◆1月14日(金)の子どもたち
2022年01月14日 金曜日
◆刺激的な時間(つぼみ)

今日は本五ふれあい公園にお散歩に行ってきました。
「今日はお散歩にいくよ」と保育士が声を掛けて準備がスタートすると嬉しそうに靴下を履こうとするつぼみ組の子ども達。「今日はどこにいくのかなー」と嬉しさがにじみ出ていました。
道中マンションの解体を目撃し大きな音や重機を見てポカンと口を開けていて圧倒されていました。通りに近づいてくると大好きなバスがちらちらと見え始め、「あっ」と子どもたちの声もより一層大きくなり、目の前にバスが現れると「ばーすー」と大興奮で可愛らしい声が響きわたりました。
公園に着き、お散歩カーから降りて遊び始めると、園から持ってきたボールやシャボン玉に夢中になる子ども達。
ボールを投げたり、蹴ったり、追いかけたり、捕まえたりとちょこちょこと動き回っていました。シャボン玉は風の方向によって飛んでいく場所が違いますが「あー」と指を差して追いかけたり、どこに行くかわかると少し離れた場所からシャボン玉が来るのを待ち構えてぺちぺちとシャボン玉を捕まえるのを楽しんでいました。
公園の中には様々な出会いもあり、他の園の子ども達が遊んでいるところへ行ったり、お散歩している犬を見つけて「わんわん」といいながらフェンスにくっついて犬を見ている姿もあり、たくさんの刺激に子どもたちも喜んでいました。
たくさんの動き回ったり、声を出して遊んでいたからか帰る時間近くになってくると縁にちょこんと座って休憩を始め、「疲れちゃったかな?休憩中ですか?」と保育士が尋ねるとうんうんと頷く〇ちゃん。次第に何人かの子ども達も集まり横一列に並んで休憩していたつぼみ組でした。
たくさんの刺激的な時間を過ごしたつぼみ組の子ども達。その時間を今後も大切にしていきながら一人ひとりの成長を見守っていきたいと思います。
(I.H)


◆ついてくるね(ふじ)
影、気になる~
風の冷たさが増してきましたが、お日様に当たる所は暖かく感じます。今日も園庭で遊びました。
園庭に出ると、自分の前に映る影を見て不思議に思った〇くんが、色々とつぶやていました。まず影を発見して最初に、「なに?」。次に影を触ってみると、「かたい!」。動いてみると、「ついてくる!」。その様子に気づいた他の子達も、〇くんの隣に並んで、影を見つけ、影を見つめ始めました。じっと立ったまま影を見つめる子達。体を動かして影の動きを楽しむ子達。冬の長い影で、それぞれ影遊びを楽しんでいました。
今日も凧揚げを楽しみました。昨日お休みだった子達が、ウッドデッキの所で袋にお絵描きをしていると、他の子達も集まって来て、その様子を見ていました。昨日描いた子達はその様子を見学、更に描きたいと、ペンをもらい描き足したり。しばらくすると、みんなでまた凧揚げを始めました。大門の前から玄関までを行ったり来たり、木の周りなど、走ったり歩いたり。「よーいどん」の掛け声も自ら出して、他の子もついて行き、たくさん走っていました。
また、築山の所では、凧の袋を上から投げて飛ばすことを楽しむ姿も見られました。登っては袋を飛ばし投げてと繰り返し楽しんでいました。そんな中、走ることよりも袋として楽しむ△くん。買い物袋のようにして持ち歩き、見つけた石を大事に入れてウロウロしていて。違った遊びを楽しんでいました。
ホールでは幼児組の子供たちが大型かるた遊びをしていました。その様子を興味を持って窓から見ている子がいました。一月に入り、雪が降ったり、冬の遊びに色々触れています。(T.Y)
凧揚げ、「よーいどん」
築山の上から袋を投げて
◆新年のあいさつと凧揚げ(きくたんぽぽ)

