◆1月17日(月)の子どもたち
2022年01月17日 月曜日
◆あそぼ(つぼみ)

一緒にあそぼ
子ども達が順に登園してくる時間帯のことです。〇ちゃんは先に登園していました。そのうちに▽ちゃんが登園してきました。ニコニコと登園してきた△ちゃん。〇ちゃんの姿を見つけて、手を差し伸べます。「一緒に遊ぼ」と聞こえてきそうです。〇ちゃんは△ちゃんの差し出した手をにぎって手を引かれておもちゃのに・・・二人で目を合わせながら何やらおおしゃべりしているようにも見えます。とても微笑ましい姿でした。△ちゃんもとても満足そうです。少しずつで個人差もありますが、他の子の存在を気にする姿が見られてきました。つぼみ組で出会った仲間たちです。和やかな関係につなげていけたらと陰ながら見つめています。
友達へのアピールばかりでなく、大人にアピールが出てきている姿もあります。身振り手振りを使って、意思表示を見せてくれることも増えました。手洗いの場面では扉から出ると水道場に「向かう姿が良く見られるようになりました。子ども達にとっても、生活の見通しが持てる事や自分でわかることが増えていくことは、自信となって入りる事と思いますし、また安心感にもつながっているようにも感じています。大人との関わりの中でもそういった子どもたちの安心や子ども同士の関わり等意識して関わってていきたいと思います。
お絵描きをする時間も取り入れました。それぞれの姿が、また成長を感じるものでした。U・A

