◆1月18日(火)の子どもたち
2022年01月18日 火曜日
◆子どもは天才 (つぼみ)

いない、いない、ばぁ!!
今日は、室内でゆったり遊んでから園庭に出ました。
お手玉を穴の中に落とす玩具を持ってきて、ぽとん、ぽとん、、と落していた〇くんは、全部入れ終わると「ん、ん。(ふたを開けて)」と言って保育者に渡してきました。
「すごいね、全部入れたの?」と言ってフタを開けてあげると、またお手玉を穴の中に入れていきます。
○くんと一緒に保育者もお手玉を穴の中に落とすと、〇くんはパチパチパチ、、と拍手をしてくれました。
なんだか褒めてもらえている気がして、嬉しくなりました。
○くんのおかげで、褒めてもらうと嬉しい気持ちを私自身が改めて実感できました。
子ども達の”できた”という気持ちにももっとたくさん気付いていきたいとそんな気持ちにさせていただきました。
園庭にでると、テラスのすぐ近くにある滑り台で遊ぶつぼみ組の子ども達。
一旦、滑り台で体をあたためてから遊ぼうか、、、という感じで、階段を登りはじめます。
下りてくる方で待ち構えますが、なかなか滑ってきません。
階段を登り切ったところで子ども達がかたまっています。
何をしているのかと見に行くと、、、「ばぁ!」と木の部分から顔を出してきました。
「わぁ~!」と保育者が反応すると、嬉しそうな子ども達。
「もう一回して」とおねだりすると、もう一度「ばぁ!」
滑り台を滑ることではなく、「ばぁ!」のやり取りや、よじ登ることに面白さを感じているのだな、と。
子ども達は面白いことを見つける天才だなと思いました。
(M.S)

ぽっとん、ぽっとん。穴に入れるのが上手になりました。

ミッキー体操中。今日も元気いっぱいです!
◆いろんな関わり(ふじ)

今日も元気に園庭へと繰り出して行った子どもたち。
いろいろなことに興味を持ち始めたからこそ、遊びや友達との関わりの幅も広がっていろいろな関わりも増えてきました。
今日の園庭遊びでも、いろいろな関わりが見られました。
わらべうた遊びをしていた2歳児の様子を近くで見ていた子どもたち。
遊びが『だるまさんが転んだ』に移っていくと、掛け声を掛ける保育士の側に近づき、さらに様子を伺います。
遊びが進むにつれ、2歳児と一緒に掛け声に合わせて走ったり止まったりを繰り返し、本人たちは仲間入りしている気分です。
もちろん、「入れて」と言って参加しているわけではないのですが、遊びの雰囲気を味わうことができてとても楽しそうでした。
また、違う場所でも同じ遊びを味わっている光景がありました。
大きな丸太によじ登り、木のくずや砂を穴に入れている姿を見つけ、マネをしていました。
2歳児に何をしているのかと聞くと、パンを作っているとのこと。
それを聞いて、一緒にやっていた子にも聞くと、やはり「ぱん!」と元気に答え、初めは別々にやっていたのですが、後半は「チョコ入れるよ」「お塩入れてくださ~い」と一緒にパン作りを楽しんでいました。
また、逆に真似をされて楽しむ場面もありました。
シャベルで遊具を叩いて点検しているかのように遊ぶ姿をつぼみ組の子に真似をされて、初めは困った表情を見せていたのですが、いつの間にか一緒に音が出ることを楽しんでいて、移動するときも、歩くのがゆっくりなつぼみ組の子を気にしている姿も見られました。
年上の子との関わり、年下の子と関わり、同じ年の子と関わり、大人との関わりと、園生活の中ではたくさんの関わりがあります。
その関わりを通して、沢山のことを経験し、大きく成長してくれるよう見守っていきたいと思います。(E.Y)
避難訓練にも参加しました。あとから防災頭巾をかぶって避難してきた幼児組の子どもたちに興味津々。
◆寒くても元気いっぱい(きくたんぽぽ)
避難訓練中
今日も張り切って凧を持って園庭に出発です。
走らなくても風があり空気が凧の中に入り自然と浮かんでいます。不思議そうに見つめる子、自ら走ってもっと飛ばそうとする子。それぞれの遊び方で楽しんでいました。
遊んでいるとサイレンが響き渡りすぐに反応し保育士の傍に集まる子ども達。怖いという想いもあると思いますが、これまでの訓練の経験が子ども達の中で生かされています。
あっという間に人数確認、安全確認をする事が出来ました。
今日は初めて『だるまさんがころんだ』と『かごめかごめ』をして遊んでみました。
かごめかごめをっていう遊びしてみない?と声を掛けると「しない」という子が多く、この遊びを知らないからやりたくないという様子でした。それでも数名集まってくれ手を繋いで丸くなり回り始めると「何しているんだろう?」と近くで様子を見る子も少しずつ増えてきました。
興味津々な1歳児クラスの子ども達も集まり自然と輪が大きくなり「後ろの正面だあれ?」「だ~れだ」という事が少し恥ずかしいようで小さな声のささやき声で聞いたり、聞く前に真ん中にいる子が後ろを振り向いて当ててしまったりと今日初めて遊んだのでまだルールはしっかりと伝わってはいないのですがこういう遊びもあるんだという事を知ってもらい今後も続けていけたらなと思っています。
その後も数人で『だるまさんがころんだ』では保育士が振り向いたら動かないと簡単にルールを伝えると何度か振り向いても同じ位置に止まっている子ども達。動く方にも見本で保育士が入ると理解出来た様で少しずつ前に進んでタッチして逃げるところもしっかりと出来るようになりました。「もう一回やりたい」「またやろう」などの声も聞かれ集団遊びを少しずつルールのある遊びも取り入れていきたいと思っています。(K☆H)
凧を保育室で渡していると「やりたくないもんね」といていた子たちも、もしかしたらやりたくなるかもしれないよと凧を渡すと渋々受け取り園庭へ。元気に走り凧をおもいっきり飛ばして遊んでいました。
廊下は走らず歩く
◆学びと成長 (うみグループ)