坂道ダッシュ!
今日は寒さが落ち着き、少し暖かさを感じる天気でした。
そんないい天気の日はお散歩日和。
昨日作ったビニール凧を持って、大聖堂に行くことにしました。
きく組は全員出席でしたが、たんぽぽ組は3人欠席です。
年が明けてから、まだ全員そろっていないので18人が揃うのが待ち遠しいです。
御仏さまの前にきくたんぽぽ集合。
「おはよ~」と声をかけあう姿もあり、仲間意識を感じます。
一人ひとりの名前を呼んでいざ出発。
誰と手を繋ごうかな・・・キョロキョロ。
「一緒に手を繋ごう?」
「いいよ」
「もう○○と手を繋いじゃったよ~」
手を繋ぐ、それだけで時間がかかります。でも、子どもたちにとっては「それだけ」ではなく、繋ぐ人を決め、交渉し、希望が叶う人もいれば叶わなかった子もいましたが、そんなやり取りの中で納得して、妥協して・・・。大人は「手を繋ぐだけ」だと思っていても子どもたちにとってはとっても大事な時間です。道中も楽しい時間になるように、しっかりと保証していき、歩くペアが決まりました。
道中、保育者と手を繋ぐ子もいれば、保育者と手を繋がず、自力で歩く子たちもいます。
自力で歩く子たちには「○○(前の子)の後ろだよ」と言って歩いてもらいます。
幼児グループの子たちはそうやって歩きます。これも進級してからの練習ひとつです。
でも、気が付くとふら~っと列から外れてしまったり、いつの間にか前の子を追い抜いていたり・・・「ちょっとまった~」というような場面もしばしばありますが、頑張って歩く子どもたちです。
色々なハプニングがありながらもようやく聖堂に到着しました。
お馴染みの坂道ダッシュもしてエンジン全開。
子どもたちの足の速さ、一回も休まずに走り切れる体力、大人も追いかけるのに必死です。身体の成長を感じました。
凧揚げの前に聖堂の御仏さまにも挨拶をしに行きました。
年末に「1年間ありがとうございました」の挨拶をしたので、
今日は「御仏さま、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」と挨拶をしました。一年間、元気で毎日笑って、楽しく過ごせますように・・・・。
今日のメインイベントの「凧あげ」。
凧と言ってもビニール袋で作ったものなので、周りの人のご迷惑にならないように気をつけて遊びました。
「凧あげ競争」を3回行いました。「凧を持っている手を上にあげて走ると上手にできるよ」と伝えると早速実践する素直な子どもたちです。
凧から手を放し、風に吹かれるのを楽しむ子もいました。地面に座り込み凧とにらめっこ。
ヒラヒラ~っと進むとキタ!っと表情をして追いかけています。
△くんは、手を放しますがなかなか風が吹かず動かないことにしびれを切らしたのかエイエイっとビニールを踏みつぶしていました。
思い描いていた凧揚げとはちょっと違いましたが、新たな楽しみ方を発見していました。
寒い日が続き、なかなか散歩に出れず、今日は久しぶりの散歩になりました。
園庭も魅力的ですが、園外という開放的な空間で遊べるのもまた魅力的です。
このメンバーで散歩に出れるのはあと何回あるのか・・・と考えると少し寂しい気もしますが、その機会を大切に楽しいことをいっぱいしていこうと思います。(I・K)

「あけましておめでとうございます!」

凧揚げダッシュ
◆寒さには負けません(うみグループ)