お絵かきしたんだよ

お砂場でおままごとに仲間入り
◆イメージが広がり、楽しいね (ふじ)
おいしいアイスになりますように
園庭に出ると、目の前の砂場で「いらっしゃいませ~」と元気な声が聞こえてきました。
思わず近づき「何屋さんですか?」と尋ねると、〇ちゃんは「アイス屋さんです」と教えてくれました。
「何味がありますか?」の問いには、「チョコとアイスです!」とハキハキした店員さんの〇ちゃんです。チョコ味とアイス味どちらも魅力的です。
そしてお店の前には、△くんがすでにお客さんでスタンバイ中です。
「ねぇねぇ アイスちょうだい~」「アイスちょうだい~」と注文をしています。
その熱量から今すぐアイスを食べたい!という気持ちが伝わってきます。
カップにアイス(砂)を入れて、提供しています。
しばらくすると、〇ちゃんのアイス屋さんは、砂場隣の小屋に移動していました。
バケツとシャベルを使い、何やら混ぜ合わせている様子。
〇ちゃんのつぶやきには「砂糖を入れて イチゴを入れて」と聞こえてきます。
今度のアイス屋さんは、材料を混ぜ合わせるところからのようです。
そのアイス屋さんの隣からも、□ちゃんの「いらっしゃいませ~」の声が聞こえます。
何屋さんか尋ねるとこちらは「スシロー」との事! どちらも魅力的です。
その後□ちゃんは、今度は、丸太のところで小石を食べ物に見立てて遊んでいました。
スプーンを探していたので、「これをスプーンにするのはどう?」と木の枝を渡しました。
その木の枝を最初はスプーンにしていましたが、そのうちに二つにして、箸のように使い始めました。
そして、「あっ!お皿。お皿は。。。」と考え、落ち葉を手にして、その葉に小石をのせて
、食べる真似をしていました。
あちこちでごっこ遊びを楽しむ子どもたち。
遊んでいるうちに、どんどんイメージが具体的になり、楽しむために必要なものを見つけて、自ら遊びを広げていく姿がありました。(O.A)
こちらでも美味しいもの振るまっています!
カゴを電車に見立てて 「電車 ゴォー!」と叫んでいます。
◆笑顔で始まる一週間 (きくたんぽぽ)
だーるまさん だーるまさん にーらめっこしーましょ♪
朝のおやつの後、上着など外へ行く準備をしていた時のことです。「靴下がない~。」と泣き真似をする〇くん。隣にいた△くんは、心配そうに〇くんを覗き込んで、「泣いてないじゃーん。」とつっこみます。おふざけも混ぜながら、やりとりを楽しみながら支度をする姿に朝からなごみます。
朝の集まりでは、にらめっこ大会。保育士はマスクをしていて本領を発揮できないので、子どもたちに前に出てきて、変顔を披露してもらいました。
まずは、クラスでひょうきん担当(?)の※くんから。もちろん、思いっきりの変顔を見せてくれました。これはものすごく楽しそうだぞ~と、ボクもワタシも手が挙がります。2回目、3回目・・・とやっていくうちに、皆で笑う事自体が楽しくなってきて、「アーハーハーハー!」ともはや無理やり声を出し、でもそれがさらに楽しくなって・・・。結局、全員前に出て、変顔披露。元気な笑い声であふれた一週間の始まりです。
先週作った凧を持って行こうかと声をかけると、ほとんどの子が「持って行く!」と言い、今日も凧揚げを楽しみました。使わなくなった子の凧を保育士が預かり、木の枝にかけておくと、フワフワと風で動いています。それを見て、子どもたちも真似して、木の枝にかけ、フワフワと揺れ動く様子を楽しんでいました。
☆くんは、「たいこばしやる。」とはりきってチャレンジ。初め、苦戦していると、お友だちがお尻を押してくれたのですが、☆くんは「一人でできるから!」と断り、堂々と登っていきました。その後は、登ろうとしている友だちにこうやってやるんだよと足の置く位置をアドバイスしてあげていました。給食の時も、自ら「エプロンしないで食べる。」と宣言。できることが増えてきて、自信に満ち溢れた姿を頼もしく感じます。
年が明けて、子どもたちに進級の話をする機会が少しずつ増えてきています。一人ひとりのペースで、できることが増えていき、自信を持って、期待を持って、幼児グループに進級していって欲しいなと思います。
(T.M)
一人でできるよ!こうやってやるんだよ。
たこたこあがれ!走る、走る。
◆哲学 その1 ~みんな誰かの宝物~ (うみグループ)
みほとけさまから届いた巻物を読みました。楽しく、気持ちよく過ごすためにはどうしたらいいのでしょう…?大きな投げかけが書いてありました。
年末、ある手紙がポストに入っていました。
宛先は「みほとけさま」「かみさま」です。
書かれている内容に驚き、担任間で何度も話し合い準備をして今日を迎えました。
玩具をこわしてしまう子、乱暴な子、やめてって言ってもやめてくれない子
そんな子は追い払ってください そんなお願いをしたようです。
素直な気持ちだと思いました。いつも困っていたんだなぁと思いました。
でも、本当にその子がいなくなったらどうしよう?
お願いが叶って本当に追い払ってしまったらどうだろう?
スッキリするかな・・・やったーって思うかな?
一人ひとりに伝えました。
あなたは、あなたのパパとママの宝物です。
みんな誰かの宝物です。 突然いなくなってしまったらどうしよう?
小さかったころの事を話してみました。
赤ちゃんの時はみんなオムツです。そして少しずつ練習してお兄さんお姉さんパンツになりました。
さて、いっせーので・・・とみんな揃ってお兄さんお姉さんパンツになったのかしら?
違います、みんなその子の歩幅で大きくなります。
お話の話もしてみました。
赤ちゃんの頃は泣いてばかり・・・少しずつお話が出来るようになったこと。
いっせーので・・・とみんな揃ってお話が出来るようになったのかしら?
違います、みんなその子の歩幅で大きくなります。
玩具を壊して、乱暴して、やめてって言ってもやめてくれない子は、もしかしたら今練習中なのかもしれません。
やめてって言ってもやめてくれない・・・どうしてだろう?
やめたくないからかな? 本当は一緒にやりたいのかもしれません。
やめて、じゃなくて一緒にやる?って聞いたらどうだろう・・・
今日は1回目、担任が順番に続けていく予定です。
わからない、という答えの子もいました。
それも正解だと思いました。 じっくり話を聞いて考えていた子もいたし、あくびが出ていた子もいました。
でも、きっと何かきっかけになってくれると感じました。
お部屋では相変わらずコマ対決が続いています。
得意な子もまだ練習中の子も互いを尊重し合う姿が気持良いです。
新しい遊びも始まっています。
そして大型かるた作りも進んできました。
画用紙に自分たちで文章を考えてその絵を描き、大型かるた・うみグループ版です。
完成したら是非ホールで対決して遊びたいと思っています。 (N・S)
楽しいかるたが出来そうです。
まんから って知ってる?
◆楽器あそび(にじグループ)