海賊船から宝島へ
今日は、室内遊び、園庭遊びを行いました。
子どもたちは、朝の集まりが終わるとブロックやおままごと、正月遊びなど思い思いの遊びを楽しみます。
今日は、コマ検定日でしたが「はい!検定受ける!」と誰よりも先にやってきたのは年中の〇〇くん。今日のためにと、園ではもちろん家でもたくさん練習してきました。今日は、一級「手のせ」に挑戦です。
「みててね!」と真剣な表情で紐を巻き本番。友だちに見守られるなか無事成功することができました。
「できたー!」と大喜びの○○くん。周りにいた子も〇〇くんの頑張りを認めるように寄り添ってくれていました。
やり遂げたという貴重な経験を得た〇〇くん。これからの成長がますます楽しみです。
園庭では、鬼ごっこやボール遊びがなどが意欲的に行われています。
アスレチックの上では、年少の男児数人が海賊ごっこ。
「この下、海だから気を付けてね」「△△くん、はやく上ってくるんだー」「□□くん、助けてくれてありがとう」などと自分の考えや気持ちをしっかり出しながらも、互いに寄り添うよう遊びを展開させていました。
最近は、年少児も友だちと一緒に目的を共有し合い一つの事に取り組むといった姿が増えてきたように思います。
これからも、遊びや友だちとの関わりなど、子どもが自らの経験を通し成長できるよう見守っていきたいと思います。
(T.N)

ドリブルの練習

コマ検定 「がんばれー」
◆鬼のパンツ(にじグループ)

