◆1月26日(水)の子どもたち
2022年01月26日 水曜日
◆出来る事と出来ない事(つぼみ)

いいこいいこ
昨日に引き続き園庭に出る前に節分の制作をしました。昨日できなかった児も「やろうか」と保育士に誘われると椅子に座ってスポンジを紙にトントンと上手にしていました。「きいろ」「あお」と色の名前が何人かから聞こえ色の区別もつくようになってきました。きいろ、みずいろ、ぴんくの三色を用意しましたが、自分たちなりに好きな色があるようでみずいろを使いたくないと首を振ったり、一回一回押すたびに色を変えたり、同じ色ばかりを暫く押したりと制作過程も様々でした。ですが、色が紙に着くと嬉しそうに何度も押そうとする姿はみんな一緒でした。
順番に園庭にでてみると子どもたち同士のスキンシップに目が向きました。遊んでいる中で●ちゃんが近くに行くとみんなが頭をなでてあげていたり、顔を覗き込んだりしている姿が多く見られました。自分よりも小さいということがわかって優しくしてくれたり、気にかけてくれているようでした。頭をなでられた●ちゃんは嬉しそうに笑っていてとても微笑ましい光景でした。
園庭に出るとできる事も増えていく中で、やろうとしても出来ない事もでてきました。一番は太鼓橋です。ふじ組の児が何度も縄を持って登ろうとしたり、中には登れる児もでてきたことにより、よりつぼみ組の児達も「やりたい」という気持ちになってきたようです。今日は△くんが太鼓橋の前に立って縄を持ち、登ろうとしていました。しかし登れないので泣いて怒っています。もう一度登ろうとしたときにふじ組の□くんがお尻を持ってくれてアシストしてくれましたが登れずに悔しそうな△くん。今度は保育士に助けを求めてきますが、登らせることはしてくれないとわかると太鼓橋から少し離れた場所から太鼓橋に向かって悔し涙を流しながら何かを訴え掛けていました。
「今度登れるように練習しようね。ご飯そろそろだからお部屋に戻ろうか?」と保育士が△くんに声を掛けると「うん」と頷いて手を繋いで戻りました。これから何度も悔し涙を流す日が来ると思いますが、出来るようになった時の笑顔を見せてくれる日が今から楽しみになりました。
子ども達の一人ひとりの気持ちを大切にしていきながらこれからも見守っていきたいと思います。
(I.H)

働く車を歌いながら

明日こそは
◆笑い声の先には(ふじ)

しゃがんでカエルになりきっています♪
今日は園庭に出るまでのミッションに取り掛かる前に、「おきがえおきがえ」という紙芝居を見ました。ねこのにゃんまるくんが洋服を着たり靴下をはいたり帽子を被ったりとひとりで準備をがんばってみる、お着替えが楽しくなるようなお話です。途中手に靴下をはめてしまう場面があるのですが、それを見た子どもたちからはすかさず「バツッ!」「ちがーう!」「あしよねー!」と声があがりました。それでもにゃんまるくんが最後までやりきったのを見て、「おそといくー!」「やる!」「できるー!」とやる気満々。『みんなもやってみよう~!』という保育者の声を聞くと一直線に自分の靴下を探し、お友だちと肩を並べて「よいしょー!」と共に頑張る姿は今日もとても素敵でした。
園庭に出ると、それぞれの場所で楽しそうに過ごすふじ組の子どもたち。
ゆりかごスウィングの方を見ると三人が乗って一人が大きく揺らしてあげていてみんなでぎゃははと大笑いです。
築山の方を見ると5人の男児が集まっていてのぼってすべってのぼってゴロゴロ転がってトンネルくぐって大笑い。楽しくて楽しくて何回も繰り返しているうちに上着もズボンも落ち葉まみれになっています。
その近くでは、フラフープを押して互いの背中を追いかけながらぐるぐる駆け回っていたり、トランポリンにぎゅーっと集まって楽しんでいたり、あちこちで子どもたちの笑い声が絶えず聞こえてきました。
きらきらの○くんが、地面にフラフープを置いてからウッドデッキにのぼり立ってどこかを見ていたので、「フラフープの輪の中にジャンプしてみる?」と声を掛けてみると、すかさずジャンプ!できたー!と喜ぶ声を聞いて「やりたーい!」と近くにいた子たちが集まってきました。
するとわくわくの☆くんが持っていた自分のフラフープを置いてあったフラフープに並べて置いてくれました。そして更に何個も使っていないフラフープを持ってきてはどんどん繋げてくれたのです。
そのおかげでたった一回きりだったジャンプが連続ジャンプができるアスレチックにあっという間に大変身。
カエルになりきってジャンプしてみたり、とっても楽しい時間になりました。
子どもたち同士であちこちで遊びがたくさん生み出されていて、楽しいアイデアの豊富さ、子どもって本当にすごいなと日々感じるばかりです。
I.S


よいしょー!!ひとりでできるかな?みんな頑張っています☆
◆節分の鬼作り (きくたんぽぽ)

