◆12月23日(木)の子どもたち
2021年12月23日 木曜日
◆何の音かな (つぼみ)

今日も天気が良かったのでふじ組と一緒に大聖堂へ行き、「今年もありがとうございました」とみ仏様にご挨拶してきました。
大聖堂に向かっているとすぐにパトカーやバスに出会い子ども達の気持ちも盛り上がってきました。ふじ組の方が「ばすだー」「パトカー」と言って大興奮でしたが、つぼみ組の子ども達も真似をして指を差したり「バスー」と言って見たりとおしゃべりがとまりません。珍しく道路清掃車もブラシを回転させながら道路を通っていて働く車の歌をノリノリで歌うふじ組の子どもたちは更に大興奮です。つぼみ組の子どもたちはあまり見たこともないので音に驚いて後ずさったり、ポカンとした表情で見つめている児がほとんどでした。沢山の働く車に出会えた道中はきっと子どもたちにとって刺激的な時間になったと思います。
目的地の大聖堂に着き、み仏様が見える場所へいって、保育士の「あそこにみ様がいるよ」という言葉に反応し、大聖堂の中を覗く子どもたち。保育士と一緒に手を合わせてお挨拶しました。保育士が手を合わせて頭を下げると一緒に手を合わせて頭を下げていました。み仏様にバイバイをした後は広場で過ごします。
何度も来ている場所ということもあり散歩カーから出ると勢いよく走りだします。
よじ登ることが出来るようになってきたつぼみ組の子どもたちはベンチの隙間に指を入れてよいしょっとよじ登ることが出来るようになり、座ることが出来ると「ふふふ」と嬉しそうな表情をし、それを見ていた他児も続けてベンチに登ろうとします。この連鎖反応によってベンチは子ども達が一列に並んでいてかわいい光景になっていました。
道路が近いということもあり様々な音が聞こえてきてバスの音や聞いたことがない音がすると道路の方へ向かい「あっあっ」と言って音がする方向へ行き、保育士に抱っこされて道路を走る車を見つけると嬉しそうに笑っていました。
池にはメダカもいてちょこちょこと動き回るのを目で追ったり、指を池に入れて冷たさに感じてみたりと五感を使って散歩を楽しみました。
子ども達にとって良い刺激になるようにこれからも様々な環境を提供していきたいと思いました。
(I.H)


◆今年最後の大聖堂へお散歩(ふじ)
何があるかな~ 探し中
吹く風は冷たいものの、気持ちのいいお天気なので、お散歩に行きました。
今日も二つのグループに分かれて出発です。
1陣のグループは、おやつ後にすぐに出発。
2陣のグループは、少しゆっくりのおやつタイムと防災訓練参加の後に出発しました。
行先の大聖堂は今年最後となるので、「一年ふじ組を見守りいただき、ありがとうございました。元気に過ごすことができました。来年もよろしくお願いします」と伝えに行きました。
み仏様にご挨拶した後は、広場へ移動しました。
△ちゃんは、蓮池を覗き込み「誰かいますかぁ~」と呼びかけています。すると、同じく覗き込んでいた児が「何かいる~」他の児たちも「いた、いた、ちょっと来て~」とあちこち移動しながら、みんなで『何かいる』を見つけようと探しまわって楽しそうです。
○ちゃんは、木の茂みに見つけた赤い実が気になります。地面にポロリと落ちている実に手を伸ばしますが、穴が開いてしまっているのが、ちょっぴり気になるようです。
枝についているような、赤くてつるんとしている、実が欲しかったようです。残念です。
他にも実が落ちている場所を知っている子どもたちは入口付近の場所へ移動し、実探し。
もうすっかり、探すのが得意です。あっという間に、どんぐりや枝付きの実を発見し、すでに手には持ちきれないほど、ポケットに保管です。
見つけるのが上手になっているので、同じタイミングで手を伸ばすこともあります。
夢中で探す♦くん。自分で見つけた実を*くんに「これどうぞ」と渡します。
先程見つけた実を♦くんが先に手にしたので、今度は譲ったようです。
そんな子どもたち同士での姿に、日々一緒に過ごしてきたから生まれている姿だと感じました。関わり合う姿、関わろうとする姿、気持ちを大切に見守りつつ、過ごしていきたいと思います。(O.A)
見て見て これ見つけたの!

