◆1月28日(金)の子どもたち
2022年01月28日 金曜日
◆よく見ています (つぼみ)

木登りに挑戦!
園庭に出る前、鬼のお面作りをしました。
友達が作っているのを見て、”鬼”だということを認識した児が、鬼が来るのではないか?と気にしている様子。近くにいた保育者が「大丈夫だよ、豆まきするだけだからね」などとやり取りをしていましたが、”鬼=怖い”ということがなんとなく分かってきたのだなと驚きました。
園庭では、男児3人がゆりかごスイング後ろの木にまたがったり、触ったり・・・
この木は登れるということを知っているのか、年上の子達が登って遊んでいたのを覚えていたのか、少しだけ登ろうとする姿もありました。
「すごい!◯くん。登れるの〜」と声を掛けると嬉しそうです。
普段、何気なく遊んでいる中で、よく周りを見ているんだなとこれもまた驚きでした。
友達のやっていることが気になるようになり、同じことをしたがったり、友達のいるところへ近寄ったり。時にはふじ組の児がしている遊びを面白がってじーっと見ていたり、興味と共に行動範囲が広がってきました。
友達のしていることが気になりすぎて、手を伸ばしたことで怒られてしまうこともありますが、これも大事な経験として見守っていこうと思います。
(M.S)

真似っこ

すごーい
◆かわいいおにが出来ました。(ふじ)
ここに貼ったら?とアドバイス中。
園庭に出る前に、おにのお面を作りました。
今回は、何色のおにを作るのかを自分で決め、シールで作った顔のパーツ、自由画で作った髪の毛を自分で貼ってもらう事にしてした。
見本で作ったお面を見せながら、これから貼るものをひとつずつ話し、イメージがしやすいようにしてから制作スタートです。
シールで出来ているパーツを渡しながら「口はどこに貼ろうか?」「お目目はどうする??」と話すと、自分の思う場所に貼っていく子どもたち。
見本があったとはいえ、顔のパーツと場所を想像することができていたのか、目・鼻・口がその場所に貼ろうとする姿にとても驚きと成長を感じました。
個性豊かな色とりどりのふじ組のおにたち。
来週の節分の時には、このかわいいおにたちに、しっかり活躍してもらいたいと思います。
出来上がったら、もちろん園庭に繰り出しました。
おにのお面を作ったからか、「おにだぞ~」と追いかけっこを始めたり、最近すこしずつブームが来ている太鼓橋に挑戦したりと、出るのがゆっくりだった分、少しだけ幼児組の遊ぶ時間に混ぜてもらい、元気いっぱいに遊ぶことが出来ました。(E.Y)
真剣な表情で取り組んでいます。
園庭でも元気いっぱい。みんなでハンドルを握ってドライブ中!
◆発表します。(きく・たんぽぽ)
黄色いヘビ、したかったんだ。 工事、したかったんだ。
今日は金曜日です。子ども達もなんとなく疲れ気味の雰囲気で、抱っこを求めてきたり、着替えの時も「手伝って~。」と甘えんぼうな声がきこえてきました。一週間、力いっぱい活動してきた子ども達なので、疲れも大人と同じようです。
「おはようございます」という紙芝居と一緒に、みんなで大きな声で「おはようございます!」と挨拶をすると、全員が素敵な笑顔に。いつもどおりの元気な一日がスタートしました。
園庭に出たら、今日は何をして遊びたいか、をみんなの前で発表してみる提案をすると、やりたい、やりたいと口々に声が上がりました。では、発表してくれる人は?と声をかけると、「はい!」と一番に○ちゃんの手がすっとあがりました。みんなの前に進んでいく足取りは急に固くなり、とても緊張している様子です。保育士の質問に答えるだけかと思っていたら、みんなの前にでるということでますますそうなってしまったようでした。
みんなの注目が集まり、声までふるえてしまっていました。小さくなってしまった声で「トランポリンです。」と発表した○ちゃん。とても不安そうな表情でした。その時、「トランポリン。」と、○ちゃんの声をひろって繰り返してくれた□くんと▽くんの声がしました。○ちゃんはお友だちに聞こえるように発表できたね、と伝えると、すうっと緊張がとけて明るい笑顔になった○ちゃん、とても嬉しそうでした。
一生懸命に発表しようとする子どもをみて、一生懸命に聞き取ろうとする子どもの姿がとても嬉しく感じられました。
そんな雰囲気の中で、みんな積極的になったのか、全員が発表してくれました。今度は友達が発表してくれた時に、拍手でありがとうの気持ちを伝えられるようになったらいいなと思いました。
園庭に出てから、子どもたちの遊んでいる様子を見てまわってみました。
黄色いへび(ロープ)を持ちあるいている▼ちゃん、滑り台にいる▲くん、○ちゃんはトランポリンと、みんな発表した遊びを楽しんでいるようでした。
自分の中でやりたい遊びの構想ができ、計画し、実現できるようになっているようです。その思いを、友だちに伝え、伝わり、共感されていくことは自信にもつながっていくのかなと感じました。(F.S)
給食の時間の前にも、「発表します!」好きなごはんは、、、。

