◆1月4日(火)の子どもたち
2022年01月04日 火曜日
◆久しぶりだね(つぼみ)

新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
久しぶりに会った子どもたちの顔はあっていなかった間にきっとたくさんの人と出会って、少し大人びたように感じました。
久しぶりの登園ということもあり、中には保護者と離れるのが嫌で泣いてしまう児もいましたが、担任の顔や見慣れた職員の顔を見て安心してくれたようですぐに遊び始めたり、朝のおやつを食べたりと今までのルーティンを思いだしたようです。
園庭に出ると「待ってました」というような子どもたちの気持ちが靴を持ってくる速さに出ていました。
靴を履いてさあ行こうと出ると滑り台や砂場、大門のあたりと今まで楽しんで遊んでいた場所を巡り始めます。大門のところではシャベルで叩き、音を鳴らすことや鍵を上下に動かすのを楽しんでいました。
築山のところでは、「あっ」と指を差して「ばすー」と来たことが嬉しくて保育士や他児と一緒にみて盛り上がっていました。「ばすいっちゃったねー」と保育士が言うと寂しそうな表情で「ねー…」という子ども達。しかしまたバスが来るとニコニコ笑顔で、子ども達の表情がコロコロと変化し可愛らしかったです。
園庭にいるサルの像やプランターに植えてある花と園庭にあるものに対して気になり始めたつぼみ組の児達はサルの像に向かってぺこりと頭を下げて挨拶したり、撫でてあげたり、「さるー」と話しかけてみたりとまるで誰かと関わっているかのような反応を見せてくれます。花に対しても同じように話しかけたり、撫でたりと大切なものとして接してくれているようでした。そんな一つ一つの動作に子どもたちの休みの間の成長を垣間見ました。
これからも子どもたちの成長を楽しみながら見守っていきたいと思います。
(I.H)


◆変わらずの笑顔で (ふじ)
塊を集めて、今度は潰して
あけましておめでとうございます。
新年を迎え、今日は久しぶりの登園となりました。久しぶりではありましたが、みんな泣かずに保育室に入り、中には、新年のご挨拶を言ってくれたり、みんな去年と変わらずの笑顔を見せてくれました。
いつものように、朝のおやつを食べて、園庭に出て遊びました。大門前の山は、表面の土が凍ったり乾いたりで固まっていて、掴めるようになっていました。それを石と思ってか、拾って見せに来た○くん。どこにあったのか聞くと、山の表面へ連れて行ってくれました。すると、バケツを持って来て、その塊をどんどんバケツに入れていました。次々つまんで入れたくさん集まると、今度は大門前の地面に座り、バケツの中のその土の塊をつまんで取り出し、潰し始めました。真剣な表情で塊を潰すことを楽しみ、地面にばらまいていました。
ローラー滑り台では、『車走らせ遊び』が始まっていました。砂場用の車を滑り台の上から滑らせ遊んでいました。それまでは、色々な場所を走らせていて、最後ローラー滑り台に到達したようです。数人で、「それー」と掛け声を出し盛り上がり。また、より高い所から滑らせようと、背伸びをして高い所へ車を置いたり、長い距離を走らせようと考えてる子もいました。
ふじ組として過ごすのも、あと2ヶ月となります。これからの子どもたちの成長がますます楽しみです。
今年もよろしくお願い致します。(T.Y)
「かたまり、あった」
車を走らせて「それー」
◆久しぶりの合同保育楽しみました。(きく・たんぽぽ)
仲良く手を繋いで遊びました。
明けましておめでとうございます。
年が明けて子どもたちの笑顔で元気な姿が見られて保育士も元気をもらいました。
今日は、子どもの人数が少なかった為きく・たんぽぽ合同で過ごしました。
園庭では、子どもたち同士で手を繋いでトランポリンをしたり砂場で〇ちゃんが「ケーキ作ってるんだ」と言うと、△くんも「△くんも作る」と言って楽しくケーキ作りをしていました。△くんが「これ貸して」と聞くと△くんが「いいよ」と貸してあげていました。
園庭にいる時にトイレに行きたくなったらちゃんと保育士に「おトイレに行きたい」と伝えてくれます。
午前から、きく・たんぽぽ合同で遊ぶことが中々ないので部屋遊びでもみんなで仲良く楽しんで遊んでいました。大好きな粘土やブロックで遊び、作って完成したものを「見て」と言って保育士に見せてくれました。何を作ったか聞くと嬉しそうに答えてくれ、「ママとパパに見せるの」と飾っていました。
今年一年子どもたちの笑顔で元気な姿と成長が見られるのが楽しみです。
今年一年よろしくお願いします。(Y.H)
きく・たんぽぽ合同楽しい~!
みんな大好き粘土遊び!
◆おもち大好き (うみグループ)

