◆1月25日(火)の子どもたち
2022年01月25日 火曜日
◆鬼のお面つくり(つぼみ)

ペッタンペッタン
節分が近くなってきたので、鬼のお面をつくります。せっかくだから、子ども達にも何か体験を・・とスタンプを使って色付けをすることにしました。
スポンジをスタンプにして用意しました。スタンプ台にちょんちょんと色を付けて画用紙に付けてみます。スタンプに色を付けて・・・きょとんとしていた〇ちゃんじっと見つめて・・・口もとに・・食べてみようとしています。この年齢では当然の姿です。
一方でスタンプで色がついていることに気が付く児もいます。何度もやって見ていました。スポンジに触れることに、少し躊躇している子もいました。何だろうと警戒する姿もありそれぞれの反応で経験することが出来ました。
このように、何かを経験しようとしたときに皆それぞれに感じる事ややってみること違います。でもそこに、保育士や友達の姿がプラスされていきます。
口元に持って行こうとした〇ちゃんは、言葉で止めようとする保育者の姿をみて手を止めようとします。
何度もスタンプをして楽しむ姿を見て喜ぶ保育者を見て笑顔が増したり、その姿を見て躊躇していた子がやってみようとしたり・・。それぞれに影響されながらまた影響を及ぼしながら遊んでいるものです。
ポジティブな影響に繋がっていけるように心がけて行きたいです・U・A

みんなだいすき体操です

おいしい給食
◆楽しいが伝染中 (ふじ)

おもてなし軍団参上
園庭に出るまでのミッション、昨日に引き続き今日も皆がんばりました。
ふわふわチーム・きらきら&わくわくチームに分かれて準備を開始。至る所から『できたー!』との報告がありました。やりたい気持ち・がんばる気持ちが大きくなり出来る事も増え、日々成長です。
園庭ではカップに砂を入れて食べ物を作る児がたくさんいました。一人が作れば周りに伝染し、皆の手には砂が入ったカップが握られていました。
「これは何だろう?」「何作ってるの?」と聞いてみると○ちゃんは『アイスクリーム〜』と言い、それを聞いた隣の△くんも『アイスクリームよ〜』との事。
「甘くて美味しいな〜』と感想を伝えると『こっちはチョコ』と○ちゃん。それを聞いた□くんも同じように『チョコ作ったよー』と持ってきてくれました。
一人がカップに入った砂に枝を刺すと周りの児も刺し始め、スプーン(シャベル)を持つと周りの児も『あ、そだそだ!スプーン持ってこよーっと』と言いながら探しに。保育者に『どうぞ〜』『これ美味しいよ〜』と薦めれば周りの児も『食べて〜』と薦め、保育者が手で食べる振りをすると『スプーン使って!』と指摘し、その指摘を聞いて保育者への一斉指摘が始まりました。
誰かが何かを発言したり行動に起こしたりすると、次から次へと驚く程に同じ言動が続くので笑いが止まらず、皆のおもてなしの言動にてんやわんやしながらも楽しく食べさせていただきました。
友だちの行動に興味を持ち、影響を受けながら遊びが広がるふじぐみの子どもたち。同じような言動をする事で あの子も同じだ〜 と嬉しい気持ちも溢れていました。特に○ちゃんは自分が発した言葉を皆が真似してくれているのでどんどん笑顔になり、どんどんワードが出てきます。
○ちゃんの言葉を聞いて周りの児もどんどん刺激され、一緒に笑顔。『〜よね!』『〜だもんね!』とお互いに確認し合う姿もチラホラ。友だちとの関わり、楽しんでいるふじぐみです。
K・E

築山からフラフープを転がすのが楽しい2人はやって〜と催促中です

○ちゃんのアイスクリームを見て同じ様に作り上げた☆くんは『(ぼくも)アイスクリーム〜』と嬉しそうにつぶやいていました。席を外した☆くんのアイスクリームが取られないように腕でガード!可愛いやり取りです。
◆オニとイカのおすし(きくたんぽぽ)

朝のおやつ。「(袋)開けられたよー!」
今日の朝のおやつは、一つ一つ包装されたおせんべいでした。端のギザギザしたところを切って開けるのがまだ難しい子もいます。今まで開ける事ができなかった◎くん。初めて自分で開ける事ができ、「あけたよ!」と報告してくれました。「◎くん、すごい!自分で開けられたの?!」と保育士たちが一緒に喜び、褒めまくっていると、それを聞いていた周りの子たちも、「見て!あけられたよ!」「見て!」とあっちこっちからアピール。大人はあまり褒められるとむしろ気恥ずかしいことのほうが多いですが、子どもたちからは褒めて!もっと褒めて!という声が聞こえてくるようで、その純粋な姿にこたえてあげたいなと常に思います。
そんな純粋な子どもたちに、朝の集まりでは節分の話をしてみました。楽しい紙芝居を使いながら、「片付けしない鬼」「怒りんぼ鬼」「好き嫌い鬼」・・・、色んな鬼がいることを話します。
「みんなの中にはどんな鬼がいるかな?」ちょっと難しい質問をしてみました。「あかおに。」などとこたえる子が多かったですが、「なきむしおに。」「かたづけしないおに。」と自分を振り返るようにこたえられた子もいて、驚きました。
鬼をやっつける秘策も伝授。豆と「おにはそと!」の合言葉。紙芝居の中の鬼は皆でやっつけました。「今度、もしたんぽぽぐみに鬼が来たら、みんなでやっつけようね!おにはーそと!ってやれば大丈夫だね。」「うん!」2月3日の節分が楽しみです。
園庭では、今日も色々な遊びが人気です。「かくれんぼしよう!」「だるまさんころんだしよう!」「おおかみさん今何時!」「あぶくたった!」最近知った遊びもレパートリー入りしています。10時40分を過ぎると、幼児グループのお兄さんたちが、出て来るなり氷鬼をして走り回っています。きくたんぽぽの子たちも、一年後にはそんな風に駆け回っているのかなと想像し、楽しみになりました。
園庭遊び後、着替えをしたり、遊んでいると、突然の放送。「いかのおすしが小門に届きました。子どもたちは先生のお話を聞いてください。」「おすし?」「?」と疑問の中、保育士のもとに集まる子どもたち。点呼を取り、避難解除の放送が入ってから、子どもたちに話しました。「いかのおすしの放送が流れたけど、本当にいかのおすしが届いたんじゃなくて、実は怖い人が来たから逃げてっていう合図だったんだ。」(不審者の訓練、今回は合言葉を伝えて、保育士が安全な場所に誘導するという内容でした)。ふうーんとわかったようなわかってないような顔で聞いている子どもたちの表情がなんとも可愛らしいです。少し難しかったかもしれません。。。
純粋な子どもたちに、今日の鬼の話とイカのおすしの話は、どんな風に響いたでしょうか。今夜は、子どもたちからお父さんお母さんにちょっとナゾの報告(「いかのおすしが届いたんだよ」など・・・)があるかもしれません。
(T.M)

