◆12月15日(水)の子どもたち
2021年12月15日 水曜日
◆何しようかな(つぼみ)

ツルツル滑るー
今日はきれいな青空が見え、園庭日和となりました。
「おつきさまこんばんわ」「だるまさんが」をみんなで見て、ミッキー体操をしてから園庭に出ました。絵本を見ているときには「わんわん(ねこ)」「あー」などの単語や声を出したり、ミッキー体操の時には手を大きく振ったり、体を揺らしたりと踊りから自信が満ち溢れているのが伝わってきました。
そして、お友達のことが気になり顔に手を近づけてほっぺをなでなでしたり、ギュッと抱きしめてみたり、手を繋いでみたりと室内ではより密な他児との関わりがくり広げられていました。
準備が終わりテラスに出ると嬉しそうに靴を履いてドアから駆け出します。
大半がまずは滑り台に行って滑ってからまた違う場所へと向かいます。
「ばあ」と滑り台の小窓から顔を出したりして保育士との関わりを楽しんだり、他児がどんどん滑り台を滑っていくと「つぎは私」と言うように後に続いて上手に滑っていきました。
他児や保育士のやろうとしていることに興味津々の子どもたちはよく周りを見たり、面白そうなことをしようとしているというアンテナがよくたっていて、新たな遊びを見つけることも上手です。
〇くんは砂場の車の型抜きを持って大門のところへ行き、大門の形がレールや道路に見えたようで「ブーン」と効果音を付けながら車を走らせて遊んでいました。
ベンチのところではふじ組の児達がパーティーをしていてスッと空いている席に座って一緒にやり取りを始める△くんの姿がありました。
クラスの枠を超えての遊びを通しての関わりもどんどん増えてきたように感じました。
しばらくして。まだ遊び足りない児達は園周辺をお散歩と給食を食べる児達に別れました。散歩カーに乗ってぐるっと一周だけですが、沢山の働く車に出会い、珍しいショベルカーやクレーン車も見ることが出来て、子ども達の目はキラキラと輝いたり、口をポカーンと開けてみていたりと様々でした。
様々な物や人との触れ合いの中で子どもたちが日々成長していく姿をこれからも見守っていきたいと思いました。
(I.H)

かわーと大きな声で言ってました

可愛いね
◆いろいろとブームが来ています(ふじ)

「も〜い〜よ〜」ぼくたち、隠れてます!!
昨日のブログでも上げたように、ふじ組ではかくれんぼブームがきています。
今日も「かくれんぼする」と保育士を誘ってくれました。
昨日も参加していた子はルールも覚えていて、「もういいかい」「もういいよ」のやりとりも上手で、その子達にリードされるようにかくれんぼは進んでいきます。
保育士が隠れると、手で顔を隠したり、木に顔をくっつけて「い~ち、に~い、さ~ん…」と数を数え始める子どもたち。
10まで数え終わると「も~い~かい?」も忘れません。
自分で「ま~だだよ」と答えてしまったり、「も~い~かい?」と同時に走って探し始めてしまう子もいましたが、ほとんどの子は、ちゃんと「も~い~よ」の返事を待って探し始めていました。
見つけると嬉しそうに「み~つけた」と言ったかと思うと、「かくれんぼする!」ともう一回やりたいとアピール。
なかには、「(見つけられて)すごい!!」「●●せんせー、かくれて!」と自信満々に言ってくる子もいて、本当にハマっていることが感じられます。
役割を交代しても同じで、「も~い~よ」と答えた後は、みんなが来ることを気にしながら待っていて、見つかった時も嬉しそうに「見つかった~」と言ったりして、とても楽しそうでした。
もう一つのブームはおままごとです。
保育室でも毎日のようにパーティーが開かれていますが、今日は園庭で繰り広げていました。
初めは保育士に型抜きでケーキを作ってもらい、「わ~、いただきま~す」としていたのですが、しばらくすると、自分たちでケーキを作り、今日はチョコレートまで作ってしました。近くで様子を見ていると、「どうぞ」「いただきま~す」「もっとちょうだい」と言葉のやり取りもしながら、お互いに食べさせ合い、「おいしい~!!」の反応に笑顔で答えていました。
近くで見ていた保育士に気付き、恥ずかしそうにするしながらも、「どうぞ」とごちそうしてくれ、「おいしい~!!」「ごちそうさま!」というと、次々に口にチョコレートを運んでくれました。
あまりの楽しさに、「帰らない~!」と大泣きをしてしまうほどのハマりようで、続きは保育室に戻ってからやろうと説得をして入ってくるほどでした。
ひとり遊びがら、少しずつ保育士や友だちと遊ぶことが増え、今は簡単なルールのある遊びやストーリーのある遊びが出てきたふじ組の子どもたち。
次はどんなブームが来て、みんなで楽しむんだろうと考えると、一緒にいる保育士もワクワクしてきます。
子どもたちと一緒に今のブームも、新しいブームも楽しんでいきたいと思います。(E.Y)