だるまさんがころんだ。やりたーい。たのし-い。笑顔です
明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
久しぶりに会った子どもたち、とてもいい顔をしていました。お休み中、家族で楽しい時間を過ごせたことが伝わって来ます。
「おじいちゃん・おばあちゃんの家に行ったんだ」
「温泉に行ってきたの」
「新幹線に乗った」
「お年玉、たくさんもらったよ」
楽しい報告が止まりません。
朝の集まりでは、一人ひとつずつ『お正月に食べた美味しいもの』を発表してもらいました。
やはり『おもち』が大人気。他にも、手巻き寿司、カニのお鍋、おせち、チョコパン、ソフトクリーム。美味しいものがずらりと並びました。
「お雑煮も知ってるよ」とお正月ならではの食事も味わえたようです。
サンタさんにもらったけん玉・ベーゴマとお正月らしい遊びにも挑戦しています。
コマは上手になったけれど、けん玉がなかなかできない〇君。
「もうやらない」と眉が下がります。
コマ回しのときもそうでした。毎日毎日練習をしたら、今では軽く手乗せまでできます。
けれど、そのことは忘れてしまうのか「できないからやらない」と〇君。
練習すれば出来るようになっていくという経験をたくさんする中で、『これもがんばろう』と思えるようになってくれたらと思っています。
園庭には全員で行き、『だるまさんが転んだ』を楽しみました。
ルールを知らないもも組の児にも優しく教えるひまわり組の子どもたち。
動いてはいけないと面白いポーズで止まる△ちゃんや□ちゃん。
鬼になりたくて、ゆっくりと走り鬼の近くにいようとする◎ちゃん。
とても楽しい時間になりました。
今年も子どもたちときちんと向き合いながら、楽しいことたくさんしていきたいと思っています。(M.C)

うしろの方では、こんなポーズで止まっていました

1月は私のお誕生日。ケーキ作りに忙しそうでした。
◆お正月遊びといえば(にじグループ)

カルタ取りスタート
明けましておめでとうございます。
「おじいちゃんおばあちゃんのお家に行ってお年玉もらった」
「おせち料理食べた」
「神社に行って、唐揚げ食べたり甘酒飲んだりした。神様へのお願い事は近くのスーパーに書くのがあってそこで書いてお願いしたの」
「スキーに行ってホテルに3回お泊まりした」
「おばあちゃん家に行ってお年玉探しして、電子レンジの中から袋出てきて500円入ってた」
「おかまや(岡山)のおばあちゃんからお年玉もらったんだよ。ピンクの袋で、ママは男の子と女の子の袋だった」と子どもたちからのお正月話は盛り沢山。
発表する児は嬉しそうに話してくれるので聴いているこちらもとても幸せな気持ちになりました。
集まりの後は、お正月遊びをしました。
お正月遊びと言えば?との問いかけに「カルタ」「コマ」「羽付き」「凧揚げ」「おみくじ」と子どもたちから出ました。今日はこの中からカルタ取りをやってみました。
いつもとは違って大きなカルタを用意しました。
子どもたちで床に並べてもらいみんなでカルタ取りです。保育者の言う言葉をよく聞いて勢いよく取っていました。年少児も年中、年長児に負けず参加していたのが印象的でした。
お正月遊びを通して、伝承遊びの面白さ楽しさなどを共有していけたら良いなと思います。
カルタ取りの後は全員で園庭へ。
だるまさんころんだ、氷鬼、砂場遊びなど新年初日も元気いっぱい身体を動かしました。
新しい年の訪れと共に、今年度も残り3ヶ月。
一人ひとりの今を大切に受け止め、楽しく安心して過ごせるよう見守っていきたいと思います。
本年もよろしくお願い致します。(O.Y)