『鬼のパンツ』の歌に合わせて踊りを披露してくれた年長○君と年中◻︎ちゃん
節分に向けて升作りを行いました。
今日は画用紙に鬼のパンツをイメージした柄を描いてみました。クレパスで「こんな感じかな」と思い思いに取り組む子どもたち。描き終わった年長○君が「先生、鬼のお面も作りたいな」と画用紙でお面作りに挑戦。次第に「パンツってこんな感じかな」「鬼が持ってる棒(金棒)も作りたい」と主体的に取り組んでいたのが印象的でした。その○君の様子を見て、年長◇君や☆ちゃんも金棒作り。年少※ちゃんも保育士と一緒にお面作り。
朝の集まりでは、折り紙で作った鬼を紹介したので、折り紙で鬼作りなど節分に向けての雰囲気づくり大切にしていきたいと思います。
室内で制作や自由遊びをしていると避難訓練の放送が聞こえてきました。今日は火災訓練。
放送が聞こえるとすぐに遊びをやめ、保育士の声にしっかりと耳を傾ける姿が見られました。
集まる時から口に手を当てて集まる姿があり、毎月行なっている訓練の成果と共に、子どもたち一人ひとりの意識の表れであると感心する場面でした。
訓練後、子どもたちと一緒に火災訓練の振り返りをしました。今日は地震ではなく火災だったこと、避難の際、放送では何と言ってたか(口に手を当てて園庭に避難)今日は練習だったが、もし本当に火事が起きたらどうするか(給食室では本物の火を使っているのこと)真剣に話を聞こうとする姿が多く見られ、日々の訓練の大切さを改めて感じる時間となりました。
毎月行なっている訓練を振り返っても春の頃よりぐんと成長が感じられます。一つ大きくなることに期待を感じ始めている子どもたち。引き続きしっかりと向き合っていきたいと思います。(O.Y)

鬼のパンツをイメージして描きました

園庭では、リレーの練習が行われていました
◆自分がされて嬉しい事は他人も嬉しいのか (そらグループ)

今日は朝の集まりの時間に避難訓練がありました。
集まりではレゴやLaQで作成した作品を皆の前で発表したり、折り紙で作った化粧道具を発表するなどこども達の嬉しそうな自信満々の表情が見られました。
「このリップでプリキュアに変身する」と言っていた矢先の事です。
「ファンフォンファンフォン」
火災のサイレンを聞いて机の下に潜ろうとしたこども達でしたがすぐにそれをやめて少し緊張した表情で放送を聞いていました。
瞬時に危険を察知する姿は大人顔負けです。
放送後、園庭に避難しすぐに点呼を取り室内に戻った後、年長児は節分のマス作りを行いました。
黒画用紙をちぎり黄色画用紙に貼り付ける活動でしたが、小さく細くちぎるこどもや、大きく太くちぎるこどものちぎり方の違い、同じ向きや上下規則的な向きで貼るこどもや、絵を描くように貼っているこども達の貼り方の違い、どのくらい貼るかなどの量の違いなど個性が出ておりました。
園庭では寒さに負けず体を動かしているこどもや、ハンドルがついている車型固定遊具に座っているこどももいます。
すると、決して笑顔ではない表情のこどもがおりました。その近くでは笑顔の表情のこどもがおります。
一人のこどもが、シャベルに落ち葉を乗せておもむろに持ち上げたと思うと遊具でリラックスしている一人の頭上にざばッとシャベルの上の落ち葉をふりかけたのです。
「あのね?」と1人のこどもが保育者に近寄って話しかけました。
「◯君ね、ああやって葉っぱかけるの楽しんでるの」と言っていました。
嬉しそうな表情とは程遠いこどもの心境が伺え、「◯さんは葉っぱかけられるのがイヤだったんじゃないかな?」と尋ねると「そうかも〜」と心配した様な表情で言います。
葉っぱをかけている本人にどうして葉っぱをかけているのか聞いてみる事にしました。
すると、「葉っぱシャワー喜ぶかと思ったの」と言います。
自分がされると楽しくて嬉しいからやっていた事を少し、ぶが悪そうに言いました。
「そうだったんだ。◯君は喜ぶと思ったんだね」と伝えると「ごめんね?」と、落ち葉をかけてしまったこどもに近寄り謝ります。
自分がされたら嫌な事はしないという事だけではないこども社会は大人社会と何ら変わる事のないものだと改めて感じました。
k★y


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