触りたい!取りたい!
◆ひと足早いクリスマスパーティ♪ (きくたんぽぽ)
「おにきめ おにきめ おにじゃないよ!」かくれんぼのオニの決め方。お兄ちゃんに教えてもらったのかな?
今日は、園庭遊びの後に、楽器遊びをしようと予定していたので、そのことを子どもたちに伝え、いつもより早めに園庭に出ました。「寒いからたくさん走ろう!」と声をかけると、まだ誰もいない園庭を、よーいドンと走り出していったり、トランポリンでジャンプしたりして、体を温めました。保育士のお尻にしっぽが生えているのも発見し、尻尾とりゲームも始まり、さらに元気いっぱいの子どもたちです。
やりたい遊びがあると、保育士を誘ってくれます。「かくれんぼしよう!」「葉っぱをさがそう!」身体は1つしかないので、すぐに全てのお誘いにこたえることはできませんが、後になっても「葉っぱ、見つかった?」と一言声をかけたりするなど、一人ひとりの気持ちになるべくこたえられる様にしています。
かくれんぼをしていると、大型遊具の奥のほうから泣き声が聞こえます。探してみると、太鼓橋の裏側で泣いている◎ちゃんがいました。ぶつかったのに謝らないと※くんを叩いてしまい、※くんもそれに怒った・・・ようです(後から聞いた話)。二人ともなかなか出てこないまま、時々周りの子が様子を見に行ったり。。どうしようかな、声をかけようかなと迷っていると、中から「ごめんね。」と声が聞こえてきて、◎ちゃんと※くんが一緒に出てきました。改めてお互いの話を聞き、そういうことだったのねとそれぞれに共感、ごめんねを言い合い、すっきりした表情でまた遊びに行きました。
一緒に遊ぶことが増え、色々な感情が複雑になってきたからこそ、このようなトラブルもあちこちで起こります。見守りながら、寄り添いながら、適度な距離感で関わり、子どもたちが自ら対処する力が育っていくといいなと思います。
その後もしばらく遊んでいると、上から「シャンシャン♪」と音が。「えっ?何か聞こえる!サンタさんかな?」と保育士が声をかけ、2階ベランダを見上げます。サンタさんはまだでしたが、鈴を鳴らしている保育士の姿が見えました。楽器遊びの時間です。
「サンタさんに上手にお片付けしているところも見てもらおう!」と、園庭をぐるっと走って回り、落ちている玩具を拾うと、園庭がピッカピカに綺麗になりました。「サンタさーん、こんなに綺麗になりましたよー。みんなとってもいいこにしていますよー。」と、しっかりアピールもして、部屋に戻りました。
着替えやうがいをすませたら、廊下で一足早いクリスマスパーティの始まり。クリスマスソングに様々な楽器。手作りマラカスに、先日作った帽子もかぶって。。
トライアングルが特に人気です。綺麗な音がチーンと鳴るのが嬉しくて、真剣な表情で何度も鳴らしています。あれもこれもやってみたくて、全部抱えている子もいて、笑ってしまいました。
楽しい楽器の音色と子どもたちの可愛い声は、サンタさんにきっと届いたはずです。「サンタさん来るかな?来るよね?!」と子どもたちの目はキラキラ。明日が楽しみです。
(T.M)
妖精たちのクリスマスパーティ♪
サンタさんに届けー!
◆きれいになった (うみグループ)

まずは、自分のお道具箱をきれいにします。
「2021年、育子園に来る日はあと何日?」
朝の集まりで子どもたちと一緒に数えてみました。残り僅かな登園日、今日はみんなでうみグループの部屋の大掃除をすることにしました。
全員が必ずする事「自分のロッカー、お道具箱、飾り棚の片付け。そして雑巾で拭くこと」
ロッカーは、かご、ジャンバー、帽子、リュックを出してから拭くこと。
お道具箱や飾り棚の中をきれいにしてから雑巾で拭くこと。
雑巾の絞り方。終わった雑巾は、どこに片付けるのか。
ひとつひとつ確認してから、大掃除がスタートしました。
保育士の話をよく聞いていた〇君。ささっと飾り棚の玩具を片付け始めます。
雑巾を力いっぱい絞る☆ちゃん。「自分のところきれいになったから、ここ拭いておくね」
と床、玩具棚次々と共有スペースをきれいにしていってくれます。
「お掃除しない」と言っていた△ちゃん。
気付けば一番最後まで雑巾片手に、部屋の隅々まできれいに拭いてくれました。
『自分たちがいつも過ごす場所を自分たちできれいにする』
意欲的な子どもたちでした。
途中、防犯訓練もありましたが、すぐに集まり安全に避難することができました。
ひまわり組に新たなブームが訪れました。
『なわとび』です。
寒くなってくるとなぜだか、流行り出す遊び。
ひとり縄跳びに続いて、長縄も提供してみました。
「ゆ~うびんやさん、おとしもの」と歌声が響き、次々跳べる回数が増えていき、最高記録46回。
最初1回しか跳べなかった※ちゃんは24回跳べるようになりました。
挑戦する気持ち、応援したいと思います。
もうひとつ、訪れそうなブーム「うちゅうについて」
ひまわり組の◎君の疑問『地球は何からできてるの?』これに応えるため、他グループから図鑑を借りてきました。
読み漁る子どもたち。答えはまだ見つかりませんが、新しい発見は沢山ありました。
ひとつひとつ紙に書き出していき、たくさんの発見をしていけたらと思います(M.C)