集まりが始まる前。「久しぶりだね」と会話する年少児。微笑ましい場面でした

だるまさんがころんだ
◆駄目な先生(そらグループ)

新年あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
そらグループ担当一同
本日から新入園児(女子)がそらグループゆり組に加わりました。
そらグループ合計39名です。
おままごととレゴが好きだそうです。
温かく迎え入れて頂ければと思います。
三が日が明けたばかりの今日は、誕生児もいた為、朝の時間は新入園児紹介と誕生会で持ちきりでした。
眠そうで眠くない少し眠そうな表情のこども達を見ると安心する自分がいます。
3日と言わず7日まで正月が続いていれば良かったなという様な表情や、まぁ休みも良いけど保育園も悪くないと言った表情など様々でした。(大人もこどもも)
「鎌倉作ったんだよ」
「雪遊びした」
「ホテルは最高だった」
「金沢に行ったんだよ」
「群馬に雪があった」
「おせち食べたよ」
「お店で買ってきたおせち」
「小学生になったら勉強頑張るよ」
「水泳頑張る」
「英語頑張るんだ」
「今日の僕は65パーセント」
「初詣行ったよ」
「クリスマスの発表頑張るの」
「2月のバレエの発表頑張るの」
沢山の報告がありました。
一ヶ月はその報告が続きそうです。
朝の時間は自由遊びとイベントですぐに園庭の時間となりました。
園庭ではモルックを行う子ども達がいます。
上手くいかず悔しがる子どももいます。
自分だけ的に当てられず0点のこどもが「みんなズルい…僕に謝って。僕だけ0点にさせるなんて許せない。もっと違う所に投げなかった皆んなが悪い」と憤って泣いてしまう姿もありました。周りのこども達が、ズルやルール違反をしたわけではない為、ゲームだから仕方がないのでは…?と諭してみましたが、その気持ちは揺るぎません。
次第に部屋に帰らなければならない時間になりました。
「どうして皆、僕だけ置いてくんだよ」と「皆んな優しくない」と更に憤ります。
一人の仲の良い友達が「大丈夫?またやれば勝てるよ、ご飯だし部屋に帰ろう?」と声をかけますが「いや」と言って首を横に振ります。
「早く僕に謝れ。点数を取った人達は皆んな悪いんだ、だからこうやって怒ってるんだ」と叫びました。
「そうか、そう思うんだね。それは分かったよ。じゃぁ君が点数を取っていて他のこどもが0点だったとした時に君に謝れって言ったら君は謝るの?」と尋ねます。
「僕は謝らない。何も言わない無視する」と答えました。
「モルックって自分の投げたい所に投げて良いゲーム?誰かの言う通りにしないといけないゲーム?」
「自分で決めていいゲーム」
「じゃぁ、皆自分の投げたい所に投げてたからルール違反ではないよね?」
「もっと違う所に投げなかったのがいけないんだよ、僕の投げたかった所に投げるから僕がやれなかったんだ、大体、外でやるからいけないんだ、部屋だったら僕が1番上手いのに」と、新たな不満と共に更にヒートアップ。
「早く、謝れって言ってるだろ、じゃないとこの靴をその顔に投げつけるぞ」
と言います。
「そうか、どうしてもその靴を投げつけたいなら投げて良いよ。そして投げた後落ち着いてお話ししよう。」
すると、隣で心配してくれていたこどもが言います。
「先生、僕お腹すいちゃったから先に戻って良い?」
「あ、ありがとうね、助かったよ」と伝えます。
「早く水を持って来い、どうして泣いているのに誰も水も持ってこないんだ、馬鹿な先生、ダメな先生、優しくない先生だな。皆もそうだ」
