜」とオニのポーズ付きで追いかけています! 下:こわくないオニ。ニコニコです♪
昨日の夕方ふじのお部屋のレイアウトが変わりました。置いてあるものは同じでも場所が違うだけで左右いろんな所をじっくり見てワクワクしているような姿があり、ブロック・電車、おままごと、絵本とそれぞれのコーナーが大盛り上がりでした。朝おやつを食べたあともじっくりたっぷり遊んでから、園庭に出ました。
園庭に出ると、きらきらの○くん◇くん☆ちゃんが「ねぇねぇせんせー!」と元気いっぱいにやってきました。
どうしたの?と聞くと、「おには〜そと!やりたーい!」とのことでした。
おっ!いいね、やろっか!と言うと、どうするのかを話す前に、手でオニの角を作り「おにだぞ〜〜!!」と突然子どもオニの出現です。
おにはそとがしたいということは、保育者がオニかと思いきや、違ったようです。
「うわーオニがきたー!おには〜そとー!」と豆を投げるふりをすると、オニ役の3人が一斉に「おにはーそとー!」と役が一変。あれ、オニはどこいった?とみんな大笑い。
オニ役と、豆まき役、どちらも楽しくて順番にやっていると、オニの人数が減っていることに気付いた☆ちゃんは「オニさんさ、つかれちゃったんじゃな〜い?」とひと言。
疲れたらオニさんも元気なくなるね、元気のないオニさんってどんなのかな…?と聞いてみると「こうだよー!」と角に見立てた指を曲げて角がしゅんと元気がない様子を表現しています。
そして表情も作り、「オニこわくないよー!」ととっても可愛いオニでした。
思い描いたイメージを身体で表情で言葉で表現する力も本当に驚くほどのものです。
「オニはせんせーがいいー!せんせいがやってー!」とリクエストを受け、「おにだぞー!」と全力でやっていると、周りにいた子たちも一斉に「おにはーそとー!」と豆を投げるふりをしてみたり、豆の代わりの落ち葉をひらりと投げてみたり、投げるのを忘れて「きゃーー!!!」と大絶叫していたりと大盛り上がりでした。
節分という行事を通して、こうして遊びに自然と発展していく面白さ、子どもたちの発想力は底知れないなぁと感心するばかりです。
I.S

上:外側から鬼役を保育者がやると、中にはいつの間にかこんなに、大絶叫です。 下:困っていると助けてあげる優しい子どもたちです。

カップに砂を入れて枝をさして、できたー!と嬉しそうに見せてくれました☆
◆毎日友達同士の絆が生まれています (きく・たんぽぽ)
朝の集まりではお休みの子が何人いるかみんなで確認します。何人だろう?と考え誰がいないかなと周りをキョロキョロ。あっさりと休みの子ども達の名前が全員でて子ども達同士の絆が深まっているのを感じました。お休みの子の様子が気になる○君。「~君は?お休み?」と寂しそうに聞いてきました。「一緒に遊びたかったのに」と。元気になったらたくさん遊ぼうね、と声をかけると「いつかな」と楽しみで期待を膨らませていました。
ウッドデッキの上からジャンプしてフープの丸と縄跳びの三角までジャンプするゲームを始めた子ども達。「届かないよ」と言いながらも特大ジャンプで丸の中へ。「やった」と嬉しくてそこから何度も繰り返し飛んでいました。慣れてくるとジャンプのポーズも形がかっこいいものになっていき▽ちゃんのポーズはスキージャンプの滑り降りて行く時の姿勢のようでした。両手を万歳してピョーンと飛ぶ◇ちゃんは大阪の有名な看板のようなフォームでした。
◎君はなわとびを手すりにひっかけ通れないようにしていました。何をしてるの?と聞いてみると「工事してるんだよ、工事の時は通れないんだよ」としっかりとした回答。そこに立っている交通整理の人の真似をしているようで、通行人が通ると何度も縄を付け替え結びなおしをしていました。日常の経験を遊びに上手に取り入れる◎君でした。
園庭に出てすぐは保育士を「一緒に遊びましょうよ~」と声を掛け手を引いていた□ちゃん。ハトを見つけると「ハトさん、こんにちは」とハトに声を掛け近づくと飛んで行ってしまったら一緒にハトに近づこうとした☆ちゃんと「ハトさん飛んで行っちゃった」と残念そうに話しそこから意気投合。同じ気持ちを感じたからなのか一緒にトランポリンをしたり「おばけよ~」と架空のオバケから逃げる遊びをしたりとニコニコ。最初に保育士の手を取り少し不安そうにしていた□ちゃんとは思えないほどの笑顔を見せていました。今日も一日寒さに負けず、楽しく元気に過ごせた子ども達でした。
(K☆H)
◆相手の気持ちまで考えるって難しい (うみグループ)