オニの髪の毛、作成中。ハサミでチョキチョキ。だいぶ慣れてきました。
今日はジャンプをして遊びたいです!と発表した子どもたちは、予告どおりトランポリンに直行。やりたい遊びが決められるようになっています。
◆おおきなかぶ(にじグループ)

昨日につづいて今日も誕生日をむかえた児がいました。
集まりでのお祝いのとき今日一番の拍手をみんなで送ると、誕生児はもちろん、拍手している児にも笑顔があふれてきました。
昨日の誕生児は4歳に、今日の誕生児は5歳になりました。子どもたちからの質問も2日間全くちがった内容で、子どもたちなりにその児に合った質問を考えているのかと思うと、相手を思う気持ちが感じられ嬉しくなりました。
今日は“おおきなかぶ”の大型絵本をみんなで読みました。小さなころから慣れ親しんできたお話。ストーリーは頭の中にバッチリ入っている子どもたちです。
最初は保育士が読み進めていましたが、途中から子どもたちが自然と文字を見ながら、声を出し読み進めてくれました。文字を読めない児も声をそろえてストーリーを展開していきます。気が付くと保育者が声を出すことをやめても、子どもたちで話が進んでいきました。
大型絵本を読み終えたあと、布でできたおおきなかぶの登場です。
保育者がかぶの種をまきながら劇を始め、「おじいさーん」と子どもたちに声をかけると、年少児の〇くんが手を挙げてくれました。おじいさん役になった〇くんは、おおきなかぶの葉を持ち「うんとこしょどっこいしょ」。
次に「おばあさーん」とおじいさんの〇くん。手を挙げてくれたおばあさん役の年少児2人が〇くんに続き、「うんとこしょどっこいしょ」。それでも抜けないかぶに、そのあと、まご、犬、猫、ねずみと続き、にじグループ全員で一列になり、うんとこしょ… 何度か繰り返し、ついにかぶが抜けると、大喜びな子どもたちです。
抜けたかぶをなにで食べようか…
シチューで食べたり、そのまま醤油をつけて食べたり、「葉っぱもおいしいよ」と葉っぱのサラダにしたりと、頭の中でいろいろなかぶを楽しみました。
おおきなかぶを楽しんだあとは、園庭あそびへ。
氷鬼があいかわらずの人気です。最近では年齢関係なく楽しむ姿にそれぞれの成長を感じています。
e.y


小学校って黒板とチョーク使うんだよね?
◆イカのおすし??(そらグループ)

今日のそらグループは「お部屋でのんびりDay」でした。
登園してから、折り紙に夢中な数人の子どもたち。何を作っているのかと見てみると、四葉のクローバーを折っていました。様々な色の組み合わせで四葉のクローバーを作っており、もも組の女の子も夢中で見ています。「私もやりたい!」と言ったもも組〇ちゃんに、ひまわり組△ちゃんが折り方を教えながら一緒に折ってあげていました。「四葉のクローバー折りたい子が増えちゃったよー」と△ちゃんは言っていますが、その姿は少し嬉しそうに見えます。「教えて欲しい」と頼ってもらえることが嬉しいのだと、△ちゃんの表情から感じました。
少し遅めの朝の集まりをしていると、「イカのお寿司が届きました」と急に放送が流れました。子どもたちは何が何だか分からないようで、静かに放送を聞いています。放送が終わり、席に座るように伝えると、段々となにが起きているのか理解し始めたひまわり組。窓やカーテンを閉める保育者を見て、「怖い人来たんじゃない?」と言っています。子どもたちの点呼を取り、事務室に無事を報告した後、何が起きていたのか子どもたちに説明しました。
「いかのおすし」=不審者(怖い人)
「届きました」=来ました
「イカのお寿司が届きました」=不審者が育子園の近くにきました
ということだと伝えました。「育子園にイカのお寿司なんて届いたことないからおかしいと思ったんだ」とひまわり組□くんが言っています。周りも「確かに」と納得しています。
音楽の放送だけではなく、今回のように「〇〇が届いています」などでも不審者を知らせることができると子どもたちも学ぶことができたと思います。このような訓練がいざという時、自分たちを守るために必要なのだと感じました。
F・A

四葉のクローバー制作中

上手に鬼の髪の毛つけられるかな?
Posted in 園のこだわり