「かえるよ~!」「〇〇ちゃん(くん)はやく~」「おいで~!」お部屋に戻る音楽がなると今日もまた集合。大人が声をかけるより子どもたち同士の声掛けの方が効果ありのように感じます。お友達パワーですね◎!
◆何気ない優しさ(にじグループ)

「やってあげる」何気ない優しさがありました
今日は久しぶりにベランダ遊びをしました。
園庭までの時間はベランダ遊びと室内遊びに分かれて過ごしました。ベランダはあまり日差しが届かず寒いですが、上着を着ずに遊ぶ姿がちらほら見られます。三輪車に乗ったり、思いっきり走ったりとベランダ遊びを選んだ児は寒さに負けず元気いっぱいです。
「○君終わったら貸して」
「いいよ」
限られた遊具を互いに貸し借りをしながら遊んでいます。はじめの頃は、取り合いになっていた姿も見られましたが、今では言葉で伝え合う姿に成長し微笑ましく感じられます。
ベランダ遊びの後半、「園庭まだ?」とやはり園庭に行きたい子どもたち。「園庭行こう」と声をかけると遊具を素早く片付ける子どもたちです。
並ぶ際には、ジャンパーのチャックがなかなか閉められない年少児がちらほら見られました。そんな時、「やってあげようか」と前に並んでいた年中☆君が手助けしてくれました。一人だけでなく、2人3人と助けてくれる☆君。もうすぐ年長児になる☆君ですが、より一層“お兄さん”感が芽生えいるように感じられました。
相手を思いやる気持ち、お友だちに助けてもらう喜びなど子ども同士の関わり合いから育まれていけるよう温かく見守っていきたいなと改めて感じる瞬間でした。(O.Y)

「寒くないよー」「◇君速いよ」と久しぶりのベランダ遊び楽しみました

氷鬼の途中、保育士の鬼に捕まらないようお友だちにくっついていました
◆めでたくもさみしくも (そらグループ)

年長児の作品を見ている年中児。この後、仲間に入って街づくりを楽しみました。
今日はめでたくもありさみしくもある日でした。
育子園で祝えるのは最後の誕生児と育子園で過ごすのな最後のお別れ児の2つの会が開かれました。
誕生児は照れを隠す為に口を閉じ歯を食いしばってもどうしても口の横から見える真っ白い歯が嬉しさを物語っています。
好きな年長さんは?
好きなゆり組さんは?
質問するこども達の、自分の名前を呼んで欲しいという期待の鼓動がこちらにまで伝わってきます。
今日はリクエストのあった大好きな宝取りゲームを年長児で行いました。(室内で街づくりを展開していた年長児もいます)
送別会では、「三階から8階に引っ越すんだよ」と部屋番号まで覚えていた○君が呟きながら皆の前に立ちます。
育子園の思い出を聞くと「そらグループで良かった」と小さい声で言ってくれました。
本当に小さすぎて聞こえず、何度も確認してしまいましたがちゃんと聞こえた時にもう一度聞いておきたい…そんな欲を我慢します。
好きなもも組さんは誰ですか?の質問に電車チームや男の子の名前が挙がり、もも組の電車男児達は嬉しそうにわらっていました。
どんな時も別れは寂しいです。
こども達にもその気持ちを、場面を、言葉で共有しました。
次にお別れが近いのは年長児です。
少しずつ心で寂しさを感じていく季節。
それもまたこども達の健やかなる成長には欠かせないものだと今を大切に過ごしていきたいと思います。
k★y

お別れのあの子に手紙やプレゼント。好きな色は青、好きなものはかがやき。

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