今日はにじグループ全員で、楽器あそびをしてみました。
用意した楽器は、大太鼓、中太鼓、小太鼓、シンバル、タンバリン、大きい鈴、小さい鈴、トライアングル、カスタネットの9種類です。
まずは楽器の紹介です。中太鼓と小太鼓は上から見ると同じ、でも叩いてみると音が違います。なんでだろう、と不思議に思う子どもたちです。太鼓を逆さまにしてみると、2つの違いがわかりました。確認してからもう一度叩き比べをしてみると、音の変化が「おもしろい」と、楽器の楽しさに気づく入口となりました。
シンバルを鳴らしてみると、音の大きさに驚いて耳をふさぐ児もいましたが、その音の豪快さに「かっこいい」との声が聞こえてきました。
子どもたちの中でやりたい楽器は心に決めたようでした。が、みんなが自分の希望通りにできるほど数はありません。(全員なにかしらの楽器はできます。)人気のあるものは、じゃんけんで決めたり、譲り合ったりして演奏の始まりです。
初めは自由に思い思いに叩く時間です。楽器に触れると子どもたちの顔や手が、嬉しさや楽しさでわくわくそわそわするのが感じられました。
楽器の感触を味わったら、次はピアノの音楽に合わせてみんなでリズム演奏をしてみました。かえるのうたやきらきら星、ミッキーマウスマーチにのせてタンタン…とリズムを合わせます。初めは揃わずバラバラだった音色が、数を重ねていくうちに揃ってきます。子どもの吸収力の早さを改めて感じました。
今やった楽器じゃないものや、自分の希望のものを叩けるように“交換タイム”を何度も設けました。一番人気は大太鼓でした。形や音の大きさに魅了される児が多いように思います。
今日の楽器あそびで、楽器を叩くことの楽しさやみんなでリズムを奏でることの楽しさを少しでも感じてくれたらと思います。
e.y

だるまさんがころんだ

○の中に石が入るかな
◆盛りだくさん(そらグループ)

今日は朝の集まりで、桃太郎と3びきのこぶたのオペレッタを音楽に合わせて踊ったり、「にじ」の音楽に合わせての手話や、「きらきら星」を音階(ドレミ)で歌ったりしました。
きらきら星はピアノに合わせてドレミで歌います。最初はピアノを聴きながらドレミを読むだけでしたが、何回か繰り返すと、「きらきら星」のメロディに変わっていました。知っている曲ということもあると思いますが、音階を覚えながら、メロディに乗せて歌っているのを見て、覚える速さに驚きます。ひまわり組はもちろんですが、ゆり組、もも組も負けじと一生懸命覚えて歌っていました。
「にじ」の手話は昨年もやった事から、覚えている子どもたちが前に出て来てくれました。音楽に合わせて、覚えている子どもたちの真似をするもも組。手が逆だったり、指の本数が違ったりしています。前に出てきてくれた子どもたちは完璧です。保育者よりも覚えている部分もあり、「ここはこうだよ」と教えてくれる場面もありました。
桃太郎と3びきのこぶたのオペレッタは桃太郎から始まりました。音楽に合わせて物語が進んでいくので、所々でダンスがあります。保育者の真似をしながら踊ります。繰り返しが多いのですぐに覚えて楽しそうに踊っていました。鬼ヶ島のシーンは鬼のポーズから始まります。子どもたちが思う鬼の怖いポーズを取ります。ひとりひとり異なるポーズでイメージする鬼が違うのだと感じました。個性豊かな鬼たちが誕生していました。
3びきのこぶたは、ゆり組が昨年踊ったので見本を見せてくれました。見本を見たあとはゆり組ともも組が交互に並んで一緒に踊ります。ゆり組がリードしてくれるのでもも組も楽しそうに踊っていました。最後はもも組だけで踊ります。1回ずつしか踊っていませんが、保育者を見ながら1つひとつの動きを大きくできていました。
その後はゆり組だけ残り、節分の升作りをしました。節分の日がいつなのか、何が来るのか、なんと言って豆をまくのかなどを話しました。さすが昨年経験しているので覚えている子どもたちがほとんどです。クレパスを使って正方形の白い紙に柄を書いていきます。強そうに見えるよう虎柄にします。同じ方向に向かってギザギザと力強くクレパスを動かして描きました。「力入れすぎてクレパス折れちゃった」「手が痛くなっちゃった」など声が聞こえながら沢山ギザギザを描きました。これで終わりではありませんが、升作りの第1歩が終了したので、次の段階の準備をしていこうと思います。
朝の集まりだけで盛りだくさんです。これからも劇遊びや手話などは子どもたちと一緒に覚えて楽しみたいと思います。また、節分に向けて升作りやお面なども作っていけたら良いとおもいます。
F・A

「にじ」の手話を見本で披露してくれています。

細かくギザギザを描いています。

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