とヒートアップ。
「そうだね、水も持ってきたいんだけどもう園庭の時間おしまいでジャグをしまってくれたし、友達も他の先生達も部屋に戻らないといけない時間なんだよ。先生も君を一人にして部屋には戻れないよ、大切なんだから君が。ひとまず部屋に戻って話してみない?」
「じゃぁさっさと僕に謝れよ、悪い事したんだから謝れ」
「そうか、謝ってほしい気持ちは充分わかったよ。謝るのは簡単なんだけどもっと違う事を言いたいんだけどどうかな?」
「分かったなら謝れ」
「とりあえず落ち着こうよ。他の子にもその気持ちを伝えた方が良いと思うよ。謝って欲しい気持ち。他の子が謝りたくないって言うならその気持ちも君は聞けると思うし」
「先生も皆んなも悪い。優しくない先生だな、駄目な先生だ。馬鹿だ」
そう言った後、その子は暫く黙り込んでしまいました。
「先生は君と話していて一つ気付いたよ、君が上手く当てられなかった時に「大丈夫だよ次は当てられるよ」「まだチャンスはあるよ」「一緒に頑張ろう、じゃぁ、君だけ当たってないから2回投げる特別ルールにするのはどう?」って色々な事伝えていれば良かったと思うよ。そしたら今の気持ちより少しは楽だったんじゃないかなって思うよ。でもまぁ、それでも今と同じかもしれないけどさ。そんくらい負けて嫌だったんだなって。負けるのが大嫌いっていう気持ちが先生よりも沢山あるんだろうね。」
それを伝えるとポロポロと涙をこぼして動かなくなりました。
「とりあえず寒いし、お腹空いただろうし部屋に戻ろう?それでまた話したければ話してみようよ」
「…」(うん)と頷きました。
100度にまで上がった気持ちが今は36度の常温です。
部屋に戻ると周囲の子どもが言います。
「今日おかわりおしまいだって。全部無いんだって」
その一言にその子はまた崩れ落ち、マイナス2度まで下がりました。
「皆んなと食べたかった」
その一言に対し今度は質問します。
「そうだね、遅くなっちゃったからね、でもどうしてこうなってしまったのかな?」
「分からない…」
それに対し、様々な事柄を伝え、どうしたら良かったかも伝えていきました。
※時間を守る事だけではなく、帰ろう?と促された時に帰ればよかったかもしれないこと、外ではなく室内で話し合いをすれば良かったかもしれない事、配膳の先生に友だちと話があるからと給食を預かってもらえばよかったかもしれない事、食べた後に話し合いをする事など様々なかもしれない事を共有しました
説明や共有の中で腑に落ちない事柄は無かったかを尋ねると「無い」と頷きました。
クールダウンされた状態では冷静な対話が出来ました。
「おかわりはないけど給食は一人分、大盛りで取ってくれてるみたいだからそれを感謝して食べよう」
「うん…。」
「○○先生(給食)ありがとう」と配膳の先生に伝えにいっていました。
カレーのおかげで再び常温に戻った時、「さっき物凄かったけど、あの時のあの君は初めてみた君だったよ」と伝えました。
「あんまり覚えていない」と笑いながら答えます…
「お父さんお母さんの前でも、あの君が出てくるの?」
「いや、普通の僕かな」
「あの君が出てきたらお父さんお母さんなんて言うと思う?」
「絶対、めっちゃ怒られるよ笑」
「・・・だろうね笑」
素晴らしい新年の幕開けです。
駄目そうで駄目じゃない少し駄目な先生くらいになれればと一年頑張りたいと思います。
k☆y


Posted in 園のこだわり