「これ、やりたいんだよね」朝、もも組の☆君がドーナツカードを持って近づいてきました。
「お友だち誘ってみたら?」
「△くんは、UNOがやりたいんだって」
「だって、ドーナツゲーム苦手なんだよ」
「先にこれ、やりたいんだもん」
自分のこうしたいという気持ちをお互いしっかりと伝え合っていました。
けれど、相手がそう思うならばこうしようかという相手の気持ちを考えるというところまではまだ、難しい様子の二人です。
そこで、「先生も一緒にやろうか?」と提案してみると、「それなら、やるよ」と△君。
やりたいと人数が少しづつ増え始め、ドーナツゲーム、UNOをもも・ゆり・ひまわりぐみが混ざり合い、楽しむことができました。
集団生活の中では、『自分の気持ちを伝える』『相手の気持ちを考える』機会はたくさんあります。
コマの対決をしたい○君。コマの練習をしたい※ちゃん。
「コマをやりたいのに、ここでやらせてくれないの」と※ちゃん。こちらは、ただ枠の中で回せるようになりたいだけです。
「だって、違う時にまわすから」と〇君。こちらは、対決をしたいから、みんなで同じタイミングで回したいだけですが、そこの気持ちまでは伝えきれず、相手の気持ちにも気が付けません。
ここでもちょっと、保育士がお手伝いしました。
そこでやっと、「なんだ、そういうことか」と〇君は納得してくれました。
部屋のあちらこちらで繰り広げられているこんな場面に、そっと耳を傾け、必要な時にはしっかりと助けを出し、子どもたちに関わっていきたいなと思います。(M.C)

大きな画用紙に、絵の具でダイナミックに描いています

美味しいコーヒー作ってるからさぁ。寒いけど、水を流したい。でも、靴が汚れないように、できれば洋服も汚したくない。こうやって遊べば大丈夫なんだよ。いろいろ考えていました。
◆みんなとたのしく(にじグループ)

大根抜き
「大根抜きしたい!」「アイスクリームレース(風船運び)がしたい!」
休みが明けて、子どもたちの“やりたい”の気持ちがあふれているように感じました。
リクエストから、今日は大根抜きをすることにしました。
始めは年長女児数名が集まっていましたが、大根抜きが開催されることは部屋中にアッとゆう間に伝播して、遊びに集中する数名以外はほぼ全員が集まりました。
みんなで円をつくり大きな大根畑ができあがりました。
抜かれるときに痛いやら、ズボンが脱げるやら…と、不満を漏らしながらも、顔には笑みがこぼれ「もう一回やりたい!!」と、久しぶりに大勢であそぶ楽しさを味わっているようでした。
集まりでは、現在開催されているオリンピックの話をしてみました。
スケート、スピードスケート、ジャンプ、アイスホッケーなど子どもたちからも沢山の競技名が挙がってきました。開催国の中国にも話をふくらませ、中国語でのあいさつニーハオやシェイシェイも練習してみました。
初めてのあいさつにどことなく恥ずかしそうに、でも嬉しそうにしてくれました。
暗いニューズばかりではなく、明るいものにも関心を持ってくれたらと思います。
園庭では、年長児何人かが大繩をしました。
中には初めて跳ぶ児もいましたが、数を重ねる毎に確実に上達し、一回も跳べなかった児が最後には数十回も跳ぶことができるようになっていました。
上達した児は「〇回も跳べたね!!またやりたいな!」とまた一歩自信をつけてくれたように感じました。
達成感や自信をもてるようさまざまなことに取り組む機会をつくっていく大切さを改めて感じました。
e.y

大縄やるぞー

◆丸見え迷路(そらグループ)
机の下は、貼って通ります。椅子の上を渡っていきます。そこを抜けると、更に渡っていくところが続きます。
こども達から「迷路やりたい」と提案がありました。保育士としても迷路みたいに動いてみんなで楽しめるゲームのようなものをやりたいと思っていたっところでした。でも、いつものように机を使ってマットや毛布でふさぎ、トンネルの中を通っていく迷路は、今の感染状況を見ると出来ないなあと思うのですが、こども達はやりたくて仕方ありません。休みが続き、ちょっと身体を動かして遊びたい気持ちは分かります。そこで、「まるみえの迷路でもいいかな」と聞いてみました。意味が分かったかどうかは定かではありませんが、「いいよ」と言う子どもの声に、丸見え迷路を作ることにしました。
机と椅子を並べていつものように通っていく道を作ります。でも今日は、マットも毛布もなし、迷路と言いながらも外から丸見えです。こんなんで楽しく遊んでくれるのだろうかと半信半疑でしたが、子ども達にもジグザグ渡って行く平均台の様なものを準備してもらいました。ちょっと間を置いて、密にならないようにして始めました。
丸見え迷路。椅子を使って渡る所を所々入れて、ゆっくりと通らなくてはならない所も作ってスタートしました。始めはゆっくり渡っていきましたが、だんだん慣れて速く渡っていきます。もう少し間を置かなくてはと思っても、慣れてきた子ども達は、前の子がどこまで行ったら行っていいのかもわかり、自分たちで進んでいきます。
どこも隠されていない暗くもない迷路なのに「楽しい」と言って、通っていきます。家でこんなに動いて遊べなかった分、楽しくってたまらないようです。いつもは、トンネルにして中を通っている子ども達が、保育士からも丸見えです。両手で身体を引っ張るように通っていく子、ハイハイで素早く動いていく子、抱腹前進がとても上手な子とそれぞれに通って行きます。その姿も可愛くて、今までは見る事が出来きなかった様子に思わず微笑んでしまいました。
丸見え迷路でしたが、こども達は何回も繰り返し行い、「もっとやる」「楽しい」と言いながら身体を動かして遊ぶ楽しさを味わっていました。M・K。
椅子の上も上手に渡れるようになりました。
机の下だって上手に通れます。

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