ひまわり組には負けない!とがんばります
子どもたちが楽しみにしているママ先生・パパ先生。今年度も、残念ながらひまわり組の保護者のみとなってしまいましたが、今年度はひまわり組の保護者全員に参加していただくことができました。そして、本日いよいよ最後の☆ちゃんのママ先生。
昨年のうちから、ママ先生が来ることを楽しみに指折り数えていた☆ちゃん。
ママ先生が紹介されると少し恥ずかしそうに、けれど顔はにやけてしまうほど嬉しさは伝わってきました。
毎回、大人気のママ先生・パパ先生。
日々の子どもたちの様子を少しでも見て頂き、お話させて頂きとても貴重な時間となっています。ありがとうございます。
また、来年度もご参加よろしくお願いします。
お正月でなくても1年中人気のかるた。
ひまわり組数名では、自作のかるた作りも始まりました。
そこで、今日は『ビッグかるた』を準備してみました。
ビッグなため室内では広げることができず、希望者14名だけでホールに移動です。
1回戦目は個人戦。
ホール全体を使うほど広げて行うため、友だちとぶつからないように気を付ける事。
約束はこれだけです。
札を取りたくて、どんどん白熱していくひまわり組。その姿に圧倒されるもも組。けれど、札は取りたくてじわりじわりと前へ出てくる姿はかわいいです。
やはり、ひまわり組2名が1位。
2回戦目は、グループ戦。
自分でなくても、同じチームの友だちが取れば喜ぶ姿も見られたりますます白熱していました。「寒い」と入ったホールでしたが、気が付けば「あつい~」と言う児もいるほど楽しめたようです。
外に出ると風が冷たく寒さを感じたので、まずはマラソンからスタートしました。
園庭を大回りで2周してから遊び出します。
「疲れたぁ。あつい~」いい運動になりました
疲れたというのもあっという間に回復し、やっぱり走る走る子どもたち。
おにごっこ、逃走中、だるまさんがころんだ。
とにかく元気いっぱいの子どもたちです。(M.C)

まだ走りたい。はしってはしって、ずっとはしっていました。

お天気は良いはずなのに。寒さでできた霜が、解けたようです。滑ってしまい、なんだかドロドロで気持ちが悪い
◆新年のご挨拶 (にじグループ)

今日は大聖堂に新年のご挨拶にいってきました。
長期休み明けはじめての散歩だったため、交通ルールの確認や、2ヶ月後には移行期間が始まり、守られる立場から守る立場に変わることも伝えました。
来年度の話をすると、子どもたちの表情が引き締まり、1つ学年が上がることを意識できているように思えました。
歩道を歩く時、横断歩道を渡るとき、歩くペースが遅くなってしまったとき、前の人との間が空いてしまったとき、様々な状況のときにどんな風に対応をするか子どもたちと共有しました。
保育室を出ると、もうすでに階段で列に間が空いていました。
いつもなら「◯ちゃんはやくー!前進んでるよー!」というような声が聞こえてくる場面ですが、後ろにいた年長男児が「もう少し早く歩ける???」と優しく声をかけていました。少しの言葉の変化ですが、優しさを感じました。
大聖堂で新年の挨拶では「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」とみんなで元気よく挨拶をすることができました。
御仏様への挨拶を終え蓮池の広場へ。
鬼ごっこやだるまさんがころんだ、三匹のこぶたの劇などを保育士とともに楽しむ様子が見られます。
池にはメダカがいることがあり、すべての鉢の中や池をチェックしましたが、すぐには見つからず、大きな池でやっと見つかりました。
メダカだけでなくタニシも大量に見つかり、男児が嬉しそうに見せに来てくれました。
池の中に氷が浮いているのを発見した年長男児。
「先生!氷になってる!」と目をキラキラさせて叫んでくれます。
そして触ってみると、薄い氷はすぐに割れてしまいました。
そこから氷探しが始まります。
「ここにもある!」と言う声が聞こえると、「どこ!?」「すごい!」と大盛り上がり。
普段は目にすることのない薄い綺麗な氷に大興奮の子どもたちでした。
帰る時間になり、ペアで手を繋いで並び始めると、年長児から逃げる年少児の●くん。
なんとか一緒に並び、歩き始めましたが、●くんは年長児の◇くんの手を何度も振り払います。
大聖堂の門から歩道に出るときに◇くんは「手を繋がないと車が来たら危ないから手繋ご?」と優しく●くんに声をかけ、手を握っていました。
すると◇くんの気持ちが届いたのか、●くんもすっと手を伸ばし握り返していました。
怒ることも強く言うこともせず、優しく●を守ろうとする◇くんの姿に感動しました。
今のにじグループであとどのくらい散歩に行けるのかわかりませんが、年長児の素敵な姿をたくさん吸収し、数ヶ月後に年中児、年少児も同じような優しい姿が見られたらいいなと思います。K.Y