「い〜ち、に〜…。も〜い〜かい」
「ちょうだい」「どうぞ」「あ~ん、もぐもぐ」とやりとりも楽しそうでした。
◆その瞬間を見逃さない (きくたんぽぽ)
「あーなたのおなまえは?」
毎日、子どもたちと過ごす中で大切にしていることがたくさんありますが、身の回りのことなどができたとき、その瞬間を見つけて褒めるようにしています。タオルを丁寧にたためたとき、口を丁寧に拭けたとき、手洗いで水で遊ばず洗えたとき・・・。こうやって欲しいなあと思ったことを「これやって。あれやって。」というのは簡単ですが、できたときを見逃さず、「上手に~できてたねえ。」と褒めることで、言われたことをやるだけでななく、自らやろうという気持ちが育っていくのかなと思います。保育士数人に対して、子どもは18人、一つひとつの動きを全て見逃さず褒めていくのはもちろん難しいですが、いつも子どもたちを丁寧に見守りながら、一人ひとりの「あっこれできた!」に寄り添っていきたいです。
朝の集まりで、一人ひとり名前を聞いていきました。「あーなたのおなまえは?」とボールペンのマイクを向けると、元気に名前をこたえてくれます。少し前から、自分の名前をフルネームで言える子が増えているのですが、今日も初めてフルネームで名前を言えた子がいました。「あらー、素敵なお名前。上手に言えたねえ。」と保育士が大げさに褒めてみせると、照れ顔の◎ちゃん。まだ言えない子も、保育士が一緒に言ってあげると、嬉しそうにこたえていました。子どもたちから保育士にも「おなまえは?」と聞いてくれ、フルネームでこたえると、「えーっ、そうなの?」とニヤニヤしています。遊びの中でもできることが増え、ますます自信をつけています。
園庭では今日も、追いかけっこ系の遊びが人気です。「オオカミさん今何時?」をしていると、「△くん、りょうしになるから。」と△くん。朝読んだ「あかずきん」のお話に出てきた猟師さんを覚えていたようです。オオカミ役の保育士が子ヤギ役の子どもたちを追いかけていると、△くんが後ろから追いかけてきて、「チョキチョキ。」「石を入れるよ。」とちゃんと猟師役をやっているのに驚きました。保育士が「お腹が重いぞ。。」と池に飛び込む真似をすると、満足気にニヤニヤしていました。また、新たな役が増え、ごっこ遊びと追いかけっこの両方を楽しんでいます。
「しっぽ取り」ゲームもしてみました。しっぽに見立てたひもを一人のズボンに挟み込み、しっぽを取られたら負けというゲーム。わかりやすくて、楽しくて、人気になりました。逃げる役の子がかなりすばしこくて、「暑い!」と上着も脱いで、園庭中を走り回りました。まさに「子どもは風の子、元気な子」です。
(T.M)
今日はウッドデッキの上が子ヤギの広いおうち。
しっぽをとっちゃうぞ~。まてまて~。
◆クリスマスにはおくりもの(うみグループ)

子どもたちの欲しいもの。
「サンタさんにリカちゃん人形頼んだの」
嬉しそうに教えてくれる女児がいました。サンタさんに宛てたお手紙もたくさん書いています。期待でいっぱいの子どもたちに「クリスマスにはおくりもの」という絵本を読みました。そして、一人ずつ『どんなおくりものがほしいのか?』インタビューしてみました。
みんなの前で堂々と答えます。
「可愛いお洋服が欲しいの」と答えてくれたもも組の☆ちゃん。
「ラジコンが欲しい」と答えてくれた△君。
「○○も話したい」みんなに教えたくて仕方のない○くん。やっと順番が来てみんなの前へ。「ヘラクレスオオカブトが欲しいです。」と教えてくれました。
女児に人気なのは、シルバニアファミリー、リカちゃん人形。
男児に人気なのは、レゴ、ゲーム。
そこで、一人ひとり自分の欲しいものを絵に描いてみることにしました。
描くものはそれぞれ決まっています。けれど、それを絵に表すのは難しい様子の児もいます。
まずは、色を選びます。
「ブラックシンカリオンだから黒で描く。」
「ハヤブサだから緑かな。」
「ラジコンにはタイヤが付いてるんだ。」
「ジュエルリカちゃんだから、キラキラいっぱいつけたの」
自分でイメージを膨らませながら表現していく子どもたちでした。
最後に、緑・赤・黒の好きな画用紙の上に貼り完成。
お部屋のツリー前にみんなの絵を飾りました。
サンタさんに思いが届くといいなと思います。
今日は昨日に比べ暖かいと感じるほどでした。
ひまわり組は、他グループの子どもたちとボール遊び。グループ関係なく、同じ遊びをしたいという仲間が集まって遊ぶ姿が多くみられるようになってきました。
大人が介入して始まった遊びを、子どもたちだけでルールを決めながら楽しめるようにもなってきました。
トラブルが起こって、涙をみせることもまだまだ多くあります。それでも、気持ちを伝え合い解決できたり、出来なかったり。色々とありますが、良い関係です。
ゆり組の※くん。「おにごっこしようよ」と保育士を誘います。
二人でのおにごっこはつまらないと、友達を誘いに行きました。4人集まったと思ったら、「★★先生は入らなくてもいいよ」
自分たちで遊び始めました。
大人が入らずとも自分たちで楽しむ姿に成長を感じました。(M.C)