ももたろをみて鬼作りドキドキしてます。
今日は節分に向け、鬼の福笑いをしました。以前紙皿に絵の具で色を付けたのですがその上に顔のパーツを糊付けしていきました。きく組では『ももたろう』の大型絵本を見てみんなも桃太郎になって悪い事をする鬼をやっつけようと話すと「こわいよ」と怯える表情をする子もいました。オニの顔は自分で作るから怖いオニにも優しいオニにも出来る事を伝えると少し安心したように、「じゃ、やろうかな」と気持ちを切り替えてくれていました。
たんぽぽ組で行い、紙皿に貼る前にパーツを置いてみて顔のパーツの場所の確認をすると○ちゃんは「目はここ、口はここ」少し難しいまゆげは「目の上」と一人で完璧に置くことが出来ていました。オニを怖がっていた□君はなかなか作りに来ず、最後の最後で観念したようで保育士と一緒にやろうと誘うと「優しいオニなら作る」と言って始めてくれました。「笑った鬼にする」「かっこいいオニ」とそれぞれの鬼を決めながら取り組んでいました。色とりどりの個性的な鬼が出来上がっていました。節分当日どのような反応をするか楽しみです。
(K☆H)

優しい鬼作ろうね
◆いろいろな遊び (にじグループ)

粘土、電車、LaQ、おままごと、お絵描きなど、好きな遊びを一人でじっくり遊び込んだり、友だちと一緒に作って遊んだりと思い思いに遊び込む姿が見られました。
今日は、年少児が節分制作の仕上げに取り組みました。先日鬼の顔を完成させ、今日は牛乳パックに鬼柄の画用紙を貼り付けて升づくりです。一人ずつ順番に保育士と一緒に取り組んでみました。「○ちゃんの鬼のパンツ!」「(牛乳パックに)付けていくの出来る!」と楽しそうに取り組んでいました。画用紙を巻いた升に保育士が鬼の顔を付けていくのを嬉しそうに眺めていました。
作り方は一緒でも39人39色の個性溢れた節分の升が保育室を彩ってくれています。当日を楽しみに待ちたいと思います。
今日は日差しの暖かさはなく一段と肌寒く感じますが、中にはジャンパーも着ずに遊ぶほど元気な子どもたち。
年長児が穴を掘ったりフラフープで遊ぶ一方で、警察ごっこで園庭を走り回る年中男児。お兄さんお姉さんの遊びを見ながら「仲間に入れて」と遊びに入っていく年少児。
園庭での遊び方もさまざまですが、年齢関係なく子どもたち同士でルールを作りながら遊びを発展させる姿に子どもたちの成長が感じられます。遊びへの意欲、興味や関心をこれからも大切に見守っていきたいと思います。(O.Y)


◆お話の世界を表現して楽しみました(そらグループ)
お兄さんお姉さんと一緒に人形を動かして楽しみました。
エプロンシアターやお話組木、割り箸人形をいっぱい持ってきて子ども達にやってもらいました。「やってくれる人」と声をかけると、もも組の子ども達が1番に「やる」と手を挙げて飛び出してきました。あんなに恥ずかしがり屋だった子ども達が「これやりたい」と自分のやりたいものを主張してきます。
負けずにやってきたのがゆり組の子ども達、「やる、やる」と取られまいと手を挙げながら前に出て来て迫ってきます。ひまわり組の子ども達は、冷静ながらも、やりたいものだけに「はい」と手を挙げてくるところは、年長の余裕でしょうか。
初めはお話組木で『てぶくろ』『3匹の子ぶた』をやってもらいました。得意な『3匹の子ぶた』が出来ると張り切ったゆり組の子ども達は、台詞も言って、最後に歌まで唄って満足そうでした。『てぶくろ』では、ひまわり組の子ども達が助けてくれました。「食いしん坊ネズミ、ピョンピョンガエルなどの呼び名をみんなで教えてくれたので、お話はスムーズン進みました。割り箸人形は、歌に合わせて動かします。もも組の子ども達が、余裕で動かすようになりました。お兄さんお姉さんが途中に入ってリードしてくれたので乗れたようです。
最後は、ひまわり組の子ども達中心にエプロンシアターで『お弁当バス』『大きなカブを抜こう』をやってもらいました。自分の人形が出て来るところで、出て来て貼り付けてくれます。『お弁当バス』の最後に無理やり入ってきたお豆腐さんが崩れる所も表現してくれました。担当した子の大胆に床に寝っころがって崩れる姿にみんな大喜びでした。
『大きなカブを抜こう』では、登場人物の出方をそれぞれ表現してもらいみんなで真似しました。個性的なミラクルマンの登場と忍者にみんなも笑いながら着いていきます。ネズミは、歯をむき出すだけの表現にみんなで静かになりながらも歯を出してネズミになっていました。盛り上がり過ぎて騒がしくなりましたが、元気いっぱいでした。
その熱が園庭に行っても冷めず、ミラクルマンたちがポーズを取っては、走り回っていました。『3匹の子ぶた』が自然に始まり、保育士も巻き込みながら、園庭中をオオカミから逃げ回っていました。飽きることなく繰り返され、楽しかったようです。
表現する事が楽しくなってきているので、色々な表現がみんなでやっていきたいと思います。 M・K
ミラクルマンの激しい動きをみんなでやってみました。
ミラクルマンたちは、ポーズを取って飛び降りて走っていくまでを園庭で練習し始めました。

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