◆2つ同時 (そらグループ)

園庭に行く時間が過ぎた時。
「ねぇ、先生、今日はお外行かないの?」
と尋ねる3歳児がいました。
「ごめん、言ってなかったね、もう行けるよ」
と伝えます。
「園庭行けるって」
「よっしゃ、園庭」
「園庭行く」
「片付けよう」
「◯ちゃんも仲間に入ってやってたから片付けしてから行って」
あっという間に室内に広がる「園庭行けるってよ」の言葉の伝達スピードにこども達は、受信する準備がすでに出来ており、誰かの発信を今か今かと待っていたのではないかと思うと、待たせてしまった申し訳なさに併せて新着メール問い合わせの様な念の為の確認をしてくれたこどもには感謝の気持ちをすぐにでも返信しなければならないと感じました。
金曜日の朝の時間は週末の片付けを行います。
今ではもう慣れたもので「金曜日です」の一言で、金曜日→片付け(飾り棚、お道具箱)→整理整頓→今日は飾れない日とタスクを広げられるこども達に成長を感じます。
半年前までは金曜日の朝の年上のこども達の姿を見てもピンと来ず、保育者から片付けや整理整頓を促されていた3歳児が今では自らお道具箱を持って中身を保育者に見せる姿があります。
継続は力なりということわざの意味を常々感じさせて頂く事の多さに感謝出来るのはこども達の成長あっての事だと感じます。
家庭では中々そうはいかないという声も毎年毎月毎週毎日…までとはいきませんが耳にします。耳にせずとも毎年毎月毎週毎日そう感じる時もあるかも知れませんが、園という家庭とは違った環境で今過ごせている事や約束を守っている事は大変な事です。
「家に帰ったら、まずお菓子食べてテレビ見てお風呂入ってご飯食べてゲームして寝るよ」というこども達がいました。
家にはお菓子やテレビやゲーム、自分だけの好きなおもちゃ、空間がありますが(どれか一つでもこれ以上でも)保育園には、お菓子もテレビもゲームも無い上に、みんなのおもちゃ、みんなで過ごす空間、順番などがあります。
例えば、大好きな保護者がいない場所でこどもが一人で8時間も留守番は難しいと思いますが、友達や保育者がいる場所でならそれが出来ています。(留守番ではないですが)
お菓子やゲームが無くても自分だけのおもちゃがなくても過ごしています。
反対にゲームやお菓子が家にあっても一人ではいられないかもしれません。
そう考えると、今、園で元気に楽しく、時に一人では出来ない喧嘩や一人では教える事も教えてもらう事も出来ない事柄も体験しながら集団で過ごしている事の偉大さは計り知れず金曜日の朝にこども達が片付けを行っている姿は奇跡であり、無限にある奇跡の中のたった一部でしかありません。
奇跡の瞬間に立ち会いつつ、片付け後の誕生会を行いました。
「あと◯日で誕生日」と暫く前から言っていたので今日を楽しみにしていた事が表情と声と仕草で分かりました。
「大きくなったらカフェの店員さんになりたいです。珈琲の匂いが好きだから」
珈琲の匂いをずっとかぎながら仕事が出来る幸せを6歳にして気付くとは羨ましいという思いと微笑ましい思いとで、カフェオレの様な気持ちになりました。
誕生会後の室内では習字に向き合うゆり組のこども達が列を成し、園庭に行く時間になってもまだまだ行列が出来ていました。
※年長児も数名またやりたいと並んでいました
その為、冒頭の「お外行かないの?」に繋がってしまいます。
園庭では竹馬をやるこどもがおりました。
支えがついているものですが、一生懸命一歩ずつ歩いています。
保育者も一緒に行うと「でか」っとこども達が口々にいいます。
そして、「弓矢だ」と言います。
「敵だー」とごっこ遊びが始まりました。
こっちは竹馬の練習を、あっちはごっこ遊びを。
2つ同時に進行していく方が竹馬に乗るよりもとても難しいと感じた園庭の時間でした。k.y


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