みんなで縄跳びジャンプ。

へぇ~すごい。図鑑を見てみたら、たくさんの発見がありました
◆協力(にじグループ)

今日は数字のカードを使って、色を見つけるゲームをしました。
年長児・年中児・年少児一人ずつの3人チームでおこないました。
カードの表には赤・オレンジ・黄色・黄緑・緑・水色・青・紫・ピンクに分かれた蝶々や積み木が描かれています。そして裏には数字が書いてあります。
表に描かれている色を裏の数字の数だけチームで探しに行くゲームです。
年少児がカードを引き、年長児に手渡してゲームがスタートしました。
年長児はどこにどんな色のものが置いてあるのかすぐにわかるため、年長児だけで見つける方が簡単なはずです。それを思いながらも「○○持ってきてくれる?」「黄色探そう!」と年少児に歩み寄り、一緒に探す姿が印象的でした。
いつもなら集団での活動には消極的な年少児も、年長児・年中児と一緒にいられることが嬉しいのか、積極的に参加する姿が見られ、楽しそうな笑顔を見せてくれました。
「年長さん疲れたかな?」と最後に聞いてみると「疲れないよ!だって○君がちゃーんと持ってきてくれたもん!」と、年少児を褒める姿も見られ、こちらも嬉しくなりました。
2〜8までの数のカードだったため、数が大きいほど見つけるのは大変ですが、最後まで諦めずに3人で協力して探す姿はとても素敵でした。
最後の片付けでは、違うチームのものも片付けてくれたり、「これやってあげるー!」と年少児も年中児も年長児のように声をかけ、助け合う様子が見られました。
明日は子どもたちが待ちに待ったクリスマスイヴです。
サンタさんに会えるのか…どんなプレゼントをもらえるのか…ドキドキな子どもたち。
明日もみんなで楽しめたらいいなと思います。K.Y


カプラのツリー
◆あと2日(そらグループ)

朝の集まりで、今日の日付を確認すると、「クリスマスまであと少しだね」という子どもたちの声が聞こえてきます。「あと2日でクリスマスだよね」の「あと」まで言ったら、防災訓練が始まってしまいました。放送で音楽が流れると、すぐに机の下に潜ってしまうもも組の数人。ひまわり組のお姉さんたちが、「地震じゃないから机の下には行かないよ」と教えてくれます。それでも机の下にいるもも組には、よく放送を聞くように伝えました。12月にもなると防災訓練も慣れてきて、静かに座って待っている子どもたちがほとんどです。部屋が暗くなり、カーテンが閉まると緊張感が漂います。点呼をとる時も小さい声で返事をして手を挙げてくれます。もも組で1人くらいは大きな声で返事をする子がいるかと思っていましたが、全員完璧にできていました。
点呼も終わり、避難解除の放送が流れと、子どもたちからは安堵の表情が伺えます。訓練ですが、子どもたちもそれだけ真剣に取り組んでくれている証拠だと感じました。
やっとクリスマスの話ができます。あと2日でクリスマスですが、子どもたちはクリスマスの準備はバッチリだそうです。「『クリスマス見たいから!』って夜起きてるとサンタさん来ないからね」と伝えると、「それは困る!」「ヤダ!」とあちこちから聞こえてきます。
このような雰囲気で今日もそらグループはクリスマスの話で持ち切りです。そらグループにはサンタクロースは来てくれるのか。子どもたちの元にサンタさんが来てくれるのか楽しみです。
園庭では、ボール遊びを楽しむ姿が見られます。上に投げてキャッチをする遊びや、ボールを持って走るだけのゲーム、サッカーなど様々です。ひまわり組の男の子とサッカーの勝負をしますが、とても上手で負けてしまいます。「強いね□くん」と伝えると、「当たり前でしょ」とドヤ顔をしていました。
クリスマスまであと2日ですが、園が休みになるまで、今日を合わせて4日しか全員揃う日がありません。今年1年悔いがないように子どもたちと遊び切りたいと思います。
F・A

ふじ組さん可愛いね

お姉さん力強い!

Posted in 園のこだわり