園庭に出る前に。サンタさんが来ますように

落ち葉の上は、フカフカで気持ちがいい
◆相手を思う(にじグループ)

どんな決まり手があるんだろう
集まりでの絵本は、人間の多様性、異文化を題材にした本にしました。
内容は子どもにも入り込みやすいように、唐揚げを主人公にしたお話です。“みんなちがってみんないい”それを伝えたかったのですが、子どもには唐揚げの印象が強く、話はこのあいだの遠足のお弁当の話で盛り上がりました。
それでもいいんです。少しずつでも、子どもたちの耳に残ってくれれば…と思います。
今日も相撲をしました。
「相撲がしたい」またこの声が聞こえてきたことを嬉しく思います。
マットの土俵作りはお手の物。やりたい児で協力し合います。
子どもの相撲を通しての姿は日々変化していきます。
前回までは、自分の取り組みや勝ち負けに集中していた児が応援席で、相撲をしている2人に「いい勝負」「2人とも負けるな」と頑張れの掛け声をかけてあげたり、拍手で応援するようになったのです。
負けた相手にも「うまい転び方だったね」と声をかけたり、何度同じ相手に負けても「もう一回やろ」と挑戦する姿やねばり強さがでてきたのです。負け続けていた〇ちゃんは、最後はついに勝ちました。勝った瞬間の笑顔はたまらなかったです。
審判も今までは保育者が行っていたものを、自分から「やりたい」と□ちゃん、▽くん。
「みあってみあってー」と言い方を2人で工夫しているかと思ったら、「今の技はなんだった?」「相撲の絵本持ってくる!!」と◇ちゃん。
互いに思い合う、思いやる気持ちも生まれ、相撲の決まり手や作法にも興味がわいてきました。
園庭では、「氷鬼やろー」と年長児。そのわきで年中児も氷鬼の“鬼決め”をしています。
保育者が“一緒にやればいいのにな”と思っていると、年長児が「一緒にやろうよ」と声をかけました。
大勢での氷鬼。鬼一人は大変だと気づき、途中で2人になっていました。
これも思いやりです。
e.y

三匹の子豚の“火”づくり

いってきまーす
◆迷路を作って遊びました(そらグループ)

朝から机と布団マットと毛布で迷路を作りました。机を動かし始めた所で、子ども達が感づき始め1人2人と子ども達が集まってきました。手伝いたくてウズウズしている子ども達は、椅子運びを手伝って机を動かしたところで、まだ迷路になっていないのに机の下に潜りこみだしました。迷路が出来るまでに壊れそうになり、お手伝いも人数制限にしてマット運びと毛布運びに分かれてやりましたが、自分のマットや毛布を持っていこうと下の方から探してくるから時間がかかります。それでも自分のものが使ってもらえてニコニコの子ども達です。迷路に風船を膨らませてくっ付けました。ちょっとした障害物です。迷路を抜けると、平均台のように渡っていくところも作りました。
迷路探検が始まりました。もも組の子ども達からです。躊躇なくドンドン入って行きます。風船の障害物など、何もないかのようにスムーズに出てきました。ゆり・ひまわり組の子ども達は、やっと回ってきた迷路に大喜びで入って行きます。「中で詰まってしまうから待っていて」と声を掛けられても待てない子ども達「まだ、まだ」と言って身構えています。そのうち、くっ付けていた風船が取れ、お土産に持って出て来る子が出てきました。「待ってこないで、中に入れておいてね」と言っても持ってくる子、そしてそれを持って入れに行く子とそれぞれ役割も出てきました。
もも組の子が入るのを躊躇していたら、「一緒に行こう」と誘ってくれたゆり・ひまわり組の子がいました。中は、狭くなっているのにお関わらず、一緒に入って行って出てきました。平均台の渡っていくところも手を繋いであげる子も出て来て、もも組の子ども達は「もう1回やる」とお姉さん達に甘えていました。お姉さん達の方からも「もう1回やる」と聞いてあげて「もうやらない」と言われると保育士に「もうやらないんだって」と報告に来てくれました。「やらないと言っているからもうおしまいにしてあげて」と言うと「分かった」と今度は、自分たちだけで並んでやっていました。
片付けまで、みんなでワイワイしながらやりました。楽しむだけでなく、小さい子と一緒にやってくれたり準備や片付けなどもみんなで出来ました。楽しく遊ぶだけでなく、やるたびに成長している子ども達に驚かされます。また、みんなで楽しんで迷路を作って遊びたいと思います。M・K
優しいお姉さんに手を持ってもらって、上手に渡れました。
中に入っていた風船、お土産に持って帰ってきてしまいました。

Posted in 園のこだわり